何をしたいの?
2017年09月26日 火曜日
生きていくということは、常に選択の連続です。
選択したことを自分自身がどう受け止められるかだと思います。
たとえば、朝、眼があいた時に「さぁ 起きよう!」と思うか、「もう少し寝ようか」と思うか二者択一が始まります。私は大体そういう時は、「もう少し寝よう」という方を選んでいます。しかし、夜になって「もう少し早く起きればよかったなぁ」と思うことがしばしばありました。次の休みになって今度は、いつもより早く起きることができた時に、体に疲れが残っている感じがし「もう少し休めばよかったなぁ」と後悔しています。
大事なことは選んだ内容ではなく、選んだことに対して後悔しないことです。
そのためには、“見守る保育”で大事にしている“自分で考え自分で選ぶ”習慣を身につけることが、大きく影響します。
育子園では、子どもたちは朝の会が終わると「自由遊びの時間」になります。ブロックコーナー、絵本コーナ-、製作コーナ-(手裏剣作り・三つあみ)、関わりのコ-ナ-や他にも‘お絵かき’など様々に遊びのコーナーが用意されています。この自由遊びの選択が子どもの成長にとって重要になっています。子どもたちが自分で選んで協力しながら取り組んでいます。保育者によって子どもたちが主体的に取り組める環境が常に用意されています。自ら選んで取り組むことの積み重ねによって自分で何をしたいのか自主性が身についてきます。
人が苦しみ、悩みの中にいる時に解決の糸口が見え、自分の選択したことが肯定的に捉えられる、意味あるものにできる人に成長していきます。
子どもたちは今日も元気に遊んでいます。 副園長 田中
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