意欲を育む
2017年10月31日 火曜日
秋が深まり、杉並和田の街路樹の銀杏も黄色の葉を落とし冬支度をしています。春から夏にかけて光合成をいっぱい行い、栄養を蓄えてきました。雌の木には銀杏の実を付けていました。
落葉樹は水分が少なくなる寒い時期には、葉から木の水分が逃げないように成長を止めるために葉を落とします。大事なのは、幹と新芽をつくる細胞がまもられることといいます。
季節の温度差が大きいところでは落葉樹が多く、暖かい地域では一年中葉をつけて光合成を行う常緑樹が多く分布しています。多くの地域で常緑樹と落葉樹が生育しています。それぞれの木々が自分の特性に合わせて、精一杯生き抜いています。
先日、育子園で行われた“ファミリースポーツデイ”では一所懸命の姿が多くありました。中でも年長児による“キッズソーラン”では大きな声でみんな一つになって精一杯踊っていました。“目的の共有”であり“協力する心”そのものでした。
そして、ファミリースポーツデイの最終種目として行われたリレー競争では、グループ全員が走りました。みんな一生懸命に走りました。保育園内のリレー競争ですが、応援する側も手に汗を握っての声援です。ともに走る仲間への声援、走ってきた子へのねぎらい、抜かれた子への思いやりをたくさん見せてもらいました。一生懸命さが伝わってくるからなおさらです。
これも保育士の皆さんが真剣に取り組まれた証です。保育における子どもの“学びに向かう力”や“人間性”が育まれていることを目の当たり見せていただきました。
雲の向こうには、お日様がさんさんと輝いているのが感じられた一日でした。
副園長 田中
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