◆2月14日(水)の子どもたち
2018年02月14日 水曜日
◆天気も心も晴れ晴れ(つぼみ)

今日は青空も風も気持ち良さを感じる天気の中、園庭で遊びました。
そんな気持ちの良い中だったからか、今日は園庭内を広く使って動き回る子が多くいろんな場所で楽しんでいました。
歩くことは大好きなのですが、慎重な〇ちゃんは、保育士の手をギュッと離さないように手をしっかり握って歩いたり、ベビーカーの後ろにつかまって押しながら歩いたりするのが〇ちゃんの楽しみの日課のひとつなのですが、今日はベビーカーが出ていません。保育士に手を伸ばした先には△ちゃんの姿もありました。なので△ちゃんとも一緒につないでみることに。どちらも手を繋いでいたいので、気づいたら列ではなく3人の小さな円になっていました。
園外の散歩でも手を繋いで歩く機会も増えましたが、今はまだ保育士と1対1なので、園内だからこそ安心してできるお楽しみ。
保育士とただ手をつなぐだけではない、『お友だちも』ということが特別に感じたのか、とても嬉しそうに顔をのぞきこみ、何度も見合わせて盛り上がっていました。小さな手が合わさりギュッと握る姿がなんとも心あたたまる場面でした。
最近では砂場遊びなども、かなり集中して遊び込めるようになっている子どもたち。
カップを順番に一個ずつお友だちのそばに置き、それに気づいた隣の子がそっとスコップで砂をすくって入れて・・それを受け取り、今度は別のカップをまたそっと置き、入れてもらう・・そんな無言のやりとりがしばらく続いていました。二人の中では暗黙の了解があるのか、しっかり成り立っていることに不思議さと子どもたちの世界の面白さを感じます。
同じ場所で長い時間遊び込む姿、本当に大きな成長です。
S.S


◆子ども対ハト(ふじ)

今日は本五ふれあい公園まで行きました。行きと帰りで順番に歩いてのお散歩です。お友だちと手を繋いでのお散歩はより一層楽しそうです。
前回は園一周のお散歩だったので、今回はかなり長い距離になりましたが、途中でくじけることなく歩くことが出来ました。転んだ時にいつもは泣いてしまう○ちゃんも、今日は泣きません。その横顔はたくましく、「つよいねぇ」と声を掛けるとニコッと笑顔に。心も身体も育っているのですね。
久しぶりの公園には、今日もハトがいました。見つけると「まてー」と一致団結して追いかける子どもたち。ハトも負けじと逃げます。二手に分かれて逃げると、子どもたちもうまく分かれて追いかけます。しばらく繰り返しましたが、子どもたちの勢いに負けてハトは公園から退散。子どもたちの勝ちでした。
遊び方もさまざまです。石が好きな△ちゃんは、保育士にビニールをもらって石集め。たっぷり集めるとお店屋さんの始まり。「どうぞー」「たいせつにしてくださいねー」「ありがとうございまーす」他の子どもたちがお客さんになって石をもらったり、逆に石を△ちゃんにあげる子どもいました。予想のできない展開が面白いです。
帰り道も、最後まで頑張りました。飛行機の音に気が付いたり、給食の話をしたり、道端にあるものを見つけたり、歩くことで出会う世界を楽しみました。
(s.m)


◆一緒に遊んでるの(きく)

今日は、電車ごっこで遊んでいた☆くんと〇ちゃん。2人は会話をしながら遊びを楽しんでいました。
☆くん:「〇ちゃん、出発していいですか」
〇ちゃん:「待って、まだ赤ちゃん抱っこしてから」
☆くん:「わかりました。じゃあ、待ってるね」
〇ちゃん:「うん」
(返事をした〇ちゃんは、おままごとコーナーに行き、人形の服を取ってくると・・・)
☆くん:「準備は出来ましたか」
〇ちゃん:「まだでーす。(人形の)服が着れないの」
☆くん:「僕がやってあげる」
(人形の服を着せようとするが、うまくいかず・・・)
☆くん:「〇ちゃん、☆くんできなかった」
〇ちゃん:「〇がもう一回やってみるね」
☆くん:「うん」
〇ちゃん:「よいしょ、よいしょ・・・できた」
☆くん:「(拍手しながら)できたね。この服固かったね」
〇ちゃん:「うん、固かった」
☆くん:「じゃあ出発しますよ」
〇ちゃん:「はーい。・・・・でもどこまで行くの」
☆くん:「え・・・それは・・・忘れました。」
〇ちゃん:「困ったね。じゃあ、〇ちゃんの家は」
☆くん:「今出発したから、これから考ますね」
〇ちゃん:「うん、わかった」
行く場所を考える前に、先に電車で出発してしまった2人でした。
☆くんと〇ちゃんの2人の会話のやりとりに、成長を感じ、そして嬉しく感じました。〇ちゃんが人形の準備をしている間も☆くんは待っていました。これは、〇ちゃんが来たら電車は出発できるという見通しが☆くんの中に読み取れていたように感じました。
また、〇ちゃんも「〇ちゃんの家に行きたい」と言ったことに対し、☆くんは「これから考えますね」の言葉を聞き、他者の言葉を聞き入れること、そして「順番」を学んでいるように感じました。
また、☆くんには、遊び終わった後に、「どこ行くか決めるの忘れちゃったの」と聞くと、「はやくしゅぱーつって言いたかったんだよ」と教えてくれました。「待つ」ということはとても難しいことです。
子どもたちの姿を見て、「子どもたにわかりやすく伝えるには」を改めて考え、「見通しのたった待つ」につながる言葉かけが大切であると改めて感じました。子どもたち一人一人の話している言葉、動き、表情、思いを日々の変化の中で感じながら、関わっていきたいと改めて感じさせて頂きました。(K・K)
◆どんぶりプリン、再び。(たんぽぽ)

園庭に出る前にベランダからリサーチ、今日はあまり寒くないかも・・・
ということで、ジャンバーを着ないで出た子がいっぱいでした。
ところが、日差しのわりに肌寒い、ブルブルブルと出てすぐに後悔しました。
先日砂場の砂を追加したので、もりもりしている砂場がどの年齢の子にも人気スポットになっているようです。
園庭に出てからというもの、スコップ1本でひたすら堀り続け子も少なくありませんでした。
もも組のお兄さんが給食当番風に作ったごはんをよそってくれました。
「いっぱい?ちょっと?」 ・・・と考えて「ちょっと。」「いっぱい。」と自分の言葉でやり取りしています。
もも組ももうしっかり本当のお当番活動に参加しているようです。
「いっぱい」の量と「ちょっと」と量の違いがはっきりしていました。
来年の今頃はきっとこんなもも組になっていることでしょう。
そうこうしているうちに砂場で一番大きいザルとボウルに砂を一杯入れた二人がやってきました。
「どんぶりプリン、できましたよ~。」
えーっと思ってみてみると二人が慎重な顔になっているから、確かに何となくプルプルした感じに見えてきました。
「今日は大成功。」・・・一回失敗したことを覚えているようです。
みんなで拍手をしていただきました。
絵本から出た話が本当のプリンになり、遊びに発展していった工程が保育者としてはなにより嬉しい姿です。
(なぜか?さっきのもも組の子も失敗したことを知っていたのですが・・・)
お部屋ではもうすぐお姉ちゃんになる☆ちゃんが、クマさん相手に授乳の練習。
色とりどりにきれいに塗ったGパンの塗り絵はお父さんにお土産です。
お休みの子が多いから、いつもよりたくさん使えるレゴで巨大な車をかんせーい。
今日もみんなキラッキラでした。(N・S)


◆たくさんのお客さん (うみグループ)

今日は、ひまわりぐみの発表の日です。
朝から…
「あーどうしようどうしよう、緊張する」
「セリフ忘れたらどうしよう」
などと、ドキドキ、落ち着かない様子の年長児。
数日前までは「楽しみ」という気持ちの方が強く感じられていましたが、本番が迫るにつれ緊張感も増していきます。今日は、最高潮のようです。
そんな年長児に安心感をくれたのが年少・年中の子どもたち。
「ママたちくるからおもしろいよ」
「大丈夫。緊張するけど楽しかったよ」
などと、気持ちに共感するよう、自分たちの体験談をお話ししてくれました。
朝の集まりだけではありません。
午前中、年長児は劇のリハーサルを行いましたが、たくさんの年少・年中児がお客さんをやってくれました。
発表の雰囲気を味わう子、憧れの眼差しで発表見つめる子など様々…。
なかには「がんばれー 」と手を振る子もいました。
このような子どもたちの関わり合いを見ていると、劇をやりきったという結果も大切かもしれませんが、何よりも、そこまでの過程、子どもたちの学びの場を保障することが大切なんだと感じさせられます。
今後どのような場面でも、子どもたちの一つ一つの姿を認めていきたいです。
(N.T)
◆お手伝い頑張ります。 (にじグループ)

集まりでは年長の発表会で踊るダンスの練習を子どもたち全員で行いました。
年少児の子どもたちも年長のお兄さん・お姉さんを応援するかのように一生懸命に踊ってくれました。
また今までいつもより早めに起きて発表会の準備を行ってきました。
全員で給食のお片づけや子どもたちを起こすお手伝い、寝ている子どもたちも一人で起きれるように頑張ります。
午睡後のお片づけ、おやつの準備とたくさんのお手伝いをしてくれていました。
今日も年長児のためにお手伝いをお願いします、と伝えると「はい」と元気いっぱいの返事をしてくれました。
年長児は最後の練習を行いました。
年少・年中児は遊びにいく子がほとんどでしたが、「みたい」という子もおりました。
年長児のハキハキとしたセリフはとても迫力があります。
子どもたちは釘付けでした。
他に新しいカードゲームを提供しました。
『ゲーム オブ トレイン』というゲームです。
1から100までの数字を大きい順番に並べ、最終的には小さい順番に並び替えられれば勝ちというシンプルなゲームです。
しかし、カードの能力などを使うと少し戦略を変えられます。
年長児向けのカードゲームですが、今日は年少児の子どもたちも「やりたい」と参加してくれました。
大きい数字の順番に並べることも上手にできていました。
内容は難しいようでしたが、順番を守ったり、年長にお手伝いしてもらったり楽しんでくれました。
今日は年長児の懇談会です。
子どもたちも今日この日を楽しみに待っていました。
よろしくお願いいたします。
(A,Y)


◆いよいよひまわり組本番 (そらグループ)

昨日はゆり組の懇談会へお集まり頂きましありがとうございました。
一人ひとりが堂々と演じており、表情がいきいきとしていたのが印象的でした。
お子様の成長を感じていただける一時になったのではないかと感じております。
今日は、いよいよひまわり組です。
「今日ママ達くる?」
「今日本番だ~」と楽しみでありながらもどこか緊張している姿が見受けられました。
これまでクラスでの練習の際、自分たちの劇だけでなく、もも組、ゆり組の練習ではいつも優しく傍で支えてくれたのがひまわり組です。
お休みの児が多く、代役をお願いすると「いいよ」「やってあげる」と率先して助けてくれました。
これまでに「ジャックと豆の木」、「ももたろう」を演じてきたひまわり組。
絵本の時間に台本を読んでいたこともあり、長い台詞も完璧です。
最後の練習では、声も大きく時には笑顔もありながら伸び伸びと演じていました。
本番ではどんな姿を見せてくれるのでしょうか。
この日を迎えるために、頑張って練習してきた成果を温かく見守っていただければと思います。(O.Y)


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