ちょっと待つ心の余裕
2018年02月09日 金曜日
1歳児さんが散歩から帰ってきて、着替えが始まりました。着替えが終わると手を洗い、テーブルに付き食事の時間です。
Aちゃんは、お部屋に戻ってくると、ロッカーには行かず遊びのスペースに行ってしまいました。その後も、着替えを済ませ食事の準備をしている友だちのことを気にする様子もなく、ジャンパーを着たまま歩き回っていました。
一度だけ、保育者に「そっちには行かないで着替えよう」と声をかけられましたが、Aちゃんはなかなか着替えようとはしませんでした。
結局、着替えが最後の方になってしまいましたが、Aちゃんは、自分でジャンパーを脱ごうと試みたり、ひとりでズボンをはきかえることが出来、マイペースながら無事、テーブルに着くことが出来ました。
大人は、時間を考えたり、先のことを見通しながら行動し、子どもを強制的に動かしたくなってしまいますが、Aちゃんの姿を見て、子どもの行動信じ、ちょっと待ってあげる心の余裕の大切を感じました。
大人がすべて手伝ってしまったり、指示命令をしてしまっていたら、Aちゃんの行動は見られませんでした。Aちゃんの成長や気持ちを温かく見守る保育者に感動した瞬間でした。
保育主任
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