◆12月8日(金)の子ども達
2017年12月08日 金曜日
◆成道会に参加してみました。 (つぼみ)

今日は成道会(じょうどうえ)がホールで行われました。お釈迦様がみんなが仲良く過ごすにはどうしたらいいだろう・・みんなが良い子になるにはどうしたらいいだろう・・と考えお悟りを開いた日です。
まだ意味までは分からなくても、園の行事にみんなで参加してみました。
ホールに着くまでの道のりも、興味津々のものばかりで誘惑がいっぱい。立ち止まりながらも「いつもとはちがう」ことにわくわくした足取りでした。
ホールに着き、座るとすぐに年長児による奉献の儀が行われました。
奉献の時に『カノン』が流れていて、音楽が大好きなつぼみ組の子どもたちは、小さく手拍子をしてみたり、音に合わせて手をゆらゆら揺らしてみたりと心地良さそうにゆったりとした音楽に乗っていました。
そんな楽しそうなお友だちを見て自然とニコッと笑顔になる子どもたちです。
〇くんは、保育士の目線や他のクラスの児が見つめる先で何かをしていることをしっかりキャッチしたようで、立ち上がって壇上を覗き込む姿もありました。
奉献が終わると衣装を身にまとった年長児がつぼみ組の横を通ります。
かっこいい姿に目を奪われたのか、しばらく見つめていました。お兄さんお姉さんへの憧れが少しだけ、芽生えたかもしれませんね。
終わりのご挨拶をすると、自然と手と手をパチンと合わせペコッとお辞儀。お友だちと向かい合わせになって2回・・3回とペコッと何度もお辞儀をする姿や、終わったと分かったのか拍手をする姿も見られました。
子どもたちなりにしっかり分かっていたようです。
ホールでの参加は、避難訓練以外では初めてのことだったので、どんな姿が見れるかドキドキした反面、歩きたくなっちゃうかな・・ずっと座っているのは難しいかな・・音に驚いて泣いちゃうかな・・という思いもありました。
ですが、そんな心配はいらないほど、つぼみ組らしい形でひとりひとりが楽しく参加することができました。
周りの雰囲気をそれとなく感じて子どもたちなりに合わせてみようとしたり、同じようにじっと座ってみたり。
そんなことを感じながらできたのも、それだけ子どもたちがしっかり成長しているということ。行事に参加するといういつもとは違った環境を通してまた更に感じることができました。
少し早めにお部屋にもどり、園庭遊びもいつもより長めに満喫してきました。
(S.S)


◆成道会<じょうどうえ> (ふじ)
成道会の日でした。
朝の集まりで話をしました。子どもたちには馴染みのない成道会と言う言葉。何だろうと真剣に聞いている姿。給食の時に言う食前感謝の言葉にも出てくるみ仏さまと言うフレーズに反応する様子。これから参加する会に少しでも興味を持ってくれるようにと言葉遊びのように何度も『成道会~じょうどうえ~』と繰り返しながらホールへ向かいました。
最近の子どもたちは合掌が上手になり〇君は深々と頭を下げてご挨拶。日々合掌や感謝を肌で感じているからこその姿です。◇君はあまり興味が持てずソワソワしていたので膝の上で今の状況を話してみました。
園長先生の話の中でみんなが良い子になるために考えたというと「◇はいい子だよ~」泣いている子がいたらみんなはどうする?の問いかけに「いいこいいこするの~」お友だちに優しくするといいねと聞くと「ドンしないのよ~」と◇君なりに興味を持ち理解してくれているようでした。
私自身も子どもの素直な感想を受け止め、日々多くを求め言い過ぎていないか?子どもを信じ受け止めきれているか?など自分を見返すことができました。 ホールからの帰りには水槽見物へ。今年も鮭の卵がやってきました。「これなんだろう?」「あか」と不思議そうに見るこどもたち。黒い丸が目だよと話すと「目?」とまだ魚の形が作られていないので想像が付かないようでした。
園庭ではコンビネーションの下に集まる子どもたちを発見。何してるの?と声を掛けると「工事だよ」と。みんなでワイワイ「こうするんだよ」「そうだね」と会話が弾んでいました。
今週いっきに冬の気候になったので体調管理に気を付けたいです。土日でゆっくり体を休めてください。
(K☆H)

◆(きく)

今日は育子園が大切にしている、仏教行事の成道会でした。内容が理解できるのかとなると・・・わからないかもしれません。でも、わかることもあるのかもしれません。小さなときから、こんな風に仏教に少しでも触れていくことは育子園ならではかもしれません。日ごろから、給食のときにお手伝いに来てくれている年長児が会の中で奉献という仏様にお供え物を備える所を見ました。年長児の姿を見て、『わあ』と何となく表情が変わった〇くん。手を振りとっても嬉しそうにしています。「〇くんがいたね。かこいいんだよ~」と教えてくれました。日ごろの取り組みが子どもたちの中で年長児の存在をより身近にしてくれていることを実感しました。
会の後は、3階のベランダを楽しんできました。前回の経験がすぐに記憶とつながったようです。ベランダで遊ぼうとつたえると「やった~」と言ってくれました。三輪車は少し台数を増やしておきました。前回、待っても待ってもなかなか三輪車が乗れなかった。〇ちゃん。たくさん泣いて、いろんな子にお願いしました。今回は、ささっと支度をして急いでいる様子です。すぐには、でもすぐには手に入りませんでした。でも・・・〇ちゃん泣きません。とことことこと、使っている子の所まで行って「後でかしてね。〇ちゃん、ずーっとやりたかったからね」といろんな子にお願いして回っています。そんな姿がとても頼もしく思います。〇ちゃんは前の経験をちゃんとステップに変えたようです。遊びの中盤で、三輪車に乗ることができました。
「つかいたい」「まってて」のやり取りがまだうまくかみ合わないときもあります。『待った』の時間もその子によってそれぞれです。
これからも、その時その時の子どもの気持ちに精いっぱい寄り添っていきたいと思います。
(U・A)


◆相手のことを考えるって (たんぽぽ)

今日は、仏教行事である成道会に参加しました。お釈迦様がお悟りを開いた日ということで、まだ難しい内容であるかなと思いましたが、「じょうどうえ。でしょ。」と難しい言葉を真似ようとする児も多くいました。
『みんながなかよく、たのしく、しあわせにすごせるように。そして、人がよろこんでくれるようなことをしていけるといいですね』とお話がありました。
最近、友達同士でよく遊ぶようになりました。お友達と一緒がとても楽しいようです。けれど、お友達と一緒なら、いけないこともやってしまおうかな。お友達と一緒なら、いやだと言われることもやってしまおうかなという気持ちが出てくることも多くなりました。
その都度、相手の気持ちもあることを伝えていきたいと思っています。
今日の給食から午睡までは、なんだかお友達と一緒ならふざけてしまおうかな・・・の児が多い日でした。眠いけれど、おしゃべりしたり、布団の上で飛び跳ねたり。
寝ている児がいること。眠らないと自分もつらくなってしまう事。ここでも、相手のことも考えることを伝えながら、一人一人に合った声掛けをしながら普段より遅い時間に皆が眠りにつきました。
みんな、スッキリと目覚めてくれるとよいのですが。
園庭では、冷たい空気の中とにかくよく遊びます。ゆりかごスイングでは「3人までだよ」と約束もよくわかっている〇ちゃん。「だれかおしてくれる?」と遊びをリードしていました。自分が下りて押すのは、ちょっぴり嫌だったようです。だれかが下りるまで、言い続けてました。
園庭奥の車の遊具では、つぼみ組の小さな児と何を話すわけでもするわけでもなく、ただ隣に座っていた☆ちゃん。「かわいいんだもん」とのことでした。
赤い滑り台のある山のところでは、年中のお姉さんと仲良く遊ぶ女子2人。お姉さんがヒラヒラと落とした葉っぱを一所懸命拾い、とっても楽しそうでした。
年下の児には、優しくしてあげたいという気持ちが感じられた姿でした(M.C)


◆成道会 (うみグループ)

今日は成道会がありました。
今日までに沢山奉献練習をしていた年長児は、登園してからソワソワして少し緊張した表情をしていました。
お休みになってしまった児の代わりに急遽奉献をしてくれた〇くんは、「いいよ!」と快く引き受けてくれました。
朝、練習をすると〇くんの表情も少し固く緊張した様子でしたが、「大丈夫?」と本番の前に声をかけると、ケープをまとった〇くんは「うん」と頼もしく頷いてくれました。
一緒に歩くお友達をしっかり意識しながら、お互いが気持ちを合わせて協力する姿がすばらしかったです。
園庭へ出ると、「成道会おにごっこしよ」と言う年長児がいましたが、始めのうちはうみグループの児しか出ていなかった為、他の遊びを始めました。
保育士が「やろうよ」と声をかけると「やったー!」と集まりました。
遊び始めると、他のグループの年長児も集まり、保育士がいなくても年長児の子ども同士で楽しむ姿がありました。
朝の集まりで読んだ紙芝居の「さむがり王様」。
寒くて沢山着込むのですが、たくさん動き出すと裸になって遊び出すお話でした。
今日は園庭遊びもとても冷え込み、早めに室内へ入る児もいたのですが「さむがり王様になっちゃう~」と言いながら寒さに負けずお友達と元気いっぱい遊ぶ子どもたちでした。(B・K)


◆やさしくするためにはどうしたらいいか (にじグループ)

今日は成道会。お釈迦さまがお悟りを開いた日です。
朝の集まりでは、おさとりという紙芝居を読みました。
少し前にも成道会のお話の紙芝居を読んでいたので、子どもたちは覚えていました。
いろんな悪魔にも負けずに、みんなが幸せになるためにはどうしたらいいか…と考え続けたお釈迦さま。
難しい話ではありますが、雰囲気を感じられたのか、子どもたちはじっと座って聞き入っている様子が見られました。
そしてホールに集まりました。
奉献をする年長児。とても頼もしく、息を合わせ、素敵な姿を見せてくれました。
見ていた子どもたちも、奉献をする年長児を応援しようという気持ちが伺え、静かに見ていました。
園長先生のお話の中に、お友だちやお父さんお母さんにやさしくするためにはどうしたらいいか考えてみてねというお話がありました。
今日はやさしい姿を発見していこうと思いました。
成道会のビデオを観ていると、小さいクラスのお友だちが泣いたり、怖がる姿がありました。
もも組の◎ちゃんは、怖がるお友だちを見つけ、「だいじょうぶ?」と聞き、ぎゅっと抱いてあげていました。
式のあと、園庭に出て遊びました。
園庭に出る前に、子どもたちと確認しました。
み仏さまがお悟りを開いた場所はどこか…年長の子どもたちはすぐにわかっていました。
「ぼだいじゅ(菩提樹)」と言いました。
去年、成道会鬼ごっこが流行っていたのも覚えていて、それをやろうと意気込んでいました。
園庭に出たら、菩提樹の木の下で集合ねと話し、園庭に出ると、もう、どの木が菩提樹の木なのかも知っている子どもたちは、あっという間に集合しました。
もも・ゆり組の子どもたちもそれについていき、集合しました。
他のクラスの年長児も集まり、鬼ごっこをしていました。
タッチされた子は菩提樹の木の下でみ仏さまのポーズをします。
少し照れくさそうに…。それがまた微笑ましい姿でした。
今日の帰りの集まりでは、子どもたちのやさしい姿を改めて、チャンピオンをして褒めたたえていけたらと思います。
(H.K)


◆成道会 (そらグループ)

今日は成道会がホールにて行われました。成道会とはお釈迦さまがお悟りを開いた日です。年長児が奉献の儀を行ったり成道会とはどんな日かという話をしたり、DVDを見たりしました。
子どもたちへ「皆が仲良く幸せに暮らせるためにどうしたらよいか考えついた日」と伝えていました。
お悟りの内容は、一人ひとり一つひとつ、世界中にあるものすべての命がとても大切だということです。いのちを大切にすることとはありがとうという感謝の気持ちを持つこと、思いやりの気持ちを持つことだということも話しました。
いつも給食やおやつを食べる前に言う食前感謝のことばもいのちを頂くことへの感謝に繋がっています。お友だちが困っている時「大丈夫?」「何かできることある?」と手をさしのべて助けることが自然と出来るそらグループの子どもたち。成道会を通して思いやりの気持ちが溢れている場所だなと改めて感じることが出来ました。
今日は〇ちゃんのお母さんが保育士体験へいらしていました。☆ちゃんが「○ちゃんの好きなところはどんなところか」と尋ねると、「優しいところ。妹と一緒に遊んでくれてお姉さんになったなと思います。」と応えていました。すっかりお姉さんになった○ちゃん。とても嬉しそうでした。お母さんの優しさを受けて○ちゃんの心にも思いやりの気持ちが育っているのだと思いました。
成道会のあとは、園庭と室内に分かれて遊びました。引き続き世界園にむけて取りかかりました。インドガビアルが完成した△くん。次は住む場所(川)を作ろうと思いつきました。お部屋の中にどうやって川をつくったら良いのかと考えても思いつかなかったため、恐竜博物館を行ったにじグループの保育士にアドバイスをもらいにいきました。
教材倉庫へ材料を取りに行き再び続きます。(K.Y)

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