◆2月22日(木)の子どもたち
2018年02月22日 木曜日
◆ 楽しいことは、みんなで楽しみます。(つぼみ)

今日の天気は、ここ数日にはない、みぞれが降っていました。
そんな中でもテンションは、高く朝から大きな声をあげて数人で、追いかけっこをするかのように保育室内をよく動いています。
この姿にも大きな成長を感じますが…。
この姿から、「みんなでたくさん体を使って遊ぶ」をテーマにホールへ移動し、鉄棒や跳び箱のジャンプ台、トンネルを見つけて早速、遊びがスタートしました。
一人が始めると一人二人とやってきて、お互いの反応を見ながら同じように遊んでいます。
そんな中、みんな遊びをじっと見つめていた〇くん。
楽しそうと感じてくれたようでズリバイで動き始めました。
鉄棒のぶら下がりでは、保育者に支えてもらいぶら下がっている気分を味わい、声をあげて笑っていました。
見える景色がみんなと一緒でその姿を楽しんでいるかのようです。
その姿につられるのか〇くんの側にやってくる子たちは、必ず頭をなでて次の遊びに向かっていました。
思い思いに身体を使いよく遊ぶと休憩なのか、満足した子たちが入口のあたりにあるソファーに向かってきてよじ登ると座っていました。
そこで「手をたたきましょう」や「おもちゃのチャチャチャ」を振り付きでやっていると振りを覚えており、振りをしながら、保育者が歌声に合わせて言える子が増えました
ここでもまた、成長を感じる一コマです。
その後は、初めてのお楽しみをしてみました。
3階までの階段を登ってみました。
手すりに掴まり一歩一歩と進んで行ったり、四つん這いで上がり、進む速度や登り方は、様々ですがどの子もやる気いっぱいで笑顔も見えます。
この先には、何があるんだろうかとワクワクし、3階まで上がるとお喜びです。
保育室に帰るには、階段を下りなくてはなりません。
次は、少人数ずつ降りようかと思っていましたが…。やる気溢れる子ども達は、どんどん進みたくてしょうがない様子です。しかし…登りの様に簡単には行かず、行きたい気持ちと立って降りるにも、四つん這いで下りるにも一歩が出にくい様子でした。
保育者もどうしようかと思っていると、たまたま通った大人を発見し、側についてもらいました。
やる気に満ちた子ども達も安心して降り始めた時に次なることが起きました。
3階で遊んでいたきく、たんぽぽの子や幼児のたちが降りてきました。
上手くすり抜けて下りてくれたり、つぼみの子たちのペースに合わせて待っていてくれたりとたくさんの人に守られながら見事に降りてきました。
今日も楽しい場所を見つけ満足そうでした。
育子園で末っ子生活も1ヵ月と少しになりました。
このように大きいクラスとの関わりも今後、楽しめたらいいなと思います。
(N.Y)


◆ レンコンスタンプ(ふじ)

今日はお雛様に向けてレンコンスタンプをしました。ピンクの絵の具をつけて桃の模様にしようとぺったんぺったん。楽しくなりすぎてしまい、手でこすったりレンコンでこすりつけたりと個性的な模様もできました。
◎くんは「こんなのできたよ」となんどもスタンプし、洋服にもアレンジを。楽しくなり自分にもぺったんしてしまうほどでした。
▽ちゃんは15分近く集中してスタンプを押し続けていました。終わりにするときは達成感を味わうことができたんだなと思えるような満面の笑顔を見せてくれていました。
やってみる?と声を掛けるとしぶしぶ他の遊びを切り上げスタンプをしに来た〇君。やってみると以外にも楽しかったようで大きいレンコン、小さいレンコン取り替えながら楽しんでいました。2人で一緒に押そうと話す☆ちゃんと♪ちゃん。一緒が楽しくなってきたようです。
おひさま広場にもはしごや肋木ジャンプ台を用意。はしご登りが上手になりました。
廊下には大好きなコンビカーを出し走り回る子どもたち。消防車に乗っている◇ちゃんは「あそこで火事だよ、消しに行かないと」と自分なりのストーリーを作り「今、消してきたから」とちゃんと報告もありました。室内遊びも友だちを意識しながら遊ぶようになり、創造した遊びを繰り広げ上手に落ち着いて遊べるようになってきました。
コンビカーで遊んでいるうちに子どもたちが急に立ち止まりコンビカーを裏にしてタイヤのまわり具合を見たり。まるで整備点検をしているようでした。かわいい整備士さんたちでした。
(K☆H)


◆ 友達同士 (きく)

きく組で過ごす時間もあとわずか・・・。子どもたちの保育室での様子を見ていると、友達同士で遊んでいる姿がたくさん見られるようになっています。もちろん、まだまだ大人と一緒に楽しむ姿もありそれもまた自然な姿のように思います。
自分以外の人の存在を感じながら楽しんでいる中では自分の思い通りにならないことはたくさんあります。〇くんは線路のおもちゃをつかって△ちゃんと一緒に楽しんでいました。△ちゃんだんだん、〇くんの使っている電車が使いたくなってきたようで〇くんの電車にぶつけてみたり線路を外してみたり・・いろいろ手をだし始めます。
〇くんは「やめてよ~」と言葉にしますが、△ちゃんは自分の思いが言葉にならずにいました。「こまってるな~〇くんがこまってるな~・・・」と伝えてみました。そんな言葉を※くんが聞きつけてくれました。「どうした・・・?こうしたらいいよ」と線路を直しに来てくれます。そんな風に子どもたち同士で解決につながっていくことが増えてきたように感じています。まだまだ、大人の手助けが必要ではありますが、頼もしく感じています。
保育室で楽しんでいると、そらグループの子どもたちから世界園(世界の様々な生き物の博物館)のお誘いを頂きました。興味を持った子どもたちと遊びに行ってきました。中は、いつもと違う雰囲気・・。なんだか緊張してしまう姿も見られました。なかなかそらグループの保育室の中に入っていけずにいた☆ちゃん。そんな姿をみて、◇くんが手を差し伸べて一緒に手をつないで保育室の中まで行ってくれました。
保育室では、幼児組の子どもたちが待ってましたと迎えてくれました。いろいろエスコートしてもらいながら、してもらう方もしてあげる方もなかなか不慣れなところはありながらも幼児組の子どもたちの優しい気持ちのも触れて、これからの生活が楽しみに感じました。U・A


◆ 揃いました(たんぽぽ)

「雪降ってたよ」「雨も降ってたね」と子どもたち同士の外を見ながらの会話です。
電車のコーナーでは、〇くんが積み木をうまく使って高い位置で電車を走らせていました。それを見た△くんは、電車に人を乗せて「はしってまぁす」と自然に一緒に楽しんでました。
たんぽぽ組での生活も残りわずか。今日は、やっと18人が揃いました。
朝の会で質問「たんぽぽ組は、全部でなんにんでしょう?」「6人!」「12人!」みんなバラバラの答えです。正解を伝える為に、人数を数えてみました。「正解は・・・18人」
今日までに、クラス全員の名前も覚えました。「〇〇ちゃんと、△△ちゃんとやりたい」とお友達と遊ぶ楽しさも味わいました。出来ることもたくさん増えました。
「ももぐみにいくんだよ」と嬉しいようなドキドキするような、そんな子ども達です。
☆くんが足型をとるのを見て、「やりたい」と続々と集まってきました。
みんなの足型が揃いました。4月より大きいです。4月よりスムーズに足型が取れました。本当に成長しています。
給食を待つ時、時々ふざけてしまう時もありますが「友達の後ろに並ぶ」がとても上手になりました。今日も、まっすぐに揃っていました。
食べられる量もしっかりと伝えて、おかわりもたくさんしています。
進級に向けて、不安なこともあると思います。けれど、このたんぽぽ組の子ども達ならばきっと大丈夫!と思わせてくれる姿ばかりです。
進級までの1か月と少し、幼児組での生活にゆっくりと慣れていきます。しっかりと、そばで見守っていきたいと思います。(M.C)


◆ 共感するように (うみグループ)

今日は、室内遊びを行いました。
子どもたちは、机上遊びやブロックなど思い思いの遊びを見つけ楽しみます。また、各ゾーンごとの遊びの他、ひなまつり制作。年長児は、卒園に向けての取り組み「陶芸」を行いました。
年長児陶芸は「お皿」作りです。
子どもたちにとって素材から工程まで、どれも新鮮なものばかり。
「すごーい。この粘土が本物のお皿になるんだね」「粘土気持ちいいー」などと、目を輝かせ行っていました。
年少・年中児も「なにやってるのかなー」と、覗きにきましたが、優しく声をかけてくれたのが年長の○○くん。
このようなとき、子ども同士では「これは、年長さんだけだよ!」という気持ちが強くなることもありますが○○くんは「うん?やりたいの?年長さんになったらできるかもしれないよ。楽しみだね」と、気持ちに共感するように声をかけていました。
思いやりの気持ちも育まれているのだなと嬉しい気持ちにさせられました。
共感したり、認めたりすることは、自己肯定感が育つために必要なことです。○○くんのおかげで、また、初心に戻ることができました。
(T.N)
◆ 雹? 豹? (にじグループ)
今日は久々に天気が崩れました。
子どもたちは空をみて、
「今日はヒョウが降ってるね」といいます。
「えっヒョウが降ってるの」と驚くお友達に、
「動物のヒョウじゃないよ」と笑いながら話していました。
朝はひなまつりに向けての制作を子どもたちは取り組んでおりました。
①、②、③のパターンがあり、子どもたちは作ってみたい雛人形に取り組みます。
そのため集まりは遅らせました。
昨日から始めた制作のため、昨日仕上げた子は今日始めたお友達に教える姿も自然に見受けられました。
集まりでは子どもたちからのリクエストでイス取りゲームを行いました。
大好きなゲームですが、前回のイス取りゲームで負けたからやらないという年長児がいました。
今度は勝てるかも、ということを伝えてもやってくれません。
ゲームが始まると、その子はみんなのことを見守り、どっちが勝ちかのジャッジをしてくれたり、負けて泣いているお友達を「大丈夫だよ」と慰めてくれたりとしてくれました。
自分も負けたら悔しいという気持ちがわかるため、相手の気持ちも理解できます。
素直に慰めてくれる姿を周りの子どもたちもしっかりとみてくれていました。
集まり後、いつも通りお部屋で遊んでいるとそらグループのお友達から招待状をいただきました。
『世界園をやるから見にきてね』という素敵な招待状です。
子どもたちは「行きたい」とすぐに準備してそらグループへ向かいます。
絵本やブロックなどで恐竜や動物たちがたくさん並べられてありました。
「えさあげますか」との質問で飼育員さんたちに餌を渡され、餌あげも経験させてくれました。
子どもたちは「すごかった」と何度もそらグループへ足を運ぶ姿も見られました。
(A,Y)

◆ 笑顔咲世界観(そらグループ)

今日は、世界園という名称で関わってきた制作や自由画、塗り絵、ブロック、積み木を部屋全体に配置し作品展のように展示しました。
子ども達は朝からとても張り切っておりました。
リアルタイムの記録となる文章で、読みづらいものとなっています。
申し訳ございません。。
↓
役割
役割内容
実際の姿
、
として記録させていただきました。
飼育員~餌を所持し来場者に配る。
・各色の廃材をちぎり、生き物に合った(食べられる)餌を作る。
・来場者に声を掛け(発達によって丁寧な関わり)、餌の説明と共に渡す姿が見られる。餌がなくなると、餌を拾い集めていた。
監視員~危ない行動やルールを優しく伝えていく。
・ダメだよ!走らない!ではない言い方を考える。
・最初は優しい口調で声を掛けていたものの後半、発達によっては自分たちが暴れてしまう姿が見られる。
案内係~来場者に展示ゾーンの説明と、展示物の説明をしていく。
・各ゾーンの把握、各生き物の把握、作成者についての把握をしておく。
・実際に説明をしている姿があり発達によって詳しい説明やより丁寧な関わりが見られた。自ら話しかける子どももいたり話しかけられると説明をする姿もある中、お客さんいたよと促すと自信満々にお客さんにかかわっていこうとする姿が印象的である。説明しすぎて途中、他児との交代を子どもたち同士で行っていた。
チケット係(配)・チケット係(回収)~配る、出口で回収する。
・チケットを作成する。
・作成時、それぞれの個性が見られ(デザイン・カラーを意識していたものや文字、文があるもの)配る際、緊張して台詞がとぎれとぎれであったものの、回数を重ねる度に一人でも誘いに行く姿が見られた。
・回収係は、椅子に座りじっと退場者を待ちしっかりとチケット返してください。ありがとうございました。と伝えており、チケットを持っていない子どもたちには、サービスで渡していた。
箇条書きで説明をさせて頂きましたが、細かい詳細等は担当者に伺って頂けると幸いです。
他クラスの保育者からのコメントですが「私(保育者)にあんなに気さくに話しかけて、説明したり話をしてくれたのは初めてです。今まであんな表情・笑顔を見たことなかったです。」
子ども達の今日の笑顔や自信に満ち溢れた様子は私自身も今まで見たことのない姿でありました。
お客さんが見えた瞬間のあの表情と高揚感に満ち溢れた声は忘れられません。
k☆y


Posted in 園のこだわり