◆12月4日(月)の子どもたち
2017年12月05日 火曜日
◆のぼりたーい (つぼみ)

今日は園庭で遊びました。外へ出る支度も気にするようになり、靴下をはき始めると、「私の靴下ちょうだい」と靴下ケースを指差し、中には自分で靴下を履こうと、足を靴下に入れている子もいます。そしてドアが開いてベランダへ。自分の靴を探してはこうとしたり、靴箱の中をあさったり。
園庭へ出ると、今日は園庭中に落ち葉が散りばめられたようにたくさん落ちていました。集められた落ち葉を、それーと、保育士と一緒にパラパラとまいて楽しんでいました。落ち葉の集め方もとっても上手で。どこにでも落ち葉が落ちているので、持っていたシャベルで落ち葉をすくったりし、あちらこちらで落ち葉遊びができました。
そんな中、◎くんが、砂場横のスロープに登って遊んでいました。ハイハイと伝い歩きを使い分けて、スロープを行ったり来たり挑戦していました。すると、他の子どもたちもたくさん集まってきて、みんなでスロープを行ったり来たりして楽しんでいました。
しばらくすると、スロープを超えてプール側へ。◎くんは今度はプールの周りの所に登りたいと訴え、何度も足をあげていました。上がれないと、泣いてうずくまるほどです。階段の方から上がれるとわかると、今度は次々と他の子もプールの周りに上がっていきました。うれしそうです。◎くんはさらに、プールの中に入りたいと、プールの中を見て泣いていました。活動範囲がまた広くなってきたなあと、成長を感じました。(T.Y)



◆落ち葉を集めて散らばせて(ふじ)

園庭に出ると熊手やシャベルを使って落ち葉を集めだす姿が見られます。保育士が、落ち葉集めをしていたのをよく見ていて、上手に集めてきます。今日は保育士の方が後からほうきを持ってきて「落ち葉集めようか」と始まりました。
落ち葉の山が出来てくると、何処からともなくすり足で落ち葉を散らしにやってきます。「せっかく集めたのに、もう1回集めよう」と言って集め出すと子どもたちも熊手で遠くから落ち葉を持ってきます。また集まってきたかと思うと、そこから両手で落ち葉を持って行く子が現れシャベルでかき回して落ち葉を散らす子が出てきます。集めているのか、散らしているのか分からなくなってきます。
落ち葉の大きくて綺麗な葉っぱを束ねて持っていたり、両手で1枚ずつ嬉しそうに持っていたりする子もいます。おままごとでも、よく落ち葉が使われるようになり、葉っぱをそのまま乗せていたのが、ちぎって飾ってみたりと色々と工夫がされ始めました。
落ち葉を集めていたら、そこに座り込んで落ち葉に埋もれて楽しむ子が現れると「やって」と言って落ち葉に埋もれたがる子も何人も現れ、みんなで足を落ち葉で埋めて「見て~」と保育士を呼び、楽しい遊びを発見したことを見せていました。1度落ち葉の中から出て行ったのにまた帰ってきて座り込み足を埋めていました。楽しかったのか、それとも暖かかったのか、定かではありませんが楽しい遊びが1つ増えたようです。
まだまだ落ち葉が溜まっていきそうです。どんな遊びが生まれてくるか、これからも楽しみです・ M.K


◆園庭遊び (きく)

12月に入り、子どもたちのお楽しみのイベントが盛りだくさんなシーズンに入っていきます。今日は、サンタの絵本を保育室で見てみました。「ちいさいサンタとおおきいサンタ」サンタさんという大好きな人が出てくるストーリです。
〇ちゃんは興味を持って見ていてくれました。絵本を読み終えて〇ちゃんとの会話の中で絵本の話をしました。〇ちゃんは「大きいサンタ」のことは大きな声で「小さいサンタ」のことは小さな声で話してくれます。〇ちゃんの中でのイメージなんだなと思うとかわいらしく思います。そして、そんな風に表現ができるんだなと表現力の成長も楽しみです。
園庭遊びでは、だいぶ落ち葉のじゅうたんが出来上がってきた園庭で駆け回ってきました。〇〇ごっこしよ~と誘いに来てくれます。まだルールがしっかりは成立しませんが、とにかく追いかけられたい!つかまりたい子どもたち。身体がしっかりあったまるまで駆け回りました。
かくれんぼもやってみました。隠れるっていうことを伝えるは意外と難しいと気が付きました。「も~いいかい」と探しに行くと顔だけ隠して待ってる△ちゃんと◎ちゃん。思わず笑ってしまいました。
「も~いいかい」と探しに行こうとすると「も~いいよ」と元気よく飛び出してきた子もいました。そんなこんなで、ゲームは成り立ちませんがそれもまた楽しかったりして・・・外の寒さもしっかり駆け回ってとんでいってしまいました。U・A


◆みいつけた(たんぽぽ)

冬の匂いが強くなってきました。
今日は園庭へ行きました。寒くなってきて、木の葉もたくさん落ちて園庭は落ち葉のじゅうたんのようでした。大きな葉っぱを見つけては拾いを繰り返してたくさん手に持っていたり、季節の感じて遊んでいる姿もありました。
たくさん拾った〇ちゃんは落ち葉の中からレアのどんぐりを見つけました。育子園のどんぐりを見つけられた〇ちゃんの小さな発見。ラッキーガールです。
子どもたち同士であちこち遊んでいるので、たんぽぽの子たちを見つけるのは大変。見つけたと思えば「あっちだ~」とあっという間に去っていてしまいます。それだけ子どもたち同士の遊びが充実しているんだなと感じます。
数人風邪をひき始めてきたので園庭から戻ったら、手洗いうがいをすることを朝の集まりで伝えました。戻ってきてうがいの見本をやってみると「やるー」との声が。うまく「ガラガラ~」とできる子もまだ難しい子もいましたが、少しずつ伝えていきたいと思います。
(K.E)

◆開館(うみグループ)

今日はにじグループで恐竜博物館が開館する日です。先週からにじグループの友達が誘いに来てくれたり、ポスターが貼ってあるのを見て「はやくいきたいなー」と待ちわびていました。朝の会が終わると、にじグループの子どもたちが恐竜博物館のチケットを渡しに来てくれました。持っている友達に「僕にもちょうだい」「私にも」とみんなでチケットをもらい、開館するのを今か今かと楽しみにしていました。
開館の時間になり、10人ずつぐらいのグループに分かれて順番に観に行くと、きちんと入口の所で「恐竜博物館はこちらでーす」と案内をしてくれる子や受付でチケットを切る子、案内役の子、館内を回って「触らないようにお願いしまーす」と声をかける子と役割分担もされていました。にじグループの子ども達が丁寧に案内してくれたり、お友だちと手を繋いで回って観たりとそれぞれ楽しんでいました。
新聞紙で作った恐竜の模型を見て「がおー」と真似をしてみたり、「あれはなんだ?」と見たことがない恐竜もいてにじグループの子に質問したり、「たまごから恐竜が生まれてるよ」とたまごの模型に興味津々で覗きこんでいる子もいました。
部屋に戻って来る子の感想は「すごかったー」「楽しかった」「こわかった」と様々でしたが、みんな生き生きとした表情でかえってきました。
にじグループから沢山の刺激を受け、保育士が「うみグループさんもなにかできたらいいね」とつぶやくと「お祭りだったら出来るけど…」と△ちゃんが言ってくれましたが、前にもやったことなのでいまいちピンとこない様子。
どんな物をしたいかは子ども達の気持ち次第。
子ども達のやりたいという気持ちを大切にしながら今後も見守っていきたいと思いました。
(K.H)

◆恐竜博物館16 (にじグループ)

今日は待ちに待った恐竜博物館の日です。
朝、子どもたちと最後の仕上げで恐竜の世界を大きな画用紙にクレパスで描いてもらいました。
子どもたちは恐竜の世界にあっただろうものを考えて描いてくれます。
木、岩、山、海、恐竜、魚、ちょうど昨日綺麗に見えたスーパームーンなど様々です。
そんな中、「ねー先生、アンパンマン描いてるよ、○くんが」「□くんはドーナッツ描いてる」と教えてくれました。
恐竜の世界にはいたのか、あったのか、描いた○くんと□くんは描いてから考えてくれました。
他にクリスマスツリーやオーロラ、月が2つあったり、太陽と月がくっついてたり、子どもたちの想像力は果てしないです。
天候も考えます。この季節のため雪を描いたり、雨を描いてくれました。
集まりでは今日の役割が割り振られている年長児の確認です。
受付役、案内役です。
受付役はチケットをはさみで切ります。
他にも「おはようございます」「博物館へようこそ」といった言葉掛けも考えてくれました。
案内役は恐竜の名前を教えてあげたり、恐竜が壊れたら大変であるためさわらないように優しく声をかける、と教えてくれました。
年中・年少児はなにもしない、ということに不満な表情の子どもたち。
手を挙げて発言してくれました。
その中で「私たちは恐竜博物館を守りたい」と年中児が言ってくれました。
お約束を守ってもらえるようにと警備員の役をお願いすると、子どもたちは大張り切りです。
まずは作成したチケット配りから行いました。
うみグループ・そらグループ・事務室と回ります。
「にじグループで恐竜博物館やります」「きてね」「遊びきてね」とお友達に丁寧に渡して回りました。
配り終わると、各々の持ち場につきます。
受付の場所、案内役はお客さんを待ち、警備員は博物館内に椅子を並べ座ります。
時間になるとたくさんのお客さんが来館し、すぐにお客さんでいっぱいになりました。
案内役の年長児は「ステゴサウルスです」「これは生まれた赤ちゃんです」と丁寧に教えてくれます。
警備の子どもたちは「さわらないでください」と声をかけたり、敬礼をして安全を守ります。
受付の子どもたちもチケットを切っては次々とくる子どもたちに終始大変な様子でした。
そらグループの子どもたちは以前から今日のことを知ってくれていたため、サプライズで恐竜たちの食べ物を作って持ってきてくれました。
肉食恐竜には『お肉』を、草食恐竜には『草』を準備してくれました。
博物館には恐竜の他、恐竜をブロックやラQで表現したゾーンや絵の具で表現したゾーン、恐竜絵本のゾーンと設置しました。
にじグループの子どもたちと4ヶ月に渡って恐竜のことを学んできました。
集まりで子どもたちの発表やフィギュア・絵本・図鑑をきっかけに新聞紙で作ってみたり、ブロックで表現してみたりと発展して行きました。
今日はにじグループの枠を超えて博物館を行い、子どもたちはそれぞれの役割を自信を持って行ってくれました。
今後の発展にも繋がっていけるよう関わっていきたいと思います。
(A,Y)


◆触発(そらグループ)

保育士体験の保護者の方もおり、盛り上がっておりました。
朝の時間では、本日にじグループの部屋で行われる「恐竜博物館」に参加しました。
以前話をした際に、プレゼントを持っていく子供、手紙を書く子供、恐竜の餌を持っていく子供がおりました。
朝の時間は、クリスマス制作を行う児と、それぞれに分かれて遊び込み思いおもいの物を作っていました。
作り方に忠実な年長児・年中児、オリジナルの作り方をする年少児。
年長児が年少児にむかって「おにくにはくろのてんてんだよ!!そうじゃないよ!」と言っていました。
年少児が作っていたお肉にはカラフルな模様が・・・。
出来上がったお肉は年中児・年長児の本物のような美味しそうな色のお肉、年少児の作品は色とりどりのお肉が見られました。
どうして色とりどりだったかと言いますと、それぞれに味付けをしていたからです。
ピンクは桃味、緑はバジル味、紫はぶどう味・・・。
とても楽しい制作活動となりました。
お肉ではなく草を作った年長児がおりました。
肉食恐竜だけではなく草食恐竜もいるからとのことでした。
手紙を描いた子供たちは、恐竜の絵を描いて見たり温かいメッセージを添えたりと気持ちが込められております。
サプライズで渡す予定だったので、作ったものを後ろに隠しながら自然とゆっくりとした動きになっていたのは可愛らしい瞬間でした。
いざ恐竜博物館に入場となると隠し持ったお土産をいつ渡すかいつ渡すかそわそわしていました。
この恐竜は肉食?この恐竜は草食だ!と子供自ら恐竜を選んで餌をあげていました。
もちろん、クリスマスチキンのように恐竜ではなくお友達にあげている子供もおりました。
嬉しそうにかぶりつく真似をするお友達にも笑ってしまいました。
今日の博物館に触発され、子供たちは自分たちも何かやって見たいと意気込んでいます。
恐竜博物館、動物園、水族館、植物園・・・。
決まったのは世界園。
その流れは掲示してあるフローチャートに記してあります。
これからクリスマスの季節ですが、子供たちの熱は生き物作りに向けられています。
k★y


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