◆3月13日(水)の子どもたち
2018年03月13日 火曜日
◆春の心地よさを感じて遊びがより活発になっています。(つぼみ)

今日も園庭にで遊ぶには、とても心地よい天気です。
園庭に出ると貸切状態だったので、好きなところに向かっていくかと思いましたが…。
砂場に集まり、側に居る友だちの存在を気にしながらあそび始めます。
保育者と一緒にバケツに砂を入れているとその姿を見つけた子が自然に隣に来てせっせと入れては、笑い合っています。
また、大門側のトンネルすべり台に関心があった〇ちゃんと保育者がすべり台の階段を登っている姿を見つけた△くんと◇ちゃんは、遠くから声を出して「なにしているの?」と言っているかのようによってきました。
〇ちゃんが一人ですべり台を滑っていると「楽しそう」と感じたようで△くんも◇ちゃんもその後ろに続いて行きます。
後ろに続く姿に気付いた〇ちゃんも楽しくなったようでニコニコしながら先を進み三人で同じことを何度も繰り返しています。
後ろを滑ってくる友だちの名前を保育者が呼ぶと一緒に声を出し、呼んでいるかのようにして滑ってくるのを待ち構え「ばあ」と言っています。
友だちの反応見てお互いに楽しむことが感じられます。
何度か繰り返すと思い思いにあそび始め、長くは、続きませんが楽しむ気持ちは、感じられます。
友だちの存在が大きくなっているから、目の前で友だちが困っていると頭を撫でてくれるだけでなく言葉は、不明瞭ではありますが友達の名前を言ってその後に何かを伝えようとしていることが出てきました。
保育者が声をかけるかのような姿です。
まだまだやり取りとは言いにくいことも多いですが、関わる楽しさは、感じているようです。
引き続きこの楽しさを感じてもらえたらと思います。
(N.Y)


◆ともだちがすき(きく/ふじ)

きくぐみ保育室で過ごすようになり様々な変化がある中、子どもたちは柔軟に対応してくれています。時には涙を流すこともありますが、やはり子どもたちの笑顔がより多く溢れているように感じます。
その中で、お友だちとの関わりがより沢山みられている子どもたち。今日、ふじぐみみんなで電車を見にお散歩に行ってきた中で『〇ちゃん一緒につなごう』と声を掛けたり、つなぎたいと思った子の手をサッと握って一緒が良いというアピールをしている姿がありました。繋げたという喜びからか歩いている道中手を離すことはなく、また、途中なんらかのアクシデントで手が離れてしまってもすぐに繋ぎ直していました。☆くんは一緒につないでいた子が転んでしまうと『だいじょぶかー?』と心配する様子もみられました。
また、お散歩から戻り靴下入れに靴下をしまおうとしていた△くんが『どこー?』と探していると『ほら!ここだよ』と自分の事は後にしてお友だちの小さなつぶやきを聞き逃さず助けてあげていました。ついつい大人がやってあげようなんて考えてしまうこともありますが、子ども同士で出来る助け合いもたくさんあります。子ども同士の関わりをしっかり守っていきたいものです。
散歩先では沢山の電車を見ることが出来ました。電車だけに留まらず、クレーン車・ヘリコプター・高所作業車(これは□くんが教えてくれました)等々・・・乗り物を見ると子どもたちは大興奮です。『おーい!』と呼ぶか『ばいばーい!』と手を振るのが子どもたちのお決まりです。
K・E


◆電車と記念写真(たんぽぽ/ふじ)

電車を見に行ってきました。お散歩カーもだいぶ少なくなり、ふじ組全員出席30名の所3台で行きました。3台では乗り切れるはずはありません。保育士とお友達と手をつないで歩いてお散歩に行きました。
お散歩カーに乗った子も順番に歩き、これからたんぽぽ組になってみんな歩いてお散歩に行けるようになるのを楽しみに、歩く楽しさも味わいました。
電車はすでに2台も止まっており、着く前から「電車」と大喜びでした。電車から運転手さんに手を振ってもらい、はりきってバイバイと手を振って見送りました。
30人全員揃ったので、記念写真を撮ることにしましたが、あ~、大変、「こっち見て~」と叫んだところで、全員見るわけもありません。全員座っているだけでも、大したものです。そんな保育士の苦労も一気に解決、電車がガタンゴトンと通ったら全員電車に目が釘付け、おかげで無事に写真が取れました。
電車は、1年間子どもたちを楽しませてくれました。電車が来て手を振るだけのお散歩でも子どもたちにとっては、大興奮の楽しいお散歩でした。子ども達も歩いて見に来れるようになってきました。電車のおかけでもあります。
電車、ありがとうと今日は感謝してきました。 M,K


◆遊びの中で(新うみグループ)

今日は園庭に出ると「じゃあ氷鬼しようよ」「おれが鬼決めする」とゆり組の男の子たちが集まり、自分たちで話し合って役を決めて氷鬼がスタートしていました。
やり始めて10分ほどで他の遊びに移る子が増えて次第に解散になりましたが、お友達と一緒に1つの遊びをすることの楽しさをわかるようになってきて、ゆり組さんに混ざって、もも組さんの姿も見られるようになってきました。
砂場では珍しく△くんと★くんが一緒に砂を山にして遊んでいました。△くんが白い砂を持ってきて、★くんが「ここにかけて」と言って△くんがかけると、「みて、富士山の出来上がりだよ」と二人で嬉しそうに話していました。
「富士山って上のところが白いもんね」と保育士が話かけると「そうなんだよ」と少し誇らしげになる★くん。
「あの白いものってなにか知ってる?」と保育士が聞くと「わからない」と二人そろっていうので「雪だよ」と教えてみると「え?雪なの?」と驚き、「富士山は高くて、上に行けば行くほど寒いから、なかなか雪が解けなくて、ああやって上が白いままの姿なんだよ」と説明すると「そうなのかー」と納得したような表情でまた富士山を作り始めたくさんの雪を降らせていました。
遊びによってはいつも遊んでいるお友達とは違う子と遊んでみたりとお友達の関係性も変化してきています。
そんな変化を見守りつつ子どもたちのやりたい気持ちを大切にしていきたいと思いました。
(K.H)


◆安心できる存在(新にじグループ)

今日は朝の集まりでミッキー体操を踊っていると、きく・たんぽぽ組の◎くんが、ゆり組の◇ちゃんの顔を覗き込み、「にこっ」と笑いかけていました。
その後もそばについて、一緒に踊っていました。
◇ちゃんは、よく◎くんのお世話をしてくれていました。
そんなやさしさが◎くんに伝わったのでしょう。
もう、ゆり組のお姉さんを求めていく姿には驚き、心を許している姿にとても安心しました。
園庭に行く時間になり、園庭に行きました。
それぞれに遊んでいた中で、またコンビネーションの太鼓橋のところで一緒になった◎くんと◇ちゃん。
◎くんが、これ登りたいと指さしていると、◇ちゃんはそばにいて応援し、お尻を少し押してあげていました。
◎くんが登りきると、2人で一緒に喜んでいました。
◎くんにとって、◇ちゃんは、少し特別な存在のお姉さんになっているのだと感じました。
そんな風に、環境の変わった子どもたちが一人ひとり安心して過ごしていけるよう、寄り添い、見守っていきたいと思います。
(H.K)


◆明日、また(新そらぐるーぷ)

今日の朝の集まりでは体を動かすことをメインに行いました。
朝保育の時間の中で子ども達は様々な姿を見せてくれます。
友達同士で関わったり、一人で遊んだり、喧嘩をしてみたり…。わざとじゃなくても友達の遊びの邪魔をしてみたり…。
自分だけの空間と皆で共有している空間、自分は楽しいけど相手はそうではない時間や行動等、移行期間のこの時期の新ももぐみの子ども達と新ゆり、新ひまわり組の子ども達の姿を見て、卒園児の存在の大きさを感じ、室内で遊んでいる友達の事を考えて過ごす事はこんなにも難しい事だったのだという事も改めて感じました。
新ももぐみの子ども達がそれはもう嬉しそうにはしゃいでいるのです。お部屋の中はグルグルと走り回り、紙で作った剣や、ブロックで作った銃で楽しそうに友達を追いかけます。
おままごとゾーンではおままごとの玩具を出さずに追いかけ回す遊びの隠れ家として使用していました。
もしかすると2歳児クラスで使っていたおままごとの玩具やバンダナ、エプロンがあればおままごとゾーンでの遊びが見られたかもしれません。
子ども達の姿を側から見てみるとそれはまるで、サーキット。
室内はサーキット場の様に見えました。
しかし、子ども達は嬉しそうに遊んでいます。玩具を使用せずとも楽しそうに遊んでいるので一安心ではありますが、落ち着いた空間となる様な環境設定、玩具、遊びの空間の充実を図っていかなければと感じます。
今のこの時期だからこそ、開放感や高揚感がその姿を子どもが見せてくれているのかもしれません。
大人はどうしても走り回らずに遊んで欲しい、何か好きな遊びを見つけて遊んで欲しいと感じる事もあります。
大人都合ともいいますが、それをどのように子ども達に伝えていくか、子ども達が大人都合のような姿を見せてくれる為には何が必要かを今充分に考えていくことが大切だと感じました。
どうして走ってはいけないか、何故走るのか、走らない為には?他に走れる場所は無いのか?何がしたくて何がしたくないのかを見極める時期がしばらく続きそうです。
プロジェクト型の遊びの展開は子ども達の現在の遊びの様子を見て、それぞれの目的意識が定まってきた頃にアプローチをかけられればと感じます。
そんな子ども達の姿だからこそ朝の集まりはダンスしたりするよと声かけをすると、数人が嫌、行きたくない。と言い遊びを中断しません。
中断しない事は悪い事ではない無いのですが、一つ分からない事があります。
それは、どうして嫌なのかという事です。
どうして嫌なの?と聞いて見ました。
すると、まだこれ作りたいんだもんとブロックで遊んでいました。
しっかり理由がありましたので、他の子ども達に声をかけに行きました。
すると、今度は反対に片付けをする姿が見られました。
全体への声かけに対し、全てがYESでは無いという事、その子ども達をYES寄りに持ち越すなら周囲の子ども達へ声をかけた方がスムーズに行く事があります。
嫌だと言っていたあの子も、保育者が他の子ども達に声を掛けていると、僕も片付けしてるよ〜!言い朝の集まりへの切り替えを自分で行なっていました。
そこまで朝の集まりへ参加しないといけないのかという点に関しては、子ども達にとってあまりプラスにならない時間であればあえて行いません。
皆が同じ方向、皆が一つになる場面は朝と夕の二回だけです。
それだけ大切な場面であると子ども達に伝えても伝わりにくいものです。そこで、今の時期は集まりは楽しいものだと感じてもらいたいと思います。
今日はダンスにゲーム遊び、触れ合い遊びに体操や手遊び歌を行いました。
どれも簡単で短時間のものですが、集中力を考慮すると五分以上のものは間延びしがちです。
今日の一番の盛り上がりは、ドラえもんの手遊び歌です。
その後に読んだ絵本の2ページ終わりまで、新ももぐみの子ども達がジャイアンジャイアン呟いているほどでした。
ゲーム遊びや触れ合い遊びでは年下の子どもの面倒を見るお兄さんお姉さんや、まだわからない子ども達に優しく教えてあげたり寄り添ったりする姿が見られました。
新ももぐみの子ども達に近づいて教えようとした新ひまわりの男の子。
近づく度に、新ももの女の子は後ろに下がります。
距離感は大切です。
まだ壁は壊せてないみたいです。
新ひまわりの女の子がゲーム遊び中に新ももぐみの子ども達に対等に関わる姿も印象的でした。
普段は優しく面倒見が良いのですが、ゲーム遊びになると…。
優しいとは何でしょうか。
今日も子ども達は素晴らしい笑顔で友達を思いやり助け合う姿を見せてくれました。
また明日も子ども達の優しさが見られる事を願うばかりです。
k★y


◆育子園での最後の練習 (ひまわり)

今日で育子園での卒園式練習は最後になります。
明日からは実際に卒園式を行うセレニティーホールにて練習を行います。
そのことを集まりで伝えると、いつも以上に緊張した様子が伝わりました。
待っている時の姿勢や名前を呼ばれたら返事をすること、今まで練習をしてきてよかったことはできるように、注意されたことはしないように子どもたちと確認をしました。
いつものように卒園式の順番に並ぶ年長児。
前が狭くなっていたことに気づいた子どもたちは
「ここいつもより狭くない」「うしろに下がらないと」とお互いに声を掛け合いながら行います。
また、卒園証書での返事ははっきりと大きく、お別れの言葉のセリフをみんなで合わせること、意識して行っている子どもたちが多く見られました。
練習後は自由画を描きました。
自分たちの好きなこと・物を絵にしてもらいました。
「恐竜を描いたよ」
「新幹線を描いたよ」
「お花畑を描いたよ」
「ファミリースポーツデーを描いたよ」
「卒園式を描いたよ」
久しぶりの自由画に紙一面にびっしりと描いてくれる子どもたちもいました。
すこしづつ最後の〇〇が増えてきたことに気づきました。
『最後』という言葉を子どもたち一人一人と大切に関わっていきたいと感じます。
明日は本番の場所での練習、名誉園長先生への花束贈呈です。
よろしくお願いいたします。
(A,Y)


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