◆3月14日(水)の子どもたち
2018年03月14日 水曜日
◆ ~見たい 歩きたい~ (つぼみ)

今日は地下鉄をみに、お散歩に行きました。自分の靴も少しずつ分かってきて、ベランダでは靴を自分で出して座って履こうとみんなが並んでいました。支度をして玄関でみほとけ様にご挨拶。なむ~と保育士が言い始めると、みんな手を合わせ始め、わざわざホールの前に行き、向かい合わせで立ってこちらを見てご挨拶をしたり(仏様役のよう)。
いよいよ出発です。何人かは保育士と手をつないで歩きました。歩き方もとっても安定してきました。乗り物を見たり、橋の上では、真下の流れる川を指差し見たり。無事に着くと、すでに電車が停まっていましたが、新たにまた電車がやってきて、手を振り、じっと見つめ、大きな音に驚き、楽しんで見ていました。
帰りもまた、何人か歩いて帰りました。また橋の上で立ち止まりました。じっくり川の様子を見たい〇くん、いち、に、と腕をフリフリ、どんどん歩いていきたい◎ちゃん。列が離れそうになりながらも、それぞれの欲求をみたしながら、お散歩は続きました。パトカーが現れ、ウーウーと指さし訴える、△くん。たくさん歩いて、園に着いてからも、少し園庭であそびました。
砂場遊びの中、お水を飲んで水分補給をしました。お水の冷たさを感じて思わず顔をクシャ―とする子も。今日は暖かく、お水をおいしくよく飲んでいました。(T.Y)

◆ みんなでお散歩 (きく/ふじ)

今日は本五ふれあい公園にお散歩に行きました。お散歩カーに乗る子、行き歩きたい子はお友だちと手をつないで歩いてみました。お友だちと嬉しそうに手をつないで楽しそうにニコニコで歩いている子もいました。歩き方もそれぞれでゆっくり歩く子、どんどん進んで早く歩く子や周りにある建物や車様々なものを見て感じたことを保育士に教えてくれる子もいました。
「本五ふれあい公園」に到着すると、入ってすぐのところにごみ収集車とトラックが止まっていました。子どもたちはすぐに反応して「見て~ごみ収集車いたよ!」と喜ぶ子どもたち。働く車を見ながら公園の芝生があるグラウンドに行き遊びました。広い芝生を元気に風のように走り体を動かす子どもたち。芝生の上に線がありそれに指を差して色を指さして「赤!青!」と色を言っていく子もいました。ちゃんと色の違いが分かっているようで驚きました。
芝生の隅に土がありその上に大きな石がありました。〇くんがそこで何やら大きな石を持ち上げていました。するとその石の下にダンゴ虫が隠れていました。ダンゴ虫を発見して喜ぶ〇くん。動いている小さな可愛らしいダンゴ虫を触ろうと夢中で手を伸ばしていました。自分で捕まえ大事そうに手に持って観察しながらもお友だちや保育士に「見てみて~ダンゴ虫だよ」と嬉しそうに見せに行っていました。
また石を握り両手を前に出してお友だちに「どっちだ」と見せて楽しそうに遊んでいた子もいました。それを見ていた△くんも石を握り「どっちだ」と保育士に見せていました。△くんが前に出すのは、なぜか片方だけだったのですぐに分かってしまいました。しかし△くんは真剣で保育士とのやり取りをとても楽しんでいるようでした。お友だちの真似をして気分も上がり嬉しそうでした。
今日もいろいろな物を発見した子どもたち。これからも子どもたちと一緒に色々な物に注目していき楽しみながら関わっていきたいと思いました。帰りは交代して歩きたい子は、一生懸命に最後まで頑張って歩いてました。本当に素晴らしかったです。(T.S)


◆ 小春日和(新たんぽぽ/ふじ)

朝の出来事です。「せんせー!きれいなの、あった!」と驚いた表情で教えてくれたのは、〇君。何かな?と一緒に窓の方に近づいてみると、〇君の視線の先には、一本の木にたくさんの白い花。あったかくなってきて咲いたようです。近くにいた友だちにも伝えて「きれいね」と共感していました。〇君の「きれい」と感じ、それを分かち合おうとする心が素敵だなと思いました。
そんな小春日和の今日は、本5ふれあい公園までお散歩。歩く気満々の子どもたちは、手をつないでスタンバイしています。お散歩カーが好きな子どもたちは、お散歩カーに直行です。
道中もたくさんの花が咲いていました。「むらさき」「しろ」と、色の名前を言ったり、「おさんぽたのしいね」とお話ししたり、ウキウキ気分でお散歩です。
なんと公園は木の伐採中でした。クレーン車のように高いところで作業する様子を興味津々で見ています。「おおきくなったらのぼれるかな」「にいにのぼれるかな」「にいに6さいだからのぼれるかも」と、子どもたちの間で話し合う姿がほほえましかったです。
グラウンドの中に入り、たくさん走り回りました。端では子どもたちの人だかりができています。そこにあったのは大きな穴。穴の中を見たり触ったりしています。小さい石やダンゴムシを見つけて嬉しそう。「(今日は)あったかいから、あなにいれなくていい(返さなくていい)」と自分で決まりを考えて納得して、手のひらにのせている子どももいました。
季節が春になっていくことと同時に、子どもたちの心の成長も感じた一日でした。
(s.m)


◆ 季節の移り変わり(新うみグループ)

昨日の室内遊びでは、きく・たんぽぽ組の児から「アイスクリーム屋さんやりたい」と声が上がり、興味をもった児が集まって画用紙でコーンを作り、新聞紙を丸めてアイスを作りました。
「明日はアイスに色を付けようね」と話ており、今日登園すると「〇ちゃんのアイスつくれるー!」とワクワクしていました。
白い画用紙にクレパスで絵をかき、絵の具を塗ってはじき絵を楽しみました。
最初はピンク色で「大好きないちごアイスをつくる」と張り切っていましたが、水色や黄色も用意すると、色の混ざる様子も面白くなり試していました。
「黄色と赤を混ぜるとオレンジになるね」「青とピンクを混ぜると紫になるんだ」と目を輝かせていました。
絵の具が乾くまでの間は、園庭へ遊びに行きました。
気温が上がり「夏みたいに暑すぎるー」と言いながら気持ちよく体を動かしたり、久しぶりに虫さがしや泥んこ遊びを楽しむ姿が見られました。
ちょうちょを見つけて教えてくれた△くんは「春になったから来てくれたんだ」と嬉しそうに「次はミミズだ」と張り切り、季節の変化を子どもたちは喜んでいるようでした。
次の活動を楽しみに思えたり、期待を持って関わろうと思えるような姿が増えて嬉しく感じました。
子ども同士の人間関係も成長と共に変化しており、これからの成長もしっかり見守っていきたいと感じました。(B・k)


◆ もうすぐ・・・(新にじグループ)

もうすぐひまわり組の卒園式。どことなく大人がそわそわバタバタしているように感じます。と共にゆりはひまわり、ももはゆり、きくたんんぽぽはももぐみへ近づいてきていることです。
気持ちも進級に向かっている中、生活していると「次〇〇ぐみになるんだから」とつい言葉にしています時があります。何組にせよ出来ることは子どもたちの「今」なのですから、そういっても仕方がありません。これからどんどん成長していく子どもたちにとってはその言葉が良い影響にもなったり、逆にプレッシャーになることもあり得ます。
先を見通すことはよい事かもしれませんが、見すぎてもよくないことを日々反省しています。今の子どもたちの発達・成長に合った関わり方が出来ているか振り返ると100%とは言い切れません。保育士も子育てされているお父さんお母さん方もきっと100%な人はいないと思います。
今日も子ども同士ぶつかり合いがありました。言葉だけでは感情を伝えることが出来ず、手が出てしまうこともありました。「どうやって言えば分ってくれるだろうか」など大人でも言葉を選んで話すのは大変な事です。
そうやって子どもたちの気持ちも考え、でも考えすぎずその子に合った関わりが出来ることをより心掛けていきたいなと思います。
(K.E)

◆
◆ 予行練習(ひまわり組)

今日は卒園式の予行練習をセレニティーホールで行いました。
本番行う会場へ到着すると、静まり返った広い空間、大人用の折り畳み式の椅子が並んでいて子ども達はわくわく、少し緊張しているようでした。
今日は、全てを通して行うのではなく、一つひとつ区切りながら皆で確認していきました。
園長や来賓の方からの挨拶の練習もしました。
「ご卒園おめでとうございます。」という言葉の後に、「ありがとうございます。」
とぴったり声を揃えて応えられていました。
また、名前を呼ばれて返事をするところでは「はい。」とはっきり返事をすることが出来ている所が印象的でした。育子園で大切にしている三つの実践の内の、挨拶や返事をしっかりすることが出来ている年長児が立派だと感じました。
今まで一生懸命覚えてきた『おわかれのことば』も友だちと合わせながら一緒に言っていたり、歌を歌ったりしている姿を見ながら、子ども達が小さかった頃と成長した今が重なってとても感動しました。
2時間に渡る練習も疲れながら乗り切りました。卒園してしまうことはとても寂しいですが、逞しく立派な姿を当日見られることがとても楽しみです。(K.Y)
Posted in 園のこだわり