◆1月30日(火)の子どもたち
2018年01月30日 火曜日
◆温かいやりとり(つぼみ)

天気など様々な理由で室内で過ごすことが続いていましたが今日は、本五ふれあい公園に散歩に行ってきました。
「外に行こうか」の声掛けに笑顔で嬉しさを表現していた子どもたち。
戸外に出る準備で靴下を履いてみようとする子がまた、増えていました。
まだまだ、一人で履くことができませんが、つま先に靴下を入れようとして「自分でやってみる」という気分を味わっていたようです。
散歩に出かけると、重機やパトカーなど働く車を発見し、一人の子が指さしをすると、それを見ていた隣の子も指さし、発見したよろこびを共有しています。
公園でも、残っていた雪を見つけると、一人の子が雪を触り始めると楽しそうな姿を見つけ、一人二人と集まり、戸外で雪さわりタイムが始まりました。
「冷たい」を感じ楽しめる子と少し触ると満足し、次の楽しいを見つけ出す子と様々な姿を見せていました。
そんな中で、片方の靴が脱げても気にせず歩く〇くんの姿を見つけた△ちゃんは、落としていった片方の靴を持ち、小さな声を出し、呼んでいました。
目の前に来て靴を渡そうとしても、もらってもらえず、困りつつもその後ろを歩いていました。
△ちゃんは、靴のマジックテープを外して履かせてあげようと思ったのか、黙々と靴を持ち外そうとしています。
しかし、その姿にやはり気付かない〇くんは、また、歩き始めようとしたため保育者が〇くんに「△ちゃんが靴を持ってきてくれたから履こうか」と引き止めました。
その姿にホッとしたような表情を見せる△ちゃん。しゃがみこむと足元に靴を置き、挑戦しました。
しかし、履かせてあげることができませんでした。
「履けないね」と言っているのか、淋しそうにしていたので、保育者が一緒にやってあげるとホッとした表情を見せました。
「友だちが困っているかな」と感じてくれた△ちゃん。この一連のやり取りから、△ちゃんの優しさに触れ、外気の寒さを感じないような温かい気持ちにさせてもらいました。
今後も子どもたち同士の世界がより、広がっていくように、温かく見まもり、関わっていきたいと思います。
これから体験する様々な事柄。みんなで共有するのが楽しみです。
(N.Y)


◆ママにゆっとくね (ふじ)

今日は電車を見に行きました。
園庭で働いてるショベルカーに「いってきまーす」と手を振りでかけました。
いつも5台の散歩カーを2台にして、半分以上の子が歩いて交代で行きました。
お友だちや保育士と手を繋ぎ、まだ雪が残るなかを歩いていきます。
雪の塊を触って「つめたーい」と〇くん。つるんと滑る△ちゃん。雪の感触も楽しんでいきました。
地下鉄車庫に着くと電車が止まっていました。
「あー電車が休憩してるよ!!」と△くんが嬉しそうに話していました。
止まっている電車を見て「休憩している」「おやすみなんだよね」と表現していました。
ガタン・ガタンと遠くの方で音が聞こえると「あっ電車きたよーーー」と大興奮です。
2台目は『御茶ノ水』行きの電車で「御茶ノ水の電車は珍しいね」と保育者が話していると〇ちゃんも「御茶ノ水の電車だよ」と話していました。
大人の話しを聞いて真似して言っている〇ちゃんの表情は得意気でした。
さあ帰ろうと言う時にもう1台見れて◇くんが「ママにゆっとく」と聞いた◇ちゃんも「◇ちゃんも電車見たって言っとくね」と話していました。
嬉しい気持ちを友だち同士共有し、お父さん・お母さんにも伝えたいと思う子ども心にほっこりしました。
電車に「バイバイ」と別れを告げまた歩いて帰ってきました。
いくじえんに着くとシャベルカーに「ただいまー」と帰ってきました。
園庭では遊べませんでしたがシャベルカーの存在がとても大きいようです。
t*s


◆どんな顔??(きく)

今日はお部屋で過ごしました。
お部屋で遊びながら、お面を作ることにしました。
このお面は節分の際にかぶるもので、豆まきの掛け声で「鬼は外、福は内」とあるのなら、怖い鬼のお面ではなく、優しい福の神を作ろうということになり、早速取り掛かりました。
朝の集まりで、顔についての絵本を読んでから始めました。
見本を見せたこともあり、貼り始めるととてもスムーズで、「口は鼻の下」「泣いた目はどうする?」など、一緒にやっている子と話しながらつけている子が多く見られました。
のりの加減も抜群で、これまでやっていたフルーツ作りの成果が出たのかなと、嬉しくなりました。
貼り終わった子に「どんなかお?」と聞いてみると、ほとんどの子は「にこにこ顔」と答えましたが、中には「鬼を退治するから怒った顔」「鬼が怖くて泣いてるの」と答える子も・・・。
本当にそのように見えてくるから、子どもたちの言葉は不思議です。
のり付けしたものは、保育室に飾って、のりを乾かしてから色付けしたいと思っています。
子どもたちは、「これ私の!」「僕のどれ??」と飾られた顔を見ながら嬉しそうに話していました。
時には、みんなで同じものを作ることも大切ですが、今日のように自分で思い思いに顔を作ってみるのも大事な経験。
みんなはどう貼ってるのかを気にしている子もいましたが、自分で考えてやる経験もこれから増やしていって、自信が持てるような関わりをしていけたらと思います。(E.Y)


◆「なんか暑いよね」「やっぱり、寒いね」(たんぽぽ)

雪・そして連日の寒さで、なかなか外で思い切り遊べない日々でした。今日は、久しぶりに園庭でたくさん遊ぼう!と張り切って朝の会後すぐに園庭へ。
たんぽぽ組で貸切の園庭。砂場の辺りは工事中のため、砂場は使えません。
少し寒いし、温まるためにトランポリンにあつまるあつまる。
みんな、跳び方も上手になりピョンピョンバランスをとって跳んでいます。途中、保育士が一緒になって跳んだことでバランスを崩した何人かが転んでも、それが楽しくてみんなで大笑い。とにかく楽しそうな光景でした。みんなで遊ぶことが楽しい。嬉しいの瞬間です。
太鼓橋に挑戦する児も多くいました。普段、あまり積極的に体を動かすことのない◎ちゃん。今日は、あきらめずに頑張っていました。ちょっとおまけでしたが、初成功。「こわかった」と言う◎ちゃんの顔は固まっていましたが、ひとつ自信になってくれたかなと思っています。
☆くんは、ママ先生と一緒にロッククライミングに挑戦です。こちらも、あきらめず最後まで登りきることが出来ました。
たくさんからだを動かして遊んだ子どもたちは、次々と上着を脱いでいきます。「なんか、暑いよ」と。いくら動いてもなかなか温まらない大人は、子どもたちの元気さには脱帽です。
40分くらい外にいました。「なんか、寒くなってきた」と再び上着を着始める児が増えてきたので、早めに切り上げて室内へ。
ここで、ちょっとお楽しみ。1階の廊下で遊動車に乗ってきました。
大人が間に入らなくても、友達同士貸し借りをしたりおしゃべりをしながら運転したり。とても楽しそうな光景でした。(M.C)


◆音楽クラブ(もも)

今日は音楽クラブでした。
みんなが集まると、雪だるまの歌を歌いました。
振付と一緒に踊って歌い、笑顔がこぼれていました。
お父さんダルマ、お母さんダルマ、子どもダルマが出て来たので、歌った後は、音符のリズムに分けて歩いていきました。
お父さんが白音符(二分音符)。お母さんが黒音符(四分音符)。子どもが旗音符(八分音符)。
音が聞こえるとその音のリズムで歩いていきました。
すぐに気づいて歩ける子もいて、みんなを引っ張ってくれます。
次に、男の子がお父さんダルマ、女の子がお母さんダルマ、みんなで子どもダルマと分けて、ピアノのリズムが聞こえたら、その音符のリズムの子どもたちが動きます。
始めはみんな動いてしまっていましたが、だんだんわかってくると、自分たちで判断して動いていました。
その後は、音階を聞いて、身体をたたきます。
「ド」が聞こえたら膝。「ミ」が聞こえたら肩。「ソ」が聞こえたら頭。
座って行いましたが、よく聞いて行っていました。
最後に、列車になってお出かけしました。
好きなお友だちと列車につながり、長い列車もあれば、短い列車もあり、にこにこ顔で走ります。
途中、手が離れて脱線してしまうと、車庫へ帰りましょうと端に座ります。
どの列車が最後まで残るか…さらに子どもたちの楽しさも膨らみ、列車はどこまでも走っていくのでした。
保育士体験のお父さんも一緒に参加し盛り上げてくださり、子どもたちの気持ちもさらに高まっていたように感じました。ありがとうございました。
笑顔溢れる時間になりました。
(H.K)


◆音楽クラブ(ゆり)

今日は久しぶりの音楽クラブでした。
『雪だるまのチャチャチャ』という歌を歌いました。振りつけが付いた歌でも、講師がお手本を見せると子どもたちはあっという間に覚えてしまいました。
続いてピアノの音楽に合わせて歩いてみました。自分たちで雪だるまを作ってみようと言うと子どもたち一人ひとりが両手で丸をつくっていました。
「次は大きな雪だるまを作りましょう。どうしたらできるかな?」
と声をかけると、お友だちと手を繋いで大きな輪をつくりました。
大きな雪だるまを作った後は、リズム遊びをしました。二分音符、四分音符、八分音符、付点二分音符にプラスして今日は全音符を学びました。リズムをとるときに、今までとは違って全音符は4カウント分待たなければなりません。
講師が「これは難しいんだよね。」と言うと、子ども達は「大丈夫できる!」と自信に満ち溢れて挑戦。上手にできていて驚きました。
新しいことも、「きっとできる」とためらわず挑戦するところが凄いと感じました。(K.Y)


◆音楽クラブ(ひまわり)

今日は久しぶりの音楽クラブで「ひまわりぐみ」という年長さんたちが歌詞やリズムを決めて作った年長さんの歌から始まりました。みんなで歌を歌い、先生から「前に出て歌える人ー」と声をかけられると10人ほど前に出て、大きな声で元気に歌うと、聞いている子も「次は歌えるかもしれない」という気持ちになり、次の時には前に出て歌える子が増えていました。最後には全員前に出て歌い、恥ずかしいのか照れながら歌っている子もいました。
「ひまわりぐみ」に合わせてホールの中を歩いたり、曲調が変わるとスキップをしている子もいました。
そして、今度はド・ミ・ソの音に合わせてその音が聞こえたら自分の体の一部(膝、肩、頭)をポンポンと叩くというのをしましたが、自分に自信がない時にはお友達の様子をうかがったりして真似をしていましたが、途中から自分を信じて叩いていました。
今度は2分音符、4分音符、8分音符、スキップ音符を各グループに分け、その音が聞こえたときには、そのグループが前に出て歩き、スキップ音符だけひまわり組全員で前に出てきて歩くというのもやりました。順番に一つずつの音しか聞こえなかったのに、途中から二つの音が聞こえたときには頭がこんがらがりながらもリズムを聞き分けて歩いていました。
音を聞き分ける、リズムを聞き分けるのは大人にとっても難しいことですが、わからないからやらないではなく、わからないからこそやってみる、わかるまでやろうとする姿に驚きとともに成長を感じる音楽クラブでした。
(K.H)

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