実習生から学ぶ
2017年10月02日 月曜日
10月になりました。土曜日地域の小学校の運動会がありました。心配された天候でしたが、前日から雨も上がり校庭のコンデションもいい状況になりました。29年度運動会が地域小学校からスタートしました。
今年度卒園した一年生、卒園生の活躍が気になります。・・・近隣の小学校からご招待いただき、主任、A保育士が参加しました。報告が楽しみです。
今月の土曜日は毎週、地域の幼稚園・保育園が順番に小学校の校庭をお借りします。親子で楽しく賑やかな時間となりますが、近隣の皆さまには大変ご迷惑をおかけします。どうぞ宜しくお願い致します。
先月、保育士を目指している大学(養成校)の学生さんが幼児グループで2週間の保育実習を行いました。その中に毎日提出する実習ノートがあります。
子ども、保育士、実習生の一日の活動を通し、細かく記載された記録です。子どもと保育士の関わり、子ども同士の関わり、そして実習生との関わり・・・毎日目的をもって保育実習に臨みます。
その中に「子ども同士のケンカについての関わり方」の記載がありました。その様子を見守る保育士の距離感、また周りにいる子ども同士の関わりから学ぶ記録でした。
A君とB君の玩具を取り合い、2人は泣きながら話し合いをしていました。そこにはその様子を見ていた、C君の登場がありました。コップに水を入れティッシを2人に渡しにいったこと事でした。その後喧嘩中の2人は水を飲み、鼻をかみティッシュを片付けて再び遊び始める。と言う展開に驚きました。
ここに大人が介入しないことが素朴で純粋な解決法と実習記録から伝わり、子ども同士の関わりに感動しました。そして子ども同士の自然力を学びました。
その他にも、子ども同士の関わり、実習生の声かけに何も答えないBちゃん・・・。その様子を見ていた隣の席のCちゃんが、Bちゃんの気持ちを代弁して言葉を添えて解決するという感動的な事例等が沢山記録されていました。
それは保育士と子どもの同士関わりを、日頃から他の子ども達も見ている・・・。この環境が定着している事と実習生の見方も素晴らしいと思う実習記録でした。これから素敵な保育士を目指し更に学びが深まる事と思います。
2週間の実習お疲れ様でした。子ども達とともに楽しい学びの時間を過ごしていただき、うれしく感謝申し上げます。
園長
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