◆1月24日(水)の子どもたち
2018年01月24日 水曜日
◆ 廊下でドライブ(つぼみ)

今日のつぼみ組は今日は廊下に出てあそぶことにしました。
ミッキー体操が終わるまではお部屋で遊んでいたのですが、みんな元気で所狭しといろいろな玩具を持ってきて元気にあそんでいました。声を出す機会も増え、大きな声で賑やかに玩具を片手や両手に持ってきては自分の思うような遊び方をしたくて近くに居る保育者にアピールしてくる姿が小さいながらも頼もしく感じました。
廊下に出ると準備されていたコンビカーに早速、乗ったり押したりと元気にあそんでいました。自分の好みの色や形などもはっきりと出てきているようでたくさん車があるのにお友だちが使っている車が使いたくて近づいてみたり乗りたいアピールを保育者にしてみたりと自分の気持ちをどうにか伝えようと行動していました。
あそび方も同じ玩具でも少しずつ変化や違いも出てきました。同じコンビカーでも車に乗って運転を楽しむ子やお友だちが乗っているコンビカーを押してあそびたい子、コンビカーの座席が開くので開いて中を覗いてみたり、肋木を横にして廊下に出していたのでその中にコンビカーを入れようとしたりいろいろあそび方を工夫してあそんで楽しんでいるようでした。
肋木も横になっていたのでトンネルをくぐるようにしたり、雲梯の様に上の横棒をしっかりと握って(足は下についていますが)一本一本移動して来たりと元気に身体をたくさん動かしてあそびました。y.n


◆ 雪のその後は・・・つるつるだった?(ふじ)
昨日は一面真っ白で別世界だった園庭も、今日はだいぶ土が覗いています。今日の園庭は、昨日よりもびしょびしょ、どろどろになりそうです。朝の集まりのあと、窓の外を見ながら、「今日はどうしようか・・・」と保育士が話し合っていると、子どもたちも外を眺めて、「外行きたい。」などと言っています。
ちょっとだけ出てみようかと、昨日やったかき氷遊びがまたできれば・・・と、ヨーグルトの空き容器を持って外に出たものの、やはり園庭は難しそうです。2階のベランダは、溶けてはいるもののまだ雪が残っていそうだったので、ホール前の外階段を経由して、2階のベランダに言ってみることにしました。
子どもたちを集めて、そのことを話すと、とてもよく聞いています。柵の外に出ても、園庭に散って行く子はほとんどおらず、ちゃんと階段に向かいます。自然と集団を意識することができるようになっている姿に成長を感じました。
ゆっくり階段を上がり、2階のベランダに着きました。初めて来た場所なので、子どもたちは興味津々でキョロキョロ。長いベランダ(雪のないところ)を少し歩いて、2歳クラスの保育室のほうへ行ってみました。窓の外側から見るおにいさんたちのお部屋は、また違って見えます。「遊びたい~。」という声も出ました。
たんぽぽ組前のベランダにも昨日は雪が積もっていたのですが、もうだいぶ溶けて、一面凍りついていました。指で触ってみると、冷たくて固い。上を歩きたがる子もいたので、「ゆっくり、ゆっくりね。」を声をかけて、少しだけ歩いてみました。途端につるっ、ドシーンとしりもち。「ほらほら、滑るから。」と言っても、果敢に凍った雪の上を歩こうとする好奇心いっぱいの子どもたち。あっちこっちで、つるっ、ドシーンとやっていました。
今度は、もう一方のベランダ(ちょうどホールの上あたりです)に行き、カップに雪を入れたりしてみましたが、もうだいぶ固くなっていて、昨日のようにはいきませんでした。それでも、青と赤を混ぜた紫色のかき氷を大切そうに持ち、「いい匂い。」とうれしそうにしている姿もありました。東京の雪は、一日遊ぶのが限界なようです。
ベランダから直接2階の廊下に入り、階段を下りて・・・、最後はホールにたどり着きました。体を動かしてから、お部屋に戻ろうと、鉄棒、ジャンプ台の他に、初めて梯子を橋のように横に渡してみました。一本ずつまたいで渡って行く子もいれば、手と足を上手に使って、下に足をつけずに渡って行く子もいます。まだちょっと難しいかなと思っていた梯子は大人気で、押し合いへし合いになったりもしましたが、それだけ楽しかったのからと、今の子どもたちの興味のあるものをまた一つ見つけ、なんだか嬉しい気持ちです。
(T.M)


◆ なんだ いらないのかい (きく)

とってもいい天気が続き、昨日の雪はみるみる解けていきました。窓から園庭を眺めて「なくならないで~」と子どもたちからの声援を浴びていました。今日は、足元が悪いと思い保育室と1階の廊下でみんなそれぞれ、好きな遊びを楽しみました。
お絵描きノートもだいぶ定着してきています。「おえかきした~い」と知らせに来てくれる子が増えました。〇ちゃんと△ちゃん、2人そろって「おえかきした~い」と言いに来ました。初めは、それぞれのノートで楽しんで「なにかいた?」とおしゃべりしながら楽しんでいましたが、そのうちにふたりで一緒に使い始めます。「ねえねえ〇ちゃんここかいて~」と話も弾んで楽しそうです。子どもたち同士の会話が、交わされて楽しんでいる姿が見られてきてついつい、聞き耳を立てたくなってきます。
2階の廊下でも楽しみました。最後に、ふじ組の廊下まで出かけて遊技車をたのしみました。去年経験していたり、土曜日保育で経験のある子どもたちはふじ組の廊下に行こうと伝えるとイメージがすぐに湧くようです。
「つぼみさんとふじぐみさんがどうぞ~っていってくれたよ~」と伝えると※くん床に向かって「ありがと~」と言っていました。つぼみ組、ふじ組=下の階と感じたのでしょうか。こういう発想や行動がいつも心を和ませてくれています。
1階廊下でたっぷり楽しんで保育室の戻りました。これで遊びたいと子どもたちそれぞれが思いながら保育室に入っていきます。時には子ども同士気持ちがぶつかり合います。ブロックコーナーの2人なんだか雲ゆきが怪しいです。
「だって、〇〇がつかってた!」
「さっき、つくってたの!」
互いに言い分があるようです。
そこに◇くんが二人の所にやってきます。何を取り合っているのか気が付いた◇くん。たくさんあるブロックの箱をいろいろ探して同じものを見つけ出します。二人の間に持って行った頃にはなんだか言い合いは終わりかけ・・◇くんの一言
「なんだ・・いらないのかい・・」何とかしてあげたいと思ってくれた◇くんの姿、大事にしていきたいと思います。U・A


◆ 遊びの実験はじめます(たんぽぽ)

昨日は雪でたくさん遊び、子ども達も大興奮でした。今日は昨日遊んだ跡で雪はもうフカフカではなく、寒さで氷になっていました。朝来る時も地面がすべっていたので少し心配しましたが、今日はパパ先生も来てくれていたので、室内と園庭で遊ぶことにしました。
10:30にいくこと(長い針が下になったら)を約束し室内でもいっぱいあそび、園庭へ出発です。こんな雪の日にしか使えない手袋や長靴を嬉しそうに使っている子ども達。園庭出る前は「ほら見て僕はこの長靴だよ」ととてもうれしそうでした。
園庭全体の雪が氷になっていて子どもたちも慎重に歩いたり、足音を楽しんだり、氷の冷たさに触れてみたり雪の日ならではの経験をしました。
そこで子どもたちが雪解け水の水たまりを発見しました。長靴が嬉しくてまずは入ってぴしゃぴしゃと楽しみます。そして次はもっとぴっしゃーんと跳んでみます。「あーぬれちゃった」と言いながら表情はなんだか嬉しそう。
次に思いついたのは固まっている雪を持って来て、水たまりに入れるという実験が始まりました。入れ雪はすぐに解けてしまい水に。不思議とその繰り返しが楽しかったようで、何度も何度も繰り返していました。都会ではなかなかできない雪遊び。貴重な経験をたくさんし、長靴じゃない子も思い切り楽しんでいました。
(K.E)


◆ 助け合い(うみグループ)

昨日はたくさん雪遊びを楽しんだ子ども達。
朝の集まりでは、雪遊びではなく、氷鬼やブロックなどもう普段の遊びへと切り替わり、遊びたいと発表してくれる児が多くいました。
遊びが始まると、ドミノやカプラ、ラキューで遊ぶ児もいたのですが、もも・ゆり・ひまわり組のそれぞれが劇遊びの道具作りに取り組む児が多くいました。
特に、ゆり・ひまわり組の児は少し前から背景作りを取り組みはじめていて、絵の具をする姿をもも組の児もよく見ていました。
今週は「いいな、ゆり組さんだけ」という声も、もも組の子ども達から聞こえ始めてきたので、昨日の夕方からもも組は取り組みがスタートしました。
自由画とは違い、みんなで同じ目的の為に作り上げていくのは初めての経験でした。
「どうやってやるの?」「ここ何色?」とお友達や保育士に聞いて、想像以上に慎重に取り組んでいる姿が見られました。
絵の具の使い方から丁寧に伝えていきました。
水や絵の具の量の調節が難しかったり、塗る色を間違えてしまったりもたくさんありましたが、それも子どもらしい味がでていて、素敵でした。
途中で集中が途切れてしまう児もいて、最終的には隣で作業していた年長児が仕上げを手伝ってくれました。
自分で使った筆を洗って、別の遊びに移ろうとしていたもも組の児が、「年長さんいいな」と言いながら憧れのまなざしで見つめていました。
お友達と助け合いながら、自分がやっていた場所や物でなくとも、お片付けや掃除も最後までたくさん手伝ってくれました。
一生懸命に一人ひとりが取り組んでいたので、子ども達が「あれ?園庭は?」と言う頃には給食を準備する時間になっていました。
集中して「おなかすいた~」と早々に言っていた児もいて、給食もみんなでおいしくいただくことができました。
子ども同士が助け合う姿は、一緒に生活をおくる仲間としてとても温かい集団の関わりで、嬉しいなと感じました。(B・k)


◆ それぞれの取り組み(にじグループ)

登園すると、「まだ雪が残ってた。嬉しい~」と笑顔の子どもたち。
大人と違い、雪が残っている事を純粋に楽しめる感性が羨ましいです。
今日は劇に関する制作をしました。
子どもたちから背景を描きたいとの話があり、年長の○ちゃんから提案が出ました。
「コッケモーモも、おむすびころりんも赤ずきんも、森や山が出てくるから、みんなで1枚の絵を描いて、3つの劇にその絵を使うのはどう?」
「いいと思う」大勢が頷き「やりたい」と手をあげます。
こうして背景作りをする事になりましたが、「やりたい」と手を上げなかった子が数人おり、聞いてみると、おにぎりや銃など劇の小道具作りをしたいとの事。
そこで背景を描くチーム、小道具作りをするチームのどちらをしたいか選び、作業をする事にしました。
途中で身体測定を挟んだ為、戻ると遊びのゾーンへ直行する年少児もいましたが、「身体測定の間に、芝生を塗っておくね」「お待たせ。どこを塗ればいい?」等、学年を超えて声をかけたり、進行具合を確認しながら取り組む姿が見られました。恐竜博物館プロジェクトで培ったチームワークは健在です。
どんな絵を描くかは、劇の題材の絵本だけではなく、森が出てくる絵本も見ながら取り組むなど、絵本好きのにじグループらしい一面もありました。
小道具チームは、自分が取り組んできた作品の続きをしたり、大小の段ボールを見つけ「これを使おう」と、こちらも意欲的。ゆり組は最後に大きい段ボールの絵具塗りに取り組んでいました。
作品が少しずつ増えていき、進行具合が見える事で子どもたちの意欲が更に刺激されるのか、「次は赤い頭巾を作る」「劇の練習もしたい」との声が終了後も聞こえました。
意欲と主体性を大切に、今後も見守っていきたいです。
O・Y


◆ モード(そらグループ)

先日の雪遊びが楽しかったようで今日もやる気十分でした。凍結での転倒の話をし、室内遊びを行いました。
体を動かす遊びを提供しました。
先日はベランダと園庭に分かれて遊んだのですが、ベランダでは平らに積もった雪がフワフワしておりダイブを楽しむ子も大人も。
最終的には絵の具まみれの雪一面となり、作った雪だるまもレインボーのような、かき氷のような見た目となりました。
朝の集まりでは、節分のマス作り・表現遊び・表現遊びの造形などの話をしました。
鬼の話もしてみると、自分の心の鬼はどんな鬼か言い合いました。
これは、自分のコンプレックスや悪いと思っているところで、答えたり考えたりするのは反省の心がある事で素晴らしいですが福の心はどうか?自分の良いところ見つめていく事も話しました。
この年齢で反省する事は大切なのかそうでないかは答えはないようにも感じます。
そんな話をしていると、コンプレックス、短所を前向きに捉えられるような見方を大人である私達保育者が出来ているか考えさせられます。
因みに私の心の鬼は、いすぎてどれから退治していかなきゃいけないか…という話ですが、子供達には先生の心の鬼はすぐ皆んなを怒ってしまうところです。と伝えました。叱ると怒るの区別をしているつもりですが、大人がどんなにこれは怒ってるんじゃない、違う、叱っているのだといっても子供達がどう受け取るかで決まりそうです。
それを踏まえてあえて、怒る、叱るなどの言葉の違いを子供に伝えていくのも難しいと常々思います。
子供同士で先生に怒られるよ!と三歳児がよく口にします。これは効果絶大のようです。口にするのは三歳児だけでない事もあります…。
この言葉を使うと一見、大人を頼っているようですが、何とか自分でこの場を乗り切る術はないか相手と向き合って関わっていく力があるように感じます。先生〜っと泣いていた頃よりも数段成長を遂げています。
ズルイと思われることも最近ご家庭でも目に見えて来ているかと思いますがそれも成長だと感じます。
先生に怒られるよ!先生に言うから!
お家でも保護者の方に先生に言う!と言った子もいるようです。
三歳児の大まかな発達段階であればその会話でも私はニコニコ笑っているのですが、年長児がそういってる時にはどうして怒られるの?どうしてそこまで嫌なの?と問います。もちろんこれも年長児だけに関わらず個々に合わせてです。
時には保育者がトラブルに介入せず自分達で話し合って来てとあえてそうする事もあります。先生の力を借りずにやってみてと。
三歳児がよくおままごとをやっています。そこに居るのは大体三歳児です。年中、年長児がそこを使っていたら違う遊びを選択するのが掟のようです。もちろん保育者が決めたわけでもありません。暗黙のルールなのでしょうか。遊びを見ていると、遊び方が全然違うからだとよく分かります。ごっこ中に急に犬や猫になりだして混沌とし、それで喧嘩になる事もしばしばあります。年中、年長児は料理を綺麗に盛って保育者の所に持って来てくれます。食べ終わるまで見て食べる真似をチャチャっとするとそれを見終えて片付けまでしてくれます。しかし、三歳児と、これは偏見かもしれませんが、体験としての話で「男子」の場合は、丼に適当(きっとその子達にとって適度な量)に入れ、適当に混ぜて、溢れても御構い無しに置く。
効果音で説明すると、ザバァー、ガチャガチャ、ドーンです。
これでは遊びのゾーンに異年齢が集まりません。同年齢もしくは同じ発達の子供達が集まります。必然と掟が出来てくるのが分かります。
最近、おままごとでの言い合いもあります。
それは三歳児同士でですが、これもイージーモード、ノーマルモード、ハードモードといったように遊びの質を上げてやりたい子供達が出て来ているからだと思います。だからこそ、今は入らないで!といった事も起きているのだとも感じます。
しかしながら、やはり同年齢で集まると楽しいようです。
三歳児は、劇遊びの背景作りとして絵の具遊びを行いました。一人の子供が保育者を呼びました。自信満々に見てーっと大きな模造紙を指さしました。
●ちゃんがやったの?と聞くと、少しためらいながら、あの部分だけ…としっかり伝えてくれました。うっかり全部やったかのように言う子もいる中、謙遜している子供の姿を見ると個性が分かれるなぁと言う事と一人ひとりを見つめてその子に合った声かけは大切であると感じます。
今日は保育士体験の保護者の方がおりました。カプラをやったり給食当番をやったりと本当にありがとうございました。
k★y

Posted in 園のこだわり