怪我が心配
2017年11月22日 水曜日
幼児組で怪我をしてしまった子がいました。
その怪我の様子を見に行き話を聴いていると、近くに年少組Bくんが立っていました。
始めは、片付けをしているのかな、水を飲みに来たのかなと思い気にしていませんでしたが、様子を見ると、ジーッと怪我をした子の方を向き、ちょっと困った表情をしています。
もしかして・・・と思い、担任に怪我の時の状況を聴いてみるとBくんは怪我をした子と一緒に遊んでいたとの事でした。
Bくんが怪我をさせたわけではないのですが心配してそばにいることがわかり、Bくんに声をかけてみようと思いましたが今にも泣きだしそうです。
そんなBくんの姿を見て涙が出そうになりました。
Bくんにとったら一緒に遊んでいた友達が怪我をしてしまった・・・という嫌な体験かもしれません。
しかし、その経験から色々な気持ちの変化が起き、友達同士の関わりから、こんなにも心が育つって素晴らしいなと感じました。
大人との関わりだけでは芽生えることのない気持ちなのではないかと思います。
保育者との二者関係ではなく、友だち同士の関係(集団)から学びがあるというところにも私たちが見守る保育を行っている理由があります。
副園長 高野
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