明るく、朗らかに
2018年01月04日 木曜日
明けましておめでとうございます。
昨年は地域の皆さまはじめ保護者皆さまのお陰様で、子ども達と共に楽しい時間を過ごさせていただけたことに感謝申し上げます。
新しい年を迎え名誉園長「明るく、朗らかに」1月号の中からの抜粋です。
「自らを灯として」
1月1日の朝を「元旦」といいますが、元旦とはご承知のように地平線から太陽があらわれ出た姿をかたどった文字です。元朝のすがすがしい輝きを受けて、新年を迎えた私たちの心身はいきいきと発動し、一年が始まります。
> さてそうしてはじまる一年を、みなさんはどのように歩んで行きたいと願っているでしょうか。
> それぞれに思うところ、期するものがあると思いますが、だれにも共通するのは、一年を通して明るく、朗らかにすごしたいという願いでしょう。
> そうであれば、是非忘れずにいたいことがあります。それは、私たちに生きるエネルギーを与えてくれる太陽のように、まずは自ら明るく朗らかになって、人を和ませ、喜ばせることです。ときには人に励まされ、他の明るさに癒されることもあるでしょうが、自らが明るく朗らかに生きるーそれが大切だと思います。
> ただ「生まれつき陽気な人でない限り、それは難しい」と諦め、ため息をつく人がいそうです。しかし諦めることはありません。
> 仏教では、自灯明、法灯明と教えています。
> 自灯明は「自らを灯として生きる」ということですが、それは「何にも左右されない確固たる生き方の芯がある」ということです。そしてその「芯」となるのは、自分を含むすべての人が、かけがえの無い命を、今ここに・自ら生きているとという揺るぎない「信念」で、今命あることへの「感謝」が、芯を明るく灯しつづけるのに必要な「油」といえるのではないでしょうか。
> 私ごとですか、年末に旭川のケアマネージャーさんから電話をいただき年末年始は旭川で過ごしています。気丈な母がついに歩けなくなり、自立困難な状況です。それでもまだ前向きに、気持ちは自立を目指している姿に胸が熱くなります。与えられた時間に感謝しご恩返しが少しでも出来たらと思います。
> 今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
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