◆11月20日(月)の子ども達
2017年11月20日 月曜日
◆秋を感じる (つぼみ)

今日の寒さは、冬を感じさせるかのような天気でしたが、子ども達は、元気いっぱいだったので園庭で遊んできました。
園庭には、一面の落ち葉があり、落ち葉が集まっている所を見つけると、保育者と一緒に踏みしめて感触を感じると「ぱっぱっぱ」と声を出して、楽しさを表現したり、落ち葉を飛ばすと不思議そうにしながらもひらひらと落ちる姿に興味津々でした。
回数を重ねるとやり方が分かったようで、子ども達から手を伸ばし、小さな手のひらでつかむと同じように飛ばして笑っていました。
その姿を見て、他の子も集まりみんなで落ち葉飛ばしを楽しんでいました。
最近、コンビネーションの奥に入って行く子が増え始めてきました。
大きいクラスの子の後ろからついて行き裏側の特別を感じているかのようにどんどん前に進んで行きます。
そんな中、奥にあるトンネルを覗き込む〇ちゃん。入って見たくてじっと見つめながら、タイミングを待っていました。
反対側から保育者と他の子が「〇ちゃん」と呼ぶとゆっくり一歩一歩進んできました。
一人では先に進むには、勇気が必要だったようですが目の前に保育者や友達がいて、勇気が湧いたのか、ややうす暗いトンネルも友達が待っていてくれたり、その後ろに友達がいると足取りも軽く感じます。
見事やり遂げると満足そうな表情を見せてくれた〇ちゃん。また、世界が広がったようです。
その姿に同じようにやってみたいという子がいました。
先に進むのは、難しくても友達が一緒ならやってみようという気持ちが感じられます。
その子その子のタイミングがあり、新たなことに挑戦するときは、様々の安心を得た時に行動していることが分かります。
今日もその子らしいドラマを見せてくれました。秋が終わり、すぐそこまで冬が来ています。今後もこのドラマが楽しみです。
(N.Y)


◆落ち葉と戯れて (ふじ)

園庭に落ち葉がたまるようになってから、落ち葉で遊ぶことが増えていきました。上手に落ち葉を使って遊ぶ姿を見ると、楽しそうと思うと同時に子どもの落ち葉の使い方や戯れ方に驚かされます。
落ち葉を舞い上げて楽しむ姿はよく見られていましたが、保育士に向かって投げてきたり、地面にたたき落としていたのが上手に舞い上げられるようにもなってきました。落ち葉を集めるのも、手だけでなくシャベルを使っていっぱい集めたり、熊手で上手に葉っぱを引き集めてきます。
山積みになった落ち葉をみんなで踏みつけるとサクサクとした感触はとっても気持ちよく、みんなで何回も歩いては感触を味わっていました。集めた落ち葉を飛び散らすのも楽しい遊びになり、集めたり散らしたりと忙しい遊びになりました。
切り株の上に落ち葉を盛り、ケーキを作っていました。いっぱい持って固めて、美味しそうに食べていました。切り株に空いていた穴に落ち葉を詰めて遊ぶ姿も見られ、それぞれに落ち葉遊びに夢中でした。
まだまだ落ち葉が舞い落ちてきそうなので、これからも楽しい遊びが生まれていくことでしょう。この季節ならではの遊びを十分にしていきたいと思います。 M.K


◆お絵描きを楽しもう (きく)

今日は、自由画を描いて楽しみました。その中で、絵の描き方(手首やひじ、指をどのように使ったら良いか)、視点、どんな色を使うのかなど、子どもたちが楽しみながら描いている姿を、たくさん見ることができました。
絵を描いている子どもたちに、「何を描いたの」と聞いてみました。子どもたちは「ドラえもん描いてるの」「これはパパとママとじーじ」「エルサの洋服描いたの」「ヘビとピーマン」など、お話ししながら、日々の生活の中で思い出に残っていることを描いてくれました。
また、子どもたちは絵を描きながら、一瞬止まり、頭の中で考えながら描いている子どももいました。そして、絵を描く際の、丸の形に描くために、クレヨンを持っている手を動きを見つつ、画用紙も見ながら描いていました。
この時期になると、4月の頃よりも、たくさんの色を使っていました。子どもたちは、「葉っぱは緑」と言っていたり、「ヘビとピーマンも緑だよ」「ドラえもんは青だよ」とお友だちとの会話の幅も広がりを見せていることに嬉しく感じました。
子どもたちの、視野も日々の中で広がり見せています。そこから、遠くや近くの様子をそれぞれ状況を判断し、多くの人たちと関わり学んでいました。その姿に嬉しく思いました。クレヨンで描いていた時に、5人ずつで描いていたのですが、クレヨンの箱の形が一つ違うものがありました。それを見た☆ちゃんが「☆ちゃん・・・・そっちがいい」というと、違う箱のクレヨンを使っていた〇くんは、☆ちゃんの表情を見て「☆ちゃん、交換してあげるよ」と言って交換してくれました。
10月・11月に入って、子どもたちの見せてくれる優しさに嬉しく思い、私たち保育士にも良き学びになりました。お互いに良き相乗効果を大切に、子どもたちと一日一日を大切にしていきたいと改めて感じました。(K・K)

◆憧れの (たんぽぽ)

今日からまた一週間が始まりました。いつもより寒いという事で室内遊びにしました。ハサミを使ってみたり、シール遊びも用意しました。以前とはハサミの使い方もシールの貼り方も変わっていて「丸の中にシールをはる」「ゾウさんは大きいからいっぱい。ネズミは小さいからちょっと」という事を説明すると、枠の中に「ゾウはいっぱい。ネズミはちょっと」と理解しながら貼っている様子も見られ、いろんなことをしっかり理解できるようになったんだなと感心しました。
そして今日は以前から子どもたちの体の大きさに合った机と椅子を用意してあげたいと考えていたので、一台と椅子6脚を用意しました。体の大きい子が座れるように幼児と同じ机と椅子です。子どもたちはお兄さんお姉さんに憧れていたので、机がやってくると目を輝かせていました。でも、座れるのは6人、、、担任で大きい子から6人を選びました。
座りたいのに座れないという思いがあった〇ちゃんがいたので、子どもたちに「皆よりも背がちょっと大きくて足がぶつかっちゃうから、大きいいすに座ります。」と説明をしました。子どもたちも何となく理解し、ほかの子もしっかりいつも通りに座っていました。大きい方に座っている子は嬉しさのあまり会話がいつもより弾んでいるように感じました。
そして、今日も年長さんが手伝いに来てくれ配膳してくれました。もらうのも上手になったのでお兄さんたちとの「いっぱい?ちょっと?どっちがいい?」のやり取りもスムーズになってきました。
憧れのお兄さんたちに近づいてきました。
(K,E)


◆ママせんせい&レベルアップ (うみグループ)

今日はうみグループの△ちゃんと☆くんが誕生日で、朝の会でみんなでお祝いをしました。
みんなから5つ質問をしてもらい答えました。その子がどんなことを好きかを知る機会にもなるので、聞いている子たちも「同じだ」「俺も好き」などと自分と同じところを見つけたりもしていました。
そして、今日は□ちゃんのお母さんが保育士体験でママ先生をしてくれました。
子どもたちも「ママ先生だー」とすごく喜び、室内、園庭とわず気づくと周りには子どもたちの姿がありました。
□ちゃんのお母さんとうみグループの子ども達数人が一緒に「だるまさんが転んだ」と始めるとしばらく園庭に出てからも泣いていた◇ちゃんも笑顔になり、他の子どもたちも笑顔で楽しい時間が過ごせたようでした。
うみグループではルールのある遊びをひまわり組をはじめ、ゆり・もも組も一緒にやって楽しいという時期になったこともあり、同年齢で遊ぶ子たちだけでなく、この頃更に年齢の枠を越えて一緒に遊ぶ姿が見られるようになってきました。
しかし、年長だけではやっているのもがあります。特に縄跳びはタイミングを合わせて飛ぶ事が難しい為あまりゆり・もも組達の子はやっていません。年長の〇ちゃんを中心に今日も前跳び・後ろ跳び・駆け足跳び・二人跳びをきわめています。毎日やっていることもあり、一回跳んでは止まっていた子も続けて2回、3回と連続で跳ぶことができるようになり、子どもたちの成長ぶりに驚きました。
子ども達の「やりたい」という気持ちを大切にしていきながら今度も見守っていきたいと思いました。
(K.H)


◆恐竜博物館11 (にじグループ)

今日は朝の集まりで今週の金曜日に恐竜博物館を行うことを告げ、これからどんな準備が必要かを子どもたちと話しました。
以前から考えていたので、「チケットをつくろう」とすぐに言う子がいました。
他にもひっかき絵をやりたいという意見、今まで作った恐竜をきれいに修正することも話しました。
まず今日はチケットを作っていきました。
どれくらいチケットを作ろうかと話していると、「うみさんにも、そらさんにも、みんなにわたしたい」という声があがりました。
何色のチケットでどんな風に描くか考えていると、ちょうど育子園のロビーに置いてある水族館のチケットが、にじグループに置いてあったので、それを見ながら考えました。
チケットの大きさはこれぐらい、端っこには入場したときに切るための線を描く、など決まりました。
決めた大きさに画用紙を切ると、それぞれに絵を描いていきました。
「きょうりゅうはくぶつかん」とひらがなで書いていました。
それを見て、もも組の◎ちゃんも書きたいと言ってきたので見本を書いてみせると、真似して上手に書いていました。
他にも恐竜の絵を描いたり、可愛く描き上げていました。
ポスターを描いて他のグループへ宣伝に行こうという話になったので、ポスターも作っていきたいと思います。
金曜日に向けて、自分たちでやりたいと言った思いを実現できるよう、共に関わり作り上げていきたいと思います。
(H.K)

◆ありがとうの気持ちを込めて (そらグループ)

今日は勤労感謝の日について話しました。「お父さんやお母さん、おじいちゃん、おばあちゃんなど毎日頑張って働いている人にありがとうする日。」と皆の前で発言している児に感心しました。先月、和田商店街にて行われたハロウィンイベントではさまざまなお店に回ってお菓子をもらい、今年も子ども達にとって心に残る一日を過ごすことができました。仕事をしながらも子どもたちの為に企画してくれた和田商店街の皆さんに感謝の気持ちを込めてプレゼントを作ることにしました。
プレゼントは、トイレットペーパーの芯でつくったリースです。芯を短く切ったものに折り紙を巻きつけ紐で輪っかにつなぎ合わせて作ります。折り紙の端をのりで薄くのばしていくのですが、のりを沢山取り過ぎると折り紙にシワが入ってしまいます。また、少なすぎるとトイレットペーパーの芯に貼りつかず、紙が浮いてしまうこともあります。同じものを何度も作る児もいれば、すぐにやめてしまう児、近くで見ている児、誘うと挑戦する児、お友だちに教えてあげる児などさまざまな姿が見られます。
地域の方にはプレゼントを制作しますが、働いている方々へ『ありがとう』という気持ちを持てたらいいなと思います。(K.Y)


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