◆11月1日(水)の子ども達
2017年11月01日 水曜日
◆いろいろな気持ち (つぼみ)

今日は地下鉄を見に散歩に行きました。歩ける子は保育士と手をつないで行きました。何か落ちていると、拾おうとしたり、気持ちよさそうにアーと言って坂を下って行ったり、あっちへこっちへ行きたそうですが、手を引かれて無事に電車の所に着きました。
散歩カーに乗っている子も、歩いているお友だちを見ると、降ろして―と訴えてきて、気持ちが出てきたんだなーと思い、少しその場に下りて自由に過ごしました。電車が現れ、声をかけると、電車を見に集まってきました。そして電車にバイバイをして、今日はすぐに園に帰りました。
散歩カーの中では、「起きて―」と寝そうになっているお友だちに声をかけたり、関わりも見られました。園に戻ってからは少し園庭遊び。散歩カーの揺れに少しマッタリしてしまったのか、お散歩カーから降りると、しばらくその場にじっとしているみんなでした。
そんな中、活発な◎ちゃん。砂場のカップに砂を入れて大事に持ち歩いていました。お部屋にもどるよーと声をかけると、そのカップも一緒にもって帰ってきました。そしてそのカップを、靴箱に入れ、自分のくつも入れ、更に靴下もくつの中に入れ、今度は大事にその靴を持ち歩いていました。いろいろ、気持ちが出てきてまた成長を感じました。(T.Y)


◆刺激し合う。 (ふじ)

今日は園庭で遊びました。靴を履く時「はんたーい?」「あってる?」と保育士に聞く姿があります。友だちの靴を持ってきて「〇ちゃんの」と教えてくれる姿もあります。意識がいろんな所に向いていると感じます。
砂場で保育士がスコップで砂をやわらかくし始めると、どこからともなく玩具のスコップを持ってきて、同じようにスコップを動かしてお手伝い。大人の真似っこが楽しいです。
空気も冷たくなってきて寒いですが、水が大好きな子どもたち。バケツやカップを持ってきて、水道の蛇口をひねり、水を出して入れます。ひねる加減を調整して、水の出具合を考えながら慎重に入れる子ども、そんなのお構いなしで勢いよくジャバジャバと入れる子ども。水の入れ方一つにしてもそれぞれで面白いです。
お山のトンネルの入り口では、〇ちゃんと△くんが一緒にトンネルの中をのぞいています。2人で何か話をしているようです。すると一緒に山登りを始めました。上からずるずる滑って楽しんでいます。そのうちに仲間が増えて、コンビネーションの中に入って他の友だちの名前を呼んだり、薄暗い空間をキャーと楽しんだりしています。
個の遊びも夢中で楽しむ様子がありますが、集団の楽しさも味わっていることも感じます。お互いに意識して、楽しい気持ち、思いが届かなくて悲しい気持ち、刺激し合って心がどんどん成長しているのだなと思いました。
(s.m)

◆優しさがいっぱい (きく)
今日は、育子園の68歳の誕生日。
そこで、園庭に出る前にホールに寄り道して、み仏様に「おめでとう!」を言うことにしました。
「育子園は何歳かな?」「きくさんは3歳だよ」と話しが出たので、「育子園は68歳だよ」と伝えましたがピンと来ていないようで、「みんなのじぃじやばぁばよりもおじいちゃん・おばあちゃんかもしれない。優しくしてね。」と話しと、「はーい!!」といい返事が返ってきました。
その後、園庭に出て行くと、まだまだファミリースポーツデイの興奮が冷めないのか、「よーいどんしよう!!」と数人の子が残っていた白線の上に並び始めました。
練習で見ていたように、ひとりひとり名前を呼んでもらってからのスタートは、なかなかかっこよかったです。
違う場面では、メダカのお家をじっと見つめる子がいました。
ひとりが長い枝を鉢に入れているのを見て、もうひとりが「メダカがびっくりしちゃうよ」と話していました。
しかし、枝を入れていた子には理由があったようで、「メダカが寒いから、葉っぱを下にするの」とのこと。
どちらの言葉もメダカを思いやる優しい気持ちからくるもので、とても素敵だなと感じながら見ていましたが、お互いに引く気はありません。
「メダカさんは、水の中にいるから、寒くないかもしれないし、嫌だよって怒って暴れてないから大丈夫だよ。」とお互いの気持ちを受け止めつつ話していくと、静かにその場を離れていきました。
他にも、固定車で遊んでいる子たちも、「どこまでいきますか?」「公園」とここまでの会話はいつも通りですが、その後に「ちゃんと座りましたか?」「出発しますよ!」と相手に確認をしてからドライブに出発していました。
ここにも、優しさ・思いやりの詰まったやり取りがありました。
また、ある場面では、砂がたくさんついて固まってしまっている物を見つけた子がいました。
その子は、「お砂がいっぱいでかわいそう。取るとき痛いかな??」と保育士に見せてくれました。
「お水をかけて洗うと、痛くないかもしれないよ」と話すと、「じゃあ、今度やってみるね」と今日はそのままにしてちゃんとカゴの中に片づけていました。
「優しい」という言葉には、
・友達や生き物に対する優しさ
・おもちゃなど、物に対する優しさ
など、色々なものに当てはまることを、今日の子どもたちを通して改めて感じました。
子どもたちと同じように、私たち大人も、優しい気持ちを表現できるようになっていけたらと思います。(E.Y)

◆大事な話 (たんぽぽ)

今日から11月です。そして、1日の今日は育子園の創立記念日。朝の会で、子どもたちとお祝いの歌を歌いました。「68歳。おおきいねぇ」とお誕生日と聞くだけで、なんだか盛り上る子どもたちでした。
朝の会で、大事な話を2つしました。
1つめ。先週から始めたおぼんを使っての配膳。並ぶ場所を変えました。その説明です。
「給食やおやつをもらうときは、ピンクのテープの場所に並ぶこと」
「食器を片づける時は、きみどり色のテープの場所に並ぶこと」
伝えたすぐ後に質問してみました。
よく聞いていた〇ちゃん。「もらうときはピンクだよ」ときちんと答えることができました。お友達とおしゃべりして話を聞いていなかった△くん。質問に答えることができませんでした。話をしている人がいる時には、しっかりと聞くこと。少しずつ習慣になっていくといいなと思います。
2つめ。昨日の午後、避難訓練があったので「はじめてんひなんくんれん」という紙芝居を読みました。少し長いお話でしたが、とてもよく聞いていました。
昨日の訓練でも行いましたが、地震の時に机の下にもぐって身を守ること。防災頭巾をかぶること。先生のお話をしっかり聞いて避難すること。
昨日の経験だったので、身近だったようです。「テーブルの中にかくれたよ」と誇らしげでした。
その後は、園庭へ。「みてみて~」と鉄棒のぶら下がりを見せてくれた☆ちゃん。腕の力が強くなりました。
「ちょっときて~」と◎ちゃんは、砂場での型抜き。ギュッと押して、上手にケーキの形になりました。
丸太を一生懸命転がす☆くん。「よいしょよいしょ」と園庭を縦断していました。
手先も器用になったり、力もついてきたり、楽しめることが増えてきた子どもたちです。(M.C)

◆68歳 (うみグループ)

今日は育子園68周年です。
子どもたちに「今日で育子園が68歳になったんだよ」と伝えると「先生たちよりも大きいね」「100歳になると育子園はどうなっちゃうんだろう」と沢山の感想が出てしました。
育子園が誕生日という事でみんなで「どうしたら育子園は喜んでくれるか?」を考え「お手紙を書く」「お花を飾る」「プレゼントをあげる」「花冠を作ってつけてあげる」「お掃除してあげる」とたくさんの意見が出ました。
さっそく朝の会が終わり、それぞれの考えを持って育子園にプレゼントを作ったりし始めました。
〇ちゃんは「先生、お手紙書くから紙ください」と紙を渡すと「もっとかきたい」と手紙に書いて思いを伝えたり、△ちゃんは「先生、ぞうきん貸してください」と言って、雑巾を渡すと水道に行って水をしぼり床や窓、壁を拭き始めてくれました。
◇くんは「先生、折り紙ください」と言ってつるや手裏剣を紙テープにつけ、部屋に飾ってくれました。
手紙を園長先生に見せに行くとロビーに飾らせてもらえることになり、「ここがいいんじゃない」自分たちで場所を決め、貼りました。
今日一日を通して沢山の子どもたちの思い・ありがとうが育子園に伝わったと思います。
育子園を想う気持ちを子どもたちから改めて感じた今日でした。
(K.H)


◆おそうじしよう! (にじグループ)

今日も朝の集まりでダンスをしたいという子が多かったので、また踊っていきました。
楽しく取り組めていてよかったです。
集まりでは、今日のお話をしました。
今日は誰かのお誕生日。誰でしょうの問いかけに、子どもたちはお友だちの名前を言ったりしましたが、どれも違うと言うと頭にはてなを浮かべていました。
ヒントを出してみると正解した子がいました。
今日は「いくじえん」のお誕生日なのです。
そう話していると、子どもたちから、
「じゃあ、おそうじ しようよ」との声が数人から上がりました。
素晴らしいと感じ、なぜそう思ったのか聞いてみると、絵本で幼稚園のお誕生日にお掃除をしようというお話を見たといのことでした。
すぐにその絵本を持ってきてもらい、みんなに見せ読んでみると、本当にそう書いてありました。
お誕生日の育子園が喜んでくれること…それがお掃除でした。
集まりのあと、子どもたちはお部屋の中を見て、きれいに整理整頓して片づけをしたり、自分のロッカーをきれいにし、雑巾で拭き、掃除しました。
廊下など床の頭巾掛けをとても喜んで行っていました。
壁を拭いたり棚を拭いたり、育子園が喜ぶようにと一生懸命に掃除する姿がとても輝いていました。
そんな風にきれいに掃除をした後、「いくじえん、よろこんでるかなぁ」とつぶやく子もいました。
育子園に「ありがとう」という気持ちを持てる子どもたち。
あたたかい心が育っていることを感じました。
(H.K)


◆園庭でも元気に遊びました (そらグループ)

今日は保育士体験の保護者の方がおりました。
子ども達からの質問タイムでは、お子様の好きなところは?(〇ちゃんのどんなところが好きですか?)という質問に丁寧に答えてくれました。
室内ではゾーン遊びと、サツマイモチップスづくりを行いました。
以前から、朝会うたびに・・・昼寝前に・・・日中思い出したかのように・・・「サツマイモチップス作ってください」「サツマイモチップス作れる?」「サツマイモチップスが食べたいです」と丁寧な口調で言う年中児がいたのです。
その時だけ、いきなり真剣な表情で言うので以前食べたものがよほど美味しかったのかもしれません。
今日は以前試し掘りを行ったものを使用しました。
芋を洗ったり、ボウルを取りに行ったり、とりまきをやってくれたり・・・。
沢山のお手伝いの中美味しそうなチップスが出来ました。
「早く油入れないと!」「ほら、かき混ぜないと!」「いつ入れるの?」「こげちゃうよ!」とそれはもうありがたいアドバイスを一秒ごとにいってくれるのでとても仕事がはかどりました。何度もやっていくうちに次に何をするのかを子ども達が覚えていました。
味見をすると「ずるい!」「しすぎ!」「一回でいいのに!」と自分たちも手のお皿を作って言うのです。(今は熱々なのを忘れているようです)
出来上がると、ランチルームが埋まる程サツマイモを待っている子どもがおりました。
「サツマイモチップスが食べたいです」
と言っていた子どもが食べていませんでした。
「え?どうして食べなかったの?」と聞くと「だって・・・〇君が食べない・・・って言うから・・・」と泣き出しました。「でも、食べたいんでしょう?」と聞くと「うん・・・」と食べました。
お友だちの存在は本当に難しいと感じます。
是非ご家庭でもお友だちの存在と関わり方について話してみてください。
保育士体験の保護者の方には園庭で鬼ごっこ等の活発な遊びを行っていただきました。本当にありがとうございました。
k☆y

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