◆3月6日(火)の子どもたち
2018年03月06日 火曜日
◆ことばあそびと関わり (つぼみ)

今日もお部屋で過ごしました。
『もこ』というお話がみんな大好き。以前から保育士と何度も読んでいたのですが、いつの間にかフリも覚えていたようで。今日も〇ちゃんがその絵本を広げていると、気付いた子どもたちが集まってきて、開いたページの絵をみて「しー」「ぽろり」「ぱちん」など、みんなで動作をつけて楽しんでみていました。
朝のお集まりでも、今日は『うずらちゃんとひよこちゃんのかくれんぼ』という絵本を読みました。『じゃんけんポン』『もーいいかい』などのフレーズを、手をあげたり、口元に手をつけたり、フリをつけてみんなノリノリでよくみていました。簡単なことば遊びを楽しんでいます。
今日は廊下とおひさま広場をつなげて遊びました。おひさま広場に設置されたソフトマットの上の子どもたちと廊下にいる子どもたちが、見つけたーと窓越しびにケラケラ笑いあっていたり、ボールハウスで横になっているお友だちの体をトントンして寝かせてあげようとしたり。また、遊動車に乗っているお友だちを押そうとするのですが、押す方が速すぎたり、押される方が速かったり。関わりも見られました。(T.Y)


◆やさしい気持ちに包まれて (きく/ふじ)

今日も園庭は整備のため使えなかったのでお散歩にいきました。
水はけもよい波羅蜜橋へ行きました。
道中、働く車を見ながらでみんな大興奮です。
大聖堂へ着きいつもはエレベーターで3階まで上がっているのですが今日は散歩カーを降りて外のスロープ(坂)から登っていきました。
坂を登りきる手前で〇ちゃんが手をついて、もう疲れた~というようにうつぶせてしまいました。
それを見た子が「どしたの?」と心配そうに集まってきました。
お友だちに囲まれてる〇ちゃん。みんなからパワーをもらったのか、起き上がり駆け上がっていきました。
クラス関係なくお友だちを心配し気にかけてくれる子どもたち。
優しさあふれる気持ちに包まれていてほっこりしました。
着くとみんなそれぞれ遊び始めます。
ベンチに座って電車ごっこをしたりベンチのまわりを走ったり葉っぱやお花をひろっていました。
今まで取っていた赤い実がなくなっていて「赤いのどこにいっちゃったのかなぁ~?」と不思議そうにさがしていました。
おひさまが気持ちよくてごろんと寝転がる子も。
たくさんの日差しを浴びて元気に遊ぶ子どもたち。
春を感じる今日この頃です。
t*s


◆「あかいみ、ないねー」(たんぽぽ/ふじ)

今日はふじ組みんなでお散歩に行きました。目的地は大聖堂です。
お散歩カーに乗るときに、きく組の友だちと合流。「○○くーん」と本当に嬉しそうに手を振って、感動の再会を果たしていました。
大聖堂に着くと、まず子どもたちが向かった先は、花壇。ですが、あれ?という表情です。「ないねー」「あかいみ、ないねー」と言っています。前回来た時は、花壇に赤い実がたくさんなっていたのですが、今日は一つもなくて、「ぜんぶとっちゃったのかなー」と少し残念そうに、不思議そうにしていました。前に来た時のことをちゃんと覚えていることに驚きました。
そんな時、○君が「だんごむし、いたー」と嬉しそうに走ってきました。手のひらの中には、小さなダンゴムシが丸まっていました。つぶさないように優しく手のひらの上に置いています。力の加減もよくわかっています。
茶色い葉っぱがたくさんある花壇の向こう側にいるのは、△ちゃんと□ちゃん。「いらっしゃいませー」とお店屋さんが始まりました。何売っているの?と聞くと、「はっぱさんのおみせやさん」ということでした。2人とも笑顔で楽しそうです。
次のお散歩では、また何か変化があるのでしょうか。前に見たものがあったりなかったり、新しいものを発見したり、話しながら、一緒にいろんな気持ちを味わっていきたいです。
(s.m)


◆大聖堂へお散歩(きく・たんぽぽ)


今日は、大聖堂まできく・たんぽぽ組でお散歩に行きました。みんな集合して行くお散歩に、とても嬉しそうにしていた子どもたちでした。聖堂に向かう時も、子どもたちは会話を楽しみながら歩いていました。
☆ちゃん:「聖堂の何階に行きますか」
〇くん:「・・・・わかんない。先生、聖堂の何階なの」
保育士:「屋上に行くよ」
◇ちゃん:「高いビル見える」
保育士:「見えるよ」
♪ちゃん:「お家もいっぱい見える」
保育士:「見えるよ」
♪ちゃん:「楽しみー」
子どもたちは笑顔で歩いていました。
到着後は、子どもたちは遠くの景色を見て楽しんだり、屋上から見えるマンションの高さにびっくりしながら、会話を楽しんでいました。みんなで走ったり、吹く風で葉っぱが舞っている様子を見て楽しんだりと、たくさん楽しみました。
久しぶりにみんなで集まるきく・たんぽぽ組の子どもたちはとても嬉しそうにしていました。その様子を見ている保育士もとても嬉しくなりました。子どもたちの歩く力もまた一つ幅を広げていて、成長を嬉しく感じました。(K・K)


◆音楽クラブ(もも)

今日の音楽クラブは春に因んだ歌を歌ったり音楽に合わせて身体を動かしたりしました。
ピアノの音を聞きながら、「これは、どんなリズムかな?」と講師が訪ねると、「カエルみたい。」と皆でしゃがんでジャンプしたり、四つ這いになってモグラになってみたりと暖かくなったら出てくる生き物になりきりました。
リズム遊びもしました。輪になって座り、白音符は両足で、黒音符は両手で、旗音符は両手を交互にリズムをとりました。子どもたちの耳を澄ませて真剣に取り組んでいる姿が印象的でした。音楽クラブの経験を積み重ねることで音符を理解できるようになってきているなと思います。
もう少しでゆり組になることへの期待を強く持っているもも組の子どもたち。一人ひとりの姿を講師に褒められると誇らしげな表情が見られます。自己肯定観が育まれていけるような関わりを保育の時間でも大切にしていきたいと改めて感じました。(K.Y)


◆ゆり組バスケット (ゆり)

今日の音楽クラブは椅子に座ってスタートです。
「椅子取りゲーム」やるのかな、といつもと違った様子を楽しみにしている姿が伺えました。
初めはピアノのリズムに合わせて手で膝を叩いたり、足で床を叩いたり、リズムを楽しみました。
リズムによっては手でリズムを取るのが難しく足も混ぜたりと、子どもたちなりの工夫を見せてくれました。
リズムを頭で再確認した後は身体でも再確認。
リズムによって、女の子が全員動く・男の子が全員動く・年中全員動くの三種類で聞き、動きます。(フルーツバスケットのルールです)
ピアノのリズムを聞き分けて上手に動きます。
「今男の子だよ」と教え合う姿も見られました。
お友達同士、裾を握って一緒に行動する子どもたちもいました。
次に難易度が上がり、先ほどの三種類のリズムと、うみ・にじ・そらグループのリズムも追加し、子どもたちは六種類もの動きをしっかり聞いて動きます。
時には男女で助け合い、時にはグループ内で助け合うという助ける側も大変です。
もちろん動く子どもたちも大変です。
最後には椅子取りゲームに似せた、『椅子取り年中バスケット』を行いました。
立っている間に椅子が減って座れなくなる、というルールでしたが、座れないからといい、泣く・怒るというお友達はいませんでした。
音楽クラブでも年長児に向かっていく素敵な姿が見られました。
(A,Y)


◆最後の音楽クラブ (ひまわり)

今日は、育子園生活最後の音楽クラブがありました。
「よっしゃー」と元気にホールに集まる子どもたち…。
「楽しみ」と、期待に満ち溢れていましたが、なかには「今日で最後だね…」「もっとやりたい」と、少し肩を落とす子の姿もありました。
今日の音楽クラブは「ひまわりぐみの歌」で元気に始まりました。
皆で歌ったり、「お客さん役」「歌う人」と別れて歌ったり…。
その元気な歌声からは、子どもたちの絆、団結力を感じさせられ、本当に温かい気持ちにさせられます。
歌の後は、今まで覚えたリズムを使ってのリズム遊びです。
椅子を大きな円になるよう並べ、二分音符や四分音符、八分音符のリズムに合わせ「立つ」「座る」といった遊びでしたが、子どもたちは、少し難しいながらも互いに考えながら楽しんでいました。
他にも、音符バスケットなどのリズム遊びを行いましたが、どのようなときでも
「こっちだよー」「〇〇ちゃんこっち空いてるよー」
などと、声をかけ合い、助け合いながら行っていました。
年少からの三年間、音を奏でる楽しさや表現する楽しさ…。皆で力を合わせることのむずかしさなど、様々なことを経験するなかで、心も大きく成長していたのだなと嬉しい気持ちにさせられます。
時には、厳しく、辛く、投げ出したいと葛藤することもあったと思いますが、この経験がこれから先、子どもたちの力となっていくことと思います。
音楽クラブは今日で最後ですが、残りの育子園生活で少しでも多く素敵な思い出ができるよう関わっていけたらと思います。
(T.N)

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