◆9月21日(木)の子どもたち
2017年09月21日 木曜日
◆のりものたくさん!(つぼみ)

今日は電車を見にお散歩に行ってきました。
園を出ると、今日もパトカーが停まっていました。指をさして、「わきゃー!!」と大きな声。のりものに対する興味の示し方がどんどん変わってきているように思います。
にじグループの保育士もひとり一緒に来てくれたので、子どもたちは不思議そうに見上げ、キョトン顔。首をかしげる子もいました。変化をしっかり捉えていたようです。たくさん声をかけてもらえてにっこり笑顔も見られました。
子どもたちの笑顔はどこにいても空気を和やかに優しく包んでくれます。
電車を1本見てからお茶をのみながらもう一本待っているとすぐにやってきて、今日ものりもの見学会です。手を振ってみたり、拍手をしていたり。かわいい反応がたくさん。
その間にもたくさんの車が通り、食い入るように見つめたり口を大きく開けていたりと微笑ましく楽しい時間になりました。
園に戻ると、すぐに好きな場所に遊びに行く子もいれば、輪になって、それぞれが玩具をいろんな方向から眺める玩具の研究会になっていました。
S.S


◆「おーい!」 (ふじ)
外に出ると、さあーっと爽やかな風が吹き抜けています。今日の天気は、まさに爽やか。子どもたちもその爽やかさを感じるのか、外に出た途端に〇ちゃんが空の方に向かって、「おーい!」と何度も呼びかけています。
〇ちゃんの見ている方を一緒に見てみましたが、特に何もありません。風でざわざわと音を立てて揺れる葉っぱの間に、きれいな青空。ざわざわ揺れる葉っぱに何かがいるように見えたのでしょうか。思わず、顔をあげたくなる気持ち良さの中、子どもたちも大好きな園庭に駈け出していきます。
数人でテクテクと築山の方に歩いていきました。山の上までよいしょと上がり、登るとやっぱり手を口に当て、「おーい!」と声を出しています。下りるのは、ちょっと慎重に。小さな歩幅で、タタタッと駆け下りては、またよいしょと登ってきて、「おーい!」。「ヤッホーって言うんだよ。」と昭和っぽいことを言ってやってみせると、一緒になって「ヤッホー!」。お友だち数人で「ヤッホー!」。一緒にやるのが楽しいようです。
シャボン玉を持った保育士と数人がやってきて、山の上で座って、シャボン玉を吹いてくれます。風に乗って、ひゅーっと飛んでいくシャボン玉を手で捕まえようとしたり、顔の前で割れる写真に笑ったり。。
今日は、地域の親子が園に遊びに来るという企画があり、園庭には、12組の親子連れが来ていました。始めは、ちょっと遠慮がちで様子を見ていた男の子が、楽しそうに遊ぶふじぐみの子どもたちにつられて段々ほぐれてきて、気づくと砂場で、お母さんとふじぐみの子たち数人と一緒になって遊んでいる姿もありました。
爽やかなお天気の中、自然と気持ちが明るく心地よくなるのは大人だけではないような気がします。これから気持ちのよいお天気が増えてきます。思いっきり外で遊びたいと思います。
(T.M)



◆ロッククライミング奮闘中!! (きく)

先日のブログでも、少し触れたのですが、最近ブームを呼んでいるのがロッククライミング!
もちろん今日も、「やるから見ててね!」と、子どもたちが誘ってくれました。
最近できるようになった〇くんは、「こうやるんだよ!」と嬉しそうに話しながらスイスイと登っていき、上まで着くと、「待ってるからね~!!」と下にいる子に手を振っていました。
登りたい気持ちは誰よりも強く持っている◇ちゃんは、〇くんの姿を見てやる気満々。
しかし、上手い具合に手と足が上に上がらず、途中までしか登れません。
何度も落ちそうになりながらも頑張る◇ちゃん。
その様子に手を貸したくなってしまいましたが、そこはこちらもじっとこらえて見守ることにしました。
すると、一緒に頑張っていた△ちゃんが、「落ちないように守ってるね!」と声をかけ、両手を広げて、◇ちゃんを守るように後ろに立ってくれました。
それが嬉しかったのか、さらにやる気を見せますが、やっぱり登れず・・・。
手が疲れてしまうほど夢中で頑張っていました。
その後、◇ちゃんと△ちゃんは、立場を逆転させ頑張りましたが・・・。
この二人のいいところは、とても前向きなところだと思います。
「できない~」と怒りもしましたが、その後には、「あっちなら登れるもんね!」と仲よく太鼓橋に向かっていき、コンビネーションの上で楽しそうに遊び始めていました。
生まれてまだ2.3年の子どもたち。
出来ないことがあって当たり前です。
でも、「やってみよう!」と頑張る気持ちや「これなら出来る」と前向きに捉える気持ちは持っていてほしいなと感じます。
今日は、子どもたちの奮闘ぶりに、心が温かくなりました。(E.Y)

◆気持ちいいね(たんぽぽ)

気持ちの良い一日になりそうだったので、今日は散歩に行くことにしました。
先日は地下鉄車庫まで行き、子どもたちも上手に手をつないで歩けるようになったため、今日は「友達とてをつないで歩く」「目的地で遊ぶ」という事を目標に目的地を桜の坂公園に設定することにしました。
朝の集まりで散歩にいくことを伝えると自分たちは知っているんだというように「そうだよ、白い線の中を歩くんだよ」と自信満々。天気が良いので「おひさま見えるかな?」「見えるよ」と子どもたちの会話も弾みます。「先生靴あってる?」と靴の左右もしっかり確認し準備万端です。
門を出て今日は右に曲がります。日が当たる場所、日陰になっている場所があり、たまたま日陰を歩いていると、
「あ~なんか涼しいね~」
「ほんとだ涼しい」
「なんで涼しいのかな?」
「ここはあったかい(日が当たって)」
「あ、雲がちょっとしかない」
「ほんとだ」
「雲が少ないから涼しいのかな?」
と何気ない会話から、気温の変化や自然を感じているようでした。
歩いていくと友達と手をつないでいるので「一緒に歩く」と行くことがだんだんと大変になってきます。一人が早く歩いたり、奥の人が白い線を歩こうとしたり「早い」「引っ張らないで」「白い線の中歩くんだよ」とトラブルもありましたが、子どもたちがしっかりと約束を理解し友達に教えてあげたりと、いつの間にか保育士の言葉がけが減っていました。
公園に行くまで保育士や友達との会話を楽しみ、公園でも岩登りや滑り台、鉄棒、隠れ家のようなところで嬉しそうに遊んだり、落ちている木の実?も見つけました。「よ~いどん」と走り回ったり、たくさん遊んだ帰り道は「なんか楽しかったね」「楽しかったね」と子どもたちが満足して友達と気持ちを共有し合っている姿も見られました。
子どもたちの会話で感じたことを言葉にしたり共有しあったり、「言葉で伝える」「感じる」という事を大切にしていきたいなと感じました。
おうちに帰ったら「今日何したの?」「どこ行ったの?」と聞いてみてください。
(K.E)


◆三つ編み (うみグループ)

今日は、室内遊び、園庭遊びを行いました。
ここ最近、子どもたちに人気の遊びが、すずらんテープを三色使った三つ編み作りです。
女の子は、出来上がった三つ編みを髪に結びお姫様気分を味わったり…男の子は、ハチマキにしたり「アニメキャラクターだ」とポーズをとってみたり…。
今日もたくさんの子が、完成後の自分の姿を想像しながら笑顔で楽しんでいました。
年少の〇〇ちゃん。
〇〇ちゃんは今日まで、友だちの作品や作っている姿を「見る」という形で参加していましたが今日は、自発的に三つ編み作りを行いました。
テープを用意したものの作り方がわからない〇〇ちゃん。しばらくテープを見つめていました。
そんな〇〇ちゃんに優しく声をかけてくれたのが△△ちゃん。
「やってあげようか?」と手を添え手伝ってくれました。
△△ちゃんのおかげで〇〇ちゃんの三つ編みも無事完成。
出来上がった三つ編みを髪に結ぶ〇〇ちゃん。本当に嬉しそうでした。
このような心温まる子ども同士の関わり合いは、一日を通し様々な場面で見られますが、これからも子どもが成長していくために必要なこの経験を大切にしていきたいと感じさせていただきました。
(T.N)

◆手裏剣(にじグループ)

今日は朝の集まりの後、もも組の子どもたちと体操をしました。
とても可愛く踊っていました。
ひまわり組の子どもたちは、英語教室でした。
今日はビーンズの親子の方々が来て使用していたため、ホールは使えませんでした。
なのでうみグループのお部屋で行いましたが、楽しそうに参加していました。
園庭にも行く時間がいつもより遅かったのですが、それまで子どもたちはお部屋でよく遊んでいました。
最近のブームになっているのが、手裏剣作りです。
折り紙や広告の紙を使って、作っていきます。
それをスズランテープにつけて、頭に巻いて忍者になりきっている子もいました。
手裏剣の作り方がわからない子は、保育士に聞いてきましたが、手裏剣を自分で作れる子を伝えると、その子に教えてもらって、作ってもらっていました。
1つ、2つと増えていくのがまた嬉しそうで、男の子女の子、また年齢も関係なくよく作って遊んでいました。
園庭に出ると、木と植木の間に蜘蛛の巣ができていました。
そこは子どもたちも通れる場所なので、驚いて見ていました。
よく見ると、蜘蛛が巣の中を歩いています。
おもしろくなった子どもたちは枯葉をくっつけてみようとしました。
すると蜘蛛の巣は少し壊れてしまいました。
「こわい、にげようよ」と言う子もいますが、それでも子どもたちの観察は続きます。
園庭の至るところに子どもたちの興味関心は隠れています。
トンボを見つけ、保育士に取ってもらい、虫かごに入れて観察しました。
トンボのめがねは何色か聞くと、「あか」と答えました。
また午後、逃がしに行く予定です。
秋を感じます。
(H.K)


◆秋(そらぐるーぷ)

今日は午前中、室内遊びがメインとなった為、体を動かせる環境を考えていきました。
年長児は英語教室に出て講師の先生と歌を歌ったりダンスをしたり楽しみました。
ゆりぐみ・もも組の子ども達は、体操やダンスの時間を提供し年齢で分かれてやってみたり混合でやってみたりと様々なパターンで楽しみました。
年長児が英語教室から帰ってくると、年長児もダンスをやりだし引き続きダンスの時間が伸びていきました。途中飽きる子どもや疲れた子供は自ら休憩を取り座ったり、水を飲んだりその場から離れたりしています。こちらから声を掛けずとも自分で判断し行動する姿に感心します。
不思議なもので気持ちを盛り上げるような声掛けをすると、子ども達もやる気に満ち溢れ大勢の子どもがダンスを行います。反対に、そのような声掛けをしなければ好きな子どもだけが行います。
途中で止めてもいいよと声を掛けるとバラバラと止めていき、声を掛けないとパラパラと自分で止め際を決めて止めていきます。
大人の声掛けの「有無」と「内容」と「タイミング」で子ども達の姿が大きく変わっていきます。
「我慢と挑戦」は生きていくうえでとても大切な事です。それをさせるのではなく、してみようと思えるよう、気づけるよう、考えられるような声掛けも大切になっていきます。我慢する事を楽しむ、挑戦する事を楽しむ事は大人でも難しい過ごし方と考え方だと感じます。
こういった所が、選択制の中で一番難しい所だと保育の中で感じる部分でもあり、あえて声を掛けない時と声を掛けるときの臨機応変さが重要となってくるように感じます。
集団活動の中で、この子は楽しんでいるけどあの子は楽しんでいないという場面は必ずと言っていいほどある為、お互いにどんな学びがあるのかどんな学びをしているのかを考えながらあえてそういった場面を作れたらと感じます。
ファミリースポーツデーを通し、横のつながりやグループの輪が一団と強く繋がっていけるような日々を過ごせるような環境を用意していきたいと思います。
ゾーン遊びでは、カルタ遊びを子ども同士で行っている姿がありました。
大人が読み手をやっていたのですが、上の句を読むと読み手のカードを見てもいないのに下の句を読み上げる年長児。すぐさま、バトンタッチをしてくれないか?と交渉し、了承を得ました。
造形ゾーンではバッチングを行いネックレスを作った年長児。それを見た他の年長児がやりたいと盛り上がっておりました。
また、もも・ゆりぐみもストローで出来る飛行機作りを行いました。
発達別に興味・構成力が違うため内容もリアンの保育者がそれぞれに合ったものを提供していました。
楽器ゾーンでは好きな時間にメロディオンを使用し楽譜を見て演奏する子供が増えました。
「かえるのうた」「ミッキーマウスマーチ」などとても上手になっています。
また、園庭でコオロギを捕まえおうちづくりを虫かごに設定し、飼っています。秋の虫になりました。
季節を自然に感じている子ども達です。
k☆y


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