◆9月11日(月)の子ども達
2017年09月11日 月曜日
◆みんなのぼうし。 (つぼみ)

今日はあたたかい気候の中園庭に出ました。
園庭に出る準備中、何人かの子は窓でお友だちとつかまり立ちをしながら外を眺めるほど心がうきうきの模様。
〇ちゃんはつぼみ組の小さな先生役。最近は自分の帽子を探すよりもみんなの帽子を配ってあげたくて、すぐに帽子を持つ保育士の元へやってきます。
ですが、つぼみ組の子どもたちも大きくなり、ついに小さな可愛いバラバラの帽子から育子園の赤色帽子に。被った姿も今までよりなんだか様になってきているのですが・・それぞれの特徴のあった帽子とは違い、どれもみんな同じなので〇ちゃんも困惑気味。ですが、保育士の「それは△ちゃんのだよ」という声はしっかりキャッチしていて、顔をじっくり見てちゃんとその子に渡してくれるのです。
いつも被りたくないと帽子をポイッとしてしまう□くんも、そんな〇ちゃんの動きを目で追っていて、そして□くん自身も〇ちゃんから帽子をもらうことは不思議と嫌じゃなかったようです。被りはしませんでしたが嬉しそうに帽子をぶんぶん振っていました。
お友だちパワーかもしれません。
そして今日は棚の中にしまっている保育士の帽子も出し、保育士に「は~い!」と渡してくれたのです。本当にいろんなことを見ているなと驚き感心の連続です。
園庭でもよく動いて探検する子、ひとつのものにじっくり集中する子、つかまり立ちをしながら周りの様子を観察すること様々でしたが、それぞれがそれぞれの空間で園庭遊びを楽しんでいました。
S.S


◆真似っこ (ふじ)

カンカンカン・・・と朝から太鼓のような音が鳴り響きます。ふじ2組ではフライパンをスプーンでたたく遊びがブーム。1人から2人3人と集まってみんなでお祭りのようにフライパン太鼓を鳴らします。「〇ちゃん、いくよー!」と声を掛けたり、膝や腰をかまえてたたく姿が様になっています。夏にお祭りで見た太鼓の真似っこでしょうか。その姿を友だちが真似っこしてどんどん広がっていきます。
砂場では保育士体験のママ先生と一緒にシャベルで砂をすくってお山づくり。みんなで一緒にやるとどんどん大きくなります。「ガガガガ」と突然ショベルカーに変身してお山をくずす子ども、お山を登山する子ども、たちまちお山はぺっちゃんこに。するとまたお山づくりがスタート。予想の出来ない展開が面白いです。
幼児組が玉入れをして遊んでいました。不思議そうにその輪の中に入っていく子ども、お兄さんお姉さんを見て玉を入れることを理解したのか投げてみる子ども、玉をおにぎりのように持っていきおままごとを楽しむ子ども、それぞれに楽しんでいました。
(s.m)

◆ありさん見つけたよ (きく)

今日は、園庭で遊びました。その中で、木の丸太の所から、ありを見つけた☆くんの様子と、そこからお友だちに関わっていく姿を写真に撮りました。
☆くん:「先生、ありさん見つけたよ」
保育士:「本当だ。ありさん見つかってよかったね。どこにいたの」
☆くん:「(木の丸太を指さして)ここにいたんだよ」
保育士:「ありさんは、たくさんいた」
☆くん:「一匹だけだよ。(丸太に穴があいていることに気付き)ここにありさんいるかもし れないよ。おーい、みんな手伝ってー(と言って、近くにいた〇ちゃんと◇ちゃん と□くんを呼ぶ)」
〇ちゃん・◇ちゃん:「いいよ」
□くん:「(丸太の上に乗り)□くん、ここから探すの」
☆くん:「〇ちゃん、この穴掘って」
〇ちゃん:「いいよ、これ(木の棒)で掘るね」
◇ちゃん:「◇ちゃんは」
☆くん:「(考えながら)・・・・これ(木の棒)ひろって」
◇ちゃん:「わかった。・・・・先生。木の棒はどこにあるの」
保育士:「下の地面を見てみよう。落ちてないかな」
◇ちゃん:「先生も手伝って」
保育士:「いいよ、一緒に探そう」
◇ちゃん:「あったよ。おーい、☆くんあったよー」
☆くん:「ここ一緒に手伝って」
◇ちゃん:「うん、わかった」
みんなで、探しましたが、ありはいませんでした。しかし、「いなかったね」「また探そうね」「木でほりほりするの楽しかったね」と子どもたちは、一緒に遊んだことを楽しみました。
子どもたちは、「ありを探す」という目的から、☆くんがお友だちに声をかけて、丸太にあいている穴を分担して掘ったり、狭いところではシャベルではなく、木の棒を使っていることなど、どうしたらその目的を達成できるか、みんなで考えながら、遊びを楽しんでいました。子どもたちも、遊びを楽しみながら、お互いの表情をみたり、木の穴の中に何がいるのか、わくわくしながら木の棒で掘っていました。中から、砂が出てきたことや、ぬれていたことなどにも疑問を持ちながら、楽しみました。子どもたちの、集団遊びからまた一つ、成長を感じさせて頂いたそんな一日となりました。(K・K)


◆友達となら (たんぽぽ)

夏の暑さも落ちついてきましたが、気温が変わり体調管理に気をつけなければならない季節になりました。休み明け、子どもたちも体調面で疲れが出てきているようにも感じます。
ですが、朝友達と顔を合わせると疲れを感じさせず、楽しく遊び始める子どもたちの姿が見られます。ままごとコーナーではソファーに座りテーブルに食べ物を用意し「せーの、食前感謝の言葉、、、」と子どもたちが遊びを展開していました。日々いろんなことが身について自分たちで楽しんでいる姿はキラキラしています。
園庭でも何かを見つけると「なになに~?」といつの間にか集まっていたり、一緒に遊べることが楽しくて嬉しくて笑顔がたくさん見られました。
また、「僕は3歳だから」「友達と一緒なら」と自分でやろうとしたり、友達を助けようとしてくれたりする場面も多くなってきました。
これからもいろんな姿・成長が見られると思いますが、子どもたち同士の関わりを大切にしつつ、関わっていきたいと思います。
(K.E)

◆思いやり (うみグループ)

今日は室内遊びでも年長児が保育士に抱っこや膝の上に座って図鑑を見たがったり、甘えにきてくれる姿がありました。
園庭へ出ても、氷鬼や鬼ごっこ、かくれんぼなど普段行う遊びをしたがる児がおらず、「先生と手つなぎたい」「先生と一緒にいたい」と珍しく甘えてくる児が何人かいました。
園庭をお散歩しながら秋の自然を見つけたり、砂場でお山トンネルを作って関わっていきました。
砂場には低年齢の子どもたちも沢山遊んでいる場所なので、お山トンネルが出来上がってくるにつれて集まってきました。
一緒のスコップを持ってきて同じように作ろうとしていたり、お水をかけようとしていたりしました。
小さなお友達がやっている事に対して「ねぇやめて?」と強い言い方になってしまうこともあるのですが、「ありがとう」や「そこはちょっと違うんだけどな~」と少し嫌だなと思うことがあっても相手に思いやりを持って工夫した声掛けをしてくれている場面がありました。
自分の思いもありながら、相手の気持ちに寄り添える温かい関わりが素敵でした。
時には保育士に甘えたいという気持ちを受け止めることでも、優しい気持ちになれるのかなと感じ、こちらまで自然と笑顔にさせてくれる子ども同士の関わりでした。(B・K)
◆恐竜博物館10 (にじグループ)

週明け元気に登園した子どもたち。
今日は今まで作ったり描いた事のない恐竜作りをやってみたいとのリクエストが上がりました。
そこで手形で恐竜を描いてみる事に。
何色か用意した絵具の中から好きな色を選び、自分の手の平に塗り、画用紙にスタンプします。一色で描く子、手の平と指の色を変える子、手の平全体に様々な色を塗り模様を楽しむ子とそれぞれです。恐竜の形がイメージ出来ると「恐竜になってきた」と声をあげ、指で甲羅を付け足したり、クレパスで目や口、空や木々など風景を描き、思いおもいに表現していました。
女の子は「ここは何色にしようかな?」と色彩を考える子が多く、男の子は現実的に「そんな恐竜、本当はいないよ」と言いながら取り組む子がいたのが印象的です。
でもしばらくすると、恐竜の形が描かれる事より色使いが楽しくなってきたようで、「今度は違う色にする」「色んな色を混ぜてみよう」との言葉が聞かれ、本当の恐竜の色にこだわる姿はなくなりました。
自分たちが描いた色を見て、「孔雀みたい。きれいだね」「どうやってこの色になったんだろう?」と、同じ色になるよう色を混ぜて再現しようとする年長児2人や、「これは首長竜で、こっちはステゴサウルスだよ」と、あくまで恐竜を描く事に興味がある子など、楽しみ方もそれぞれな子どもたちです。でも「これは恐竜博物館に飾るからね」と、同じ目的の元に取り組む姿が頼もしく感じられました。
次回の作品作りも楽しみです。
O・Y


◆芋 (そらグループ)

今日は朝の集まりで実習生に紙芝居を読んでもらった子供達。
とても嬉しそうにしていました。
今日の日のために紙芝居を持って帰って家で読み方の練習をしていてようです。
子供達にその事を話すとさらに嬉しそうにしていました。
室内遊びの中に、数名ずつ「シルエット画」を行いました。
「人・車・犬・家」の四つの切り絵を自由に紙に貼りstoryを創作していくという遊びです。
個性が出る制作ですので子供達の世界を存分に楽しめると思います。
不思議な話だったり興味深い内容に子供達の創造性の素晴らしさを感じます。
園庭では、玉入れやかけっこ、畑観察などをする事を伝えました。
畑観察では試し堀で一つ芋を抜きました。
「食べたい!」と収穫したら食す事につなげる子供達です。
玉入れは全学年で楽しみました。
園庭に一つ新ゾーンができたぞ?と集まり出しました。
かけっこは、ドーナツの丸を二つ引きました。
自然と駆け回る子供達の姿に、やる気十分といったところでした。
午後も園庭で元気よく遊ぶと子供達は言っていました。
室内にいた子供達も午後は園庭で遊ぶかもしれません。
どちらも無理なく楽しくを心がけていきたいと思います。
k☆y

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