◆12月13日(水)の子ども達
2017年12月13日 水曜日
◆様々な刺激を受けてのびのび遊ぶつぼみっ子たち (つぼみ)

今日は、日差しがあると冷たい風も和らぐように感じます。
そんな中、みんなで立ち乗りタイプの散歩カーに乗って大聖堂まで散歩に行ってきました。
散歩カーの中では、目の前を走る車や消防車、また、大聖堂手前にある倉庫内で働いていたダンプカーやフォークリフトなどたくさんの車を見つけるたびに手を振る〇くん。車好きの〇くんには、魅力的な光景だったようです。
その姿を見ていた△ちゃんや□ちゃんも手を振り探索を楽しんでいました。
周りへの関心が見え、反応できるようになったのも、大きな成長を感じます。
大聖堂の1階の広場では、思い思いに歩いたり、ハイハイしたり保育者に抱っこされてみたりと広い場所を満喫し始める子ども達。
保育者の「よ~いどん」の声に合わせて前に進んで行き、のびのびと遊んでいました。
ベンチに登り、座って休憩をしたり、また、動くと、目の前には、銀杏の葉がたくさん落ちていて、歩くたびに見つけ、集め始める☆ちゃん。たくさんある一つを保育者に手渡し「はい」とくれました。
遊び方も日々進化しているの友達や保育者の様子を見ながら行う姿も大きいと思います。
友だちと一緒にあそぶ楽しさを感じ始めている子どもたち。この楽しさを満喫できるように日々関わって行きたいと思います。
(N.Y)


◆きょう、なにする? (ふじ)

朝のおやつでは、みんなが集まるまで待っている子どもたちが、今日何する?という話をしていました。「えんていいく」「ぴんくのぶーぶ(散歩カー)のっていく」と、それぞれに行きたい場所を伝え合っていました。わくわく感が大人にも伝わってきます。
お部屋では、クリスマスの帽子作り。クレヨンとシールを使いました。好きなクレヨンを選んで、大きく手を動かして描いたり、囲むように線を描いてその中を塗ったり、トントントンと出てくる色や音を楽しんだり。「おおきいさんたさん」や「ままのぴんく」とイメージを伝えて楽しむ子どももいます。
シールの貼り方も様々。クレヨンで描いた上に、列のように並べて貼ったり、間隔をあけて貼ったり、画用紙には貼りたくないとアピールする子どももいます。自分の思いが強くなってきた子どもたちですが、こうやってそれぞれに自分のこだわりを表現している姿に成長を感じました。保育士の真似をして最後にクルクルと帽子を丸めて頭にかぶせてみます。自分で終わりを決めると、とても満足そうにしていました。
その後は、園庭遊び。ダンゴムシを見つけたい〇くんは保育士に一緒に探そうと誘ってきました。植木鉢の下や、お花の陰を覗きますが、中々見つかりません。他の子どももその様子を見て集まってきて、いつのまにか追いかけっこに変わっていました。
勢いよく走って転び、靴が脱げ涙の〇くん。とっさに側にいた△くんが靴を履かせようとしてくれました。◇ちゃんは「だいじょうぶ?」と声を掛けていました。優しさにほっこりした瞬間でした。
(s.m)

◆どうすればいいの (きく)

今日は、室内遊びを楽しみました。途中、廊下に出てバランスボードやロフトで遊びました。
☆ちゃん:「先生、こうやってまっすぐ並ぶんだよね」
保育士:「どうやって並んだら良いか、みんなに聞いてみてごらん」
☆ちゃん:「〇くん、どうすればいいの」
〇くん:「まっすぐ並ぶんだよ」
◇くん:「でも、横にいたら並べないよ」
◎ちゃん:「こうやってまっすぐ並ぶんだよ」
☆ちゃん:「そうなんだ。お友だちを押すのはブーだよね」
◇くん:「そうだよ。痛いからバツだよ」
◎ちゃん:「パンチは痛いからバツだよね、〇くん」
〇くん:「バツだよ」
☆ちゃん:「バツだよね。ぶつかっちゃったときはどうすれば良いの」
〇くん:「ごめんねって言うんだよ」
◎ちゃん:「お顔もみるんだよ」
☆ちゃん:「そっか。じゃあ登ろう」
子どもたち同士で並び方など、再確認しながら話していました。
子どもたちから、日々の中でコミュニケーション能力も、また一つ幅を広げている姿を見ることが出来ました。そこから、相手の気持ちを読み取るために表情を見ること、そして会話をしながら自身の話を伝えていく力、他者との共存のための会話する力など様々なことを日々の生活や遊びを通して学んでいました。
子どもたちの気持ちや会話するための環境づくりなど、様々なところで、子どもたちにとって大切なことを考えながら、関わっていきたいと改めて感じました。(K・K)

◆あったか~い。さむ~い。 (たんぽぽ)

今日も、気持ちの良い晴れ。ですが、空気は冷たいです。そんな中、大聖堂までお散歩に行ってきました。〇くんのお母さんも一緒です。
出発前には、いつも通り散歩の際のお約束の確認。
お友達としっかり手をつなぐこと。車や自転車に気を付けて歩くこと。
回数を重ねるうち、ルールをしっかりと守って歩くことが上手になりました。
お友達とギュッと手をつないで長い距離を歩くこと、ギュッとつなぐので疲れるようですが最後まで離すことなく歩けるようになりました。大聖堂まで、15分でつきました。
歩いて行くのも、楽しそうです。ひなたに出ると「あったか~い」。日陰になると「さむ~い」。交互に叫びながら歩いていました。「あったかいのがいい~」と日陰になると少しだけ歩くペースが早くなっていた先頭の△ちゃん。それにつられてみんなの歩くペースも早くなっていました。
大聖堂に到着し、みんなで波羅蜜橋めがけて坂道をかけのぼりました。息を切らせながら、ものすごい笑顔で走っていました。
その後も、ひたすら走る子どもたち。「さむい~」と言っていたのが嘘のように、次々とジャンバーを脱ぎ、遊んでいました。
小さな赤い実がなっているのも見つけ、最後は一人1枚ずつビニール袋を持ち収穫?お土産に持って返って来ました。それぞれのおたよりポケットに入っています。お楽しみに。
(M.C)


◆ホテル作り (うみグループ)

今日は、室内遊び、園庭遊びを行いました。
一昨日から、年少・年中・年長の男児数名によりはじまった「ホテル作り」。
今日も「ホテルの工事しよーう」と、意欲的に行われていました。
ホテル作りに使われている素材は主にカプラとブロックです。
子どもたちが考えた「役割」がまた本格的で、レストラン担当の工事長、トイレの工事長など様々な担当が存在し協力して行われています。
客室、駐車場、レストラン、プールなど次々と施設が拡大していく過程が面白く、見ているこちらまでワクワクさせられます。
「こっちにもホテル作ろうよ」(別館)
「じゃあ橋作ってつなげよう」「歩道橋も作ろう!」
今日は、年中の〇〇くん、△△くん、年長の◇◇くんがはりきって工事を進めていました。
他にも、今日までホテル作りにたずさわってきた子がいましたが見てみると他の遊びに夢中のようです。
「今日は、工事しないの?」と聞いてみると。
「今日は、お休みです」と笑顔で教えてくれました。
これもまた、しっかり自分の意志を持っている証拠…。主体性が保障されているのだなと心温まりました。
子どもたちが夢中になれる環境を今後も大切にしていきたいです。
(T.N)


◆夢の世界 (にじグループ)

今日は○くんのお母さんが保育士体験に来て下さいました。やはり大人気のママ先生。
朝の集まりでは、『ほしぞらでんしゃ りゅうせいごう』という絵本を読んで下さり、初めての絵本にみんな興味津々。絵もお話も素敵で、「にじグループにほしい」という声があがり、身を乗り出して見ていました。
来週18日(月曜)に、第二回恐竜博物館が開催します。
そこで子どもたちと確認をすると、もう少し大きい作品を増やしたいという事と、恐竜の世界に少しだけクリスマスを取り入れたいという意見が出ました。
「恐竜の時代にクリスマスはないけど、モミの木はあったよね」という☆くん。
そこで、手形でモミの木を表現したり、立体的な草花や恐竜を作るゾーンを設定し、好きな場所を選んで取り組めるようにしました。もちろんブロック等、いつもの遊びを楽しむ子もいます。
手形をしながら、「モミの木があるなら、恐竜の世界を冬っぽくしようよ」
「クリスマスもサンタさんもいなかったなんて、恐竜はかわいそうだね」「手形のツリーを飾れば恐竜も喜ぶかもよ」といった会話が聞かれ、恐竜+クリスマスという、子どもたちにとって夢があふれる世界の融合を楽しんでいました。
恐竜の為にクリスマスを取り入れてあげたいという、子どもたちのやさしい発想が素敵です。
子どもたちから生まれてくる様々な展開を楽しみながら、2回目の博物館に向けての取り組みを見守っていきたいと思います。
O・Y


◆やってみたい! (そらグループ)
今日は○ちゃんのお母さんが保育士体験へいらっしゃいました。この日を楽しみにしていた○ちゃん。とても嬉しそうな笑顔で登園してきました。
昨日は年長児がロビーと2階踊り場にあるクリスマスツリーの飾り付けを行いました。きれいなツリーを立ち止まって見たり、飾りに触れてみたりクリスマスへの期待を感じているようです。集まりの時間、クリスマスツリーの由来やツリーの天辺に付いている星は何故飾るのかなどを話しました。
由来を話す前に子どもたちは、「サンタさんが来た時にわかりやすいようにじゃないかな」と言っていました。1年に1度の楽しみな日。心を込めて飾り付けしましたので是非ご覧ください。
室内ではそれぞれの場所で好きな遊びに向かっていました。世界園の取り組みが今日も行われていました。魚をつくって絵の具で色付けをしているゆり組の○くんの姿を見て、もも組の△ちゃんと◇ちゃんが保育士のところへやってきました。
「先生、私たちまだ(世界園のこと)なにもやってなかった。魚つくりたい。」
どうやってやるのか助けを求めながらも二人で手伝い合いながら作っている姿はとてもいきいきしていました。自らやってみたいという気持ちは誘われた時よりも大きなパワーが生まれるようです。夢中になって行なっている姿がとても印象的でした。(K.Y)

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