◆3月1日(木)の子どもたち
2018年03月01日 木曜日
◆ルールを理解 (つぼみ)

昨夜からの雨嵐。心配されていましたが、朝方登園時には徐々におさまり、影響はなくよかったです。園庭はビショ濡れなので、今日は廊下に遊動車、おひさま広場に肋木すべり台を置いて遊びました。
廊下に出て遊動車を見つけると、目の前にある遊動車にみんな飛びつき乗っていました。乗り物好き◎くん、パトカー柄の車にずっと乗っていました。力持ちの?〇ちゃん、保育者が乗っている車を押してくれました。
おひさま広場にもつながっていて、遊動車を置いて入ります。以前はそのことを理解できず、中へ乗って入ろうと泣いて嫌がる子もいましたが、徐々に理解できるようになり、行き来することができるようになっていました。ルール(はなし)を少しわかってきたようです。肋木すべり台も、滑るスピードが速くなったり、肋木の上へとうんていのように登っていこうとする子も見られました。
移行期に入り、つぼみ組はあまり変化はなく、手洗い、食べる場所が変わりました。手洗いは大好き。軽い水遊びの感覚で手を喜んで洗っています。目に入る椅子に座り、手やスプーンで思い思いによく食べています。時々探索で遠くへいこうとしながらも、1階の生活を楽しんでいます。(T.Y)


◆大好きな水たまり。(きく/ふじ)

2階での生活4日目。登園時に涙を見せることもありますが、その後は気持ちを切り替えて遊ぶ姿があります。ミッキー体操が流れると、聞きなれた音楽に安心しているのか元気よく体操していました。
ミッキー体操中によろけて転んだ〇くん。1人が気付いて心配そうに助けに行くと、手を差し伸べる子どもが2人3人と増えていきます。みんなに支えられて〇くんが立ち上がり、そのまま一緒に保育士のところへ。大切な友だちを思う気持ちと、助けたい気持ち、保育士のところに行けば何とかしてくれるという気持ちが一つに合わさった行動に、ほっこり感心しました。
雨は上がりましたが曇り空だったので、廊下ではしごやロフトによじ登って体を動かしました。自分の力で上まで登ると「せんせー」と保育士を呼んでとっても誇らしげです。
体があたたまったところで、お日様が出てきたので、園庭に行きました。雨上がりの園庭には水たまりがあります。そこに吸い寄せられるかのように集まる子どもたち。幸せそうな表情で足を踏み入れると、バシャバシャと水の感触を味わっていました。スコップやシャベルを使ってその水をすくい、お料理(砂遊び)に使う子どももいます。他にも水たまりがないか探しに行く子どももいました。
少し慣れてきて楽しい反面、まだまだ緊張しているところもあると思います。そんな心の葛藤も大切に過ごしていきたいと思います。
(s.m)

◆3月1日春一番 (たんぽぽ/ふじ)

今日から3月が始まり新生活がスタートしてから早4日目を迎えました。
環境の変化にも少しずつ慣れてきた様子の子どもたち。順応性の高さに驚かされます。
大人たちの方が環境の変化についていくのに必死です。
子どもだちの柔らかい心と体だからこそ順応性が備わっていることを感じ、心を柔らかく保ち物事をとらえ、フットワークよく動けるよう子どもだちから学んでいきたいと思いました。
朝の時点で雨も止み、お部屋でゆっくり遊んでいるうちにおひさまも出てきて外がまぶしくなってきました。
春一番と天気予報でやっていましたが、雨、風ともにおさまりあたたかい春の陽気を感じながら外へ遊びにいきました。
外へ出ると子どもたちの遊びのセンサーが働きます。
水たまりを発見し、大きいシャベルなど持って来てみんな集まってきました。
わぉ~と思う大人をよそに楽しそうに遊ぶ子どもたち。
久しぶりの泥の感触を楽しんでいました。
奥の大きなマットの所にも水たまりができていて、保育者が水を取り除こうとモップで拭いていたのを見ていた〇くん。
その後〇くんもマットの上にのり、持っていた熊手で水を払うように真似していました。
楽しい遊びを発展する力、大人の動きも真似してお手伝いから遊びに展開していく子どもたちの力に驚く日々です。そういった力を大切にしたくさん経験していけたらと思いした。
t*s


◆どの色にしようかな(新うみグループ)

今日も朝の会で「どんなことをしたいか?」を発表してもらうと、ゆり・もも組に混ざって「電車をしたい」「シールで遊びたい」ときく・たんぽぽ組の子どもたちも発表してくれました。朝の会が終わると「先生シールしたい」といって保育士が紙にウサギを描いて渡すとウキウキしながらシールを貼りはじめるていました。
そうするともも・ゆり組の子ども達も「先生私もしたい」と言ってやってきて気付くとテーブル2つが埋まるくらいシール遊びが流行っていました。それぞれ選ぶシールの色や貼り方が違い、同じ絵でも印象が違いそれぞれの個性が出た作品に仕上がりました。
園庭では久しぶりに会った年長児の★ちゃんを見つけるともも組の△ちゃんが「一緒に遊ぼう」と言って手をつないで遊びに行くところを見つけました。
お部屋ではきく・たんぽぽ組の子ども達がいることもあり、「お姉さん・お兄さんにならないと」と言う気持ちが強くなっているようでお世話をしているもも組ですが、年長さんには素直に甘えられるようで、その信頼関係が素敵だなと感じる瞬間でした。
新しい環境にも少しずつ慣れてきて、新たな信頼関係もできつつありますが、まだ気持ちが追い付いていない子もいます。一人ひとりと向き合い、子どもたち同士の関わりを大切にしていきながら見守っていきたいと思いました。
(K.H)


◆お名前クイズ(新にじグループ)

今日の朝の集まりでは、最後にきく・たんぽぽ組の子どもたちに前に出てきてもらい、名前のクイズをしました。
もも・ゆり組の子どもたちはどれくらい覚えているか…とクイズを出してみると、「はい」と手が挙がります。
名前を言ってもらうと、あたっていました。
自信を持って手を挙げる子はまだ数人でしたが、しっかりと覚えている子もいて、短い期間なのに新しいお友だちを思いやって関わっているのだと感じました。
きく・たんぽぽ組の子どもたちも、名前を言ってもらうと、照れて顔を隠す子もいましたが嬉しそうでした。
朝は雨でしたが、晴れてきたので園庭に行きました。
温かい気候の中で、砂場遊びや水を使って泥遊びをしている子もいました。
お部屋でカメラを作って持ってきたもも組の男の子たちは、カメラを首に下げて一緒に歩き回っています。
何を撮っているのか聞くと、恐竜が好きな子どもたちなので、「きょうりゅうをとってるの」と言っていました。そして恐竜になりきって走り回っていました。
外遊び日和の、穏やかな一日でした。
(H.K)


◆少しずつ・・・。(新そらグループ)

昨日に引き続き、今日は集まりの時間にゆり組の子どもたちが前へ出て自己紹介をしました。
自分の名前とお友だちから何と呼ばれているか皆の前で発表してもらいました。
自己紹介をしてから、お友だちの名前をニックネームで呼ぶようにもなってきています。
今日から三月。暖かい陽気で、張り切って身支度を済ませて園庭へ遊びに行きました。砂場では、ゆり組の▲ちゃんともも組の□ちゃんが遊んでいました。その姿を少し離れた所でたんぽぽ組の○ちゃんがじっと眺めています。一緒に遊びたかったのでしょうか。でも、どうやって入ったらいいのか、なんと声をかけたらいいのか、一緒に遊んでもよいのかなど分からない様子です。
でも、同じクラスのお友だちということはよくわかっているようです。
ゆり組の児に保育者が「○ちゃん一緒に遊びたいんじゃないかな。」と声をかけると、▲ちゃんが〇ちゃんの所へ行って「一緒に遊ぶ?」と話しかけると頷きました。頷くもののどう遊び始めたらいいか分からず固まっていると、「今ね、ケーキを作ってるから、○ちゃんは□ちゃんと一緒にそこから砂をとってここにいれようね。」と優しく教えると〇ちゃんもスコップで砂をすくって一緒に砂のケーキづくりを始めました。
砂を詰めたお皿をひっくり返して綺麗な形に出来上がると、緊張していた○ちゃんの表情もにっこり嬉しそうでした。
居心地の良い環境とは安心できる人が傍にいることでもあると思います。これからの日々を積み重ねていく中で友だちと一緒に遊ぶことの楽しさや面白さを感じていけるよう見守ったり、関わったりしていきたいと思います。(K.Y)


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