◆11月29日(水)の子ども達
2017年11月29日 水曜日
◆遊び込む (つぼみ)

自由遊びの時に☆ちゃんは隣のふじ組お部屋にあそびに行きました。何度も行ったりきたりと玩具を手に持って遊んでいましたが、自分の気に入ったものを見つけたようで急に静かになりふじ組の棚の陰に隠れるようにして何かであそび始めました。
気になって覗いてみるとルーピング(ワイヤーの玩具)で遊んでいました。カタカタと音が鳴るので、ワイヤーに通っている木の玉をガシャガシャと勢いよく移動したり持って見たりすることはよくあるのですが、今日は自分の前にしっかりと置いて、左手でルーピングを押さえて右手で玉をつまんで移動していました。真剣にルーピングに取り組んでいる姿が職人さんの様に見えました。
天気が良いので園庭に出ると大好きなすべり台であそんでいる姿が見れました。〇ちゃんや☆ちゃん◇くんはすべるよりも階段の上り下りが好きなようで上り下りで遊び込んでいるようでした。
いろんな場面で遊び込んでいる様子を見ていると子どもの成長を見ながらまた子ども達が遊び込める玩具や環境を整えていきたいと思いました。y.n

◆紅葉のなかで。。 (ふじ)

今日は昨日と変わりあたたかくいいお天気に。「こんないい天気だからお散歩に行こー。」「紅葉もきれいかな?」と本五ふれあい公園へお散歩に行きました。
着くと一面きれいな落ち葉の絨毯。まだ落ち切らない葉っぱもおひさまに輝き、とてもきれいでした。きゃーとそれぞれ好きな場所めざし遊びはじめました。
落ち葉の上を走りまわり上を見上げて「きれいねぇ」とつぶやく〇くん。
「あ、ひこうき」とひこうきを発見。木々のあいだから小さくひこうきが見えました。
紅葉のきれいな風景を感じだいすきなひこうきをしばらく眺めていました。
岩によじのぼり「みてみてー」と嬉しそうな子どもたち。スムーズにのぼれるようになり、岩にまたがっている顔は嬉しそうな、落ちないようにと真剣な表情です。
道の所ではお散歩に来ていた犬に興味を持った子が集まっていました。
飼い主さんに確認し少し触らせてもらいました。
△くんは少し怖いようで触っているお友だちの近くで見ていました。手を出しながらも触れない△くん。しばらく見ていましたが、犬がいってしまうと分かると背中の方から少しだけ触っていました。
嬉しそうな△くんは「わんちゃんいいこいいこした。やさしかったよ」と話していました。
きれいな葉っぱをひろい持っている子が多かったので袋に葉っぱをいれると「◇もー」「△ちゃんもちょうだい」と袋に入れて大事に持っていました。
明日からまた寒くなるようですが、あたたかい中で紅葉をたっぷり感じ、楽しむことが出来ました。
t*s


◆ショベルカー、出動!! (きく)

〇ちゃんの誘われて、砂場で山を作ることになりました。
「先生は大きいスコップを持ってくるから、〇ちゃんも持ってきて!」と話すと、持ってきたのは小さいシャベル。
それでも、一緒に頑張って砂をかけて、山にしていきました。
そこへ、「ぼくも!」と数人の男の子が加わり、山はどんどん大きくなりました。
すると、◇くんが「なんか、ショベルカーみたいだね」「工事現場みたい!」と話すと、他の子もノリノリで、「お砂運びま~す」「ザザザ・・・」と、いつの間にか、山づくりからショベルカーごっこに変更。
みんな、楽しそうに砂を運んでいました。
しばらくすると、ショベルカーごっこ発案者の◇くんが「ちょっと行ってくるね!」と砂場から離れていきました。
持っていたシャベルも熊手に持ち替え、向かった先は落ち葉のたくさん落ちている小さな山付近。
周囲を見渡し、「お~い」と砂場にいるみんなに手を振りながら声をかけ、「次の工事現場はここだよ!!」と言っています。
それを聞いたショベルカー仲間は動かないわけがありません。
みんな、走って新しい現場に出動です。
そこでは、器用に落ち葉を集め、シャベルや熊手ではさみ、「どこに運びますか??」と聞かれるので、「滑り台までお願いします!」と返事をすると嬉しそうに運んでくれました。
同じ遊びをみんなでする楽しさを味わうことができた子どもたち。
上手くできないと、「こうだよ」とその子なりの方法でやり方を伝えたりする優しい一場面もありました。
こうした経験から、協力することを身に着けていくのかもしれません。
ショベルカーのみんな。お疲れ様でした。(E.Y)


◆お姉さんと一緒なら (たんぽぽ)

先週のうみグループに引き続き、今日はにじグループのお兄さんお姉さんたちに声を掛け散歩に行くことにしました。先日は年長のみでしたが、今日はにじグループも全員での散歩です。
たんぽぽの子たちは年長(数人年中と)と手をつないで歩きました。中にはお兄さんたちに緊張してしまい手をつなげない子もいましたが、自分たちよりも大きいお兄さんお姉さんと手をつなげた子たちは安心して身を任せ歩いているようでした。
道中もお兄さんたちが歩道の内側を歩かせてくれたり、白い線の中を歩く、道路を渡るときは右見て左見て渡っていたり、たんぽぽの子たちにとってはまた新たな経験だったのではないでしょうか。
ほとんど初めて触れ合うようなお姉さんもいて少しは緊張しながらも手をつないでいた〇ちゃんでしたが、一緒に公園まで行けて公園内でも一緒に遊んでいました。
△くんはお兄さんが遊んでいるところにいき「こないで」と言われ、手が出てしまいましたが、やはりおにいさんにはかないませんでした。いろんな関わりがあり、たくさんのことを知っていくんだなと感じました。
(K.E)


◆「あったかーい」 (うみグループ)



◆終始楽しいお散歩 (にじグループ)

今日の朝こんな出来事が起きました。
「○くんに叩かれた」と泣いて訴えてきてくれた年長児の△くん。
お相手の○くんは年少児のお友達です。
話を聞くと、作ったブロックを壊されて、なんで壊すの、というと叩かれたという話でした。
△くんは「やり返さなかった」といい訳を聞くと「年長児だから」と教えてくれました。
その話について集まりで子どもたちと話し合いました。
年長児はやり返さないのか、やり返したらだめなのか、子どもたちはダメという考えは変わらないようです。(相手の度合いにもよると思いますが。)
ではどうする、という問いに子どもたちは「先生にいう」「やめてっていう」と教えてくれました。
「優しく声をかける」「話を聞いてあげる」など優しい対応方法も出てきましたが、その場面自分はお怒りモードということを確認すると沈黙する子どもたちでした。
どんな方法がいいのか答えはないため、子どもたちと今後もまた考える時間を設けていきたいと思います。
今日はたんぽぽ組のお友達とお散歩に行きましょうとのお誘いをいただき、本五ふれあい公園に行ってきました。
よく行く公園でもありましたが、たんぽぽ組と一緒に行けるという喜びは大きかったようです。
いつもは年少児と手を繋ぐ年長児は2歳児のたんぽぽ組と手を繋ぎ、年中児と年少児というペアになりました。
年長児の子どもたちは嬉しそうにしている反面、しゃがんだり電信柱の反対側にいってしまう2歳児に戸惑う表情を浮かべます。
しかし、『だめ』『なにやってるの』など否定的な言葉を言わず、黙って見守ってくれる年長児です。
公園に着くと本五ふれあい公園でのお約束を確認しました。
公園内にはふじ組の子どもたちもいました。
そのためふじ組のお友達とのふれあいもあり、弟・妹と手を繋いで歩く姿も見受けられました。
公園では氷鬼やリレーの練習・大きな岩を滑り台と見立て滑って遊ぶ子どもたちと思いっきり身体を動かし、楽しむ子どもたちです。
帰りの道も子どもたちは頑張って歩きました。
道を渡る祭に必ず交通安全教室で教わった合言葉を言っています。
「右・左・右・渡る・手を上げて」と指差し確認をしてから渡ります。
2歳児の子どもたちも一緒に真似てくれたのですが、見事に右と左が逆になっており笑顔の子どもたちです。
2歳児の子どもたちと終始楽しいお散歩になった1日となりました。
午後は完成した恐竜博物館のポスターを幼児グループのお部屋にいこうと思います。
(A,Y)


◆研鑽 (そらグループ)

今日は、久しぶりにベランダ遊びをしました。
子供達は嬉しそうに身体を動かす遊びを楽しみました。
限られた数の遊動車やフラフープを子供達が貸し借りをしながら遊んでおりました。
「くるまかしてください!!くるまかしてください!」と順番待ちの子どもたちがグループになり全体に声をかけている姿はしっかりと待つ意識と、相手に対する自己表現が感じられました。そんな姿を通し自然と貸し借りが行われていたり、中々貸してもらえず違う遊びを見つけたりと自分たちで切り替えていました。
一人に一つずつではない環境が、子供達が研鑽しあう場でもあると感じます。
園庭遊びでは、こおりおにごっこをとおして喧嘩が始まりました。
鬼きめまではスムーズだったのですが・・・(じゃんけん、鬼きめルーレットではなく今日は、鬼になりたい子とそうではない子で分かれておりました)
鬼の子がボーっとしている。逃げる子がバリアする。
どちらの言い分も理由があります。
鬼の子は、転んでしまった友達の所に寄り添い介抱していました。その時に「おにさんこちら・・・」と言われても対応できなかった。
逃げている子は、「おにさんこちら・・・」と言っても知らんぷりされた。急に近づいて捕まえたなんて嫌だよ!僕たちはバリアする!
そのような言い分でした。
「どうしてさぁ!!!はさみうちするの!!!!」
と怒る子もいました。
一度、遊びが途切れた様子で何人かが違う遊びを始めていると「どうして、勝手にやめるの!!!」と喧嘩が始まりました。
子供達同士でよく言い合いをするようになったもも組の子どもの姿が見られます。
「〇さん達、片付けていない!!」と泣く☆さんがいます。
片付けない事を怒りながら伝えています。本当に嫌だったようです。
〇さん達は片付けに行き、また違う場所で遊び始めました。
☆さんはその後その場所で一人遊んでいます。
☆さんは〇さん達と遊びたかったのですが出遅れてしまいました。そして、自分のしたい遊びをまだ引き続き行いたい気持ちが揺らがず今に至っていました。
片付けしてないよ!!!の裏には違う感情がこもっていました。
自分の気持ちを伝える。
少しずつ子供達同士で研鑽できるよう見守りたいと思います。
k☆y


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