◆12月16日(土)の子ども達
2017年12月16日 土曜日
◆思いやる優しさ。(0・2歳)

今日の日中は0歳・2歳合わせて5人ととても少なかったので、いつもより静かな土曜日。まったりとお部屋で遊んでから園庭に出ました。
きく・たんぽぽ組の3人は勢いよく飛び出し、太鼓橋を登りすべり台をすべり、そして園庭をいっぱいいっぱい使って駆け巡り、元気いっぱいに追いかけっこを楽しんでいました。
そんな素早い動きに目を奪われたようで、トランポリンに座りながらつぼみ組の〇くんと△ちゃんは自分の動きがピタッと止まるほど必死に目で追っていました。
かっこいい憧れの姿を特等席で眺め、ご満悦の2人でした。
少しすると、幼児組も園庭に出てきたので、お兄さんお姉さん達が駆け寄ってきてくれました。
「こっちにおいでよ~!」「だいじょうぶだった?」「やってあげる!」などと優しく声をかけてくれるので、〇くんも△ちゃんも嬉しいようです。
幼児組との交流も存分に楽しみました。
朝おやつの時も、おやつを食べにに行こうとする△ちゃんを見つけると、スッと手を差し伸べてくれて、△ちゃんの歩くスピードに合わせてくれた2歳の◎ちゃん。
そして水道の所まで一緒に行ってくれて、服が濡れないように袖をまくり、水を出して「はい!どうぞ!」と、まだ一人では難しい部分をカバーしてくれて、△ちゃんが手を洗いやすいようにしてくれたのです。
どうやったらやりやすいか、そんな◎ちゃんの小さい子へのあたたかい優しさが見え、子ども同士の関わりに感動をもらいました。
育子園には小さな先生がたくさん、土曜日という日常とは少し違った環境でまた素敵な姿に触れることができました。
(S.S)


◆土曜保育 (幼児)

今日は、室内と園庭にて遊びました。室内遊びは、塗り絵やブロック、制作や恐竜フィギュアなどそれぞれが夢中になって遊んでいました。さまざまな遊びがある中で最近、ボードゲームを楽しめるようになっていきました。
このボードゲームは勝ち負けを競うものではなく、友だちと協力して目標達成を目指していくものです。すごろくのようなゲームで、始めはネズミや鳥のコマの後ろに猫のコマを置いてスタート、サイコロを転がしながら進めていきます。ふつうのすごろくと違うのは、ネズミや鳥が猫に食べられてしまわないように(こまが追いつかないように)ゴールまで到達しなければなりません。ピンチになった時に使えるアイテムがいくつかあるのですが、どのタイミングで使うか、どのコマを前に進めるかなど考えていきます。
なかなかゲームがクリアできなくても、「こうしたらいいんじゃないかな?」「次はこうしてみよう。」などお友だちと話し合ったり、諦めずに粘り強く挑戦したりする姿が見られました。
園庭へ遊びに行ける時間になると思い切り身体を動かして遊んでいる姿がみられました。
ボール遊びやトランポリンでのゲームなど異年齢で楽しんでいました。土曜保育という小集団のなかでも週に一度の人間関係の中で絆が深まっているように感じます。
年長児は残り数回となってしまいました。のんびりゆったり好きなことを園でできる時間を一緒に大切にしていけたらと思っています。(K.Y)

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