◆12月11日(月)の子ども達
2017年12月11日 月曜日
◆つぼみカフェ・紅葉と空 (つぼみ)

今日は暖かく、園庭も過ごしやすく、お日さまが当たるところは、とても気持ちよいです。みんなは、園庭へ出ると、自分の行きたい場所へとそれぞれ遊びに行きました。木のベンチにちょこんといつの間にか座り、テーブルに置いてあった、シャベルや砂の入ったコップを触り遊んでいたり。
それに気付いた他のつぼみ組の子どもたちも寄ってきてベンチに座り、同じように集まってきました。つぼみ組がどんどん集まり、他のクラスの保育者に、「つぼみカフェね」と言われました。
その近くでは、本当にコップに入ったお水を飲んでいる子も。お兄さんが飲んでいるのを見て、僕にもちょうだいとアピールしたようで、枯葉にうもれ、紅葉を見ながら、お茶して?いました。なんだか、とっても気持ち良さそうで、ゆったりとした時間でした。
〇ちゃんが、空を見上げ、「あ、あ」と、とても大きな声を出し何かを訴えていました。うっすらとした月があり、それを指差し教えてくれました。〇ちゃんは、飛んでいる飛行機にも指さし反応。空の小さなものにも反応するようになったんだと、成長を感じました。〇ちゃんと、乗り物好きの◎くんは、その後、外のショベルカーを網越しに見て楽しんでいました。
またまた、それに反応して子どもたちが何人か近寄っていました。(T.Y)


◆成長の素晴らしさ (ふじ)

今日は良いお天気で園庭に出ると日差しが出ていて暖かかったです。そんな中で園庭で元気に遊ぶ子ども達です。保育士が用意した空のダンボール箱に落ち葉を沢山入れて、力強く後ろからずるずると押す子やお友達と一緒に落ち葉を投げて「おにわ~そと」と言い遊んでいたりと今日も楽しそうな遊びを沢山見せてくれるふじの子達です。
中には「行こう!」と声をかけて、お友達を遊びに誘っている子もいました。園庭のフェンスからショベルカーが見えたので、子ども達は次々と集まり見やすい場所へと自分で移動してしばらくの間見ていました。
するとショベルカーが大きな音を立てて動き始めました。「ががが~がたん」と大きな音に子ども達は、「動いた~見て~」ととても喜んでいました。やはり働く車は大人気で沢山見てその後も嬉しそうに保育士に「ショベルカー見た!」と教えてくれる子もいました。
様々なことをして遊ぶ子ども達ですが、園庭では今日も玩具の取り合いが沢山見られました。
シャベルを取り合う子やバケツを取り合う子。その場の状況にもよりますが、お友だちに思わず手を出してしまう子や言葉はあるものの、お互いに引かず取り合いをする子など様々です。
そんな中でも今回嬉しい出来事がありました。ダンボールの押して遊んでいる〇ちゃんと△くん。最初は仲良く二人で押していたのですが、行きたい方向が違うのもあり、段々取り合いになってきてしまいました。
元々最初にダンボールを使っていた〇ちゃんでしたが、「やめて!」と大きな声で△くんに言います。「やめて!」と言われ面白くなかった△くんは、〇ちゃんに向かって落ち葉をかけたりします。手の出しあいになるかなと思いましたが、最後まで手を出すことなく〇ちゃんは、ちゃんと自分の口で「やめて!」と言えました。しばらくすると△くんは、あきらめて他の場所へと遊びに行ってしまい無事に解決しました。
保育士が間に入ることなく子ども達同士で解決できることは、なかなか難しいこともありますが、今回の出来事から〇ちゃんの我慢強さと、自分の気持ちを口に出して相手に伝えられた素晴らしさと大きな成長を感じました。これからも子ども達の成長している姿を見逃さないようにしていき、見守る保育を行っていけたらと思います。(T.S)


◆クリスマス、楽しみだな・・・ (きく)

先日から少しづつ保育室の中がクリスマスムードになってきたきくぐみ。
今日は、クリスマスツリーが届きました。
子どもたちと一緒に箱から出していくと、「キラキラしてる!!」「リンリン(ベル)ついてる!!」と大興奮。
コンセントをさして電気がつくと、さらにテンションが上がっていきました。
ここで問題は置き場所です。
子どもたちとは、サンタさんに「ここで待ってるよ」という印になるから、サンタさんに見える所に置きたいけどどこにするか相談をしていきました。
子どもたちの会話です。
A「ここ(床)に置こうよ!」
B「でも、踏んじゃったりするよ。」
C「高いところがいいんじゃない。」
B「みんなが見えないよ」
子どもたちなりにいろいろ考えてくれ、最終的に、いつもは動物フィギアで遊んでいるテーブルの上に置くことになりました。
「触らない」「飾りを取らない」を約束し、改めて点灯式をすると、子どもたちも自然と集まり「きれいだね」と言いながら見とれていました。
中には、電気に手を近づけ、「手がピンクになったよ」と光を楽しんでいる子もいました。
ツリーがはえるように、ヒイラギの葉を画用紙で切って貼っていくと、「トナカイさんは?トナカイさん作ろう!」と提案があり、急遽、折り紙でトナカイを折って子どもたちに目や口などをつけてもらいました。
まだ、全員が終わっていないので、終わり次第、18頭のトナカイを飾りたいと思います。
トナカイを作りながら、ドキッとするつぶやきがありました。
〇ちゃんが「良い子ってどんな子だろう?」とつぶやき、答えを求められましたが、私はとっさに答えらず、「どんな子だろう。〇ちゃんはどんな子だと思う?」と聞き返してしましました。
確かに、子ども向けのお話や大人が子どもたちに対して話すときに「良い子にしていないと、サンタさんは来ないかも」とよく使いますが、ここで言う「良い子」とは、どんな子なんでしょう。
〇ちゃんは、「わかんな~い!」と笑って答えていましたが、もちろん答えは一つではないはずです。
少し難しい内容ですが、クリスマスを通して、2~3歳の子が思う「良い子」というのを子どもたちと一緒に考えていきたいと思いました。(E.Y)


◆一緒にあそぼう (たんぽぽ)

月曜日、朝から大きな声でお部屋はにぎやかです。
声の大きさの事を話ました。(それだけ元気ということですが・・・)
小さい声でも聞こえることを朝の会で伝えました。
聞く時、話す時のバランスを覚えていきたいと思います。
園庭で遊びました。
すでに紫帽子と赤帽子の子どもたちでいっぱいです。
お目当ては☆ちゃんの妹です。
♡ちゃーんとお名前を呼びながら探し、鼻水を拭いてあげたり手をつないであげたりと一通りのお世話をしてあげました。
女の子たちは今日もゆりかごスイングで揺れています。
定員3名をしっかり守って、順番に乗る人揺らす人と交代し合っていました。
保育者が介入することはほとんどなくなって、自分たちで注意しあって遊びを進めています。
男の子たちは駆けまわっています。
誰かが走ると追いかけていき、のどが渇くとお水を飲んでまた走り出す・・・
疲れると誰かしら手をつないで抜けていき、小さいグループがいくつもできていました。
ダンボールをもらって葉っぱを集めだす子、熊手をもって探索し始める子。
みんな集団での遊びが深まっています。
◎ちゃんは◇ちゃんと一緒にいる、△ちゃんも□ちゃんと一緒にいる、そんな感じで探すのも楽になってきました。
一緒にあそぼうと掛け合う声に嬉しさを感じます。(N・S)


◆みんなでおにごっこ (うみグループ)

今日は、室内遊び園庭遊びを行いました。
お部屋では、各ゾーン遊びの他、クリスマスに向け制作を行う子。園庭では、サッカーや落ち葉遊び、成道会おにごっこが主体的に行われていました。
先週の成道会がきっかけとなり始まった成道会おにごっこ。
成道会の日に年長児が行っていましたが今日は、年少・年中児も行っていました。
菩提樹の下に集まる年少の〇〇くん、年中の△△くん、□□くん。
じゃんけんで鬼を決め成道会鬼ごっこの始まりです。
鬼になったのは△△くん。
はじめは「鬼嫌だなー」と落ち込む姿を見せていましたが、しばらくすると「よしっしょうがない!」と自分に言い聞かせ友だちを追いかけ始めました。
今までには、鬼が嫌で遊びをやめてしまうこともありました。
集団遊びの広がり、そして遊びのルールや決まりを守り楽しもうとする姿、成長に心温まりました。
これからも、日々成長していく子どもたちを温かく見守っていきたいです。
(T.N)


◆貸し借り (にじグループ)

今日はクリスマスの飾りを子どもたちと作りました。
クリスマスと言ったらというテーマで考えてもらいます。
「靴下」「星」「トナカイ」「赤っ鼻」「ソリ」「鈴」「リース」です。
色は「緑」「赤」のほか「茶色」(トナカイの色)「黄色」(星の色)の4色が選ばれました。
作り出す子どもたちは今までやったことのある切り絵や折り紙で作ってくれました。
秋の美味しいもの祭で作った輪っかをたくさん繋げていく飾り作りをする年長児もいました。
その姿を見つめる年少児の○くん。
やらないの、と尋ねると「やりたいけど、折り紙がない」と言います。
折り紙は目の前にあり、年長児の子どもたちも「どうぞ」と言ってくれていました。
しかし、みているばかりの○くん。
しばらく様子を見ると、年長児は「終わった」といいその場を離れると、○くんは取り掛かりました。
取り掛かるとどんどん繋げていきます。年長児の姿を真似ているように感じました。
今日は園庭ではなくベランダにいきたいという声が多かったため、工事終了後久しぶりのベランダ遊びを行いました。
久しぶりであったため数少ない自転車での取り合いがあると感じましたが、実際起きたものの上手に対応する子どもたちの姿をたくさん見受けられました。
「終わったら貸して」「降りてくれるかな」「順番ね」「ここで並んでて」「当番だからすぐに返すね」「貸したのに喧嘩するの、喧嘩するなら貸さない、お話してね」と子どもたち同士での貸し借りの会話や考えが多く感じられました。
また、二人で乗る自転車でのことです。
年少児二人で乗っていると、年中児が運転手の△ちゃんを「貸してっていったじゃん」と強引に交代しました。
△ちゃんは泣いてしまい、後ろの□ちゃんもかまわずにいってしまいました。
△ちゃんはその後泣き止むと、自転車に乗っているお友達に「貸して」と言って回っていました。
しばらくすると、「だれも貸してくれなかった」としょんぼりする△ちゃん。
すると、□ちゃんが「△ちゃん、ここにあいてるのある」と教えてくれました。
△ちゃんが乗れなくなって困っていたことを気にしながら遊んでいたことに関心させられました。
日々の遊びの中で貸し借りが上手になっていることや、言葉の掛け方を工夫する姿を感じました。
(A.Y)


◆再確認 (そらグループ)

今日は室内遊びでクリスマス制作、世界園の生き物作りなどの造形遊びが行われました。
朝の集まりの時間に、世界園の話を引き続き行いました。
原点(きっかけ)から話をしていくと子供たちは、そうだったのか!と気づいたりそうだったよね!と再確認したり、え?そうだったの?と初耳だったりします。
知っていると思っていたのは大人だけだったりします。
こう言った事を目の当たりにすると、いかに当たり前のことを当たり前に伝える大切さや重要性を感じます。
同じことを再確認して日々を生きていくように遊びの認識をしていくことで自分が今どんな事に取り組んでいるのか?途中にしているものはないか?自分たちが目的をもって活動に取り組む事過ごしていく事で、片付けや、続きを意識していく事にもつながる事だと感じます。
また、集団の集まりの中で遊びの共有を設ける事によって取り組みに参加しようとする気持ちが少しでも出ればと感じます。設定されている玩具での遊びも重要ですが、好きなものをとことん取り組める環境があるので少しずつ興味が持てるような環境設定・関わり合いを大切にしていければと感じます。
午後は続きと、屋外遊びをたくさん行える時間を予定しています。
k★y


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