◆3月5日(月)の子どもたち
2018年02月05日 月曜日
◆ どこに居ても帰る場所は、ホッとできる場所を知っています。(つぼみ)

目に映るもの、聞こえる音などへの関心が日々高まっている子どもたち。
保育者だけでなく友だちの動きにも楽しいこと発見アンテナは、良好です。
〇ちゃんは、友だちの姿を見つけると友達の頭をなでていたり、覗き込み声をかけて反応見たりとやり取りを楽しんでいます。
そんな中、戸外に出る準備をしていた△ちゃんが自分で靴下を履こうとしていましたが、上手く履けず苦戦していました。
その姿を見ていた〇ちゃんは、足元に移動すると△ちゃんの靴下を履かせてくれようとしていました。
その姿に微笑ましさを感じます。
園庭では、小枝を見つけた二人は、ウッドデッキの上で小枝を動かしたり、隙間にはさみ黙々とあそび始めました。
△ちゃんがやっていると〇ちゃんが隣で同じようにあそび始め、△ちゃんがやっていると〇ちゃんが同じようにあそび始め時折、笑いあうような姿をみせ、気付くと持っていた小枝を交換していました。
短い遊びの中でもお互いにあそびながら反応を楽しんでいるようでした。
また、歩くことが楽しくてしょうがない様子の◇くんと☆ちゃん園庭に出て行くと、思い思いに前に進み、砂場の中に入ってみたり、出てみたり触りたいものを見つける楽しさを味わっているようです。一歩一歩と進み、バランスを崩して座ってもまた立ち上がるなど、とても意欲的で歩くたびに友達と一緒を楽しんでいました。
どの子も気になる所に行くものの、友だちや保育者の動きをみて集まってきています。
帰る場所が分かっているのでみな、安心する場所に戻っているので誰かが誰かと同じ場所で遊んでいる姿は、よく見かけます。
安心基地を知っている子どもたち。これからもたくさんの冒険に出てもらいたいと思います。
(N.Y)


◆難しいって楽しい!(ふじ)

園庭に出て遊びました。もうほとんど雪はなく、体を動かしたり、砂遊びをしたり、思いきり遊びました。
砂場では、バケツにスコップで砂を入れる子どもがいます。砂を掘って運び入れる姿がたくましいです。小さなカップにシャベルで砂を入れる子どもたちは、お料理づくりのようです。「ぱんけーき」「ごはん」とそれぞれにイメージがあって、会話をしながらつくります。出来上がると、近くのテーブルに運び、一緒にいただきますのご挨拶。すると「はっぴーばーすでーしたい」との声が。お誕生日の人を決めて、みんなで歌い、火を消して、ケーキを食べました。そんなやりとりを楽しんでいました。
コンビネーションの裏には、トンネルがあります。その上に登ることがブームになている子どもたちがいます。足を高く上げて段をよじ登ります。〇君は「できないー」と弱気モード。友だちの登る様子を見たり、登り方のコツを伝えると、自分で一生懸命挑戦して、登ることができました。達成感を味わって満足そう。一つ一つこうやってチャレンジして自信になっていくのだなと感じました。周りの友だちも、応援のまなざしで見ていました。
(s.m)

◆ 手伝おうか(きく)

室内遊びの時に、☆くんブロックでお家を作り、完成した後、テーブルに飾ろうしていたら、〇くんが「手伝おうか」と言ってくれて一緒に運んでくれました。それを見ていた◇ちゃんと♪ちゃんが、「一緒に作ろうね」と話しながら、ブロック遊びを楽しんでいました。困っている友だちの様子を見て声をかけてくれた〇くんから、周りにいる友だちにもその優しさが伝わっていきました。
☆くん:「よし、できた。先生、これここ(テーブル)に飾る」
保育士:「いいよ。何を作ったの」
☆くん:「おうち作ったの。よいしょ・・・先生、一人じゃ運べない」
(それを見ていた〇くんが・・・・)
〇くん:「〇くんが手伝ってあげようか」
☆くん:「うん、ここもって」
☆・〇くん:「よいしょ、よいしょ」
(テーブルの前に来て・・・・)
☆くん:「よっこらしょ」
〇くん:「(テーブルに)着いたね」
☆くん:「〇くん、ありがとう」
〇くん:「(照れながら)えへへへ」
(それを見ていた◇ちゃんは・・・・)
◇ちゃん:「♪ちゃん、一緒にお家と車作ろう」
♪ちゃん:「良いよ、♪ちゃんも手伝ってあげる」
(二人は集中して、お家と車を完成させると・・・・)
◇ちゃん:「先生、できたよ」
保育士:「何を作ったの」
◇ちゃん:「お家と車だよ」
保育士:「そうなんだね。上手にできたね」
♪ちゃん:「♪ちゃんも手伝ったの」
保育士:「ありがとうね、♪ちゃん」
◇・♪ちゃん:「(お互いの表情を見て、照れながら)えへへへ」
〇くんの「手伝おうか」の一声から、様子を見ていた子どもたちが、次の友だち、また次の友だちへと優しさを分けていました。
〇くんの一言から、周りにいる子どもたちへ優しさが広がり、楽しさ・嬉しさを共有していました。そこから子どもたちは、優しさに「気付く」、そしてそれが「行動(言葉も含め)」として他者に伝えることで、お互いに助けたり、助けてもらえたりを知り、安心感につながるように感じました。これからも、いろいろな「気付き」から、人との関わりを大切にしていきたいと改めて感じさせて頂きました。(K・K)

◆ 意識しています。(たんぽぽ)
先週お休みだった子達が元気になって登園してきました。
朝からにぎやかです。
今日は晴れ、でも長く外にいると寒くなるから、長い針が下までいったらお片付けして準備しようと伝えました。
時間にすると10時30分のことです。
様子を見ていると、みんなちらっと時計をみて確認していました。
それぞれが、(まだ大丈夫。)という表情で手を止める子はいません。
10時15分頃の様子です。
玩具をたくさん出すと片付けが大変だとでも思ったのか、ぬりえ・お絵描き・はさみといった机上遊びが満席になりました。
ちらちら時計を見ています。 まだ大丈夫、時間は10時25分です。
すると・・・ひとり動き出しました。
さっとトイレに行ってジャンバーを着て準備を始めています。
その子につられてもう一人。
保育士が、「時間は大丈夫?」と一言発しました。
片づけだしています。一人、またひとり。
一人ひとりの心に時間を意識する気持ちがあったのです。
行きますよと声を掛けなくても自分たちで行動する姿は本当に立派でした。
先日太鼓橋ができるようになった〇ちゃんはさらに腕を上げてひょひょいと上ぼって行けるようになりました。
自慢気な顔で上から見下ろしていました。
今日の挑戦は◇くんです。
一回目・・・滑るからできなかったー。靴底の土が滑るようです。
二回目・・・さっきより神妙な顔でゆっくりのペースで進みます。保育者の助言もよく聞いています。 上りたいという気持ちが伝わってきました。
手を前に、次は反対の手を前に、ゆっくりゆっくり足も進んで・・・
ついにやりました。
思わず上に上ったところの横のバーに頭をゴツンとぶつけてしまいましたが、
いたっといいながらも笑顔でした。
みんな一人ひとり充実しているせいか、キューピー3分クッキングの曲が聞こえるとさっと切り上げて帰ってくるようになりました。
みんな次の自分をちゃんと意識しています。(N・S)


◆ 懇談会まであと何日?(うみグループ)

朝の集まりで今週の予定を話し、懇談会が迫っていることを知った子ども達。
「練習しよう」というと「やった!早くやりたい」という声が聞こえてきます。
年長児は衣装を着て準備をするときは、嬉しそうに興奮しながらしているのですが、劇が始まると表情も徐々に緊張感が見え始めてきました。
興味がある児は覗きにきたりもするのですが、他の友達が遊んでいる中の劇遊びなので緊張感が芽生えにくい環境だったとは思いますが、それぞれが責任をもって取り組む姿はさすが年長児だなと感じました。
次にもも組も行いました。
年長児がやっているのを見ていた児は、保育士がもも組の準備をしているところもすぐに見つけて「ももさんもやる?」と聞いてきました。
お休みの友達がいて、なかなか全員そろって劇を完成させることができず、ひとりになってしまう児は少し不安そうな様子がありました。
自分の役割をしっかり覚えていたり、みんなで合わせて言うセリフは自信をもって元気いっぱいのもも組らしい姿が見られました。
きつね役の子ども達はナレーションに合わせて、セリフや動きを自分たちで考えて加えながら劇遊びを楽しんでいる様子でした。
劇遊びを通して、クラスに一体感が生まれ、子ども達は懇談会の日を楽しみにしています。
子ども達の自由な表現する力や人間関係からも成長を感じられる場面がたくさん見られて嬉しいです。(B・K)

◆ 緊張する (にじグループ)

今週からおひさまグループを始め懇談会が始まることを集まりで子どもたちに伝えました。
順番に自分たちの番が回ってくる、ということを知りドキドキの表情の子どもたちです。
集まりでは年少児の練習を行いました。
観客はいない設定で行いましたが、「見ていい」と年中児の数人の子どもたちが観客になってくれました。
年少児の子どもたちはセリフや動きが上手になってきたように感じます。
緊張する、と嫌がっていた子どもたちも今日はなにも言わず、嬉しそうにお面をかぶって最後まで参加してくれました。
自分の番に気づくには周りの動きを把握しなくてはなりませんが、よく周りをみたり、自分の番以外は動かずに喋らずに我慢する姿も見られました。
本番の日、お母さん・お父さんを目の前に練習通りできるか、わかりませんが、子どもたちは一生懸命練習をしています。
練習を終えると「園庭にいきたい」という子どもたちの声が多くあったため園庭に出ました。
劇の練習は午後に行いたいと思います。
園庭では、プールの水が氷になっており、子どもたちは嬉しそうに触っていました。
氷は強く持つとすぐに割れてしまいます。
そのため力を調節して持ってみます。
割れた氷の形は様々で剣みたいに細長い氷や三角形の氷は恐竜の歯だと集めて遊ぶ子どもたちもおりました。
手で持ち続けているのは限界があり、バケツにいれて集めたり、その場で割ったりと楽しみました。
おととい四歳のお誕生日を迎えた◯くん嬉しくてお友達や保育者に「四歳になったんだよ」と教えてくれました。
2月の誕生会は今週の水曜日だね、と伝えると「えっ今日じゃないの、今日がいい」とお祝いする側からされる側の気持ちを嬉しく感じている◯くんです。
水曜日が待ち遠しいです。
(A,Y)

◆ 遊びの連鎖 (そらグループ)

今日は保育士が新しいカードゲームを持ってきました。
保育士のまわりに集まり遊び方を聞き、実際にやってみて途中途中にルールを振り返ったりしながら遊んでいました。
朝の会をいつもよりゆっくりめに始めましたが、朝の会が終わると一目散に机を囲みカードゲームの続きをする姿が印象的でした。
今日の午前中は園庭に行かなかったので、給食の時間が始まるまでたっぷりとカードゲームを楽しみました。
他の机でもトランプをしたり、カルタをしたりと机上遊びが人気でした。
一方、もも組は劇遊びの練習を行いました。
一人ひとりお面をつけて練習してみました。
始めの頃より大きな声を出したり、歌ったりと少しずつ変化が見られてきました。
背景の絵を描くために、もも組を中心に声を掛けていましたが、ゆり組、ひまわり組のお兄さん達も「やっていい?」と積極的にお手伝いしてくれたのであっという間に完成しました。
周りの状況を見ながら「やってみたい」と取り組んでいる姿は本当に素敵だなと感じます。
「やってみたい」と意欲的に取り組める環境づくりの大切さを子どもたちの姿から改めて学ばせて頂きました(O.Y)


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