はじめの1歩
2017年09月13日 水曜日
1歳のホールでの運動遊びの場面です。
ホールには、巧技台の滑り台、巧技台で作ったジャンプ台、鉄棒、マットを用意してありました。
子どもたちは、自分でやりたい遊具を選びチャレンジしていました。
私が見ていると、Aくんが「見てて」と声をかけてくれてジャンプするところを見せてくれました。
「すごいね~」と抱きしめて声をかけると、もう1度ジャンプしまた抱きつきにきました。
その様子を見ていたBくん。
抱っこしてほしいけど、恥ずかしい・・・という様子で私の方を見ています。
手を広げて「おいで」といっても来ません。
そこへ、ジャンプをしてきたAくんが来て抱きついてきました。
その後に手を広げたら、Bくんも抱きついてきました。
Aくんの勢いに便乗して、はじめの1歩を踏み出せたようです。
1回抱きついてしまえば、何の恥ずかしさもありません。
Bくんも滑り台を滑ってきては抱きついてくるという遊びを繰り返し楽しんでいました。
この様子を見ていて、大人の力では踏み出せないことも、子ども同士の真似から学び先へ進んでいく。
子どもから学ぶ力の素晴らしさを感じました。
副園長 高野
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