◆1月16日(火)の子どもたち
2018年01月16日 火曜日
◆音の出るもの(つぼみ)
今日も天気が良かったので園庭に出ってあそびました。園庭に出るとすぐに目に入ったのは砂場に二つ大きなお山、子ども達も喜んで砂場に直行かと思ったのですが、『すごい大きなお山が出来ていると』思ったのは大人だけでいつも通りにすべり台やその周辺であそび始めるつぼみさん達でした。
気づかなかったのかと思い誘ってみたのですがあまり興味を示さず、すべり台で夢中になってあそんでいる☆ちゃん。階段をハイハイで上って階段側に向きを変えてニコニコとすべっていきました。
他の子もゆりかごスイングに乗ってあそんだり、ゆりかごスイングを揺らしてみたり、ベビーカーを一緒に押してみたりテーブル近くのベンチに集合してみたりといつも通りあそんでいました。
しばらくすると園庭の門の横の小門に子ども達が集まり出しました。日が当たりポカポカと暖められてとても気持ちの良い空間になっていました。小門に集まって大門の段差やレールの上を歩いたり鍵をぎぃーガシャガシャトントンと動かして音が出るのを楽しんでいました。そのうち隣の駐輪場の扉の柵を両手でつかんでガシャガシャとどんどん仲間も増えてガシャ、ガシャガシャ、ガシャガシャガシャガシャと音も大きくなっていきました。音につられてまた仲間が増えていきます。満足した子は離れていき入れ代わり立ち代わりで音を楽しんでいました。
その後はまた興味のあるところにあそびに行っていました。鉄棒や築山の階段を登ったり保育者や幼児組のお姉さん達のサポートを受けて赤いループのすべり台にチャレンジしてみたりと、色々なことにチャレンジして嬉しそうにニコニコしているステキな笑顔にたくさん出会えました。(Y.N)
◆何度も挑戦 (ふじ)
今日も昨日に引き続き良いお天気だったので、園庭で遊びました。園庭に出ると風もそんなになく日差しが温かく青空が広がり気持ちの良い天気でした。
園庭では今日も様々な楽しい遊びをする子どもたち。砂場を見てみると何やら大きな山が出来ていました。子どもたちは、喜んで大きな砂のお山の上に乗ってみたり、「壊しちゃおう」と言い壊わすことの楽しさを味わって遊ぶ子など本当に様々です。△くんが空を見上げて「あっ見て~ひこうき雲だ~!」と保育士に教えてくれました。また中には、保育士とかくれんぼをする子や兄弟同士で仲良さそうに遊ぶ子、お友だち同士で会話をしながら車に乗ったりと、他者と関わることの楽しさも段々と知ってきたようです。
そして何よりも驚いたのが、太鼓橋に挑戦する子どもたちの姿でした。数人の子が順番に次から次へと手足を上手に使い力強く登ります。その中の一人〇ちゃんの姿がありました。男の子にも負けないくらい力強く失敗しても何度も諦めずに登っていました。周りの保育士も「頑張れ~あと少し」と応援します。何度か挑戦していると、〇ちゃんの頑張りがついに実り自分一人で上まで行き登ることができ、成功へとつながりました。以前から園庭に出るたびに、何度も何度も太鼓橋を登ろうとしていた姿を見かけていたので、その分成功した時の達成感はとても大きいものでした。〇ちゃんはとても嬉しそうにすぐに「登れたよ~」と保育士の所に教えにいっていました。保育士も〇ちゃんが近づいてくるとその様子にすぐに気が付いて「見てたよ!すごいね!」と一緒に大喜びしました。その様子は見ているこちらまで嬉しくなりとても感動的な場面でした。〇ちゃんの諦めずに自ら挑戦する素晴らしさを感じたとともに、またその努力する姿が周りで見ていたお友だちにも良い刺激にもなり大きな力を与えてくれました。これからも子どもたちが様々なことに挑戦する姿を温かく見守り応援していきたいと思います。(T.S)
◆お店屋さんごっこ(きく)
久しぶりに、本5ふれあい公園に行ってきました。
大きな岩がたくさんあり、初めのうちはそこによじ登って遊んでいた子どもたちでしたが、気が付くと岩のそばに座り込み何かを始めていました。
近づいてみると、「いらっしゃいませ~」の声。
そうなんです。岩をカウンターにして、お店屋さんを開店させていたのです。
何軒も立ち並びますが、「ハンバーガー屋さん」「アイス屋さん」「ご飯屋さん」と同じお店にならないようにしていたり、岩の上には品物らしい小石がたくさん並んでいました。
やり取りもきちんとしていて、「アイス、1個300円です」と買いに来たお客さんに伝え、お客さんはお金代わりの小石を渡しているのにはびっくりしました。
あるお店屋さんには、「先生の買う?」と聞かれたので、「今、お金持ってないから、買えないんだよね…」と話すと、「じゃあ、これで買ってきていいよ」とお小遣いまで頂いてしまいました。
今日の子どもたちの姿に、友達同士の関係ややり取りがとっても上手になって来たなと改めて感じました。
そして、せっかく始まった遊びなので、お部屋でも展開していけるようにお金を作ったり品物を作ったりと、子どもたちと考えていきたいと思います。(E.Y)
◆終わったら貸してね・・・じゃあ、ジャンケン(たんぽぽ)
連日のように誰かのママ(パパ)が保育士体験をしてくださり、子ども達はうきうきしています。
今日は何をしようか考えました。
三つプランがたったので、朝の会でみんなに聞いてみることにしました。
1 園庭行く。
2 3Fのベランダで三輪車を乗る。
3 にじグループで遊ぶ。 三択です。
遊びたいと思ったら手を挙げてね、とルールの説明のあと聞いてみると、ダントツで三輪車が選ばれました。
3Fベランに日差しが当たって温かくなるまでお部屋で遊んでから行くことにしました。
先週行っているので手順ばっちりです。
先週と同じものを選ぶ子もいましたが、今日は交代しあいながらいろいろ試していました。
キックスクーターにのった◇くん。 フォームがきれいですいすい進んでいきます。
見ている方も気持ちの良い乗りっぷりでした。
すると☆くんがやりたーいと追いかけて行きました。
☆「かーしーてー。」
◇「まってってね。」
少ししてまた同じ会話を繰り返します。
3・4回繰り返したところで別の〇くんも入ってきました。
〇「かーしーてー。」
☆「かーしーてー。」
◇「まっててね。」
はじめはそうやり取りしていたのですが、◇くんが「じゃあ。ジャンケン。」
と言い出したのです。
すかさず☆くんと〇くんは、「最初はぐー・・・。」とやりだしました。
勝ち負けのルールーは誰も理解していないようですが、貸す側の◇くんが有利な発言をしています。
どっちが勝ちーとか負けーとか・・・
でもよく見ていると◇くんは貸す気がないようです。
それでもじゃんけんはまだまだつづく。
そのうちお空向いてジャンケンしてと言われて、空を見上げてジャンケンする二人の姿に思わず笑ってしまいました。
そうしているうちに◇くんは〇くんにキックスクーターを譲ってくれました。
お部屋ではカード遊びもできるようになったので、楽しんでいます。
絵合わせカードです、
当たるともう一回続けてできることがだんだんわかってきました。
お友達に当たりが出ると自分と同じくらい嬉しくて喜び合う姿が素敵です。
いろいろわかってきたけどまだまだ分からない遊びのルールですが、形はととのってきました。
(N・S)
◆劇遊び (うみグループ)
今日の朝の集まりでは、他グループの子どもたちがどのような遊びをしているか、どのような遊びが流行っているかなどの「他グループの遊び」の共有を行いました。
保育士が他グループの遊びを紹介していきましたが、子どもたちは「へぇすごいなー」と、目を輝かせ興味津々です。
年長児が興味を示したのは劇遊び。
先週末から始まったということを伝えると「うみグループでもやりたーい」という、やる気に満ちた声が聞こえてきました。
今日は、室内と園庭に分かれて遊びましたが、そのような子どもたちの「やりたい」という気持ちを保障する為、劇遊びができる環境を用意しました。
子どもたちは、思い思いの遊びを見つけ楽しみます。
年長児は、さっそく広げたランチルームで劇遊び。内容は、朝の集まりで読んだ絵本「かぐやひめ」です。
今日は、最初の一歩なので皆の前に立ってみたり、簡単なセリフを言ってみたりと劇の雰囲気を味わいました。
年少・年中児も興味があるようで、たくさんの子がお客さんとして参加していました。
年長の〇〇くん。
〇〇くんは、朝や帰りの集まりでは、自発的に発言、発表をしてくれますが劇遊び中は少し固く緊張した様子。
劇が終わると「あー緊張した」「誕生会より緊張したー」と、笑顔を見せてくれました。
本当に子どもたちは、様々な経験をし成長していくのだなと心温まる瞬間でした。
これからも、子どもたちの自発性、主体性を大切に温かく見守っていきたいと思います。(T.N)
◆発表者、観客 (にじグループ)
今日は年中児のパパ先生が来てくれました。
パパ先生ということもあり大人気です。
集まりの声かけを行うと真っ先に来てくれたのは年少児の三名と年中児一名、年長児一名でした。
お山座りをして待ってくれていましたが、スッと立ち上がった年少児二名は椅子を取りに行くと保育者が集まりを行うように前に座りはじめました。
すぐに「クーイズクイズ」とクイズが始まります。
一人の子は「恐竜はなんでしっぽがながいんだ」と恐竜関連クイズを出題。
もう一人の子は「『か』から始まるカブトムシはなんだ」と昆虫関連クイズを出題。
二人とも交代で出題するのではなく、同時に出題をしていきますが、聞いている三人の子どもたちは「簡単だよ」といいながら答えてくれていました。
普段の私たちの姿を上手に表現してくれました。
またクイズの内容は図鑑や実際に経験した内容であることにも嬉しく思います。
今日は大型絵本を用いって劇遊びをお行いました。
今回は見せる側(発表者)と見る側(観客)に分かれて行いました。
見本も兼ねて年長児に見せる側、年中児・年少児には見る側を担当してもらいました。
劇の内容は『あかずきん』です。
(以前年長児での話し合いの末、意見がでた物語でもありました)
内容は知っている子どもたちですが、始め読み聞かせをしました。
すると、「えっきこりなの」「猟師じゃないの」「おばあさんになった狼はメガネないね」「お花積んで行くんじゃないの」と知っている内容が省かれていたり、新しい内容になっていました。
結果はあかずきんとおばあさんは助かるという内容は一緒です。
今日は大型絵本での内容で劇遊びを行いました。
年長児は「寄りかからないで」と気合い十分でしたが、徐々に楽しくなってきたり、照れてしまったり、ふざけ合う姿も見せていました。
そのため見る側の子どもたちもふざけたり、話したりとなってしまいました。
終わった後見せる側が見る側からの感想を聞きたいということで聞いて見ました。
「かわいかった」「上手だった」「すごくよかった」とたくさん褒めてくれていました。
見せる側は「見てくれている人たちがふざけてた」「前に来すぎだった」と話します。
しかし、見せる側はふざけて笑う場面でないところで笑っていたり、見る側に分かりやすくできていたか、という話を聞くと、「・・・」。
ただ劇をやりたいからやる、というのも楽しくてよいかもしれませんが、見る側にどんなふうに見てもらいたいのかということを子どもたちと考えていけたらと思います。
その後園庭と室内に分かれて遊びました。
パパ先生には鉄棒を教えてもらったり、共に走っていただいたりと、たくさん遊んでいただきました。(A,Y)
◆表現(そらグループ)
今日は室内遊びと園庭遊びでした。
保育士体験の保護者の方が毎日来て頂けるので、子供達は、嬉しそうです。
来週も盛り沢山で本当にありがとうございます。
今日は「てぶくろ」の本を読みました。
懇談会のお楽しみに、表現遊びを行うのですが「秘密の事ママ達にばれちゃうじゃん!」と言っていた子ども達がおりました。(ママ達には内緒で練習しようと言っていたので)
先の練習よりも「〇ちゃんママと遊ぶ~!」と予定を組んでおり、表現遊びはどこへ行くのか・・・子供達は環境に正直です。
室内遊びでは「うた」を歌う子どもがおります。
昨日から好きな歌を練習したいと帰りの集まりで歌いたいと張り切っています。
音響と、ギターと、メロディオンを使いリズムと音程を練習しました。
難しいサビの部分と高音の音を取る為にメロディオンを練習し音を耳に残すようにすると良いよと伝えると一生懸命行っていました。これも表現のうちの一つです。本番は違う劇遊びですが歌やダンスを皆の前で披露したい気持ちは紅白を見て触発されたこの時期に多いと感じます。
また、劇遊びに必要な壁画作りを行った年長児がおりました。
やりたい子どもだけでと募った結果、〇さんが一人ですべて完成させました。一時間以上集中し、誰にも邪魔されないまま思い思いの絵を描いていたので達成感と満足感は人一倍多く感じているようです。
トランプ遊びは七並べがよく行われております。
心理戦となっているので相手によっては物足りないからか、それ出すと負けるじゃん!次に〇くんがこれだして終わるじゃん!と・・・。
何故〇くんがそれを持っているのを知っているの?!とそこが気になりますが、心理戦を楽しみたい子どものスリルを味わいたいという向上心はあっぱれです。
園庭では昨日の砂集めの成果で、砂場が充実しており子供達はおママごとやトンネル掘りをしていました。今日も砂集めを手伝ってくれる子どもがおります。一時間集中して行う姿には驚きました。大人が使うスコップをつかえた事が嬉しかったようです。
保育士体験の保護者の方には園庭で鬼ごっこやかくれんぼをしてもらい子供達も満足していたようです。
美味しい給食では席の取り合いが・・・。
涙する子どもも・・・。せっかくの美味しい給食です。
保育者が冗談で先生もママと食べたい!隣にしたいよ~!と言うと失笑とひいた空気の中に少しの笑いで静まりかえりました。
働きかける力は大切です。
自分から発信する力や思いを通したい力。
それを制御する力も必要な時があります。
k☆y
Posted in 園のこだわり