◆3月19日(月)の子どもたち
2018年03月19日 月曜日
◆ お友だちへの意識(つぼみ)

今日は園庭であそびました。
最初は砂場・すべり台付近にみんな集まるように遊んでから、徐々に範囲を広げてそれぞれ好きな場所へ。
道路側のフェンスには乗り物好きの男の子たちが必死にフェンスにつかまりながら車を見て楽しんでいました。
そんな後ろ姿を見ていると、私の後ろから「ばぁ~!」という声が聞こえたので見てみると、トランポリン横の小屋の中に隠れては出る・・を繰り返す〇ちゃんたちの姿がありました。
そんな楽しそうな姿に誘われてか、それに続くように近くにいた子どもたちも中へ入っていきました。
中からは「きゃきゃきゃっ」と楽しそうな声が聞こえてきます。壁に開いている△の形をした穴からみんなの名前を呼ぶと、穴の存在に気付くと順番に覗き込み、いつもとは違った視界に大興奮の様子でした。反対側に回り込み覗き込んで「おーい」と呼ぶ姿は保育士と全く一緒。上手に真似をする姿が微笑ましいです。
お友だちがいる場所に自然と向かい、真似をしたり、お友だちの後ろを追いかけたりする姿が今日はあちこちで見られとても印象的でした。
そして、いろんなところで優しい手が差し伸べられていました。山を下りようとする子をお姉さんたちがしっかりサポートしてくれたり、転びそうな子を支えてくれたり。
頼もしい存在がいっぱいいます。
しっかり足元まで見てくれるお姉さんに子どもたちも安心しているようで、手をギュッと握りながら歩く姿にこちらまで心あたたまりました。
S.S


◆子どもの思いに寄り添って・・・ (新きく/ふじ)

ももたろうのお話を見ました。「ももたろうさん、なんでこんなに強くなったと思う?」「・・・」「ごはんをたくさん食べて、大きくなったから強くなったのかもしれないね。みんなもごはんいっぱい食べたら、ももたろうさんみたいに強くなって、鬼とかやっつけられるね。」と話すと、ウンウンと聞いている子どもたち。この一年で、いろんなものを食べて、何センチも大きくなったなあと改めて実感します。
園庭に出ました。らせん滑り台の上の山によじ登る数人。上から「おーい!」と大きな声で呼びます。手足の力もついてだいぶたくましくなりました。
男児3人は、追いかけたり追いかけられたり、散歩カーの後ろに隠れてみたり。「こうしたらどうかな?」「○くん、葉っぱ上からかけて。」などともだち同士のやりとりもしっかりできていて、そこにはもう保育士は必要ないようです。ずっと一緒に遊んでいました。
春を迎えた園庭には、色々な花が増えてきました。花壇の中に咲いている花を摘んで見せてくれた△ちゃんたち。花壇の中の花は摘んではいけない約束があるのですが、今は、花をきれいと感じたその気もちを大切にしたいと思い、「おはな、きれいだね~。あんまりたくさん取ると、お花さんも痛い痛いになるから、これぐらいにしようか。」と話しました。せっかく摘んだ花、お水に挿してあげようと水を入れたカップを持ってきて、「ここに入れると、お花さん喜ぶよ。」と差し出しました。カップに入れた花を見て、「きれいだね。」と言っていると、さらに鉢植えのパンジーを取ってきて、ニコニコと水に挿して得意げな△ちゃん。「あ・・・、きれいね~。もうたくさんあるから、そろそろ大丈夫。」と苦笑の保育士。難しいです。
年度末まであと2週間。今週も子どもたちの成長を感じたり、春を子どもたちと一緒に楽しむ一週間にしたいです。
(T.M)


◆ エプロンシアター(たんぽぽ/ふじ)

3月半ばになり子どもたちも新しい環境に慣れてきて生活の流れもスムーズになってきました。
今日は『牧場の合唱団』と『さんびきのこぶた』のエプロンシアターをみました。牧場の合唱団では動物を手で表現しながら曲に合わせて踊り子どもたちも慣れ親しんだ内容だったので「つぎはモーモーだよ」「つぎはぴよぴよ~」と言って楽しみました。
「おおかみは?」とオオカミのリクエストがありさんびきのこぶたのお話も見ました。〇ちゃんはオオカミが出てくると手で顔をかくし背中を向け「こわい」と。でも見たいので振り返り手の隙間からチラチラ覗いている姿がありました。レンガの家を作るとき子ども達にも手伝ってもらい、「レンガをのっけてセメントぺた」とリズムに乗って演じると子どもたちも同じ動作をしながら楽しんでくれました。
園庭遊びでは耳の横に手を当てている子が2人いました。ぶつけたのかな?駆け寄ろうとしたのですが、痛がったり相手に怒ることなく同じ方向を向いていたので少し離れて様子を見ていました。
耳に手を当てながらモゴモゴ何かを言っている様子。なんと携帯電話で話している真似をしながらお友達と同じ方向を向いて「はいはい。わかりました。」と話していました。2人の会話は成立していませんでしたが同じ遊びを楽しめるようになったのだと成長を感じる場面でした。
(K☆H)


◆ 年長児と過ごしてきた日々(新うみグループ)

土曜日に年長児の卒園式が終わり、園庭にでると年長児と久しぶりに会うことができました。
名前を呼び合いながら手を振ったり抱きついている姿もあり、とても嬉しそうでした。
ゆり組の〇くんが「先生、追いかけっこしよう」と誘ってきてくれ、追いかけていました。
すると、もも組の△ちゃんが「タッチー!」とし、鬼ごっこのようになりました。
そこに、年長児が「なにしてるの?」と何人も集まってきてくれて、今度は氷鬼が始まりました。
「鬼決めしよう」とみんなで靴を合わせた時の3色の帽子が集まった様子や、年長児の遊びに一生懸命についていこうとする子どもたちの様子を久しぶりに見て、一年間の思い出を振り返ると共に年長児と過ごす時間もあとわずかなのだなと改めて感じました。
もうすぐで進級し、ひとつ大きくなるということに期待を持ちつつ、年長児と過ごした日々も子どもたちにとって大切な思い出となってくれていると良いなと思いました。(B・K)

◆ 頑張っています (新にじグループ)

朝の集まりでは子どもたちとダンスを踊りました。
『あいにきてあかずきんちゃん』の曲は2歳児の子どもたちも聞き慣れてくれたのか曲がかかると集まりの場所に集まってくれます。
「もっとおどりたい」という要望から『まじめ忍者』も踊りました。
「これなら踊りたい」という年少児の男の子。
赤ずきんちゃんの踊りはかわいい歌や踊りです。
まじめ忍者はかっこいい踊りです。
恥ずかしいという気持ちが芽生えてきたのかもしれません。
一人一人の姿に合わせて踊りのバリエーションを増やしていきたいと感じました。
室内遊びでは、自分たちの好きな遊びを始めます。
大人気のビー玉転がしでは、2歳児の子どもたちで集まってコースを作っていました。
コースを作るのはとても難しいです。
そのため、自然と作る人・それを見守る人という役割分担がされていました。
準備ができると「ビー玉かしてください」といいにきてくれます。
お約束が4つあります。
・お口にいれない
・お友達に貸さない(貸してしまうとなくした際に困るため)
・失くさない
・終わったら先生に返す
この4つのお約束をしっかり言えるようになった2歳の子どもたち。
言えても約束事として理解までは難しいと思います。
保育者も近くで見守り、その都度関わらせていただきたいと思います。
しかし、今日は保育者に混じり年少児の二人がビー玉転がしをする2歳児の子どもたちを見守ってくれていました。
「やってごらん」「できたね」
と優しく関わってくれていました。
園庭では年長児と一緒になって追いかけっこやお話をしてみたり、甘えたり、楽しんでいる様子でした。
どの子どもたちも新しい環境になれつつも以前の環境での姿も出てきたりと頑張っています。
園でも様々な場面で褒めていきたいと思います。
(A,Y)


◆ あと少し (新そらグループ)

今日は今年度最後の身体測定を行いました。
一人ひとり心も身体も大きく成長した一年間となったと思います。
移行期間も4週間目となり、新もも組は随分とそらグループのお部屋に慣れ、遊びを見つけて思い思いに遊ぶ姿があります。
新ゆり組、新ひまわり組の子どもたちも一つ学年が上がる事への喜びや期待が大きいようです。
午前中の園庭遊びでは、同じ学年同士で遊ぶ中で、お互いを高め合ったり認め合う姿が多く見られました。
また、先日卒園式を終えたひまわり組の○君。
2月まで一緒に生活をしていたゆり組の□君と真剣に会話をしている姿がありました。
聞こえてくる会話が気になり、近くでそっと様子を見てみました。
〇君「いいか、あと2週間しかいないから。」
□君「うん、うん。」
○君「わかる?出来る?」
□君「うん、うん。」
と何やら素敵な会話が聞こえてきました。
「年下の子を守ってあげてね」というような会話かと思いきや、仮面ライダービルドを伝授するための会話でした。
その後も○君は、年下の子と一緒に遊ぶ姿が見られました。
子どもたちにとって、ひまわり組のお兄さんお姉さんたちと遊べるのも残り数日間なんだなと思うと寂しさがこみ上げてきます。
一日一日を大切にして、ひまわり組との思い出が一つでも多く出来る事を願いながら、寄り添っていきたいと感じます。(O.Y)

◆ あと2週間。(ひまわり組)

卒園式、謝恩会と本当にありがとうございました。
今日登園してきた子どもたちは、「なんで卒園式したのに、また育子園くるの?」と不思議そうに言っていましたが、卒園式は楽しかったと口々に言っていました。
育子園での生活も、残るところあと2週間。
残りの時間、育子園でやりたいことをやっていこう、お友だちに伝えたいことを伝えていこうと話しました。
そして今日は、最後の英語教室の日でした。
2つのグループに別れて参加しました。
英語の音楽に合わせて一緒に歌い、体を動かしたり、踊りました。
塗り絵の絵を見て、数を英語で数えたり、好きな色で塗り絵を楽しみました。
今日が最後の日だったので、モニカ先生に「Thank you」とみんなで大きな声でお礼を言い、終わりました。
一年間を通して、英語の歌に親しみ、楽しく参加していた子どもたち。講師の名前もしっかりと覚え、呼んでいました。
小学校がんばってねとのメッセージもいただき、終わりました。
その後は園庭で遊びました。
園庭に出るとすぐ、たくさんの人数が集まり、氷鬼をしていました。
その姿からは団結力を感じます。
卒園式という大きな舞台もみんなで取り組み、終えて、さらに団結力、絆が深まった子どもたちだと感じました。
(H.K)


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