鮭でコミュニケーション
2018年01月19日 金曜日
鮭が卵から産まれスイスイと水槽の中を泳ぎ回っています。
年末、子どもたちがお休みに入る前は、産まれたもののおなかの栄養が入っている袋が重くて水槽の下で動いているような状態でした。
年始に登園してきた子どもたちは、すぐに泳ぎ回っている鮭の稚魚に目が留まり歓声をあげていました。
そして「ママ見て~」「パパ見て~」と嬉しさを共有しています。
親子で水槽の前に座って観察したり、子どもの喜びに共感したりと楽しそうな様子が見られます。
大人が先に気づくこともありますが、鮭の飼育を通して親子のコミュニケーションが垣間見られ親子が同じ目線で同体験をしています。
同体験とは、体験からお互いのことを理解するということです。頭で理解するものではなく、感覚で同じものを捉え、その感覚を同じく体験することで頭ではわからなかったことがお互いの感性のところで通じ合いお互いの理解を深めていくものだそうです。
確かに、同じ体験をすると会話が弾み、感想を述べ合ったり、同じ思い出を共有することが出来ます。
3月には、鮭を放流しに行きます。
それまでの間、親子でたくさん同体験をしていただけたらと思います。
そして、明日は親子おもちつき会。
おもちつき会でも、今ではなかなか味わえないもちつきの同体験を親子でしていただけたらと思います。
副園長 高野
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