◆12月9日(土)の子ども達
2017年12月09日 土曜日
◆優しい関わり (つぼみ・ふじ・きく・たんぽぽ)

今日のつぼみ・ふじ・きく・たんぽぽは、総勢9名で過ごしています。
「車に乗りたい」というきく組の子のリクエストに応え、ミッキー体操後にコンビカーと肋木のすべり台を出してみました。
きく・たんぽぽの子たちが遊ぶ姿が魅力的なようで、遊び方を観察すると同じようにやってみようとするふじ・つぼみの子ども達。
肋木のすべり台を見つけると手足を上手に使い、いつも以上にダイナミックに身体を使い始める子たち。
その子のペースで登ったり、降りたりを楽しんでいました。
その場にいた、きく・たんぽぽの子たちは、自分たちよりも小さい子たちがいる為、思ったように遊べません。
先に進もうとするとぶつかりそうになってしまい、どうしようかなと考えたり、保育者に困っていることを伝えてくれます。
保育者が関わり方を伝えると、ふっと考えて、優しく「どいて」と言ってみたり、上手く除けてくれたり、待ってくれたりと気持ちの工夫をしながら遊んでくれていました。
その姿勢に「大きな優しさ」を感じました。昨年までやってもらっていたことがしっかりと受け継がれているかのようで、子どもたちなりの小さい子への思いやりの気持ちは、毎週末の土曜日保育の中で習得してくれていることが感じられます。
一通りあそんだ後は、つぼみ・ふじときく・たんぽぽに分かれ、保育室と園庭で遊びました。
園庭に出る前にきく・たんぽぽの子に園庭の落ち葉の色を聞いてみました。
「黄色」「赤」「緑」「青」「茶色」と様々な色を見つけてくれました。
園庭の紅葉は、まだ続いています。
遊びながら目に飛び込んできた葉っぱを持つと「赤い葉っぱだよ」と見せてくれた〇ちゃん。
冬晴れでも最後の秋を感じているようでした。
様々な場面で感じる力を目にしたように思えます。子どもの発想は、すごいと感じる一コマでした。
(N.Y)

◆友情 (幼児組)

今日は室内と園庭にて遊びました。
保育者とドミノ倒しに熱中していたひまわり組の☆ちゃん。油断していると簡単に倒れてしまうため大人も結構真剣に遊んでいます。倒れると「あー!!」と声を上げつつも何だか嬉しそうな表情の☆ちゃん。倒してしまったり倒されたりと何度も行っていました。
園庭に出てみると、とても良いお天気。でも空気は冷たくブルブルと震える寒さでしたが、子どもたちは元気いっぱいです。
サッカーやお店屋さんごっこ、追いかけっこなど思い思いに遊びを見つけて身体を動かしていました。
しばらくすると、「先生~氷見つけた」と手に氷を持って走ってきたゆり組の△君。
「こっちだよ」と案内される方に行ってみると、築山の近くにあるマットの上にうっすらと氷が張っていました。もも組の○ちゃんは少しだけ手にした氷をお店屋さんごっこに使っていました。
給食の時間が近づいてきた頃に、去年そらグループのもも組にいた★君がお母さんと一緒に遊びに見えました。★君は久しぶりに会うお友だちを前に少し照れくさそうな感じでしたが、数分後には同じ年の△君と一緒にロッククライミングを登っていました。
★君「久しぶりだから登り方忘れちゃった」
△君「ここ手でつかんで。そうそう。」と先に登った△君が上から優しく誘導していきます。
徐々にゴールが近づくにつれ他のお友だちも集まってきて下からの応援にも熱が入っていました。無事に登れた★君。その後も嬉しそうにロープを渡り滑り台を滑っていました。
久しぶりの★君との再会でしたが、あっという間に心を通わせて遊んでいる姿、
「またね」「また遊ぼうね」と言葉を交わしている姿に「友情」のような心温まる人間関係の姿を学ばせて頂いた土曜日でした。(O.Y)


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