◆10月17日(火)の子ども達
2017年10月17日 火曜日
◆最後まで諦めずに (つぼみ)
今日はお部屋で過ごしました。
朝のお集まりのあと、ふじ組のお部屋へ行き、一緒にパネルシアターを見ました。何かがある・・どこかに行くんだ・・と察知したときの子どもたちの動きは驚くほど早いです。
ふじ組のイスに座ってみると、にんまり顔で嬉しそうな子どもたち。わくわく感で溢れているようです。少しだけお兄さんお姉さんになった気分なのかもしれません。
わくわく感・・ちょっぴり緊張・・そんな気持ちが入り混じりどこかソワソワしている姿もありましたが、パネルシアターが始まり、保育士の歌が聞こえてくると、目を向け、心地良さそうに聞く姿も見られました。
部屋に着くまでは保育士にぺったりくっつき抱っこされていた〇ちゃんも、机につかまり、見える位置に自分から動き、顔を左右に揺らしながら見ていたり、椅子に座れることが嬉しくて、いろんな場所の椅子に移動しながら座って見たりとそれぞれの見方で楽しんでいました。
楽しんだあとはおひさま広場で身体を動かして遊びました。
トンネル・肋木・ボールプールとそれぞれ好きなところへ行き来して楽しみました。
後半、スロープ型のソフトマットも出してみると新しいものをすぐに見つけて子どもたちが目を輝かせて集まってきました。
ハイハイですぐにのぼれる子もいれば、ズルズルと滑ってしまいなかなかのぼれない子、慎重に慎重にのぼろうとする子と反応も行動も様々。
滑ってしまい、なかなかのぼれずにいた□くん。他の子が横をのぼっていく中、上には行けないもののズルズルと身体が滑る感覚も楽しいのか、嬉しそうにしていました。しかし何回も何回も繰り返すうちにのぼれない悔しさが出てきたようでとうとう悔し泣き・・。
でも□くん、諦めようとはしませんでした。そこから何回も何回も繰り返し、ついにコツをつかんだようで、一人でのぼり、反対側へ滑っていくことができました。
達成感に満ち溢れた笑顔、最高に輝いていました。
やってみようとする気持ちを大切に関わっていきたいと思います。
S.S


◆集中して遊ぶ。 (ふじ)

雨の日が続いていますが、子どもたちは元気いっぱい。今日も室内でたくさん体を動かして遊びました。
まずはランチルームに集まってお話を見ました。保育士と一緒に歌を歌ったり、問いかけに答えたり、拍手をしたり。話の内容を理解して楽しむ姿があります。どんどん体が前のめりになってお話に夢中です。
廊下に、くねくねとした長い台を出してみました。凹凸があって歩きづらいのですが、集中して一所懸命歩きます。少し難しいことに挑戦する楽しさを味わっています。シーンと静かな様子がその真剣さを物語っていました。
途中でつまづいて泣き出す〇君。その後ろにいた△君が〇君の顔をのぞいて「どしたー?」と声を掛けます。〇君は泣きやんで△君に「あしー」と言って足を見せ、痛い所を伝えていました。すると△君は〇君の手をひいて心配そうにしながら絵本コーナーに連れて行きます。表情を確認しながら絵本を渡す姿は、〇君を励ましているようでした。△君の相手を思いやる心に感動し、心を許す△君の姿を見て、2人の間に信頼関係ができていることも感じました。
お部屋では粘土遊び。こねこねしたり、ちぎったり、偶然出来た形から想像を膨らませて「かめさん」「にょろにょろ」「あいすくりーむ」「おじいさん」とイメージを膨らませて楽しんでいました。
普段から電車遊びが好きな子どもは、ほとんど貸し切り状態で思う存分電車遊び。満足したところで粘土遊びや、廊下に身体を動かしに行っていました。
雨ならではの選択して遊べる遊びを楽しみました。子どもたちの様子を見ながら環境や内容も変えていきたいです。
(s.m)


◆みんなでつくろう (きく)

今日は、きく組のお部屋にあるダークルームで遊びました。
四角の透明パネルを使って、〇くんと☆ちゃんはハンバーグ屋さんごっこを楽しんだり、みんなで電車をを丸・四角・三角のマグネットをつなげて作っています。
ハンバーグ屋さんごっこでは、☆ちゃんがお店屋さんになり、〇くんがお客さんになってお話していました。
〇くん:「あのー、これ(緑のパネル)欲しいんですけど」
☆ちゃん:「これはハンバーグですよ」
〇くん:「わかりました。この(緑のパネル)ハンバーグがいいです」
☆ちゃん:「どうぞ」
〇くん:「ありがとう。・・・・ぼくもそれしたい」
☆ちゃん:「今ハンバーグ焼いてるんだよ。一緒に作りたいの」
〇くん:「うん、作りたい」
☆ちゃん:「じゃあ一緒に作ろう」
〇くん:「うん。いらっしゃいませー」
お客さんだった〇くんは、途中からお店屋さんに魅力を感じて、2人でハンバーグ屋さんを楽しんでいました。
みんなで電車を作っている写真では、ダークルームの懐中電灯に限りがあり、その間に保育士が「みんで、電車つくろうか」と言葉をかけると、子どもたちは「つくるー」といってみんなでどこに何をつけるのか話し合いながら、作っていました。子どたち、「丸はタイヤだよ」
「三角はここ」「四角は電車のところにつけるよ」と子どもたちの会話力の幅が広がっていました。
今日は、雨が降っていたこともあり、お部屋のダークルームを開放して遊びました。子どもたちは、同じお部屋の中でもまた違った空間を楽しんでいました。電車をみんなでつくっているときは、子どもたちが一人一人がどこの部分を作るのか、役割分担していました。ハンバーグ屋さんごっこをしていた〇くんと☆ちゃんは、最後は二人ともお店屋さんになり、思わず〇くんが「あれ、買う人がいないよ」と☆ちゃんに話していた、かわいらしい〇くんでした。子どもたちの、遊びやお友だちとの関わりなど、また一つ幅を広げている姿が見ることができ、嬉しく感じました。(K・K)

◆髪の毛ボーボー人形 (たんぽぽ)
連日の雨で今日も外にはいけません。
まだ火曜日ですがお部屋の中は少々煮詰まった様子です。
そんなに大きな声じゃなくても聞こえるよとか、部屋の中は走らないでとか、これやりっぱなし誰だろう?とか・・・
そんな時間が流れていました。
今日は何をしようかな・・・と部屋の出窓においてあるファミスポのうさぎのお面が目に留まりました。
そうだ!また糊でお顔を作ってみよう。
ちょっと前から園庭で小枝を拾って、秋の装飾の準備を少しずつしているのですが、今日はそのお顔作りをすることにしました。
うさぎのお面作りの時に使った目のパーツをもう一回利用することにして、好きな目を選び丸く切って用意した顔に糊付けです。
皆よく覚えていました。
裏面に糊をつけること、くるくる伸ばしてつけること。
選んだ目の向きはあまり気にしないようですが、それぞれが可愛いお顔作りができました。
今日はその続きがあります。
毛糸で髪の毛をはやしてあげること。
髪の毛をはやしたい場所にくるくると糊をのばします。
そして選んだ色の毛糸を一本一本つけていく作業です。
だんだん顔の表情に個性が出てきました。
いろんな色でカラフルヘヤーの子もいるし、四方八方ボサボサヘヤーの子もいるし、念入りに作業していたかと思うと一本ヘヤーの子もいて、できた子から乾かすために並べてみたのですが思わず顔がほころぶ出来あがりです。
拾った枝で体を作り、温かい洋服を着せる予定です。
題して「髪の毛ボーボー人形」 出来上がりが楽しみです。(N・S)


◆音楽クラブ (もも)

今日は音楽クラブの日。
男の子と女の子に別れて並ぶと、ファミリースポーツデイで何をやるのか講師に聞かれ、みんなは「かえるのたいそう」と答えました。
踊ってみてほしいとのお願いに、子どもたちは自分で歌いながら踊り始めました。
可愛らしい光景でした。
そして、今日は四分音符と二分音符が出てきて、まずは四分音符が女の子、二分音符が男の子、と別れます。音楽のリズムを聞いて、自分の音符のリズムが流れると立ってそれに合わせて足踏みしていきました。
次に楽器を持ちました。
女の子は鈴、男の子はカスタネットで、同じように音楽が流れてそのリズムを楽器を鳴らして表現しました。
何度か繰り返すと、よく聞いて判断している姿が伺えるようになりました。
しばらくやった後は、女の子と男の子の音符の交換をしました。
それに合わせて楽器も交換しました。
今まで自分が鳴らしていた音符とは違うので、混乱して前の音符で立ってしまう姿もありましたが、少しずつわかってきました。
そして、最後にはまた新しい音符の登場です。
八分音符です。
講師がどんな名前にしようかと子どもたちと話し、他の音符と違うところが旗みたいなものがついているところだったので、「はた音符」に決まりました。
はた音符をみんなで小刻みに鳴らして動き、子どもたちも嬉しそうな笑みがたくさん溢れていました。
音符と仲良くなれた人、との講師の呼びかけには「はーい」と手を挙げていた子どもたち。
こんな風に、今日は音符のリズムに親しみ、楽しみました。
(H.K)


◆音楽クラブ (ゆり)

今日はメロディオンを使った活動でした。
メロディオンを一人ひとりに渡す際に「どうぞ~!」と渡していったのですが子ども達は「ありがとうございます!」「ありがとう!」「ありがとうございました!」とお礼を言っていました。たった一つの動作ではありますが、そういった一つひとつの動作に対する気持ちの込め方と、気持ちの表し方、伝え方は大切だと改めて感じました。
感謝の気持ちを伝える事も大切ではありますが、感謝の気持ちを持つことを大切にしていき見たいとも思います。
メロディオンを使うと皆が一斉に吹きだします。
「まだ鳴らさないんだよ~」と伝えても鳴らしてしまいます。中々難しいものです。目の前にメロディオンがセットされ鳴らせる状況にある中、それを鳴らさないで我慢する事の難しさがあります。しかし、そこが大切でもあり、ゆり組の子ども達だからこそそういった環境や場面においてどう行動するのか、また大人の関わりやその環境を提供する大切さもあります。大人都合であれば、ホースを提供しなければ済むことであり、あえて、出来るけどやらない環境を作っていく事の必要性を感じます。そして、我慢する力をこういった場面でも培っているように感じます。
メロディオン演奏は、「ど」「み」「そ」を行いました。
ピアノの曲に合わせて「ど」「み」「そ」を弾いていきました。
「ど」の音に合う曲、「み」の音に合う曲、「そ」の音に合う曲を講師のピアノに合わせ弾いていくと自然と自分が弾いているように感じ、リズム関係なく音に合わせて弾いている姿が印象的でした。
今日のじゃんけんチャンピオンはにじグループの男子と女子の二人でした。
うみグループの子どもたち、そらグループの子どもたちも一生懸命応援しておりファミリースポーツデーに向かって心が一つになっていると実感しました。
k☆y

◆音楽クラブ (ひまわり)

今日は、ファミリースポーツデイ前、最後の音楽クラブとなりました。
音楽クラブでの鼓笛練習が最後ということで、いつにも増して真剣な表情の子どもたち。楽器に向かう姿勢も頼もしく、やる気・意欲が伝わってきます。
今日は、ファミリースポーツデイ当日の立ち位置で「園歌」を合奏しました。
真剣に楽器を見つめる子…音を合わせようと体でリズムをきざむ子や、友だちの方を見て音を合わせようとする子など様々でしたが、皆が一つの目的を持ち「心一つに行おう」という強い想いが音楽を通し伝わってきたような気がします。
講師が「演奏してみての感想」を子どもたちに聞くと…。
「楽しかった」「みんなで合わせたのが楽しかった」「もっと練習やりたい」
などと、自信や達成感に満ち溢れた声がたくさん聞こえてきました。その他にも様々な声が上がりましたが、共通していたのは「楽しかった」という気持ちです…。
心一つに主体的に取り組んできたからこそ感じることができた気持ちではないでしょうか。
ファミリースポーツデイまで残り二週間となりましたが、今日、子どもたちが感じた気持ちを大切に当日まで取り組んでいけたらと思います。
(T.N)

Posted in 園のこだわり