◆2月23日(金)の子どもたち
2018年02月23日 金曜日
◆ 広いスペース (つぼみ)

昨日から引き継いての雨。今日はお部屋で過ごしました。今日は廊下とおひさま広場を開放し、広いスペースで、肋木のすべり台、トンネル、クネク渡り、ソフトマットなどを置き、身体を動かしてあそびました。
廊下へ出ると、わ―と走り出し、廊下を過ぎて空いているおひさま広場までまっしぐら。最近、歩くを超えて走るようになったつぼみの子どもたち。お部屋でも、嬉しくなると畳の上をぐるぐる走り回っています。今日は広いスペースを自由に走りました。
みんなとっても元気にあっちへこっちへ、好きな遊具を選び挑戦していました。肋木にも子どもたちが殺到。どいてーと押されてしまった◎ちゃん。押した〇ちゃんに、やめて―と言っているかのように〇ちゃんの背中に向かって〇ちゃんの名前を呼んでいました。そういう気持ちも表現するようになったんだと成長を感じました。その隣でトンネルの中でゴロンと横になる△くん。トンネル越しに天井をじっと見つめていました。
身体を動かしたあとは、ふじぐみのお部屋で遊びました。電車の玩具へ向かって、アンパンマンのパズルに向かって、電車の絵本に向かって。おままごとは大人気。赤ちゃんのお人形にも、スプーンであげていました。お気に入りの玩具があって、それぞれのペースでゆったりとあそんでいました。この時間、ふじ組はホールであそんでいて、つぼみ組だけでした。来週からは、こんなゆったり空間になります。(T.Y)


◆ 動いて休憩して走りまわって(ふじ)

ホールですべり台2台を使って登って滑って、鉄棒のぶら下がり、ハシゴのぼり、跳び箱
4台をよじ登って飛び降りることを楽しみました。ホールに行くなり一斉に好きな所によじ登り出しました。すべり台の坂をスイスイ上り勢いよくスーッとすべると気持ちよくなり、ニコニコで、もう1回、何回も登り滑りを楽しんでいました。
鉄棒は、とっかえひっかえやって来て、ぶら下がっては次の所に出かけていきます。鉄棒は、他が込み合っている時の穴場のようです。必ずぶら下がれて楽しめます。ハシゴは、上手に渡って行けるようになり楽しい上に、達成感があります。真剣に挑戦して、ニコニコでまたやりに来ます。
跳び箱は、4段という高さにも関わらず、挑戦する子が次々やって来てはよじ登り、そんな高さからも平気で飛び降りする姿に、見ている方が驚きます。
ホールの隅に、ソファーが置いてありました。すかさず見つけて、座り休憩を取る姿がありました。思いっきり遊んで休憩もとり、また遊びに出かけていきます。大したものです。
走り始めたころ、フープが持ち込まれました。一斉にフープを取に行きだし、満員だったすべり台もハシゴも、空っぽになりました。フープの数が足りず、「ちょうだいな」と言いまくったり、引っ張り合いにもなりましたが、いつの間にか2人3人でフープに入り込みニコニコで電車ごっこが始まりました。
色々な遊びを生み出せるようになってきたのと、お友だち関係も出来てきたので、一緒に遊ぶということも自然に出来てくるようになりました。
そんな姿に1年の成長が見えたよう気がしました。きく、たんぽぽ組に進級していくんだなとその成長ぶりに改めて思いました。 M.K


◆ 遊びをたくさん楽しんで(きく)

今日できく組のお部屋で過ごすのは最後です。子どもたちは、様々なゾーンで遊んでいるときにも、「今日できく組のお部屋最後だよ」とお話ししながら遊んでいました。
(おままごとコーナーでは・・・)
☆ちゃん:「今日できく組さんのお部屋最後だよ」
〇くん:「いらっしゃいませー、何が食べたいですか」
☆ちゃん:「〇くん聞いてよ。きく組さんのお部屋今日で最後だよ」
〇くん:「そっか・・・じゃあケーき作ってあげるね。みんなで食べよう」
☆ちゃん:「うん」
◇ちゃん:「◇ちゃんも食べたい」
〇くん:「良いよ。みんなで食べようね」
(冷蔵庫へ向かうと・・・・)
〇くん:「ケーキ持ってきたよ。あとチーズもあったよ」
☆ちゃん:「わーい、やったー」
(電車で遊んでいた◎くん・□くん・♪ちゃんは・・・・)
♪ちゃん:「一緒に遊ぼうよ◎くん」
(それを聞いた□くんは・・・)
□くん:「□にも聞いてよ♪ちゃんさみしいでしょ」
♪ちゃん:「□くんも遊ぼう」
□くん:「(嬉し恥ずかしそうに)良いよ」
◎くん:「今日できく組さん最後だよ」
□くん:「じゃあみんなで遊べば良いんじゃない」
♪ちゃん・◎くん:「うん」
◎くん:「みんなで遊ぶと楽しいね」
□くん:「楽しいね」
子どもたちは、みんなで遊びながら楽しみました。
今日できく組のお部屋で過ごすことが最後とわかっていた子どもたちでしたが、「じゃあみんなで遊ぼうよ」と言葉をお互いにかけながら、楽しんでいました。さみいしいという思いもあるとは思いますが、みんなで遊び、楽しかったたこと、嬉しかったことを共有しながら過ごしていました。
子どもたちの中で、さみしさをどうしたらいいのか、考えながら会話をしている姿に成長を感じ、とても嬉しく思いました。4月からきく組で一緒に過ごさせて頂き、私たち保育士も一緒に成長し、学ぶ機会を頂きました。機会を頂けたことにとても感謝をしています。ありがとうございます。
これからも子どもたちの成長を見守りながら、共に私たち保育士も成長していきたいと、改めて思わせて頂きました。(K・K)

◆ お部屋がきれいになりました。たくさんあそんでね。(たんぽぽ)

とうとう今日がきてしまいました。
昨日次のお部屋の発表があり、みんな何となくわかっているようです。
今日は雨でしたが、もし晴れていてお部屋のお掃除をするってきめていました。
次のたんぽぽ組になるかわいいふじ組さんのために、ロッカーをごしごし拭き掃除。
オムツのかごも出して、引き出しも出して、中も奥もきれいにごしごしごし。
年末の大掃除の時もみんなでお掃除したので、よく覚えています。
ジャンバーや帽子を掛けていたところも忘れずきれいにふきました。
次は椅子です。
座面も脚も、裏返して底もきれいに拭きました。
最後におもちゃです。
これが一番大変な作業になりました。
ブロックも積木も、ままごとの食材も一つ一つ丁寧に拭きました。
たくさんあるから、みんなで分け合って一生懸命きれいにしました。
雑巾を集めて手を洗い、一度着席です。
きれいになったお部屋を見渡して、とてもきもちよい感覚を体験しました。
ここでみんなに一つ提案しました。
ふじ組に、お部屋がきれいになったことをつたえに行こうか・・・
間髪いれず、行く行くー。とのこと。
いっぱい遊んでね、も言う事にしました。
ふじ組に行った後は、うみグループとにじグループとそらグループにも行ってみようか・・・
よろしくお願いします、と言う事にしました。
今日で履き納めのブーティーを履いて、1Fへ降りていくと、ふじ組はみんなでホールで遊んでいました。
ホールの扉を開けると遊んでいたふじ組の子たちが一斉に注目しています。
せーので、
「お部屋がきれいになりました。いっぱいあそんでね。」 声をそろえて言いました。
ふじ組の保育者たちが、暖かな眼差しで「おそうじしてくれたの?」って聞いてくれました。
「ありがとう。」って言ってもらいました。
みんなちょっと誇らしげな表情でした。
さて、うみグループ、にじグループ、そらグループの様子は、ちょっと緊張してしまいました。
だって自分たちよりずっと大きいお兄さんお姉さんたちが注目しているのですから・・・
でも、みんなで声をそろえて「よろしくおねがいします。」と挨拶をしました。
うみグループでは背の高い年長さんのおにいさんが、「こちらこそよろしくね。」と言ってくれました。
にじグループでは拍手をしてくれました。
そらグループでは、「待ってるねー。」と言ってもらいました。
もう、準備はOKです。(N・S)


◆ 僕もやる(うみグループ)

今日は午前中は雨が降っていたこともあり、室内で過ごすことになると、ひなまつり制作をやっていなかった子が「先生、僕、ひなまつりやりたい」と言ってきてくれました。
ひなまつり制作は4種類の中から選ぶタイプでしたが、お友達がやっている姿を見て「ぱらぱらするやつやりたい」という子が多く、自分たちで好きな色の折り紙を細かく切り、画用紙に糊をつけた後、折り紙を細かく切ったものをぱらぱらして制作しました。うまくかけられてないところは折り紙を一つずつ手に取って貼っていました。
出来上がりをロッカーの上に飾ると「あ、あそこに〇ちゃんのがある」と言ってお友だちのを見つけては見つめたり、自分のとどこが違うかを見比べたりしていました。
室内を見回すと折り紙で花を作るのが流行し、花の折り方が書いてある本を見ながら、花を作りはじめ、気が付くとたくさんのひまわりができていて、そこの机だけ夏が来ているようでした。「先生綺麗でしょ?」と束になったひまわりを見せてくれる★くん。「素敵だね」と言うと他の花の折り方にも挑戦していました。
手先の器用さをあやとりなどで磨いていたので、折り紙の折り目もとてもきれいに折れるようになっていて成長を感じました。
(K.H)

◆ みんなで過ごす最後の日。(にじグループ)

今日はにじグループのお部屋で、もも・ゆり・ひまわり組で生活する最後の日。
そのことを集まりで共有し、みんなでやりたいことを聞きました。
お散歩や園庭、ベランダで遊びたいという声があったのですが、雨天のためそれはできないと話しました。
すると、「椅子取りゲームやりたい」「じゃんけん列車やりたい」「ダンスしたい」との声が。
たくさんあったので、ダンスは帰りの集まりで踊ることにし、順番にやっていくことにしました。
じゃんけん列車、椅子取りゲームと行いました。
勝ち負けのある椅子取りゲームでは、椅子に座れなかった子が泣いています。
座れなくて、悔しさから嫌なことを言う子もいます。
いろんな思いが経験できる椅子取りゲームは、たくさんもめることもあるのですが、子どもたちの心の成長にとてもいい刺激を与えてくれていると感じました。
今後も取り組んでいきたいと思います。
ゲームの後は、子どもたちから、ゆり組で行っていた「おむすびころりん」の劇あそびをやりたいという声が上がりました。
役決めをすると、それぞれにやりたいものがあり、すぐに決まって音楽をかけました。
年齢関係なく行っていました。
もも、ひまわりの子どもたちもよく覚えていて、やっていました。
音楽を聞いて寄ってきたゆり組の子どもたちが、前に出て一緒にやって見せていました。
微笑ましい姿でした。
昨日の午後、ずっとにじグループで観察していた、カマキリの卵から赤ちゃんが生まれました。
待ちに待っていた子どもたちは、興味津々で観ていました。
今日は観察しながら赤ちゃんの様子を描き、また、図鑑を持ってきて赤ちゃんの食べるものを調べて描いていました。子どもたちの探究心がまた高まっています。
今日の給食は最後なので、テーブルを一つにくっつけ、みんなの顔が見えるようにして、一円で食べました。
にこにこと笑い声や話し声がいつもより一層広がり、楽しんでいました。
(H.K)


◆ 変わらない平日(そらぐるーぷ)

今日は室内遊びを行いました。
そらグループの子どもたち、職員と過ごすのも最後の日です。
来週からは新体制で保育者の変化もあります。
あっという間に一年が過ぎていったと毎年感じます。
一年間誠にありがとうございました。
今日まで子どもたちの成長に携わらせて頂いた事を本当に嬉しく思い、保護者の皆様にもとても感謝しております。
保護者の皆様に見守れた一年間であったからこそ、保育者である私たちも改めて見守る保育の重要性と、そしてそれを実践できていたのは保護者の皆様のお力添えのお元と感じております。
本日は何一つ変わらない日常でした。
朝の集まり後には、身体測定、ひな祭り制作、自由遊びを行いました。
心の声ではありますが、今日が最後なのに普段の日常か・・・とも思う反面その方がしんみりせず良いのかもしれないとも思いました。
室内では年長児や年中児が制作を手伝っていたり、教え合ったりしておりました。
この姿も今では「普段」と変わらない姿ではありますが、今思えばあの頃は自分の事で精一杯の子どもたち・・・今では、保育者の代わりとなる程たくましく、そして責任を持っているので一任する事(任せる事)が自然と出来ています。
午前中、年少児同士のトラブルがありました。
〇さんと▲さんです。
「もうせんせいにいうから!」と言っていた〇さんですが、様子を見ていた限りではその台詞は、▲さんがいう事ではないかと感じました。
案の定▲さんは泣くのを我慢して保育者を見つめるのでした。
困ったね・・・!と▲さんに伝えると、「〇ちゃんはね・・・!私の手をギュってしたの・・!」と言いながら泣いていました。
〇さんが保育者に見られていたことに気付くと▲さんをぎっと睨みながら黙って仁王立ちをしています。
その後は、思慮深い▲さんがいつにも増して、堂々と反論していました。
それに言い返すことのできない〇さんはとうとう泣き出してしまいました。
それを見ていた、別の年少児が二人の所に行きどうしたの?と聞いたり、仲直りしなよ~!ほら~!っと握手をさせようとしたり、ティッシュを持ってきて泣いている二人に渡していました。お茶も持ってきてくれる?などと言っている姿は頼もしいです。
来週から一週間と一ヶ月、何かとご不便をおかけすることがあるもかもしれませんが何卒よろしくお願い致します。
k☆y


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