◆10月23日(月)の子ども達
2017年10月23日 月曜日
◆自分で納得する気持ち (つぼみ)

台風も過ぎ去り心地よい気温ではありましたが、外は強風・・だったので、今日は廊下で遊ぶことにしました。
肋木をいつもは横にしてトンネルのようにするのですが、今日はふじ組さんが使うのと同じように縦にし、すべり台付きです。
一昨日の土曜保育に来ていた子はすでにチャレンジ済みですが、つぼみ組では初めて。先日夢中になっていたスロープ型のソフトマットには目もくれず、真新しいものをすぐに見つけてはぐんぐん近づいていきます。
ゆるやかな坂を下からのぼって肋木の中に入り、ぐるりと一周あたりを見渡し確認すると、器用にまた出てゆっくりお尻でズリズリすべってみたり、ハイハイでおりたり、後ろ向きだったり、寝そべってみたり。
やり方も十人十色で様々なやり方を編み出しながらどれもとっても楽しそうです。
肋木はつかまり立ちをするにもぴったり。中にお友だちが入っていると近寄っては、つかまりながらお友だちの目の前まで伝い歩きをし、向かい合うように顔を近づけ「ばぁ!!」と言ってにっこり笑顔。お友だちとのやりとりを楽しんでいました。
廊下には保護者の方のロッカーも出ているため、自分の荷物がちゃんと分かる〇ちゃんは、お母さんの抱っこひもとバッグを自分のロッカーから取り出しました。ズリズリ引きずっており足が引っかかっては危ないので「ママの大事なものだからロッカーにないないしとこうね」と保育士に声をかけられますが納得しない様子。「いやー!」と泣きそうになりながら首を振ります。
引っかかって転ばないよう、保育士が抱っこひもをバッグの中に入れ、〇ちゃんの肩にかけてあげると、まるでお買い物をしているように、小さなお母さんのように嬉しそうに歩き出しました。しばらくすると〇ちゃんは満足したのか自ら保育士の元へ行き、「はい!」とバッグを手渡しました。
保育士が「もうないないしていいの?」と聞くとしっかり頷き、他のあそびに移りました。
お母さんの大事なものを〇ちゃんも大事に持っていたかった気持ちを受け止めてもらったことで、気持ちが満たされ、片付けることにも自分の中でしっかり納得がいったようです。
日常の中で様々な場面がありますが、危険がないように見守りながらしっかりその時の気持ちを受け止めてあげることで見えてくる姿がたくさんあること、改めて感じました。
S.S

◆大風が吹く中 (ふじ)

朝の早番の時間帯の出来事でした。一人の女の子◎ちゃんが登園してくるとつばみ組のお部屋に行き少し細長いおもちゃを取り出すと、手に持ち何やら口に近づけていました。何しているのか気になったのでその様子を見ているとなんと歌を歌い始めます。立ちながら少し足を高めにあげながら、るんるんで得意げに歌を熱唱していました。
一体何の歌を歌っているのだろうと思いながらよく耳をすまして聞いていると「ねんねこ~ねんねこ~ねんねこよ~♪」聞き覚えのある歌が聞こえてきました。「ゆりかごの歌」を歌っていました。はっきりとした言葉でとても上手に歌っていました。普段からお家でも歌を歌っているのでしょうか?将来は歌手になるのでしょうか…?
そしてふじ1組で昨日2歳のお誕生日を迎えた△ちゃん。朝の時間皆でお祝いしました。
△ちゃんにお誕生日のバッチをつけてあげると気になったようで、見たり触ってみたりしていました。お友だちも気になったようで触ろうとしますが△ちゃんはあまり触らせようとしません。それくらい大事にしてくれていたようです。
思えば入園してきたばかりの頃は人見知りもあり大泣きしていた△ちゃんでしたが、今では沢山の笑顔を見せてくれるようになりました。自分で出来ることも増えてきて、今では着替えも自分で出来るようになりとても成長したなと改めて感じました。これからも友達といっぱい遊んで育子園で楽しい思い出を沢山つくっていってほしいです。
今日は台風の影響で風がとても強かったですが雨が上がっていたため園庭で遊びました。
いつものように靴を履いていると少し冷たい風がビューンと音をたてながら吹いていました。
大風が吹く中子ども達は「キャー、わぁ~」と言いいつもとは違う園庭に驚きながらもとても大興奮な様子でした。
中には、両手を広げ吹いている大風に負けないくらい元気よく走り回っている子もいました。また園庭には落ち葉が沢山落ちていたので、保育士がその落ち葉を手いっぱいにすくい上げ風が吹くと同時に手を離してみると風の流れにそって飛んで行きます。それを見ていた子ども達も小さな手で落ち葉をいっぱいすくい上げると、保育士が行なっていたことをそのまま真似してみます。
落ち葉を離してみると見事に風が吹く方向へ落ち葉が飛んでいき、ひらひらしてとてもきれいでした。何人かのお友達と一緒にやっていたので皆で遊ぶと楽しさも倍増です。
またどんぐりや木の実も落ちていたのでそれを見つけて保育士に見せてくれる子や素敵なお土産をくれる子もいたので秋をより一層感じました。
あもりの大風だったので飛ばされそうになり怖がる子もいましたが、この大風の中でも子ども達はそれぞれ楽しそうに遊んでいました。(T.S)


◆共同作業!! (きく)

台風の影響で、風が強く吹いていたため、今日もお部屋で過ごしました。
子どもたちも「雨、降ってないよ!」「お外行ける??」と期待していたようですが、明日いっぱいお外で遊ぶ約束をしてあります。
約1週間、雨が続き、お部屋是過ごす時間がたっぷりあったためか、子どもたちなりにお部屋での遊びを満喫しているように思えます。
中でも、男の子を中心に夢中になっているブロックは、日々進化を遂げていて、初めは保育士に「作って!」とお願いしていたのですが、最近では自ら作り上げる子も出始め、今日はお互いに作ったものを合体させて、さらに大きくしている姿がありました。
毎日、同じブロックで遊び、続けていたからこその子どもたちの姿かなと思い、とても嬉しくなりました。
また、お友だちの作った物を見て、もっとこうしたらいいのでは・・・とアドバイスする子も出てきています。
なかなか相手の意見を受け入れるのは難しいようで、「これつけなよ!」「つけたくない!!」の押し問答が行われていますが、これも、相手の作品をよくしようという思いやりの始まりだったり、しっかりと形をイメージして作り上げた自信へのつながりなのかもしれないと思い、お互いの気持ちを代弁しながら関わっていきました。
ブロックに限らず、色々なところで共同作業が見られるようになった子どもたち。
今まで以上にお友だちを意識して過ごすことが増えています。
一緒にやる楽しさを味わいつつ、その中で自分の意見を話したり、相手の意見を聞いたりする経験もして、ますます成長していく子どもたちを見守っていきたいと思います。(E.Y)

◆台風去って盛りだくさん (たんぽぽ)

子どもたちが登園してくる頃には台風も去り、久しぶりに雨が降っていない空を見ました。その様子に気づいた子どもたちが『今日、雨降ってないよーお外にいけるかな?』などという会話を繰り広げていました。雨も大事ですが、久々の天気に子どもたちは本当に嬉しそうでした。
園庭に行きたかったのですが雨で濡れていることもあり、今日は室内で過ごしました。子どもたちに伝えるとよくわかってくれ、お部屋で思い思いの時間を過ごし始めました。
最近は、ハサミを使って紙を切ったり糊付けを経験し始めているたんぽぽぐみなので今日も画用紙をハサミで切るコーナーと、ハロウィンも近いという事でかぼちゃマンを作るコーナーを作ってみました。どちらも一気に大人数ではできないので順番が必須になり「じゅんばんこね。まっててね。」という言葉が飛び交います。
今やりたいという気持ちがありながらも、出来ないという事も理解はしておりもどかしい様子も見られましたが、待っていたからこそ出来る時の喜びは大きく、〇くんは待っている時にやり方を見ていたものですからあっという間に完成させてしまいました。やりたいという今の気持ちを受け止めるのも大切ですが、受け止めながらも今はできないことの現状を伝え、その後、喜びに変われるような関わりを持っていくことも大切だと感じました。
また、今日はテキパキ働くたんぽぽぐみの子どもたち。布団を敷こうと廊下に行くと『△もやるー!』と数人の子どもたちが来てくれました。一人一人に布団を渡すと両手に力を入れて運んでくれ、その姿を見てほとんどの子が僕も私もと手伝ってくれました。子どもたちの口からは自然と『よいしょ よいしょ』と掛け声が聞こえてきたり、誰かが布団を落としたり倒れ込んでしまうと『だいじょうぶー?』と助けてみたり気にしたりと素敵な姿が見られました。
最近はなんでもやりたいという気持ちが強くなってきていて、とても嬉しい姿です。そして、なんと今日から幼児グループさんのように給食でお盆を使い始めることになりました。水や汁物はまだ乗せてはいませんがいずれ、全部を運ぶようになるでしょう。頑張り屋の子どもたちなのでこれからが楽しみです。
そして最後に、今日は◇くんのママがママ先生で来てくださいました。◇くんはママが大好きで日中は離れられずでしたが、給食が始まりお腹が満たされるとコテッと就寝。そこからがママ先生の本領発揮。子どもたちと沢山会話を繰り広げ、楽しい時間が訪れていました。沢山名前を呼んでくださり、子どもたちも嬉しそうです。『ママ先生、トントンして』と大人気。
元気なママ先生に子どもたちも自然と笑顔になっていました。今日はありがとうございました。
K・E


◆自然と一体 (うみグループ)
今日は台風が雲を吹き飛ばし、久しぶりに青空が見られました。
先週までは室内遊びが続き、朝のあつまりが終わったあとも一人ひとりが好きな遊びへと向かって行きました。
最近は遊びに夢中になり、10時半の園庭の時間になっても「園庭まだ?」と言う児もほとんどいなくなりました。
今日は風が強く吹いていた為、園庭へ出られるかどうか確かめようと窓をあけてみると「きゃー」と声をあげて喜び「園庭いきたい!」と久しぶりに園庭へ出られる喜びで飛び跳ねながら片付けをすばやく済ませていました。
園庭へ出てみると、やはり風が強く普段より早めに室内へもどったのですが、それまでの時間は風と一体となり「ちょっと走ってくる」とかけていったり、くるくるまわってみたり、葉っぱを山の上から飛ばしてみたりしていました。
大好きなトランポリンも普段以上に飛び跳ねて両手を空高くむけて、雲が吹き飛び青空や太陽が出てくる所を眺めました。
久しぶりに暖かい太陽の光がさした園庭で自然と共に伸び伸びと身体を動かして遊ぶ子ども達。今週は待ちに待ったファミリースポーツデイもあり、子ども達と一緒に身体を沢山動かして楽しみたいと思います。(B・K)

◆久しぶりの晴れた園庭 (にじグループ)

久しぶりに太陽と再会できる日となりました。
子どもたちも雨が降っていない、ということは嬉しいようで「今日は園庭にいく」「いこう」「いきたい」と先週我慢していたことが伺われます。
集まりでは園庭にいくということを伝えると、大喜びです。
しかし台風は過ぎていないため3階の窓から見える木はものすごく揺れています。子どもたちは風が強いということを理解していました。
時間までは室内で遊びました。
年長児は丸になり、あと5回寝たらファミリースポーツデーというお話をしました。
子どもたちの反応は様々でしたが、バトンの練習をしようと子どもたちから案を出してきました。
そのため、やだという声はなく早くバトンを回すという意識を全員の子どもができていたように感じます。
1秒でも早くなると大喜びの子どもたちです。
園庭に出ると、曇り空は雲ひとつない青空へと変わっていました。
ものすごい勢いの風でしたが久しぶりの晴れた園庭に走って飛び込んで行きました。
園庭では落ち葉を集めたり、他グループの子どもたちと交流したり、リレーの練習を行いました。
また空中菜園のサツマイモの試し掘りも行いました。
端っこの方を子どもたちと掘っていくと、小さいのから大きいサツマイモが出て来て子どもたちは大喜びです。
久しぶりの晴れた園庭を思う存分に遊び込む子どもたちでした。
明日は総合練習です。ファミリースポーツデーも晴れて子どもたちの喜ぶ姿をたくさん見ていきたいと思います。
(A.Y)

◆笑顔になった一日 (そらグループ)

今日は室内で思いっきり体を動かせるようダンスをしたり、少人数で運動遊びを行いました。
子ども達は久しぶりの運動遊びに嬉しそうな表情を見せていました。
今日は絵の具遊びをしたい、たたかいごっこがしたいなどありましたが、園庭に出られると知ると子ども達は嬉しそうに帽子を被り廊下に並ぶのでした。
園庭では風の音と共に走り抜ける子どもたち。
「かぜつよい!!」と大笑いする表情が増えると共に青空も広がっていきました。
空に飛行機を見つけると「なんかくるくる回っていた!雲の中に消えちゃったけど大丈夫かな?」と心配そうでした。「ねぇ先生!なんかへんないやしいきのこみつけた」と面白い発言をする年長児がおりました。「ねぇ、これレアかも!見張ってて!」と年中児に伝えるのです。
水たまりを見つけ、木の枝で水の中をかき混ぜてみたりと衣服が汚れないように遊ぶ姿が印象的でした。「おちないでね!」と伝えると「わははははははは」と笑っていました。
トランポリンでは3,4,5歳児がまじりあって跳んでいました。
その表情もとても笑顔に満ち溢れていました。
空中菜園に行き、試しに芋を掘った年少児・年長児。
「あれ?ないね・・・」と人差し指で掘るので手のひらを広げて「こうやってみてごらん」と伝えると「あ!あった」と大喜びです。
ここでもまた一つ笑顔が見られました。
天気の力を感じる一日です。
k☆y


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