◆12月6日(水)の子どもたち
2017年12月06日 水曜日
◆落ち葉のお山で(つぼみ)

今日はとてもいい天気でした。園庭に出るとみんなの大好きすべり台にあそびに行きました。すべり台は階段を上り下りするのが大好きです。すべり始めると今度は途中で止まってみるのも大好きです。友だちがどんどんすべってくると渋滞になってしまいます。
渋滞を回避するために保育者が何度もすべり台から降ろしたり、階段で交通整理をしてみたり、そんな保育者の行動を見て楽しくなるのか同じことを何度もしてきます。そんなことをしながら段々と自分たちの興味を持った遊具へと向かって行きます。
ゆりかごスイングやテーブル付のベンチ、砂場や保育者が掃き集めている落ち葉の山など園庭の中は楽しそうなものがたくさんあります。◎くんは熊手を持ってきて集められた落ち葉の山に進み込んで落ち葉の山に足を半分埋め、熊手で山のてっぺんを勢いよくつついて落ち葉の枯れた乾いた音や感触を楽しんでいるようでした。
青い秋の空、舞い落ちてくる落ち葉、地面の上一面に広がる落ち葉など秋を満喫しました。幼児組の子どもたちとも遊んだり、お姉さんお兄さんとのかかわりもでき楽しく過ごせました。これからはどんどん寒くなってくると思いますが、天気の良い日は子ども達の様子を見ながらなるべく外に出て身体を動かすことや異年齢児との交流が出来る機会を多く作って行きたいと思いました。y.n


◆真昼のお月さま、見ーつけた(ふじ)

朝、おやつを食べた後、オムツが濡れている子は交換します。お友だちのお世話をするのが、大好きな〇ちゃん。自分のオムツを替えズボンを履いている最中だったのに、友達がオムツを替えずに遊びに行ってしまったのが気になって、お尻からオムツをのぞかせたまま、△くんのロッカーからオムツを取り、△くんに渡すのに一生懸命です。思わず笑ってしまいますが、「自分のことよりまず人のこと。」無邪気にそんな風にできる〇ちゃんの姿が、「人よりまず自分」になりがちな自分の毎日を振り返るきっかけをくれます。
日課のミッキー体操は、台の上に立って踊るのが流行り。一人がやると、周りの子たちもマネをして、お立ち台のように台の上で踊っています。そのあとの集まりでは、「さんびきのこぶた」の大型絵本を見ました。ちょっとしたスリルが楽しいのは子どもも大人も一緒なようで、コワイおおかみが出てくるお話をみんな真剣に見ていました。
園庭に出ると、だだだーっと小走りにトランポリンに向かっていく数人。両足で跳ぶことが段々と上手になってきた子たち、もうすっかり両足ジャンプに慣れた子どもたちと一緒にトランポリンを楽しみます。
写真を撮っていた保育士のカメラのレンズが反射して、壁に丸い光が映りました。「あっ、あそこになんかあるよ。」と保育士が言い、光を動かしてみせると、子どもたちの視線が集まりました。なんだろう??と、ちょっと警戒した顔で見ています。「お星さまかなあ。」と保育士が言うと、しばらくじっと見ていた□ちゃんが、「おつきさま!」と言いました。「お月さま、捕まえてきて。」と言うと、徐々に一人二人と近づいていき手をのばしますが、お月さまはすぐにパッと逃げてしまいます。(私が動かしているのですが)。。絶対につかまらない真昼のお月さまを、キャーキャー言いながら追いかけて遊んでいました。
園庭の中央には、今日も落ち葉がたくさん。ほうきで集める保育士の周りで、子どもたちは、熊手やフープをががーっと押しながら、葉っぱを集めています。「ブルドーザーみたいだねえ。」と子どもたちの大好きなはたらくくるまの名前を出すと、その気になって、いっそう勢いよく葉っぱを押し集めていました。
今日から気温がぐっと下がり、季節は本格的な冬に突入していくとのこと。秋の最後を、園庭や散歩で、楽しんでいきたいです。
(T.M)


◆誰かいますか?(きく)

今日は、12月生まれのお誕生日会。
きく組にはお誕生日の子はいなかったのですが、たんぽぽに2人誕生児がいたので、一緒にお祝いをしました。
そのあと、ジャンバーや帽子の準備をして、園庭に遊びに行くことにしました。
幼児組と外に出るタイミングが同じだったので、靴を履く際にも「反対じゃない?」とお兄さんお姉さんに手伝ったもらいながら園庭に出ました。
園庭に行くと、〇ちゃんが大門前の丸太を真剣に見ていました。
そこで声をかけてみると、「この穴に、何かがいるんだって!」とのこと。
そういえば、昨日の園庭遊びの際に、幼児組の子が丸太に空いた穴に枝を入れて、「虫がいるかも・・・」と探していたので、その様子を〇ちゃんは見ていたのかもしれません。
少し太めの枝を見つけてきて、穴の中の入れながら「誰かいますか?」と声をかける〇ちゃん。
「返事がないね。いないのかな?」と声をかけると、「もっと向こう(奥)じゃない?」と枝をグイグイと押し入れますが、今度は枝が奥に入っていかず、「だめだ・・・穴が開いてない・・・」と残念そうにしていました。
その様子を見ていた◇ちゃん。〇ちゃんのマネをして覗き込んだり、穴に手を入れてみたりしています。◇ちゃんは〇ちゃんのように思ったことを言葉にして表現していませんでしたが、表情やリアクションで虫がいないこと、残念だったことを表現しているようでした。
それを〇ちゃんは感じとってのか、「こっちも見てみる?」と話しかけたりして、しばらく2人で丸太の虫探しをしていました。
人は色々な方法で自分の思いや感じたことを表現していきます。
今回の2人のように通じ合うこともあれば、なかなか通じずイライラしてしまうこともあります。
子どもから発信される表現方法も、ストレートな物ばかりではありません。
だからこそ、私たち大人が気付いて、共感したり、代弁したりしていきたいと感じました。
(E.Y)

◆やってしまった(たんぽぽ)

何だかみんなでこそこそとした動きです。
こんな時は団結しているのです。窓の方に集まってこそこそこそ・・・
そのうちおもちゃをどんどん運び入れ、あきらかに怪しい雰囲気。
近づいてみると、おもちゃが山のように積み上げられてぐちゃぐちゃです。
使い方がちがいますよーと言うか、いけませんと言うか・・・
「今日は12月生まれのお誕生会ですよ。おもちゃ片付いてないと行けませーん。たんぽぽ組は欠席しますよー。」とみんなに向かって呼びかけてみました。
すると、自分が出したものは勿論、出していないものまでみんなで片づけを始めました。
やってないもんとか使ってないもんと言う子はいません。
協力しあうという経験でした。みんなのお部屋は皆の物、きれいになるとみんなが気持ちいい。そんな経験でした。
みんなでお誕生会に参加して、二人のお友達のお祝いをしました。
誕生会の参加の仕方も上手になりました。
春からはしっかりホールの舞台に立てそうです。
誕生会の後どうする?とみんなに相談の声を投げかけてみると、廊下で遊びたーいとリクエストがありました。
久しぶりにはしごや巧技台も設定して遊びました。並ぶのも上手です。
人気のメニューのからあげは、みんなペロリと食べました。(N・S)


◆仲間の支え (うみグループ)
今日は、12月の誕生会がありました。
今月の誕生児は、全4名と少人数でしたが、逆にお祝いする児が多いので大盛り上がり。
「〇〇ちゃーん」「△△くーん」「おめでとーう」
などと、たくさんの声援が飛んでいました。
うみグループの誕生児は、年長の〇〇ちゃん。
誕生会前は「お祝いされる人少ないから緊張する」と少し不安そうな気持ちになっていましたが、舞台上では笑顔で立派に感謝の気持ちを伝えることができました。
〇〇ちゃんの心の成長はもちろんですが「大丈夫だよ」「応援するからね」などと、影で支えてくれた子どもたち温かさ…。子どもたちの絆に感動です。
改めて集団生活の素晴らしさ、また、その子どもたちの世界、学びの場を保障していきたいと感じさせていただきました。
子どもたちが楽しみにしていたアトラクションは「ながぐつをはいたねこ」のOHPスライド劇です。
ホールが暗くなり「こわーい」と不安になる児もいましたが、始まると目を輝かせ見入る子どもたちでした。
今月も子どもたちの笑顔広がる素敵な誕生会となりました。
(T.N)


◆季節を味わう(にじグループ)

今日は誕生会でした。
朝の集まりでは、12月のお誕生日のもも組の◎くんの練習をしました。
ピアノの音楽が鳴ると出てきて、お祝いしてもらうと「ありがとうございます」と言い、しっかりと質問にも答えていました。
見ていた他の子どもたちも、よく見て拍手をし、歌を歌ってお祝いしていました。
ホールに集まり、いよいよ本番です。
今月のお誕生日の子どもは少なく、3人でした。
そこに、11月お休みだったもも組の◇くんも、一緒にお祝いしました。
ドキドキしている様子の2人。
名前を呼ばれるとしっかりと前に立ち、「ありがとうございました」とお礼を言っていました。
好きな食べ物は何かと聞かれると、
◎くんは「りんごとみかん」、◇くんは「ごはん」と言っていました。
緊張して話せるかなと心配していましたが、子どもたちのたくましい姿を見て、成長を感じました。
誕生会が終わると、園庭に遊びにいきました。
枯葉を集め、ふわっと空に撒き、舞い上がらせて落ちてくるのを楽しんでいました。
そしてたくさんの枯葉を集めてきて寝っ転がったり、座っておしゃべりして、見ていて心がほっこりする姿でした。
他にも、寒さを感じさせない子どもたちは、リレーをして走り回って遊んだり、砂場では「クリスマスケーキつくってるの」と仲良くもも組の子どもたちが一緒に作っていました。
季節を感じた遊びをそれぞれに味わい、楽しんでいる姿がたくさん見られました。
(H.K)


◆12月誕生会&想像力 (そらグループ)
今日は12月の誕生会がホールにて行われました。
12月生まれの子は3人と少なかったのですが、先月お休みだったにじグループの子と合わせて4人が舞台に上がりました。
そらグループからは、もも組の○君が舞台に上がりました。
お部屋でも練習したように好きな食べ物は「みかん」と元気に応えていました。
アトラクションは、OHPのスライド劇『ながぐつをはいたねこ』の話でした。
子どもたちも話に見入って楽しんでいました。
誕生会の後は、園庭とお部屋にて遊びました。
園庭では、枯葉を集めて空に向かってまき散らして遊んだり、氷鬼、鉄棒、サッカー、じゃんけんゲームなどさまざまな遊びを見つけていました。
お部屋では、世界園の制作が続いています。
保育士がニモ(隠れクマノミ)を作っていると、そこへひまわり組の△くんがやってきて
「隠れクマノミにはイソギンチャクが必要だよ」といってイソギンチャクを作り始めました。さすが魚博士です。△くんは、せっかく作るなら実寸大でという思いもあるようで、
「僕の身長くらいならマグロとかなら1mくらいでいけるかも」とイメージが膨らんできているようです。
子どもたちのイメージや思いを形に出来る楽しさを大人も一緒に味わいながら関わっていきたいと感じます。(O.Y)

Posted in 園のこだわり