◆11月9日(木)の子ども達
2017年11月09日 木曜日
◆みんなで小さい秋を見つけました。 (つぼみ)

強い風が吹いて、日陰にいると肌寒いかなと感じますが、どの子も戸外に出ると心地良さそうにしています。
今日は、のんびりと地下鉄を見に行こうかと準備を始めていると「早く外に行きたいと窓の前に全員が集まってきます。
窓が開くと我先にテラスに集まり、靴を履く子たちは、自分の靴を出してきて「履かせて」と伝えてきますがそんな中で〇ちゃんは、靴に片足ずつ入れて自分で履こうとする姿を見せていました。
つま先から足を入れてかかとあたりに指を入れて何とかやってみようと工夫を見せていました。自分でやってみたいという気持ちが伺えました。
また、〇ちゃんと△くんは、歩いて地下鉄を目指してみました。地下鉄車庫までは側ですが、園を出たすぐそこから気になるものを発見する二人。
風で落ちたたくさんの落ち葉を見つけ踏みしめると「かさっ」という足の裏からの感触と音の発見に目を丸くしたり、言葉のない「不思議な感触」を同じ空間で共有していました。
保育者と落ち葉の集まっている場所を見つけると短い時間ですが足を伸ばし秋の感触を楽しんでいました。
地下鉄車庫に到着すると歩ける子のみ下に降りて探索を始めました。
行きたい所へ自分で会ういていける子が増えてきて少し前に進むと「見て。楽しいよ」と言わんばかりに笑顔を見せてくれます。
最近、盛んに歩く姿を見せてくれる□ちゃんは、一段と嬉しそうに歩みを進めています。
時折、バランスを崩しそうになるとつかまれる場所を見つけつかまっていたり、しゃがみこんでみたりと工夫する姿を見せていました。
今までよりも自由に動ける喜びを感じ、歩くたびに喜びの声をあげて、地下鉄が来るたび全身を使って「バイバイ」と手を振っていました。
歩くたびに自信をつけているようです。
また、その姿を見ていた☆ちゃんもお散歩カーから降りたいと伝えて来たので降ろしてあげると、伝い歩きをしていたり、保育者に手をつないで歩いたりと移動する楽しさを満喫していました。
また、一段と歩ける子が増えてきて、またまた世界が広がっています。散歩カーに乗っていた子たちも立ち上がろうとしたり手や振って楽しさを伝えてくれます。
今日は、秋の風や揺れる木々、落ち葉など秋の自然を感じてきたので、子ども達と残りわずかの秋を探して楽しむを経験できたらと思います。
(N.Y)


◆秋の公園キラキラ 子どももキラキラ (ふじ)

また、おひさまが戻ってきました。朝のおやつを食べているときから、「今日はどこに行くの?」「どんぐり拾う!」と、子どもたちも早く外に行きたくて、うずうずしているようです。
みんなでお散歩に行くことにしました。朝の集まりで「お散歩に行く人~。」と声をかけると、「ぼうしとー、くつしたとー。」といつも保育士がかける声掛けを真似て言う子がいます。帽子を自分でかぶれるようになった◎ちゃん、なぜかいつも前後が逆になっているのも自分で頑張っている証。靴下、靴を履いて、散歩に出発です。
何かの工事をするのか、家に長ーい梯子をかけている人がいました。釘づけの子ども達。遠くで、ピーポーピーポーと音がしました。「きゅうきゅうしゃ!」ときょろきょろしています。子どもたちの目や耳は、いつも何かを吸収しようとしています。
秋の公園は、とってもきれいです。子どもたちも目をキラキラさせて、走り出していきました。赤や黄色に色づいた落ち葉を、拾って両手に持ち、走っています。〇ちゃんは、たくさん葉っぱを拾っては、お団子のように手の中に丸めて持っています。葉っぱはぐしゃぐしゃになっていますが、〇ちゃんは、大切に握りしめているつもりです。両手の中の葉っぱを見せてくれました。
あまりに気持ちがよかったのか、公園内の歩道にごろんと寝転がった◎ちゃん。やってきた△ちゃんも、一緒にごろん。しばらく寝転がっていました。子どもは自由です。
これからもっともっと落ち葉が増えそうです。また、近いうちに行きたいです。
(T.M)


◆落ち葉拾いからの虫探し (きく)

風が強く吹く中ですが、子どもたちは全く気にすることなく、園庭で元気に遊び始めました。
一緒にいた○ちゃんと◇ちゃんと。「葉っぱが雨みたいに飛んでるね。」と話しながら落ちてくる葉っぱを見たり、きれいな葉っぱを集めたりしていました。
すると、そこへ△ちゃんが「あっちに葉っぱがいっぱいあったよ」と、教えてくれたので、早速、みんなで行ってみることにしました。
確かに、まだ踏まれる前のきれいな葉っぱが落ちていたので一枚ずつ拾っていると、葉っぱの下から小さな虫が現れました。
「先生、つかまえて!」と子どもたちに言われましたが、虫が苦手な私はつかまえられないので、枝を拾ってそこに虫を乗せることにしました。
子どもたちにはそれでも満足してくれたようで、そこから虫の観察が始まりました。
枝を行ったり来たりする姿に、「キャー!動いた!!」と歓声を上げる○ちゃん。
◇ちゃんは、違う枝を用意して、「こっちにもおいでよ!」と話しかけていました。
△ちゃんは、「おなかすいてるかも・・・」と、近くにいた●ちゃんを誘って小さな木の実や葉っぱを集め、「食べるかな・・・」と4人はじーっとしゃがんで見ていました。
すると、虫は羽をバタバタと広げ始め、飛び立つ準備を始めました。
4人も、そのことが感じ取れたようで、「がんばって!」「ジャンプするんだ!!」とエールを送り始め、勢いよく飛んでいくと、初めはびっくりしていましたが、◇ちゃんの「どこ行った??」の言葉を合図に今度は、虫の捜索が始まりました。
飛んで行ったであろう方向に行ってみましたが、地面にも葉っぱにも見つけることはできませんでした。
4人も「また来るかな?」「明日も探そうね。」と言いながら、保育室に戻り、着替えの最中も、給食中も「今日は、虫見つけたよね」「緑色してたね」など、虫談義に花を咲かしていました。
落ち葉ひろいからの虫さがし。虫が苦手な私も、子どもたちの目線で一緒に観察し、いつの間にか夢中になっていました。
視線だけでなく、気持ちの上でも、子どもの目線になってみることも、大事なことだと改めて実感した出来事でした。(E.Y)

◆美味しいものなあに (たんぽぽ)

ファミスポがあったりでとぎれとぎれではありましたが、空中菜園に行ったり、お芋堀りの絵本を見たり少しずつ焼き芋に向けて意識を高めてきました
また、先日作ったマイバックにも葉っぱをいっぱい集めたことが気持ちをわくわくさせてくれました。
今年の焼き芋大会は、「秋の美味しいものまつり」というテーマです。
焼くものはお芋だけではなく、秋らしくて焼くと美味しいかな?と思うものを考えて焼いてみよう・・・という日です。
担任が家にあるきのこ4種類を持ってきました。
エリンギ・しいたけ・しめじ・えのき
名前の区別がつきませんでしたが、きのこのいい香りを嗅いで、まず一品はきのこに決定です。
何を焼こうかな?これからみんなで考えようと思います。
そんなお楽しみにちなんで、廊下の壁をお芋で飾ってみました。
長い蔓がくねくねしている様子は、畑を見に行ったときに見たので知っています。
自分で作ったお芋を掘る姿がかわいらしくできました。
園庭に出るとさらに気持ちが盛り上がったようです。
園庭には落ち葉がいっぱいだったので、さっそく落ち葉拾いが始まりました。
45リットルの袋が二つ、ぱんぱんになりました。
美味しいものなーんだ? 食べたいものなーんだ?
いい話し合いができるといいなと思います。(N・S)


◆落ち葉遊び (うみグループ)

園庭に落ち葉が沢山あり、それを集めて「やきいもごっこ」は毎年恒例のように遊びの中で見られます。
今日は、スコップを使って落ち葉集めをしているもも組の男の子が3人いました。
3人の会話を聞いていると、「やきいも」ではなく「救急車がごみ集めを手伝ってくれてる」と言っていました。
集め方もそれぞれ変化していく様子がありました。
始めは、スコップで引きづりながら。次は、手で。その次はスコップですくって手で押さえて。お友達の姿を真似してみたり、工夫しながら、どうやったら多く集められるか考えながら行っていました。
遊びの設定もころころ変化します。
救急車だったのが、今度はやきいもに変化し、砂埃がたつと「けむりだ」と言い、「やきいもと、きのことじゃがいもを焼くぞ!」と張り切っていました。
北風が強く吹くと「おい!風だ!」の声に3人が集まって集めた落ち葉に身体を覆い被せて、飛ばないようにみんなで守ります。
低年齢が園庭から帰る音楽が鳴ると、「きゃー!!」と集めていた落ち葉を散らばらせて走って室内へ戻っていきました。
落ち葉を守ったり、散らばらせたり、遊びがどんどん変化していきましたが、ぶつかり合うことなく、自然とその変化を楽しんでいる様子が微笑ましく、子どもの発想の転換が面白いなと感じました。
そして、好きなお友達と一緒に過ごすことの楽しさも味わっているのだなと嬉しくなりました。秋の自然に沢山触れて、これからの季節の遊びを楽しみたいなと思いました。(B・K)

◆さつまいもを食べると・・ (にじグループ)

今日は集まりで昨日年長児が行なった『山の音楽家』を歌いました。
鈴・タンバリン・カスタネットを使って表現しました。
子どもたちは自分がやりたい楽器を選択して年長児を見ながら上手に演奏してくれました。
また室内では印象画も行いました。
ファミリースポーツディでの楽しかった思い出、心に残っている思い出をクレパスで表現してもらいました。
『リレー』『鼓笛』『お遊戯』と子どもたちは描いてくれました。
「これはママとパパが応援してくれてるところだよ」「カエルの体操のとき被ったカエルだよ」「最後にメダルもらってるときの絵だよ」「ハイパー忍者って書いたよ、これ踊ってる絵に見えるかな」「頭にポツンって雨が落ちて来たから雨描いたよ」と教えてくれました。
ザリガニ・カタツムリの前で図鑑を真剣に見る子どもたちもいました。
「先生、カタツムリはきゅうりも食べるし、さつまいもも食べるんだって」と教えてくれました。
カタツムリは食べたものの色のうんちをするということを知っている子どもたちは「きゅうり食べたら緑のうんちだね」「さつまいもは紫のうんちだね」「でもさ、さつまいもの中身は黄色だよ」「じゃ黄色のうんちかな」「絶対、紫だよ」と話し合っていました。
園庭では黄色の綺麗なカエデの葉を集めてきく・たんぽぽ組にプレゼントしたり、「お部屋に飾ったら秋っぽいよね」とたくさん手に握りしめている子どもたちの姿がありました。
虫探しをしていた子どもたちはプランターを退けるとなにかの幼虫をみつけたり「なんだこれ」とみつけた虫は『おじさんカメムシ』と名付けられました。
おじさんの顔に似た模様でした。
他に今日は英語教室がありました。
年長児は久々の英語教室に大喜びでした。
戻ってくると、塗り絵をみんなに自慢してくれました。
(A.Y)


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