佼成育子園[こうせいいくじえん]-東京都杉並区

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園のこだわり

1年を振り返って

2017年12月28日 木曜日

今年も、もう間もなく終わろうとしています。

 

1年を振り返り、子どもたちに対し自己中心な大人目線での関わりや声掛けをしていなかっただろうか、子どもたちに真心を込めて接することが出来ていただろうかと反省しました。

 

今年の私自身のテーマは『常にその人の立場に立つ』でした。そのテーマを心に留め、日々子どもたちと触れ合う中で、自分が子どもだった時は、どうだったのだろう・・・。自分が人にこんな関わりや声掛けをされたらどんな思いだろう・・・。と考えると、私に子どもたちのことをとやかく言う資格はないことに気付きます。

 

全ての人が一生懸命生きている大切な存在であるにも関わらず、自分を中心に物事を捉えてしまうことで、相手に対して感謝の気持ちは薄れてしまいます。逆に言うと、感謝できない時は自分中心になっている時です。

 

わかっていても、なかなか瞬間瞬間は湧いてしまう自己中心の心・・・。しかし、テーマに掲げたおかげで、ほんの少しだけでも以前の自分と比べると成長できた1年だったのかなと思います。

 

来年も日々内省しながら、少しずつでも自分を高めていきたいと思います。

 

保護者の皆さま、子どもたち、職員場の仲間たち、触れ合ったたくさんの方々、そして家族に心から感謝をこめて・・・・・・、今年も1年ありがとうございました。

 

保育主任

 

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クリスマスの楽しみ方

2017年12月27日 水曜日

今年もクリスマスが終わりました。

育子園のクリスマス会では、サンタクロースから各クラス・グループにプレゼントをもらい皆大喜びで夢中になって遊んでいました。

また、年長児になると誰がサンタクロースをやっているのか探るのが楽しいようで、なんとなく誰かわかりながら喜んでいます。

子どもたち、保護者の方ともクリスマスの話題で盛り上がったりして楽しい日を過ごしました。

 

我が家でも、クリスマスが近づくと、プレゼントは何をもらおうかと娘が悩み始めます。

毎年、サンタクロースに手紙を書いて置いておくのが恒例です。

そんな娘の喜ぶ顔を見るのが楽しみでしたが、今年は・・・・・

友達から聞き「ママじゃないよね?」と疑ってきました。

そして、クリスマス当日は喜んだものの、包装紙や製造元を確認し怪しんでいました。

成長した娘を前にごまかすのが難しくなり、寂しさと共にそろそろ疑いが現実になったら楽になるな~・・・と思うこの頃です。

違う楽しみ方でクリスマスを過ごせたら・・・と思います。

 

小学生になると友達などからサンタクロースの存在を知っていくようです。

しかし、もらったプレゼントを開ける瞬間の嬉しそうな顔や、すぐに遊びだす様子を見ていると、育子園の子どもたちには、まだまだたくさんたくさん夢を与えていきたいと感じました。

 

平成29年も残りわずか。

本年も、育子園の保育にご理解ご協力いただきありがとうございました。

来年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

副園長  高野

 

 

  

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サンタが育子園にやってきた!

2017年12月26日 火曜日

  子どもにとってクリスマスの日は特別の日となっています。サンタさんがクリスマスプレゼントを持ってきてくれるのを信じて待っています。多くの家庭では子どもが寝ている間に用意されたのではないかと思います。

 

 本園では、庭の大きな山桃の木にイルミネーションを飾ったり、ロビーにもツリーを置きました。子どもたちも自分で素敵な飾りやかわいい紙のツリーを作っていました。低年齢の子たちも保育士に絵本を読んでもらったりしていました。

 

   いよいよ当日、クリスマスソングが園の中に流れていました。

   午前10時にサンタがトナカイと一緒に育子園にやってきました!歌を歌ったり、質問を受けたりしながら楽しい交流を持ちました。

 

 育子園にきたサンタが0歳児クラス、1歳児クラスに入ると先ほどの楽しい交流会とは、ちょっと様子が違うのです。「メリ-クリスマス!!」の声といっしょに泣き声も聞こえてきました。保育者が「大丈夫、サンタさんだよ。」とちょとサンタの方に向けると、泣き声がより大きくなりました。

 

   絵本や人形のサンタさんはOKだけれども、等身大のサンタさんは怖い対象になっていました。

 そして、3歳以上の幼児クラスでは「サンタさん!」と呼ぶ声が何度も聞かれました。近寄ってきて、このサンタは誰かと確認する子さえ現れました。

 

  成長の具合によって様々な子どもたちの顔を見せてもらいました。保育者さんから、「嫌がる子には、決して無理しないことが大事である」ことを教えてもらいました。「それは、子ども自身に認知する力、受け入れる力を備えているから適切に関わることによって身についていく」と言葉をいただきました。「それを無理に受け入れさせようとしたり、受け入れるチャンスを肩代わりしてしまうと成長する機会が遅くなったり、失ってしまうことになってしまう」と教えていただきました。

 

   子どもたちは、さまざまに触れる環境を通して存在の真偽を見抜く力・成長する力が備わってくることを今回の「サンタ」を通して教えてもらいました。 副園長 田中

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育子園の創立に感謝

2017年12月25日 月曜日

 

今日はクリスマス、子ども達の夢が広がり輝いている日。商店街を歩いていてもいつもよりイルミネーションの灯りが美しく、その光りの輝きが冬の寒さも通る人の心を明るく暖かく照らしてくれます。

 

朝、門に立ち挨拶をしている時にお母さんの自転車の後ろの席から『メリークリスマス!!』と挨拶をしてくれた年長組の〇〇君。『サンタさん来たよ~。朝起きたら2つプレゼント置いてあったよ。僕と弟の△△くんの』とうれしそうに話してくれました。

 

育子園でもサンタさんが来てくれて子ども達と共に楽しいクリスマス会を行いました。と同時に今日は園にとっても大切な日であります。創立にご尽力をされた初代園長先生のお誕生日です。そのお陰様で現在の育子園がありこうして今の環境があること、を今一度振り返る日であります。

 

今日のクリスマスの意義と初代園長先生のお誕生日には目に見えない何か不思議な繋がりを感じます。

                              園長

 

 

 

 

 

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年長児の自覚

2017年12月22日 金曜日

今年も残り少なくなってきました。今週年長児ひまわり組は杉並公会堂へ影絵を見にいき、また近隣の和田中央児童館からご招待を受け【トワイライトミステリー】に参加し楽しい時間を過ごしました。

 

19日は、地下鉄に乗り荻窪へ・・・。私立保育園連盟主催の【第41回保育まつり】に参加しました。私立保育園の年長児800名が集い、近隣の公立保育園と共に角笛の影絵を鑑賞しました。

 

車内、公会堂等の公共機関でのマナーを事前に話し合い、一人ひとり考えた行動ができました。杉並公会堂へ到着後トイレを済ませ場内へ入ります。

 

公演中に『気持ちが悪くなったり、何かあったらいつでも近くの先生に言ってね』との司会者のことばでしたが、今年度は席を立つこともなく公演終了まで舞台すぐ近くの中央前列でじっくりと鑑賞できました。

 

20日の児童館の催しは、ヘンゼルとグレーテル。3人一組で絵本の世界へと入ってきました。美味しそうなお菓子の家入ると、小さな丸いパンを渡され、暗い森へと案内されます。そこには魔女がいます、案内の人の後につき、言われた通り危険な森の中を歩きます。次のお部屋には大型絵本があり魔女を退治する絵が見え、安心し3人揃って白鳥に乗って無事森から勇気をもらって帰ってきました。

 

園でのお泊り保育の夜の世界めぐりのミステリーを思い出したのか・・・途中少し泣いてしまう子もいましたが、参加した子ども達は、『最後の一人が終わるまでミステリーの内容は内緒・・・』という約束を守り、一言も口にすることなく静かに本を読んで待つ姿には感動しました。さすがに年長児としての自覚を目にしました。

 

館長さんはじめ職員の方々そして学童クラブ、地域の小学生のお陰様で楽しい企画【トワイライトミステリー】に参加させていただきました。また帰りにはお土産までもいただきありがとうございました。大切に使わせていただきます。

 

今年も地域の皆さんのお陰様で盆踊り、ハローウイン、ノベンバーフェスタ等いろいろな体験をさせていただき子ども達と共に楽しい時間を過ごさせていたことに感謝申し上げます。 ありがとうございました。      園長

 

 

 

 

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子どもを受け止める

2017年12月21日 木曜日

『今求められている保育の質』と題して杉並区公・私立園長で学ぶ勉強会に参加しました。30年度から変わる新・要領・指針を踏まえて、ある保育園の事例から映像を通してこれからの保育士の子どもを見る目、視点を学びました。

 

その中の一つ「ぼくのこいのぼり」から見える保育の質とは・・・一人ひとりの子どもが、大人から丁寧に応じられ、肯定的に受けとめられる経験をしていることが大切であると言う話でした。

 

ある保育園3歳児の担任、園長のかかわりでした。年長組の5歳児が話合いをしてグループで手づくりで鯉のぼりを作くる。素材は布、縫い目もありその作品が紐に吊るされて外に飾られていた。

その中に、よく~見ると・・・新聞紙で作った鯉のぼりの作品が一つ飾られていた。

3歳児の〇〇くんが講師の先生に得意そうに一生懸命自分の作った鯉のぼりのが泳いでいることの説明を熱く語ってくれた。という話の中から、本児はクラスから離れた状況の中で、講師の先生も・・・クラスの先生が心配していると思いを伝えると、「僕のこと先生は可愛いと言ってくれる」と得意そうに話したという。またその会話を聞き、園長先生までもとんできて「可愛い」と肯定的に言っている子どものかかわり、子どもの行動を包み込むよう子どもを受け止める、担任と園長に感銘したという保育の学びでした。

 

そして3歳児の鯉のぼりを一緒に飾ってくれる5歳児の受け止めるかかわりも素晴らしいという話が印象的でした。

 

作品の取り組み方も子どもが主体的、対話的(共同的)深い学び(達成感)を行っていること。ここが21世紀型の「教育」この話が【非認知能力】に話につながるという自己肯定感を育てていくこれからの大切な保育であることを多くの事例を通し、子どもの育ちの視点を楽しく話してくださる講師先生にも感動しました。

 

今幼児、更に乳児、【3歳未満児の保育の充実】が30年度からの保育指針に組み込まれ、【就学に向けての10の姿】あらためて子どもの発達を考えることがこれからの育ちに大切な時期であり、学校にあがってから困らないように急に机に向かうことではない正しい解釈と実践していくことの難しさも学ばせていただきました。

 

乳幼児期はいろいろな環境の中から遊びをとして社会を学んでいく。子育てや、子どもの育ちにはトラブルはつきもので学びである。今は喧嘩をさせないうちに大人が介入してしまうことがある等これからの日本の保育について視点をかえていくという研修でした。

 

冬本番寒い日が続いています。大人の挨拶には『寒いですね~」がついてきますが、子ども達は今日も園庭で元気いっぱいに遊んでいます。菩提樹の木の下に数人が集まっている成道会鬼ごっこをはじめ、トランポリン、築山等で遊び、発達別遊具にあこがれ挑戦しています。そして出来ると「見て、見て~」と達成した喜びを共有しています。

 

素晴らしい研修を聞かせていただき、その視点を見間違えないよう「子ども受け止める」実践をしていけるようこれからも創立理念を大切に自己の振り返りをしていきたいと思います。

                                              園長

 

 

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だいじょうぶ?

2017年12月20日 水曜日

1歳児クラスのHくんが園庭に行く準備中に1階保育室前の柵の中を走っていて飛ぶように手をついて転びました。

痛かったようで泣き出したHくん。

泣きながら近くにいた保育士の所にいきました。

保育者は「大丈夫?」と声をかけましたが、そこへ1歳児のYちゃんがやってきて「だいじょうぶ?」と声をかけ頭をなでてあげていました。

すると、Hくんは痛かった手も差し出しました。

Yちゃんに手もなでなでしてもらうとすっかり元気を取り戻し靴を履きにいきました。

保育者の出る場面はありませんでした。

 

 

保育者ではなく子ども同士のかかわりによって、自然と気持ちを受け止めてもらい気持ちを切り替えられた場面でした。

この子ども同士のかかわりが子どもの育ちにはとても重要であり大切さを感じます。

大人は、ある程度の距離感をもち子どもを信じ見守っていけたら・・・と思います。

 

副園長  高野

 

 

 

 

 

 

 

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感受性を磨いた一日

2017年12月19日 火曜日

     今日は、杉並区私立保育園により、年長組が杉並公会堂で影絵を見せていただきました。大きなスクリ-ン、優れた音響、生き生きしたシュルエットの動きは、園では味わえない感動がありました。司会者の始まりの言葉によって影絵の世界が展開されていきました。大きなスクリーンに映し出される影絵、影になった手があたかも生きているように動いていました。スクリーンの向こうに本物が動いているのではないかとワクワクしてきました。手による影の動きによって影絵の世界に引き込まれていきました。

 

   手のシュルエットは、鳥が餌を追っています。今度は鳩が飛び立っていきました。もう、スクリーンの中は影が生きているかのように見えています。さらに、二つの手によって現れた影は蟹が遊んでいます。浜辺で見た蟹が心の中にも現れてきました。見ている側の心の中には一つの生きている蟹になっています。現実を映し出した映像ではなく、シンプルなシュルエットは自分の今までの体験や経験が引き出され、そこには体験を下にした新たな創造が広がりやすくなってくるのではないでしょうか。

 

   子どもたちは、「ごんぎつね」の“いのちの重さ”や“尽くすことの尊さ”が全体に流れているのを感じたのではないでしょうか。一方、「角笛」では“生きていること楽しさ”や、“表現することのおもしろさ”、また“映像の迫力”を味わってもらえたのではないかと思います。

 

   ふだんは、子どもの自主性・自立心を重んじているので表現することが中心になっていると思います。園の生活を通し友達との関わり、保育者との関わりと相手の心情を理解しながら関係を深めています。日ごろの絵本の読み聞かせや話し合いなどの活動によって、相対的な存在である表現活動を受け止める力がついていることを改めて思わせていただきました。

    今回の二つの作品を通して子どもたちは心をいっそう豊かにしたのではないかと思います。

                                                                                                                      副園長 田中

 

 

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五領域【人間関係】

2017年12月18日 月曜日

園庭遊びあと、ちょうどお部屋に戻る時間、年長児のAちゃんが転んでしまいました。特に怪我はなかったのですが、転んだショックで泣き出しました。

 

ふたりの年長女児が、泣いているAちゃんに声をかけ一緒に帰ろうと誘っていましたが、Aちゃんは、なかなか立ち直れず、動こうとしません。ふたりは、先に行ってしまいました。

 

少し離れていたところで様子をうかがっていた私に気付き、Aちゃんは、泣き声でアピールしながら近づいてきて転んだことを教えてくれました。

 

その悲しみに共感する声掛けをし、「途中まで一緒に帰ろうか・・・」と玄関まで一緒に行きました。玄関に着いても、Aちゃんはまだ、立ち直っておらず、心が沈んでいるようでした。

 

その時、先に行ったとばかり思っていたふたりの女児のうち、ひとりが戻ってきました。そして、Aちゃんの寄り添い声をかけていました。Aちゃんは、少し心が明るくなったのか、その後は自分で部屋に戻っていきました。

 

戻ってきて、なんと声をかけたのか聞こえませんでしたが、泣いているAちゃんを気にかけ寄りそってくれた姿を見て、とても温かい気持ちになりました。

 

自立心が育ち、人と関わる力が養われることによって、友だちと親しみ、支え合って生活できるようになる子供たちの成長は、小学校入学に向けても、とても大切なものだと思います。

 

保育主任

 

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幼児組の保育者たち

2017年12月15日 金曜日

幼児組の保育者たちが、外遊びの後、なかなか遊びが切り上げられず、お部屋の戻らない子どもたちについて深い話し合いをしていました。

 

「戻らないと給食がなくなっちゃうよ」「玄関が閉まってお部屋に戻れなくなるよ」「みんなお部屋に戻って誰もいなくなっちゃうよ」など、脅しや強制的ではなく、自ら自発的にお部屋に戻ってもらうにはどうしたらいいのか・・・・・・

 

朝の集まりで、時計を使って時間の話をし、お部屋に戻った方がいい時間を意識できるような話をしたところ、意識して自分で戻れる子、「時計見た?」の声掛けにはっと気付く子、全く意識がなかった子といたようです。

 

年少児A君は、最後まで遊び続けており、保育者はそれを根気強く見守っていたところ、30分以上はかかったものの、最終的に周囲に誰もいないことに気付き、自ら玄関に入ってきたそうです。

 

部屋に戻ると汚れた衣服を着替えるのですが、ほぼ毎日、なかなか着替えようとせずロッカーの前で寝転がって、給食をもらいに行くのが遅くなっていたA君・・・、その日は、部屋に戻るとすぐに着替えモードになっていました。

 

A君が、時間というルールを意識して動けるようになるのはまだ先かもしれませんが、担任は、「今までなかなか着替えなかったのは、遊び足りなかったのかもしれない」と言っていました。

 

保育者たちの、子どもたちを指示命令、強制で動かすのではなく、自主性、自発性を育んでいきたいという思いや、見守っていて気づいたことなどを報告し合う姿に感動しました。

 

子どもの生きる力、学ぶ力を信じ、ひとりひとりの特性を理解した関わりや、ひとりひとりの心をしっかりと受け止める声掛けなど、これからも保育者たちはチームで共有しながら取り組んでいくと思います。

 

保育主任

 

 

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