自己肯定感を育む
2017年11月02日 木曜日
1歳児のA君は、友だちを次々に叩いてはその友だちや大人の反応を楽しんでいる様子があります。その現場だけを見ると、A君の困った行動に見られ、それをやめさせようと大人は神経を注がなければならまくなります。
しかし、A君の様子をじっくり見ていると、集中していた遊びに飽きてきた時や、信頼関係がある担任がそばを離れ、自分に対する注目がなくなった時にそんな行動が見られるようです。
自我が芽生えから自己主張ができるようになり、A君は自分の存在をアピールしているのです。
そんな時は、A君をギュッと抱きしめA君の良いところを褒めます。友だちを叩くという行動はA君のほんの一部分で、それ以外にあるたくさんの良いところを見つけてあげたいと思っています。
『自分はここにいるよ』をしっかりと受け止めて『自分はここにいていいんだね』に変えられるよう、自己肯定感を温かく育んでいきたいです。
保育主任
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