◆2月21日(水)の子どもたち
2018年02月22日 木曜日
◆防災訓練(つぼみ)

今日は防災訓練に参加しました。放送が流れると慌てることなく保育者の誘導に部屋の真ん中に集まりました。防災頭巾も慣れてきてほとんどの子がきちんとかぶっていられるようになりました。
しばらく待機のあと火災発生の放送が流れると怖がることなく園庭に避難しました。〇ちゃんはいつもと違う雰囲気を感じたのかただ早く園庭に出たかったのか裸足で園庭に避難してきました。すぐにお散歩カーに乗せましたが実際の避難の時はこのスピードが大切だなと感じました。
それに反して☆ちゃんはいも通りの行動で靴下を履くと靴を出しに靴箱の方まで行こうとしました。すぐ近くなので履いても大丈夫だったのですが訓練なのでそのままお散歩カーに乗ってもらいました。園での行動が身について次の行動へとスムーズに行動できるようになってきたのだなと思ってとても感心しました。
防災訓練もとても頑張って参加していました。全園児が園庭に避難してきて避難が解除されるまで上手に待っていました。
訓練後は園庭であそびました。園庭に出る前の防災訓練だったので園庭あそびの準備も出来ていませんでしたが、保育者が砂場のおもちゃを用意しようとしていると子ども達も一緒になってお手伝いをがんばってくれていました。砂場の砂の掘り起こしも保育者のを真似して楽しそうにお手伝いしてくれました。
お部屋の中でもお片付けやお手伝いが上手になってきました。玩具を片付けるのも自分からすることもあれば、こちらからお願いすることもあり、しっかりと片付けを手伝ってくれたりすることもあります。
寒いので早めに順番でお部屋にもどり、おひなさまの制作に使うシール貼りもしました。折り紙の上にいろいろな色のシールを楽しそうに貼っていました。シール貼りも台紙からはがして貼るのはまだ難しいですが、台紙からはがしてあげて手の甲に付けてあげたシールは上手につまんで折り紙の台紙に貼るのは上手になってきました。いろいろな色のシールをとても楽しそうに夢中になって貼っているのがとても印象的でした。y.n


◆火事になったら。。。 ふじ

今日は避難訓練がありました。
ミッキー体操が途中で止まり「あれ?ミッキーさんどこか行っちゃった」と子どもたちも不思議そうにしていると「訓練、地震です」と放送が入りました。
ここからのみんなの行動と発言に毎月行っている避難訓練で身についてきたことを実感しました。
放送を聞いて保育者のもとに集まる子どもたち、部屋の真ん中あたりに自然と集まります。
防災頭巾をかぶるのもスムーズです。「〇ちゃんもかぶる」と防災頭巾をかぶる意識もあり
すごいと感じます。
「地震がおさまりました。避難を解除します」と放送があると子どもたちは安心した様子で防災頭巾をとります。しっかり終わるまでかぶっていられるようになったと感心しました。
すると〇くんが「先生、火事になるかなぁ?」と聞いてきました。「先生もわからないなぁ。地震があると火事になることもあるんだって」と話していると△ちゃんが「火事になったらはしご車(消防車)くるよね」と言ってきました。
先月訓練の際、消防車が来たのを覚えていたようです。
「火事こわいよね」「火事になると思う」とその後も話していました。
「訓練火事です」
「火事だ」と子どもたち。
くるかな?どうかな?と思っていた子どもたちの行動は早いです。
園庭に避難しました。なかにはスカートを履いてたり、エプロンをしてたり人形をおんぶしてる子も。でもそんなことより避難ーーーと言うように防災頭巾をかぶりみんなの意識は避難に向いていました。
無事に避難も終え、一度お部屋に戻り防災頭巾を片付けて園庭へ遊びに行きました。
もうすぐきく・たんぽぽ組になる子どもたち。
出来ることも増え、一段とたくましくなってきたと感じる今日この頃です。
t*s


◆急かされても勧められてもそれは良い味になる(きく)

今日の朝の集まりをいつもより少し早めに行い、お散歩に行くことを伝えてみました。子どもたちは『やったー!』と喜び、両腕を伸ばしてガッツポーズをしています。子どもたちにとって、外で遊ぶのはもちろんのことお散歩という響きは強い魅力を感じるようです。
「よし、じゃあ・・・」と準備を始めようとすると避難訓練のベルが鳴りました。ベルの音に驚く表情はあったものの、状況を伝えると慌てる様子はなく保育士の声掛けに耳を澄まして行動し、昔はベルが鳴っただけでも怖くて泣いていた姿を思い出すと成長した事を強く感じます。
避難訓練も無事終わり、大聖堂に行きました。大きなみ仏様に一年間見守っていただいた事のお礼とももぐみになっても頑張ると伝えると『ももさんになるもんねー』という声が聞こえてきてなんだか頼もしいです。
波羅密橋では走ったりと体を動かしたり、ごっこ遊びも始まります。太い棒を電車に見立てたり、ベンチをお店屋さんにして『いらっしゃいませー何でも屋です』と色々なものを売っています。「何でもあるんですか?」と聞くと本当になんでもあるようで保育士が注文したラーメン・餃子がすぐに出てきました。『おいしいですか?かき氷もありますよ!』とデザートを勧めてくるという気遣いにも驚かされます。『かき氷のおかわりいりますか?まだまだありますよ』『お茶もどうぞ!お醤油もあります』と続々と出てきて大賑わいです。また、電車チームは『出発します。早くお乗りくださーい』と言ったすぐ後に『到着です。早く降りてくださ-い』と、かなりせっかちな車掌さん達がいました。せかされながらもそのやり取りを楽しみ、『えーもうですか?』と反論をする子も登場しましたが『そうです。早くしてくださーい』とこんなやり取りも思わず笑ってしまいました。
子どもたちの遊びの中にはちゃんと子どもの世界が繰り広げられ、大人が入って発展することもありますが子どもたちだけで広がっていくものも本当に可愛らしく、そして微笑ましいものです。何でも屋さんのおもてなしもせっかちな車掌さんもいい味を出していました。
K・E


◆分かち合う(たんぽぽ)

久しぶりに大聖堂へ行こうと計画をし準備をしていた時「訓練、地震です」と放送が鳴りました。毎月やっている避難訓練だからなのでしょうか、子ども達は案外冷静に「あれ?何かなってるよ」と保育士に報告してくれます。その後は保育士の「机の下にもぐって」という声掛けに順次もぐって行きます。地震がおさまり「散歩に行くぞ~」と下に降りていく頃にもう一度サイレンが、、、そこでも子どもたちは冷静に誰一人あわてることなく行動していました。そんな姿を見て、日々の積み重ねは大切なんだなと改めて感じました。
無事に避難訓練も終わり、今日のメイン大聖堂までの散歩。避難訓練もあったため予定していた時間より少し遅くなってしまいました。出発すると保育士が今日は遅くなってしまったという会話を聞いていたのでしょうか、「今日はスタスタ歩くの?遅くなっちゃったから?」といっていた〇ちゃん。そこから「スタスタってこう歩くのかな?」(・・・いや、それは、スキップ)「じゃあこうかな?」(それはただ走っているだけ)という会話に発展していました。道中も「信号は赤でーす」「止まりまーす」「もうすぐ着くね」などたくさんの会話をして、行くまでも楽しい時間は続きます。
最後の坂道は皆でかけ上り、途中の銅像の真似をしたり、少し早いですが今年度のお礼をみほとけ様にしてきました。
見る人によってみほとけ様の表情は違って見えるということでしたが、たんぽぽ組の子ども達には笑って見えていたようです。
その後は3階の広場でたくさん動き回り遊びました。
「おちゃちゃ、おちゃちゃ!」と今話題の「おやつタイム」ならず「おちゃちゃタイム」楽しい時間もあっという間に過ぎ、疲れる間もなく帰りも会話はいつまでもいつまでも続いていました。
みんなで過ごすのはあと2日、、、
思いっきり楽しい時間を過ごしていけたらなと思います。
(K.E)


◆ひなまつり制作(うみグループ)

今日は、地震・火災の避難訓練がありました。
朝の集まりの途中でサイレンが鳴り、訓練が終わるころには園庭で遊べる時間となっていました。
1時間ほど話を聞く時間となったのですが、とても集中して耳を傾けてくれている児が多くいました。
朝の集まりでは、毎日カレンダーをみて「もうすぐ〇〇だね」「今日は〇〇があるね」と話をしています。
子どもたちは、年長児がもうすぐ卒園することや、新しい仲間との生活にワクワクしている様子でいます。
今日は、カレンダーをみるともうすぐひなまつりがあることも子どもたちと確認し、昨日の音楽クラブで歌ったひなまつりの歌も思い出して口ずさむ児がいました。
ひなまつりの制作を3パターン用意して子どもたちに紹介しました。
お雛様の着物をクレパスと絵の具ではじき絵にしたり、画用紙に切れ目を入れて細い紙を編み込ませたり、ちぎった折り紙をはりつけたりするものです。
自分がやりたいものを選んで取り組んでいきました。
3つの選択肢があったので、好きな物もそれぞれ見つけることができて、避難訓練後は室内で制作に夢中になる児がほとんどでした。
もちろん他の遊びをする児もいたのですが、「ぼくは明日やる」「午後にする」とやるタイミングも自分で考えていました。
お友達の楽しそうな姿を見て「やっぱりやろうかな」と近づいてくる児もいたり、集団で過ごす中で子ども同士刺激を受け合いながら、自分で考える力もついてきているのだなと思いました。
子どもたちが無理なく、楽しく取り組む工夫をしながら提供をしていく大切さも感じ、今回の制作ではそれぞれが好きなものを見つけて選択する姿があって嬉しく感じました。(B・k)


◆感じる力 (にじグループ)

今日は避難訓練がありました。朝の集まり中に地震が起こり、しばらくたって火災が発生し、園庭に避難となりました。
しっかり保育者の声に耳を傾け行動する子どもたちですが、2名の年中児が笑ってふざけていました。保育者だけではなく子どもたちからも「ちゃんと聞いて」「先生の声が聞こえないよ」等の言葉がかかります。
2人はその後、自分なりに考えたようで、終了後に「話を聞かなきゃいけない時に、ふざけちゃった。危ないし、いけなかったと思う」と伝えてきました。
そして2人は、その後の集まりではしっかりと保育者の目を見て、話に耳を傾けまていました。
怒られるから、先生が見ているからちゃんとするではなく、今何をするべきかを自分で考える力の大切さについて、改めて考えさせられました。
その後は「きみがしらないひみつの三人」という絵本を読みました。
人が生まれた時に、身体の中に3人の友だち(あたま博士とハートおばさん、胃袋おじさん)がやってきて、心と身体を守っているというお話です。
難しいかなと思いましたが、子どもたちは何かを感じ取ったようで、その後、子どもたちの会話の中から、「あたま博士がいるからちゃんと考えなきゃ」「ハートおばさんが悲しんじゃうよ」とのやり取りも見られました。
避難訓練の話も絡め、命の大切さについても話をしていきましたが、子どもたちが何かを感じられる事を大切にしていけたらと思います。
O・Y


◆聞く力(そらぐるーぷ)

現クラスでの生活も後3日となりました。
子供達は今を、一瞬一瞬を生きているように見えるからこそ来週からの生活についてなど微塵の不安もないように感じます。
寂しさや不安を抱きがちなのはいつも大人であるとこの時期に常々思います。
子供達はどんな環境でも楽しむ術を身に付けられますが、そのタイミングやきっかけは個々である為楽しむ術を見つけるまでのフォローは大切だと感じます。
懇談会での劇遊びなどの表現活動を終えてひと段落しているのも大人か子どもかそれとも両者であるか…どちらにせよ、残りの生活を楽しむというより1日1日を楽しんでいる子どもたちの姿に元気や力をもらっております。
●●して遊びたい!っと言っている子ども達の要望に応えられるよう環境設定を行いたいと思います。
また、今週で現クラスの生活が終了してしまう為、以前取り組んでいた「世界園」の取り組みについて話をしてみました。
年長児には前に出てもらい、活動の中で輝いていた姿を保育者が年中・年少児に向けて伝えていきました。あくまで保育者の主観なので絶対的な効果というものはないかもしれませんが、子ども達には何らかの思いが伝わったと信じてみたいと思います。
また、年長児にはもう一つ発表をお願いしました。
それは、自分達がいなくなった後の世界園についてです。
楽しくやってほしい★
上手にやってほしい★
綺麗にやってほしい★
カラフルにして欲しい★
など沢山出てきました。
強いて言うならば…、これを作って欲しい…!というものはあるかを聞いてみました。
ライオン、サイ、シマウマ、亀、ウサギ、ハンマーヘッドシャーク、クマ、ゾウが出ました。
夢は膨らむばかりです。
年中・年少児はそれを聞いてどう行動するのか、どのくらい先になるのかそれとも思いが伝わらない事もあるのか…。
どちらであっても、年長児からの伝承を受け継ぐきっかけとなった事、その機会がある事、アプローチとして年長児の年下の子ども達へのアクションが起こせた事を考えると素晴らしい展開だと感じます。
今日も活動に取り組み、配置を行ったり、色や絵を描いたり・・・。
すると避難訓練がありました。
子供達は玩具をそのままにしていましたので部屋に戻ると、片付けを行いました。
年長児の姿を見て年中児が真似をし片付けをしてくれました。
年少児ももちろん行っていましたが、年長児から何やら怒られていました。
それは片付けないで!飾ってあるんだから!世界園は片付けないんだよ!と。
聞く力の大切さをきっと教えてもらったのではないかと思います。
k★y


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