◆9月12日(火)の子ども達
2017年09月12日 火曜日
◆廊下あそび (つぼみ)

今日は室内で遊ぶことにしました。先日、ふじ組の子どもたちが廊下でコンビカーを使って遊んでいるのに興味津々だったことを思い出して、廊下で思いっきり元気に遊ぼうと廊下に向かいました。
最初は呼びかけてもなかなか廊下に出ようとしませんでしたが、徐々に出てきました。廊下にはボールハウスやトンネル、コンビカーがありました。つぼみのお部屋を出るとすぐにボールがたくさん入ったテントに入ってボールを掴んだりする子がいました。
そのままテントを通り越してトンネルに遊びに来た☆ちゃん、トンネルの中をくぐるのは慣れたものとニコニコとハイハイで通っていました。その先にコンビカーや押し車を発見しコンビカーを押してみたり遊んでいました。そのうち自分からコンビカーに上手に乗って運転をしていました。
段々と廊下に出てくる子たちも増えてコンビカーの所に集まってきました。押し車に興味を持つ子もいて上手に押してみたり乗ってみたりと楽しく遊んでいました。
廊下には興味を惹かれる物が色々ありました。非常灯の光はとても綺麗に見えたのか、それとも何か不思議なものに見えたのか、非常灯の光に集まっては光に触ってまたコンビカーなどの元へ行き、いったりきたりと楽しむ子ども達でした。
廊下でたくさんハイハイしたり歩いたりコンビカーに乗ったりボールを追いかけたり、ボールを持ってのんびり眺めたりと思い思いに廊下あそびを楽しんで部屋にもどってきました。
だいぶ自分の思ったところに自分で行けるようになってきて色々な動きや仕草を見せてくれるようになりました。こんなこともできるようになったんだこんな動きも出来るようになったんだと発見の毎日です。y.n


◆園内を探検しました (ふじ)

今日は、雨が降っていたため部屋の中で遊びました。ふじ1組は朝の集まりが終わると、まずは自由画を皆でやりました。さっそくクレヨンを使って挑戦です。カラフルに色々な色を使ってお絵かきする子、鼻歌を歌いながらお絵かきする子、丸を上手に描いている子と様々です。その子一人ひとりの個性が良く出ていてとても面白いです。
自由画をした後は、部屋を出て園内を散歩、探検しに行きました。水槽の魚を少し見た後、階段を上がり2階に行きました。どの子も前よりも階段を登るのが上手になっていました。手すりにつかまり一歩一歩と登る子もいれば、手すりにはつかまらず階段につかまりながら手と足を上手につかって登っている子もいました。
自分たちの力で登りきると、少しだけうみグループをのぞきに行った後、きく組とたんぽぽ組のお部屋に行き遊びました。部屋の中でロフトの家で遊びました。ロフトは2階だてになっており子ども達は、自分だけの力で登りきることが出来れば、2階でも遊ぶことが出来るようになっています。いつもとは違った遊びに皆とても楽しそうに遊んでいました。
ロフトの1階の窓から顔をのぞかせ遊んでいる子、出たり入ったりして遊ぶ子と様々でした。2階に行きたそうに「乗りたいの!乗りたいの!」と言い何度も2階に登ろうとしている〇くんと△ちゃんがいました。二人とも足をかけ何とか上へと登ろうとしますが、なかなか上手くいかずなんだか悔しそうでした。
あともう少しでしたが、結局今日は登ることが出来ませんでした。ですが最後まであきらめずに挑戦し頑張った二人にはとても感動しました。また今度挑戦してみたいと思います。
沢山ロフトハウスで遊んだあとは、今度は階段を下りふじ組の部屋まで帰ります。階段の下りも皆慎重にゆっくりと手すりにつかまりながら上手に降りていました。部屋に帰った後は、ふじ2組と3組の子と一緒にシール遊びやコンビカーで遊びました。部屋の中で沢山遊んだ子ども達でした。(T.S)

◆ やさしい気持ち (きく)

今日は、子どもたちのやさしい気持ちをたくさん感じる場面がありました。
9月の身体測定をした際の出来事。
看護師が廊下に身長計・体重計を準備すると、やる気満々の子はすぐに廊下に集合!!
自分で洋服を脱ぎ、準備を進めていきました。
近くでうまく腕が抜けなくて困っている子がいると、さりげなく袖を引っ張ってあげたり、「大丈夫?」と声をかける子がいました。
まだまだ、自分のことで精いっぱいの中、友だちを気遣う気持ちが持てることに心が温かくなりました。
室内遊びの場面でも、子どもたちの優しさがあふれていました。
ブロックをしていた子どもたち。
一緒にお家や車などを組み立てていきます。
その中で、思うようにブロックがハマらなかったり、つけてもすぐに外れてしまう子がいました。
「もう!」と声が出てしまうくらいイライラモードの所に、「ここ、通ってもいい??」と車を走らせていくと、気づくと一緒に車を走らせたり、「もっと大きくする!」と張り切りだし、さっきまでのイライラが嘘のようにいい雰囲気に変わっていました。
近づいた子は、和ませる気持ちはもしかするとなかったかもしれませんが、イライラしていた子にとっては、とっても優しい気持ちが伝わったのではないでしょうか。
ダークルームでは、蛍光色のマグネットを使って、色々な形を作っている子どもたちがいました。
作った形に光を当てて、そのマグネットをどかすと形が残ることを覚えた子どもたち。
汽車や車など、思い思いに作っていました。
その中で、長方形と三角をつなげたものを見て、「ケーキができた」と喜ぶ子がいました。
そこで、「昨日、〇先生がお誕生日だったから、もっと大きくしてお祝いしようよ!」とこっそり提案すると、子どもたちもやる気満々で準備が始まり、出来上がると保育士を呼んできてハッピーバースデーを歌ってお祝いをしました。
すると、その中の一人が、「じゃあ、次は◇先生の誕生日ね!」と計画し、きく組の子どもたちではなく、保育士が一人ずつお祝いをしてもらいました。
自分たちよりも、周りを喜ばそうとする子どもたちの優しさを感じて、とっても嬉しい気持ちになりました。
日々に追われ、私たち保育士も子どもと同じように、事がうまく運べずイライラしてしまうこともあります。
そのたびに、「いけなかったな」と反省するのですが、今日の子どもたちの優しい気持ちに触れ、相手の心を和ませるような関わりをしていきたいと心から思いました。
私も、子どもたちに優しい気持ちが伝わるように、心に余裕をもって過ごしたいと思います!
(E.Y)


◆しんたいそくてい (たんぽぽ)

クイズです。「今日は、何をするでしょう?」
「かんごしのせんせいが来ます」「ようふくを脱ぎます」
まだまだ、なにをするのかわからない児がたくさんです。よ~く考えた◎ちゃんが、「おおきくなったかな」と答えてくれました。大正解です。
今日は、正しい答えを教えてみました。『しんたいそくていをします』
「へんたいとくへい?」と〇ちゃんが元気に答えてくれました。
「しんたいほくてい」と惜しい△くん。
聞いた言葉を真似する。むずかしいですね。
今日の◎ちゃんの連絡帳に・・・「最近、どんぐりころころをよく歌います。『やっぱりお山が恋しいとがやっぱりお腹がおいしいと』『ぼっちゃんがもっちゃん』と言い間違いがほほえましくて、訂正してません。」と書いてありました。
言葉を覚え、使ってみたくて。この時期にしか味わうことのできない可愛さを、今日の朝の会でも味わうことができました。
うまく言えないことが可愛くて、「せ~の、しんたいそくてい」と3度も言ってしまいました。
身体測定にも、だいぶ慣れました。洋服を自分で脱いでみる、たたんでみる、終わったら着る。少しずつ上手になりました。
今日はひとつ。測ってもらう前に、名前を言う。ことも伝えてみました。
恥ずかしくて言えない児もいましたが、ほとんどの児が名前を伝えることができました。
看護師も一人ひとりに、「☆くんなの」「※ちゃんねぇ」と丁寧に答えてくれ、子どもたちも嬉しそうでした。
身体測定後は、室内でゆっくりと遊びました。(M.C)

◆音楽ってたのしい (もも)

徐々に秋らしい季節になってきました。音楽クラブも秋を感じられる内容へと変化しています。
今日の音楽クラブは、『どんぐりころころ』と『むしのこえ』の二曲がメインです。
「この曲知っているかな?」と講師がピアノを弾きます。メロディーが流れたとたん『どんぐりー!』と自信満々に子どもたちは答え、「正解。みんなすごいね~」と褒められたものですからにっこにこです。ピアノに合わせて歌い、素敵な歌声を披露してくれたので今度はメロディーに合わせて体を動かしていきました。
腕をくるくる回しながら歩くのですが、腕はくるくる・・・足はメロディーに合わせて・・・と違ったリズムになり、どうしても腕が早く回転するものですからその流れで足も速くなってしまい、いつのまにかどんぐりの散歩から徒競走になっています。
どんぐり役の子ども達の速さが凄いので「事故になってぺっしゃんこになっちゃうよ」と言われるとそれを聞いた数人がぺしゃんこになったどんぐりを体で表現し始めました。その姿は連鎖していき気づけば全員がぺっちゃんこ・・・音楽に合わせるだけでなく、発せられた言葉を自分たちなりに表現する力に驚いてしまいました。音楽クラブの楽しみ方を教えられた気がします。
ぺしゃんこになってしまいましたが、無事に元に戻り散歩も再開。無事に目的地に着いたので今度はメロディオンで秋の音楽を感じていきます。
子どもたちはよく知っています。「これなんだ?」と楽器を見せられ『メロディオン!』とはっきりと答えられる子もいます。お部屋でもメロディオンに触れる事があるのでそういうところで覚えたのでしょう。使い方もこちらが伝える前から分かっている子がほとんどです。
講師が弾くピアノに合わせて一音ずつ子どもたちも弾きます。
かえるの合唱は低い〈ド〉を・・・
どんぐりころころ・むしのこえは〈ソ〉を・・・
ミッキーマウスマールは高い〈ド〉を・・・
それぞれの一音をメロディーに合わせて弾くだけで曲に合って自分たちが弾いているようになります。その不思議に気づいた子は『わたし上手でしょ?弾いてるの』と嬉しそう。
一気に楽器と音楽の楽しさを感じられている姿が伺えました。
今日はいつも以上に集中しながらも楽しんでいる様子の子どもたちでした。
K・E


◆音楽クラブ (ゆり)

今日は久しぶりの音楽クラブ。
講師から「秋の虫って何がいるか知ってる?」と聞かれると「セミ」「キリギリス」「コオロギ」「スズムシ」と虫の名前が沢山出てきました。
その虫たちが出てくる”むしのこえ”の歌を教えてもらいました。
ピアノに合わせて歌い、今度は今まで音楽クラブで何度もやったことのあるメロディオンを使います。
何度も使っているという事もあり、置き方や弾き方をマスターしてるゆり組の子どもたち。
今日は”むしのこえ””ミッキーマウスマーチ””アンパンマンのうた””かえるのうた”に合わせてド・ミ・ソ・ド゜を使い分けて弾きました。
講師が弾く曲を聞いて弾き分けるのは大変ですが、曲が変わるとすぐに音を変えたりと子どもたちも慣れたものでした。
それができた時には「ドドソソ」と音を繋げて弾いてみたりもしました。
もちろん、わからない時には隣の友だちの様子を見てみたり、優しく「今ここだよ」と教えている姿もありお友達の存在のありがたさを感じる瞬間でした。
友だちの優しさに触れながら今日も音楽を楽しみました。
(K.H)
◆みんなで頑張る。 (ひまわり)

メロディオンを持ってスタートした音楽クラブ。
講師が話を始めると音を出さないようにと意識する子どもたちです。
園歌を行いました。
講師が音符を書いていくとすぐに園歌だと気づく子どもたちです。
子どもたちが音を出す場所は赤く○で囲まれた部分でした。
最初は全員で口で練習し、一人でできる子どもたちは前に出てもらいました。
一人となると少し緊張気味の子どもたちでしたが、前に一人で出た子どもたちに拍手をしっかり行っていました。
いざ、メロディオンとなると手が次の音符を探すまでに戸惑ってしまい、遅れをとってしまう子どもたちでしたが、練習を重ねていくごとに上達していきました。
その後は鼓笛の話を行いました。
大太鼓や中太鼓、小太鼓など楽器の紹介があり、子どもたちは大興奮です。
楽器を選ぶ前に年長児だけしかできないというお話を聞きました。
身体がしっかりしてきた年長児だから持つことができる、みんなが好きなようにバラバラにやっていたらどうか、と考えた子どもたちは、「みんなで頑張る」「一生懸命やる」「あきらめない」と言葉が返ってきました。
去年の年長児の姿を見ていたこともあり、やってみたい、という姿が見受けられます。
しかし、『やりたい』だけではなく人の話を聞き、頑張って練習するという課題にぶつかりましたが、子どもたちは全員で頑張ると答えてくれました。
これから楽器决め、練習を行っていく中で子どもたちと共に乗り越えていきたいと思います。
(A,Y)

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