サンタが育子園にやってきた!
2017年12月26日 火曜日
子どもにとってクリスマスの日は特別の日となっています。サンタさんがクリスマスプレゼントを持ってきてくれるのを信じて待っています。多くの家庭では子どもが寝ている間に用意されたのではないかと思います。
本園では、庭の大きな山桃の木にイルミネーションを飾ったり、ロビーにもツリーを置きました。子どもたちも自分で素敵な飾りやかわいい紙のツリーを作っていました。低年齢の子たちも保育士に絵本を読んでもらったりしていました。
いよいよ当日、クリスマスソングが園の中に流れていました。
午前10時にサンタがトナカイと一緒に育子園にやってきました!歌を歌ったり、質問を受けたりしながら楽しい交流を持ちました。
育子園にきたサンタが0歳児クラス、1歳児クラスに入ると先ほどの楽しい交流会とは、ちょっと様子が違うのです。「メリ-クリスマス!!」の声といっしょに泣き声も聞こえてきました。保育者が「大丈夫、サンタさんだよ。」とちょとサンタの方に向けると、泣き声がより大きくなりました。
絵本や人形のサンタさんはOKだけれども、等身大のサンタさんは怖い対象になっていました。
そして、3歳以上の幼児クラスでは「サンタさん!」と呼ぶ声が何度も聞かれました。近寄ってきて、このサンタは誰かと確認する子さえ現れました。
成長の具合によって様々な子どもたちの顔を見せてもらいました。保育者さんから、「嫌がる子には、決して無理しないことが大事である」ことを教えてもらいました。「それは、子ども自身に認知する力、受け入れる力を備えているから適切に関わることによって身についていく」と言葉をいただきました。「それを無理に受け入れさせようとしたり、受け入れるチャンスを肩代わりしてしまうと成長する機会が遅くなったり、失ってしまうことになってしまう」と教えていただきました。
子どもたちは、さまざまに触れる環境を通して存在の真偽を見抜く力・成長する力が備わってくることを今回の「サンタ」を通して教えてもらいました。 副園長 田中
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