◆3月8日(木)の子どもたち
2018年03月08日 木曜日
◆久しぶり~! (たんぽぽ/ふじ)

朝からお世話遊びが人気の新たんぽぽさん。「おんぶして~。」「おんぶして~。」とおんぶひもを持ってきます。エプロンもします。小さなお母さんが沢山です。朝の集まりで、「今日は、大きくなったかな(身体測定)をしようね。大きくなってたら、おうちでママやパパのお手伝いがもっともっとできるね。」と話すと、うんうん、にこにこと聞いています。
身体測定をしている一方で、お部屋で遊びました。朝の集まりで、私がおもちゃのマイクを持って、ひとりずつ名前を聞いていたのをうらやましそうに見ていたので、数本あったマイクをレンタル。長い台を2本つなげて、ステージにしました。早速マイクを持って、ちょっと恥ずかしそうにしながら台に立つ数人。まずは「かえるの合唱」でウォーミングアップ。「チューリップ」「はたらくくるま」「あんぱんまん」と入れ替わり立ち代りしながら、熱唱が続きました。皆の前で、何かするということ、見てもらいたいという気持ちが育ってきています。
10時半ごろから、懐かしのふじぐみに遊びに行くことにしました。廊下と広場では、すでにつぼみぐみの子ども達がいて、一緒に遊びました。大好きな車に乗るのもちょっと久しぶりです。テントの中に、つぼみの◎くんがいました。ふじ1くみだった△ちゃんたちは、つぼみさんとも一緒にいることが多かったので、久しぶりに会えて、とってもうれしそうです。頬を触ったりして、きゃあきゃあとはしゃいでいました。
家庭でもお兄ちゃんになった●くんは、つぼみぐみの子ども達にとても優しく語りかけます。自分が持っていた小さいボール。ひとつを◎くんに分けてあげます。「楽しいから、使っていいよ。」少し腰を落として、◎くんと同じ目線になって話していました。
おなじみの滑り台も楽しみました。自分たちが滑るのはもちろん、小さいボールをころころと滑らせる(転がす)遊びを見つけました。転がり落ちてきたボールを、私が下からまた転がし、上でキャッチ。何度も繰り返して遊びました。
外は雨で寒くても、子どもたちの温かいふれあいで、育子園の中はいつもぽかぽかです。
(T.M)


◆遊びが次々変わっていきます(きく/ふじ)

きく組の保育室では、色々な遊びが展開されるようになってきました。きく組にしかなかったおもちゃを色々と試して遊び、一通り終わってきたころじっくりと遊びだしました。ブロックにしてもたくさんブロックをつけてお家や動物園が出来てきました。動物の人形をブロックの中に入れてみたりし、人形とブロックの組み合わせで遊んでいました。
廊下では、組み合わせてその上を平均台のようにわたっていく玩具をふじ組の時もやっていましたが、その平均台に使う丸い台を初めて出してみました。飛び石のようにわたるのを楽しみ、それをわたるといつもあまり渡っていかない平均台の方まで上手に渡っていきました。
次にその丸い台をかぶってお化けごっこをしたり、裏返して中に入って揺れて遊んでみたりしていました。最後には、平均台にくっつけて渡り、元の遊びに戻っていったのには驚きました。
子どもたちの1つのおもちゃで色々な遊びを展開していくのを見て、感心するやら脅かされるやらで子どもたちの底知れぬ力を感じました。 M.K


◆躍動するこどもたち(つぼみ)

今日も外に出れず、室内で過ごしました。
身体を使って遊びたくてしょうがない様子の子どもたち。
視線は、お日さま広場に向かっているかのようで、おひさま広場に行けばすべり台があることや廊下にコンビカーがあることも分かっているのか扉を開けようとする子もおり、遊べるものが見通せるようになってきたようです。
あそび始めるとどの子も好きな遊びを見つけ、動き始めました。その姿を写真に収めようとしますが、子ども達の動きが一段と機敏になっていてぶれてしまいます。それ位、動きが活発になったことを感じました。
思い思いにあそぶ中で、〇くんが乗って後ろから保育者が押している姿を見つけた△ちゃんは、保育者の前にさっと入り、一緒に押していました。
動きが変わったことに気付いたのか、保育者と△ちゃんのやり取りが聞えたのか、〇くんも振り返り、反応を見ています。ゆっくり押してもらいながらお互いに楽しんでいました。
また、◇くんは、気に入ったコンビカーに乗ってみたり、押してみたり、止めて前や後ろから眺めてみたりと研究をしているかのように静かに楽しんでいました。
様々な角度から眺めると、コンビカーを逆さにするとタイヤを回し、動く様子や周る感覚を楽しんでいました。
大好きすぎて様々な楽しさを発見したようで満足そうです。
静かな廊下から何やら音がしたので覗いてみると…
☆ちゃんがみんなが乗り終えたコンビカーを一台ずつ縦列駐車をするかのようにせっせと運び、並べていました。
コンビカーを決めた場所に並べるたびに「バイバイ」と言って手を振り楽しんでいました。保育者が誘わなくても自分からあそびを作り出す姿にも大きな成長を感じます。
後半には、2階に移行したふじ組さんが遊びに来ました。
久々の再会を喜んでいるのか遊びの中に入って行き、一緒に笑い合っていたり、同じように遊ぼうとしたりといつもと違うあそび方を楽しんでいました。
じっくり遊び込み、みんな満足そうでした。引き続き、じっくり遊び込める環境を作っていきたいと思います。
(N.Y)


◆信頼感・安心感 (新うみグループ)

今日は雨が降っていたので、園庭に出られませんでしたが、朝の会で沢山のしたい遊びを発表してくれました。
ここ最近、ゆり組の子どもたちの中でごっこ遊びが広がり、今日も「ドラえもんのカチコチ大冒険」を自分たちで「〇くんがドラえもんで、★ちゃんはパオパオなの」と役を決めて楽しんだり、少しずつ文字も読めるようになってきたこともあり、カルタをやる時に、読み手を子どもたち同士で交代しながら遊ぶ姿も増えてきました。
きく・たんぽぽ組の子どもたちは少しずつうみグループに慣れてきたこともあり、自分のやりたい遊びにめがけて行ったり、おねえさんやおにいさんがやっていることを見て同じようにやってみたりと遊びの真似っこも上手になっていました。
お部屋にも慣れてきて好きな遊びが見つかり、「~したい」という気持ちをだんだんと出すようになってきて、時にはトラブルになってしまう時もありますが一生懸命お友だちの気持ちを理解しようとしたり、ときには「~だったの?」と代弁してくれるゆり・もも組の子どもたちとのやり取りで少しずつ絆を深めているうみグループです。
これからも子どもたちの関わりを見守っていきたいと思います。
(K.H)


◆やさしい気持ち (新にじグループ)

移行が始まりもうすぐ2週間が経とうとしています。
新しい環境や変化について、子どもたちは色々な事を感じているようです。
年中組の◎ちゃんと☆ちゃんがこんな事を言いました。
「きく・たんぽぽ組さんの為にチューリップがいっぱい咲いてたらいいね。でもお部屋にはないから、チューリップの絵を描いてあげたい」
その話を朝の集まりで伝えると、何人かの子が「やりたい」と賛同します。
そこで、自由画のゾーンを設けると子どもたちは「何を描いたら喜ぶかな?」と言いながら、それぞれ思いおもいに描き始めました。
色とりどりの花や蝶を描く子もいれば、「ぼくはオバケが好きだからオバケ描く」と言う子、「お顔に針をいっぱい刺すと気持ち良いんだって。だからお顔に針を刺した絵を描いてあげるんだ」と言う子など、1人ひとりが自分にとって『嬉しい事』を、一生懸命考えて描いていました。そのやさしい気持ちに心が温かくなります。
最後は折り紙とモールで蝶を作り、素敵な絵の完成です。
その姿に興味を示し、同じように取り組む2歳児の◎ちゃんと△ちゃんもいました。
絵画や折り紙が大好きな2人は、クレパスや折り紙・モールで好きな色を選び、「むらさきが好き」「ピンクがいい」とニコニコです。
相手を思いやる気持ちが育まれている子どもたちの関係性を、今後も大切に見守りたいと思います。
O・Y


◆絵の具を使って(新そらグループ)

今日は雨の為室内で過ごしました。朝の集まりの時間、どんなことをして遊びたいか発表の場を設けてみました。数名の児が発表したのですが、その中で「画用紙や新聞紙を使ってお菓子を作りたい」という声が挙がったのでやってみたい子どもたちと一緒に教材倉庫へ行き、素材を取りに行ってきました。
まずは土台づくりです。どんなお菓子を作るか自分で考えたり友だちと相談したりしながら新聞紙を丸めて形を作っていきました。もも組、ゆり組の子どもたちは以前新聞紙を使って動物や魚や恐竜などを作ったことがあったので、自分たちの力でどんどん進めていきます。そんな姿を見ていたきく・たんぽぽ組の子どもたちも「やってみたい。」と興味を持ってやってきました。保育者が手伝いながら、またもも・ゆり組のお兄さんお姉さんに教えてもらいながら形をつくっていきました。
土台づくりが終わったら次は色塗りです。絵の具を使ってみました。パレットに好きな色の絵の具を出し、塗っていきました。パステルカラーの可愛いドーナッツや飴が出来上がりました。一つの作品を塗り終えると、満足しておしまいにする児もいれば、もう一度と取り組む児もいたりとさまざまな姿が見られました。
やってみたいという思いを少しでも形にして、楽しいなと思える遊びを一緒に見つけていきたいなと思います。(K.Y)

◆気持ちの変化 (ひまわり)

今日は、卒園式の練習とホールでの自由遊び、陶芸の色塗りを行いました。
卒園式の練習は「入場」「卒園証書授与」「おわかれの言葉」「歌」などを本番と同じ流れで行いました。
長時間の練習となりましたが、子どもたち一人ひとりが「心一つに」と、責任感を持ち臨んでいました。
遊ぶときは、とことん遊び練習の時は、しっかり練習を行う…。
このようなメリハリを持ち行動するといった姿…心の成長には、本当に感心させられます。
練習後、一人の子から
「あーでも卒園するの嬉しいけど、なんか寂しいな…もっと育子園で遊んでたいな」
という声が聞こえてきました。
今まで、子どもたちからは「卒園できる」「小学校にいける」という期待の声がたくさん聞こえてきましたが、卒園が迫り、気持ちの変化がおきてきたようです。
だからこそ、子どもたちの一日一日を大切にしていきたいと感じさせられます。
(T.N)

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