◆12月20日(水)の子どもたち
2017年12月20日 水曜日
◆晴れを楽しんできました。(つぼみ)

今日は、〇ちゃんのママがママ先生になってくれました。
朝から絵本を読んでもらったり、手遊びをしてもらったりと優しい声に興味津々なつぼみ組の子どもたち。「もう一回」と人差し指を出すほどの心地よい時間が流れていました。
その後は、天気が良かったので大聖堂の波羅蜜橋で遊んできました。
広い場所に来ると走り出したり色々なことに興味津々で好きなところに向かって行きます。
そんな中、保育者がシャボン玉を飛ばすとただ動きを見るだけでなく、保育者が吹いている目の前に来ると手を伸ばし触って見ようと集まってきていました。
今までは、動きを追うだけだった子が目の前で出てくるシャボン玉に手を伸ばし、保育者がストローで吹く口元を真似している子も出てきました。
また、大きいベンチの屋根の柱をすり抜けが出来ることが分かると、個々に工夫をして通っては、にっこり笑っていました。
その後には、葉っぱをちぎってベンチに並べ始めた△ちゃんを見つけた☆ちゃんと□ちゃん。同じようにあそび始めていました。
その後は、わらべうたの「おてぶし」に遊びが進化。遊び方も変わっています。
その姿を見た子たちもやってみようと世界を広げる姿もありました。
ゆっくり過ごしているようでもしっかり動き、身体を使った遊びを楽しめていました。
寒い風にも全く負けないつぼみ組の子どもたち。
これからもたくさんの刺激を受けて楽しく過ごしていきたいと思います。
(N.Y)


◆出会い (ふじ)

朝、〇くんが「今日散歩かー?」と聞いてきました。
散歩なのか?・散歩カーなのか?と言うのはありましたが、散歩に行きたいの?と聞くと
「うん!」と嬉しそうに答える〇くん。どこに行きたいのか聞くと「こうえん!」
とのことで、天気もいいし本五ふれあい公園へお散歩に行きました。
散歩カーに乗り、数人は手を繋いで出発です。
手を繋いでいた△くんと〇ちゃん。門を出ると「さんぽにいくんだよねー」「うん」「バスみれるかなぁ?」と話しをしていました。
2人で会話しながら散歩を楽しみにしている姿がとてもかわいらしくこんなに話しがなりたっているのに驚きました。
そんな会話やまわりの景色を楽しみながら公園へ到着です。
公園にはハトがたくさんいて到着して確認した後すぐにハトを追いかける数人の子どもたち。
その中でも飛び立つハトをめげずに追いかける△くん。ベンチの下までくぐり追いかける姿にハトもゆっくりごはんも食べられず1羽また1羽と飛んで行ってしまいました。と
そのベンチには「(ハトが)こわいよー」と泣きべそをかく◇ちゃん。
あんなにいたハトも2羽しかいなくなりましたが追いかけっこのようで楽しいようでみんなでたくさん走って楽しんでいました。
ハトを追いかけてる子、岩にのぼってみる子、とそれぞれ楽しんでいる中、
地域の掃除員の方が落ち葉ひろいをしているのをみて何人かで一緒にひろいはじめました。
園庭でも落ち葉ひろいをしていので自然と集めだしたようでゴミ袋の中に葉っぱを一緒になって入れていました。
ご迷惑にならない程度にお手伝いをさせていただきました。
子どもたちはとても楽しそうに葉っぱひろいに夢中でおじさんたちに声をかけてもらったり「ありがとう」とおじさんたちとの関わりも嬉しそうです。
お手伝いも遊びのひとつのように楽しむ子どもたちです。
園外の公園ならではの出会いを楽しみながらたくさん体を動かし遊んでいきました。
t*s


◆相手の答えは??(きく)

朝の集まりで『まほうのクレヨン』という紙芝居を読みました。
一人の子が相手のクレヨンを無理やり取り上げ、絵を描き始めるが、その絵が邪魔だから「片付けて」と言われてしまい困っていると、クレヨンを取られた子が「消しゴムで消すといいよ」と助け舟を出し、仲直りできたというお話なのです。
読んだ後に、子どもたちとどうやって借りたら良かったのかを話し合いました。
「貸してって言わないとバツ!」と声が上がります。
ここで少し意地悪な質問で「じゃあ、貸してを言ったら取ってもいいの?」と問いかけてみました。
子どもたちの意見は半分に分かれました。
確かに「貸して」と相手に聞いているのでいいと思うのですが、相手が何も返事をしていなければ聞いたことにはなりません。
・相手から「いいよ」「どうぞ」と言われたらマルだけど、「待っててね」「駄目だよ」と言われた時はバツなんだということ。
・相手の答えをちゃんと聞くこと。
を話すと、「わかった!!」と子どもたちの答えが返ってきたので、そのまま園庭に出ました。
園庭では、今日の話の影響なのか、トラブルが少なかったように感じます。
お友だちがやっている遊びに入りたくて「何してるの?」「一緒にやっていい??」と顔を覗き込んで言っていた〇くん。「いいよ!じゃあ、ここ押して!」とちゃんと答えることが出来た◇ちゃん。
どうしても赤いシャベルが使いたくて砂場の周りを探していた△くんに☆ちゃんは「これ使う?」と自分から貸してあげ、△くんも「ありがとう」と嬉しそうに答えていました。
お部屋でも、「これどこにつける?」「ここは黄色にしよう!」「大きいのでいい?」など、相談しながら対策を作っていった三人組。
実はこの後、近くにいたお友だちが勝手にブロックを持って行ってしまったことでちょっとしたケンカになってしまいました。
取っていった子はちゃんと理由があったのですが「貸して」とは聞いていません。
取られたこのうちの一人が「ギャー」と大きな声で泣きながら何かを訴えていますが、何を言っても相手には伝わりません。
保育士が「貸してって聞いた?」「泣いてたらわからないから、ちゃんと話してみたら?」と双方に話すとお互いに言いたいことを言って解決しません。
その時、一緒にいた子が「貸してって言ったからマルじゃないよ」と仲介に入ってくれ、その場が収まることが出来ました。
まだまだ言葉で伝えたり、理解したりするのは難しいと思うのですが、子どもたちにもわかるように話していくことは大事だと思います。
子どもたちにわかってもらうために、子どもたちの反応や答えを聞きながら、どう伝えたらわかってもらえるかを、私たち大人も考えていかないといけないと思いました。(E.Y)

◆気持ちの調整(たんぽぽ)

朝連絡帳をチェックしている時です。いつもはその時間になっても遊びに夢中になっている〇くんでしたが、おやつ後珍しく保育士の膝の上に座ってきました。それからずっとべったりな〇くん。「〇は先生の背中にしっかりつかまってるよ~」と紙芝居を取りに行くのも離れませんでした。
しばらく様子を見ていたのですが、園庭に行く準備もなかなか自分でやろうとせず、やってもらうのを待っているようだったので、今日はそういう風に甘えたい日なんだと手伝いました。園庭に出ても「〇は先生と一緒に手をつないで走るんだ~」と言って手を放そうとはしません。ほかの子も交えて遊んでいても、別な場所へ移動するのもどこかべったり。△くんも園庭で手をつないできて、後を追いかけてきました。
話ができるようになっても、友達と遊べるようになっても、気持ちが上手く話せなかったりうまく表現できなかったり、何となく気持ちがそういう時もあると思います。言葉で伝えることも大切ですが、言葉がなくてもそんな時「いいよ、大丈夫だよ」としっかり関われるように心がけたいなと感じました。
(K.E)


◆優しさパス (うみグループ)

今日は、年長児が和田中央児童館のお楽しみ会に参加の為、昨日同様、年少・年中で過ごす時間がありました。
子どもたちは、室内、園庭と思い思いの場所、遊びを選択し楽しみますが年中児が率先し遊びを広げる姿や年少児に優しく関わってくれる姿など、心温まるような子ども同士の関わりがたくさん見られました。
年中の男の子が園庭でボール蹴りをしていると、年少の子数人が「いーれーて」と、やってきました。
「いいよ!一緒にサッカーやろう」
人数が集まったところでサッカーキックオフです。
年少の〇〇くん。
夢中になってボールを追いかけますが、なかなか蹴ることができず悔し涙を浮かべていました。
その姿を見た年中の△△くんは「はい〇〇くん!これいいよ」と、パスを出してあげました。
パスをもらった〇〇くん。
△△くんからのパス、優しさが自信につながったのか再びボールを追いかけ始めます。その後は、涙を浮かべることもなく笑顔で走り回っていました。
△△くんの思いやりの気持ちや「あきらめない」という〇〇くんの心の成長に触れることができ嬉しく思います。
このような自然と出てくる子どもたちの姿…。思いやりや責任感など、子ども同士の関わりを通し育まれていくのだなと、改めて異年齢で過ごすことの良さを感じさせていただきました。
(T.N)


◆作り上げる力、トワイライトミステリー (にじぐるーぷ/ひまわり)

ひまわりぐみは昨日に続き、今日もお出かけです。
お部屋にはもも・ゆりぐみの子どもたちが残りますが、朝の集まりで年長児がどこに行くのかお話を聞いていたので『ひまわりさんどこいったのー?』という質問はありませんでした。以前は、この様な会話が特にももぐみの子ども達から聞こえてきていたので成長を感じる瞬間でもありました。
お部屋でチビブロックやあやとりなど思い思いに過ごしていますが、ふと横を見るとクリスマスツリーを作っている子がいました。そして、ここでも雪だるまのオーナメント作りが開催されている最中で季節がらクリスマスにちなんだ制作が多くなっているように思います。
子ども達からの『何か作りたい!』のリクエストから保育室にないものを作ろうと考え、雪だるまに決定。でも、子ども達自身は雪だるま作りに賛成なもののどんな仕上がりかはいまいちピンと来ていなかったよう・・・しかし製作には意欲的です。順番に説明していくと『わかった!』とどんどん進めていきます。ももぐみの子どもたちもゆりぐみの子どもたちの作業を見ながら確認し、保育士に聞く事なんてほとんどない位に自分たちで行っていきます。
途中、困っていた〇くんがいると『どこができないの?』とすぐに助けてあげる△ちゃん。こんな姿も自然と見られるのも嬉しいものです。段々と形が見えてくると『わぁ!こうなるんだ!』歓声があがっていました。恐竜博物館を経て、作るという力が付いてきたのも感じられます。もも・ゆりぐみにも今後が期待させられた一日です。
ひまわり組は、和田中央児童館へ行き、トワイライトミステリーに参加しました。
3人ずつ順番にお部屋に入っていきます。
ヘンゼルとグレーテルのお話になっていました。
体験型の物語のようになっていて、魔女が出てきたり、白鳥の乗り物に乗ったり、とても子どもたちは楽しんでいました。
黒い布で仕切られた狭い通路を進んでいったり、魔女が出てきたことに驚いて、恐がる姿もありました。
終わると、「ドキドキした」「たのしかった」「もういっかいいきたいな」とそれぞれに喜びの表情で話していました。
順番に行ったので、待ち時間もありましたが、児童館の絵本を読ませてもらっていました。
保育士体験のお父さんやお母さんもいてくださったので、紙芝居を読み聞かせてもらったりして、その時間も十分楽しめたようでした。
楽しい経験になったようです。
K・E


◆笑顔いっぱい (そらグループ)

今日はもも組○君の4歳のお誕生日。
なので〇君のお母さんが保育士体験に来てくださいました。
毎度恒例となっていますが、〇君への質問コーナーを設けました。
「どんな色が好きですか」「どんなフクロウが好きですか」と独特な質問もありましたが、元気いっぱいに応えていました。
〇君のお母さんへの質問コーナーも設けました。「どんなケーキが好きですか」「〇君のどんなところが好きですか」など子どもたちからの質問に応えてくださいました。
昨日に続き、今日もひまわり組はお出かけです。
トワイライトミステリーに招待して頂き、和田中央児童館へ行きました。
その為、午前中はもも組・ゆり組で過ごしました。
ゆり組の子どもたちを集めて、ひまわり組がいない分、お部屋での過ごし方や園庭からの帰りの時間など、皆で力を合わせて出来るか確認をしてみました。
「出来る」という頷きと真剣な眼差しにお兄さんお姉さんとしての頼もしさを感じた瞬間でした。
園庭では、砂場あそびや成道会鬼ごっこ、〇君のお母さんと戦いごっこをしたり落ち葉を掛け合ったりと笑顔いっぱいでした。
園庭の時間が終わりと共にひまわり組も元気に帰ってきました。
「楽しかった」「白鳥に乗ったんだよ」など興奮気味な姿にまた一つ楽しい思い出が出来たのかなと嬉しく感じました。ぜひご家庭でも感想を聞いてみてください。(O.Y)


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