◆1月13日(土)の子どもたち
2018年01月13日 土曜日
◆どうして、こわしちゃうんだ (つぼみ・ふじ・きく・たんぽぽ)
土曜日は、おひさまグループの子どもたちも異年齢で過ごしています。
同世代の友だちと過ごす姿と一味違う環境で楽しんでいます。保育室で楽しんでいた時間の事です。2歳児の〇君、電車の玩具で色々想像を膨らませながら、楽しんでいます。「せんせい~みてみて~」と嬉しそうに報告してくれる顔はキラキラしています。そこに、0歳児クラスの△君がやってきました。最近歩き始めて好奇心でいっぱいの△君。〇君の電車は、魅力いっぱいだったのでしょう。だんだん手が伸びていきます。〇君気がついて、「あっ!これは、だめだめ」まだまだ言葉より手が先に出るのが自然な年齢の〇くん。2歳児クラスのでの生活の中では、互いに手をだしてしまってトラブルになったりしながら経験している所でしたが、今日の〇君。△君には手を出しませんでした。「あ~ほかになにか~・・・」と他の玩具を探しています。探しているうちに、△君が玩具を崩してしまうと「どうしたらいいんだよ~」と保育士に訴えに来ました。〇君の中で、小さい子という認識で、自分の気持ちをコントロールする姿に大きな成長を感じます。また、同世代の子どもたちの中では自分の気持ちを素直に表現しながら生活している事にも気が付きました。異年齢で過ごす時間、同世代との時間どちらも子どもたちにとって伸び伸びとした成長に繋がっていくようなサポートを心がけていきたいです。(U・A)
◆土曜保育(幼児)
今日は室内遊びと園庭遊びに分かれました。
寒さに負けず園庭では追いかけっこやボール遊び、おままごとをしていました。
二歳児が氷柱を夢中で見つけているそばで「水が氷になったんだよ!」と教えていた〇さん。保育者が霜柱を手に取り「これが氷になった水だね!」と伝えると「それは、しもばしら!」と意図が伝わっておりませんでした。
園庭でボール遊びをしていた子どもたちがおりましたが「かえしてよ!」と声が幾度か聞こえてきます。どうやらボール遊びと称して〇くんを少しからかって遊んでいる周囲の子どもがおりました。しばらく様子を見ていましたが、本当に嫌なようで気持ちを伝えてはいるものの年上の子どもたちはそれを気にも留めていないように見えました。
保育者と〇くんが目が合うと「たすけて」というような表情でした。
〇くんを少し離れた所から見ていたので離れた所からあえて「大丈夫?」と聞くと泣きながら気持ちを保育者に訴えてきました。その時、保育者でもよく聞き取れない発音と内容でしたので周囲の子ども達には伝わりづらいのかもしれないとも感じましたが言葉よりも態度で分かることだと感じます。
言葉が通じなくとも相手の気落ちを考えることや知ることは生きていくうえで必要不可欠なことだと思います。こういった学び合いの最中の大人の振る舞いや関わりも重要になってくると感じます。大人があれこれ言わない事ももちろん大切ですが、0歳児の赤ちゃんの気持ちを探るように子どもたちの気持ちや思いをくみ取り、助け舟を出すときとそうでないときの判断とその度合いを考えていきたいと感じた瞬間です。
子ども同士の関わりを大切にした大人の見本を忘れずに過ごす事を大切にしたいと思います。
また、霜柱を見つけた子供たちが次に見つけた楽しいものは「泥の山」です。
「あははは!たのしいよ!」
「おっととおっと!」
と滑り泥だらけに・・・。
「先生!どろだらけになっちゃった!」
と手を洗い、また遊びだします。
その時の子供同士の会話がこうです。
「あははは。靴も泥だ~!ママはさ~おこるよね~!」
「ママ怒っちゃうけど楽しいよね~!」
「先生、どろって結構楽しいんだね?」
と。
家では出来ない事。
そんな場所であることは大切だと感じます。
k★y
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