◆1月18日(木)の子どもたち
2018年01月18日 木曜日

今日は、寒さが止み過ごしやすい、いい天気だったので、大聖堂の屋上で始めて遊んできました。「散歩に行こうか」という保育者の声をよく聞いている子達は、自分の靴下やシャンバーだけでなく、靴下ケースの写真を見てその子を探し、「はい。どうぞ」と手渡す子が増えてきています。
初めての場所の屋上で、目に入ってきた景色に興味津々な子どもたち。広い場所に大喜びで、お散歩カーを下りると一人二人と前に進んでいきます。
広い場所でのびのびと動ける楽しさを満喫していた際に、歩き始めた〇君の元に来た△ちゃん。手を差し伸べて立たせてあげようとしていました。また、違う場面でも〇君の顔を覗き込み「おいで」や聞き取れない喃語では、ありますが優しく話しかける姿が見えました。
その姿を見ていた他の子達も隣に座り、楽しさを共有していました。
友だちの動きを見ながら、子どもたちから集まってくる姿に成長を感じました。
保育者の声掛けにもみんなで反応してくれるようになり一緒に遊ぶことが楽しめています。
保育室でもじっくり遊んでいる子を見つけると隣に座り玩具に手をのばし、取り合いのような姿を見せながら相手の反応をみていたり、手を叩きながら声を出し、「貸して」と言っているかのような仕草もしている子がまた、増えています。
まだまだ、保育者を介してのやり取りがほぼですが、友達と過ごす楽しさを満喫しているようです。これからもこの楽しさを満喫してもらえるように見守り、関わっていきたいと思います。
(N.Y)


◆お散歩日和。(ふじ)

久しぶりのポカポカ陽気だったので、お散歩に行きました。
行先は和田公園でしたが、着くと他の園の子どもたちでいっぱい。急きょ目的地を変更して聖堂まで行きました。
聖堂の屋上で広々と遊びました。お散歩カーを降りると、まっすぐに走りだす子どもたち。まずは展望台に向かいます。階段を登ることにも慣れてきました。しっかり手すりにつかまって一生懸命登ります。うっかりしてつかまっていない子どもに声を掛けると思い出してさっとつかまります。
この場所に来て恒例になっているのが、お店屋さんごっこ。「どうぞ~」「じゅーすです」「あるいてたべていいよー」と、自然とお店屋さん役とお客さん役になって関わり合う様子に驚かされます。1組の子どもも、よく観察して見よう見まねでやっていました。
テントウムシとの出会いもありました。顔がくっついてしまいそうなほど近くで見ています。みんなでテントウムシの動きに合わせて動く姿にほっこりとしました。
(s.m)


◆わるくなかったな~ (きく)

今日は、昨日と打って変わっていい天気となりました。友達と手をつなぐ姿も、「いっしょに、つなご!」と誘う姿が見られるようになりとてもほほえましいです。今日は地下鉄車庫まで散歩に行くことにしました。
〇くんは「さくらのさかこうえんにいきた~い」と言っていました。散歩先を変えず、〇くんといろいろおしゃべりしてみました。「ちかてつきらい、いきたくない!」といろいろと思いを語ってくれます。だんだん雲行きが悪くもなってきます・・・。
どんな風に関わってあげたらいいんだろうと考えているうちに・・・先日、臨床心理士と話しをする機会があり教えてもらったことを思い出しました。人の脳みそは、思いを受け止めてもらいことで隙間ができて、他者の言葉を聞き入れようとするもの。とても印象に残った言葉でした。誰しも個人差はあれどもそうな気がします。
〇くんに地下鉄車庫が楽しいよ、行って見ようと何度言ってみたところで気持ちは晴れない気がしていました。〇くんには、「そうんなんだ~。わかるわかる」ととにかく〇くんの気持ちを聞いてみました。そのうちに、〇くんの口から出る話題は、道路を走る車の話に・・少し、気が晴れたように感じます。
無事に地下鉄車庫で電車をみて帰り道。手をつなぎながら歩いていると「地下鉄車庫、わるくなかったな~」と・・・。ちょっと、大人びた言い回しにちょっと笑ってしまいました。楽しいに切り替えた〇くんの心はとっても柔らかいな~と感じました。
子どもたちの、感じた気持ちを沢山受け止めていきながら、現実に出来ないことも一緒に共感していって、気持ちのいい切り替えを体験していってもらえるような関わりに心がけていきたいです。U・A


◆ルールのある遊びを楽しむ(たんぽぽ)

昨日の冷たい雨が嘘のように、少し暖かい晴天になりました。
朝のおやつがなくなったことで、朝の室内遊びの時間がとても充実している様子の子ども達。新しく購入したハサミも、人気の一つです。細長く切った紙を次々に細かくしていきます。使い方・返却の仕方が上手になりました。
細かく切った紙が沢山たまっていきます。
最近は、友達や保育士とルールのある遊びも楽しめるようになってきました。
カードゲームもその一つです。
神経衰弱の要領で、ドーナツ型のカードを裏返し順番に2枚ずつひっくり返します。同じ模様なら自分のものに。
「順番に」「同じ模様」「きちんとひっくり返す」理解してできる児もいれば、その都度伝えながらという児もいます。
わかったつもりでひっくり返したけれど、本当は隣のカードだった。次の児に取られてしまうかもしれない。と自分の番の後にグシャグシャっと混ぜてしまうという児もいます。
今日は、別のカードゲームも出してみました。一人一人に8つの絵が描いたカードを配ります。絵の描いた小さなカードを順番にひっくり返し、自分のカードの中に同じ柄があれば自分のもの。8つすべての絵が集まると勝ち。というルールです。ゆっくりと順番に。ほとんどの児が理解しながら楽しむことができていました。
勝つためには・・と必死になるような姿はまだあまりないように感じます。友だちや先生と一緒にやって楽しい。がまだ強いかな。
ルールのある遊び、勝ち負けのある遊び。さまざまな遊びを楽しむ中で、いろいろなことを経験してほしいなと思います。
園庭にも行きたいという児も多かったので、雨上がりの園庭でもたくさん遊びました。
外に出た途端、「ぬれてる~」と子ども達。「じゃあ、はしっとく?」と言うと、ず~っとひたすら・・・走る走る5人の男児たちでした。
築山も、遊具の後ろも。友達と一緒に、楽しそうでした。(M.C)


◆なに作ろう(うみグループ)

今日は懇談会の時に発表する物をもも組の子どもたちが、以前コッケモーモーの歌を歌っていたので、ゆり・ひまわり組の子どもたちも役決めや制作物を作りを始めたりしました。
ゆり組は最初に背景をみんなで描くための下書きを保育士と一緒にして、今日は終わりましたが、「今なにしてるの?」と他の保育士が聞くと「内緒だよ」と教えてくれなかったりと当日までのお楽しみ感を出していました。
ひまわり組は大型絵本のお話を元に劇をするので、絵本なのでセリフが少なかったりするのでみんなでセリフを考えたり、どの役がどんな道具や背景が必要なのかを考えたりして各自が必要な道具が分かり、自分たちの小道具づくりはスタートしました。
「新聞紙で作ろうか」「新聞紙をガムテープで巻いて色テープしよう」と自分たちで道具を作るために何が必要かを考え、材料を持って来たり、保育士に「はさみとガムテープ貸してください」と言いにきたり、はさみやガムテープの数が少ないので「だれかはさみ貸してくれない?」「つぎガムテープ貸してー」と声をかけあいながら制作していました。
そんなもも組の姿を前はゆり・ひまわり組の子どもたちが様子を伺っていたのが、今日はもも組の子どもたちが様子を伺う姿があり「どういうことするんだろう」と楽しみにしているようでした。
お父さん・お母さんたちに見せるために自分たちができることを一生懸命探して取り組んでいます。最後まで子どもたちのやりたい気持ちを大切にしていきながら見守っていきたいと思います。(K,H)

◆みんなで作る (にじグループ)

今日は学年事に分かれて劇あそびの取り組みを行いました。
今までは全員の前でそれぞれ演じ、感想を伝えあっていましたが、今日は学年事に集まってみました。
年長組はホールに行き、役決めや小道具について話し合います。
女の子2人が事前に『赤ずきん』の絵本を見ながら、必要な小道具のリストを書きだしており、これで大丈夫か確認し、何を作るのかをみんなで共有していきます。
「森の絵を描きたいな」「恐竜博物館の時に作った石や池があるから、それも使おうよ」
春から取り組んできた劇だけにイメージしやすいのか役決めもスムーズで、自分の意見を伸びのび話しているのが印象的でした。最後に劇を行うと、前回より観客を意識しながら演じるなど変化が見られます。
年中組は、『おむすびころりん』のオペレッタの踊りを考えたり、小道具作りに取り組みます。こちらも意欲満々。初めてのオペレッタですが、自分たちで一から作り上げる楽しさを感じているようでした。
年少組は、『コッケモーモー』の役決めとお面作りをしました。
絵本を読み、セリフを覚えた上で何の役が良いか自分で決めていきます。
年少組だけで集まり、みんなで考え作っていくという作業にイキイキとした表情を見せます。『コッケモーモー』は、昨年度に現在の年中組が劇を演じた事もあり、役が決まったのを見て「○くん、ブタさんなんだね。ぼくと一緒だね」と声をかける年中児もいました。
他の学年の劇も気になるようで、「大丈夫かな」「また観たいな」とお互いを気に掛ける姿も・・・
今後もどんな風に取り組んでいくのか、その過程を大切にしていきたいと思います。
O・Y


◆劇遊び(そらグループ)

今日は年齢ごとに分かれて2月の発表にむけて取り組みました。
もも組はまず始めに皆で輪になり手遊びをしながら、一緒に取り組んでいく友だちを確かめていきます。そして、保育者が絵本を読んだ後、追って子どもたちが真似して読んでいきました。話に出てくる登場人物の中で誰が何の役をやるかも話し合いました。
ゆり組は劇遊び(オペレッタ)を行いました。音楽に合わせ、それぞれの役になりきって身体で表現していきます。保育者がゆり組の子どもたちへ声をかけると、張り切って集まったり楽しそうに行ったりしている姿が印象的でした。
ひまわり組は台本の読み合わせを行いました。誰がどこの部分を読むのか確認をしたり、役になりきって読むにはどんな風に感情をこめたら良いのか(嬉しそう、悲しそうなど)を話し合ったりしました。
ゆり組が劇遊びを行っているところをひまわり組の子どもたちがお客さん役として見たり、ひまわり組の子どもたちが台本を読んでいるところを、もも組の児が隣でじっと眺めたり。
学年ごとの取りくみによってそれぞれに刺激されているように感じました。
今年度の締めくくりとして1年間の成長をおうちの人に見てもらいたいと子どもたち一人一ひとりが日々練習を積み重ねています。(K.Y)


Posted in 園のこだわり