◆1月26日(金)の子どもたち
2018年01月26日 金曜日
◆ おへやで色々体験 (つぼみ)

週初めの雪により園庭はぐちょぐちょ。なかなかお外へ出られないつぼみぐみです。今週は、廊下、おひさま広場、ホールと色々な場所をフルに使い、身体を動かしたりして遊ぶ機会が多く持てました。そして、今日はおひさま広場で遊びました。
おひさま広場、前半はいつものうように、肋木のすべり台、トンネル、ボールテントなどを出し、好きな場所へ行き遊びました。すべり台は、頭からシューと、うつ伏せでスライダーのようにすべっていたり、お友だちがいないか確認しながらスピードを調節してすべったり。テントの中外、トンネルの中外とそれぞれお友だちがいて、トンネルをたたいて「いるよ~」と、顔にトンネルの網をピターとくっつけ、アピールして関わってあそんでいたり、遊びが発展していました。
今日は更に、お日さま広場後半戦へ。風船をとばしたり、組み合わせて色々な道ができる平均台を、保育士と手をつないで渡ってみたりしてあそびました。平均台は、上がるものというより、またいで楽しみ、始めはみんなでまたいで静止状態でした。そのうち、上に上がろうと、保育士に手を貸してと訴え渡ろうとするお友だちが出てきて、みんなもそれを真似し、渡り始めました。
今週は雪のおかげで、初めての体験がいろいろできました。来週は、もうそろそろお外に出たいです。(T.Y)


◆ 初めての・・・(ふじ)

久しぶりのお散歩。今日はなんと全員歩いて行きました。園の周りをぐるっと一周の短い距離ですが、初めての手を繋いでのお散歩です。3回に分かれて小さなグループで行きました。
まずは、み仏さまにご挨拶。手を合わせていってきますをして出発。友だちと手を繋いで歩くことが新鮮だったのか、ニコニコ嬉しそう。「ゆっくりね」と声を掛けたり、お互いに意識して歩く姿がありました。
まだまだ道路の端には雪があります。「ゆきだー!」と言って反応したり、シャリシャリを雪の上を踏んで歩いてみたりしていました。途中、ツルツルと凍っている道がありました。そこを通らないようにそっと歩いたり、わざとそこに行ってツルツルな感触を味わったり、ちょっとスリルのあるお散歩でした。
園の裏の工事現場には、クレーン車がいるというサプライズもありました。大喜びです。「おっきい」「うごいてるね」「うんてんしてる」と、それぞれに見て感じた事を伝えてくれます。「くれーんしゃさん、がんばってー」「がんばれがんばれ」といつの間にか熱い声援を送る子どもたちでした。
一歩一歩自分で歩く子どもたちの姿にたくましさを感じました。次はもう少し距離を伸ばしてみようと思います。
(s.m)

◆ ちょっと考えてる (きく)

冷える夜が続いて、園庭の様子も変化がありました。ふわふわだった雪が解けはじめカチカチの氷になっています。保育室では、子どもたちに「雪の上はつるつる滑るよ」と伝えておきました。子どもたちなりに、言葉を覚えておいてくれていて雪の上ではゆっくり歩いたりする姿がありました。
霜柱があるよと園長に教えてもらった子どもたち。「しもばしら?」と「?」マークが出ていました。実際に、霜柱を見ることができた〇ちゃん手の平に乗せてじっと見つめていました。「きれ~」と一言・・。自然のものに触れて感動できる体験ができたことはとても貴重です。
砂場では、トンネルを作ろうと△くんにさそわれました。砂場の砂もすっかり冷たくなっていて掘るのも大変です。楽しそうに砂場で山を作っている△くんのそばに※くんがやってきました。一緒に遊びたくなったのでしょう。とても自然に、山作りに参加しました。△くん「だめなの!!」と※くんに言いました。驚いた※くんいろいろ△くんに自分の思いを伝えてみます。
いろいろ言われた△くん。ふん!と一息して言った言葉は「ちょっと、考えてくる!!」
そう言うととつかつかと砂場から離れて椅子に腰かけ考えています。少しすると帰ってきて「※くんは、ここにつくってよ」と・・・△くんなりにいろいろ譲ってくれました。
互いの思いがぶつかったりすれちがたったり・・そんな姿も多々見られていますが、△くんのように自分の思いをコントロールしたり、相手の存在を意識したりする姿がありました。手や口を出しすぎず、それぞれのいいところを見つけ出せるように見ていきたいです。U・A


◆ 好きなこと(たんぽぽ)

強烈な寒波で今日も寒いです。
予報では東京は5度ということで、鼻水、咳が多発中なので外に行くのはやめておきました。
お部屋ではそれぞれが好きなことをしています。
男の子たちは協力し合った遊び、女の子たちはイメージを膨らませた遊びをしています。
おままごとや机上遊びにもそれぞれに楽しんでいる子がいます。
もう保育者たちが仲立ちしなくても自分たちで取り組んでいます。
誰かが「先生、〇〇していい?」と言うと、「自分で考えて。」と子どもたちが発言しています。自分で考えて好きなことをする、すごいことだと感じます。
もうすぐもも組です。
今日は一つ作業もしました。
もうすぐ節分ですが、今年の2歳クラスは鬼のお面ではなく「鬼は外、福は内。」とあるようにお福ちゃんを作ることにしました。
ファミスポの時と同じ、顔のパーツを糊づけするのですが、今回は目・鼻・口を自分なりの感覚で貼っていきます。
仕上げは口を赤く塗り黒目はシールで貼りました。
みんな良い表情のお福ちゃんができました。
鬼も思わず笑ってしまうかもしれません。(N・S)


◆ 発掘(うみグループ)

今日は久しぶりにお休みしていた子どもたちが数人登園し、「ひさしぶりー」とお友達の登園を喜び、朝の会でもお休みしていたお友達と一緒に遊びたいという発表をしている子もいました。そして、今日は☆くんのお父さんが保育士体験ということもあり、「☆くんと☆くんのお父さんと遊びたい」という子もいました。
室内遊びの時間になると☆くんのお父さんの周りにはたくさんの子どもたちが集まり、みんなでUNOやかるたを楽しむ姿がありました。
園庭では、雪が解け、氷に変化していることに気付き、以前の時よりも固く、つるつるしているので滑らないようにそっと歩いたり、あえて滑ってみたりと楽しみつつ、氷をスコップを使って発掘し、「先生、氷発掘したよ」と様々な大きさの氷を次々に拾って見せてくれました。
中には、この時期だけの霜柱付の氷もあったりと、「霜柱ついてたー」「これ大きいよ」と大興奮で、普段の霜柱よりも大きなものになっていたりとさらに寒さを感じていました。
その発掘した氷を使い、朝の発表の時に「雪だるまを作りたい」といった△ちゃんは作ろうとしますが、氷は硬いので雪だるまの形にならないと思ったのか、「雪だるまをやめて家にしよう」とみんなで決め、レンガの家のように氷を積み上げていき、家をつくりはじめました。
自分たちと同じ高さになるには時間がかかり、午前の時間だけでは完成することができずでしたが目的を持って、氷を集める人、積み上げる人と役割を決めて遊んでいる姿に成長を感じました。
どんな環境でも自分たちの遊びを見つけ、楽しめる子どもたちは天才だなと感じる今日でした。
(K.H)

◆ 劇遊びの準備(にじグループ)

今日は少しずつお休みだった子も増えてきました。
病み上がりや風邪気味の子どもが多かったので、お部屋でゆっくりと過ごしました。
朝の集まりでは、それぞれの劇の話を聞いていきました。
もも組の子どもたちには前に出てきてもらい、コッケモーモーの歌を歌うと、ゆり組、ひまわり組の子どもたちも大きな声で一緒に歌います。
歌い終わると、おもしろいねと拍手が湧きました。
嬉しそうなもも組の子どもたちでした。
ゆり、ひまわり組は劇をする上で、あと何が必要か聞いてみると、それぞれ声が上がりました。
今日は制作の時間にしました。
ゆり組のネズミ役の子どもたちが、「耳つけたい」「しっぽつくりたい」と意欲的に取り組み始めました。
すると、おじいさん役の子どもが「おじいさんの、こういうのつくりたい」と言って、仕事で使う斧の真似をしました。
新聞紙とガムテープを使って作りました。
するとそれを使い、以前に作った小さいつづらも持ってきて、ぺったんことお餅つきが始まりました。
斧を杵の代わりにしてつき、お餅を返す役の子もいて、周りでは応援団も揃っています。
この間のお餅つき会の様子が思い出されました。
子どもたちの発想の豊かさに驚かされます。
また別のところでは、ゆり組のネズミのしっぽを作っていたのを見たもも組の女の子たちが、「◎ちゃんも、しっぽつくりたい」と自分の役の動物のしっぽを作ろうとやってきたのです。よく見ていて、考えていることに感心しました。
ひまわり組の子どもたちは、赤ずきんがおばあちゃんのお家に持っていくパンを作っていました。昨日の午後にはケーキとワインを作っていました。あとチーズを作る予定です。
赤ずきん役は4人いるので、みんなで分け合ってたくさんのお土産を作り持っていく予定です。
それぞれに楽しく、取り組んでいます。
今後も子どもたちの主体性を引き出しながら、一緒に取り組んでいきたいと思います。
(H.K)


◆ 氷をつかって(そらグループ)

今日は、室内と園庭にて遊びました。
室内では節分に向けて升作りを行っています。画用紙を箱型に折っていくタイプのものと、牛乳パックや紙コップに鬼の顔に折った折り紙を貼り付けるタイプのものの二種類から選択し取り組んでいます。
自分が出来そうな物を選んだ児は、画用紙やハサミを調達すると大人の力を借りずササッと作っていました。やったことがないけれど挑戦したいという児もいます。そんな児は保育者の隣で作り方を聞いたりお友だちに教えてもらって完成させたりした児もいました。自分たちで作った升に豆を入れて鬼に向かって投げるのを少し怖がりながらもわくわくしているようです。
園庭では、数日前までは雪が降り積もっていましたが、氷に変わってしまいました。昨日、一昨日と凍結により怪我のおそれがある為室内ですごしていましたが、注意して遊びました。少しでも残っている雪で遊ぼうと期待を持って園庭へ向かう子どもたちでしたが・・・。
「あれ、(今日は)雪合戦もできないし、雪だるまもつくれないじゃん。」と言っていました。この環境の中でどのように過ごすのかと思うと、その場で足踏みをして氷を割り、手に取ってみたり、熊手やシャベルを使って氷をくだいてみたりと雪遊びをしていた時と変わらないくらい夢中になって遊んでいました。
今日は◎くんのお父さんが保育士体験へいらっしゃいました。たくさんの子どもたちが◎くんのお父さんに向かっていく中一人ひとりを受け止め、見守っている姿が印象的でした。(K.Y)


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