◆9月1日(金)の子ども達
2017年09月01日 金曜日
◆大きな成長をより感じた一日 (つぼみ)

今日から9月。
ここ数日、秋風を感じるような天気で、今日も朝から過ごしやすい天気だったので、早めに本五ふれあい公園にお散歩に行ってきました。
戸外に出かけることが分かっている子どもたち。保育者の動きをよく見て「靴下を履かせて」と声を出して、出かける準備をしたいと声を出し伝えてくれます。
お散歩に出かける前にホール前でみ仏様に挨拶をしてから、出かける光景もよくわかっており、保育者の声に合わせ合掌しながら礼をしている子が出てきました。
じっとよく見て、真似てみるこの光景も成長を感じます。
大きな成長と言えば、公園の芝生に行くと初めは、座って観察し「ここは、楽しく遊べる場所か」とみんなが様子を見てからひとり二人と動き始めました。
お散歩カーに掴まり伝い歩きを始める子、ボールを握って転がしたものをハイハイで取りに行く子、ハイハイで移動し始める子、歩いている子を見て立ち上がると保育者に支えてもらいながら歩く気分を楽しむ子と以前遊びに行った時よりも一段と活動する姿が盛んに見れます。
少し前まで座って外気に触れるだけで満足していた子もハイハイや伝い歩きなど自分が出来る方法で思い思いに楽しく遊べていました。
友だちが遊ぶ姿もよく見ており、側に移動すると同じようにやってみるような姿を見せたり、保育者の真似をして「おいで」と言っているかのように声を出したりと短い時間の中でもみな、大満足そうな顔を見せてくれました。
保育室でも動きがより出て日々成長を見せてくれる子ども達。
これからもたくさん体を使って遊ぶ楽しさをみんなで感じていきたいと思います。
日々の成長に感動する保育者たちです。
(N.Y)


◆秋の涼しさを感じながら遊びました (ふじ)

すっかり秋の気候です。涼しい風を感じて気持ち良く遊びました。
ふじ組に新入園児のお友だちが来ました。朝の会でご紹介。他の子どもたちも「あーなたのお名前は?」の問いかけに「〇〇ちゃんです」「△△」とお返事をしてくれました。新しいお友だちを気にして見たり、名前を呼んでみたりと、嬉しそうです。
園庭に行きました。靴下や靴を履くこともマスターしてきています。履けない時は「できない」と伝える姿もあります。〇ちゃんは新入園児の友だちに靴を渡していました。優しい気持ちがにじみ出ています。
ゴーヤを見つけることが日課になっている△くん。今日も大きなゴーヤを見つけて保育士に見せに来てくれました。ゴーヤを収穫すると、大切に片方の手で持って走ったり虫を見つけたりして遊びます。今日はそのゴーヤを使っておやつの時に調理して食べてみようと思います。子どもたちの反応が楽しみです。
砂場での遊びも発展してきているように感じます。「アイスクリーム」と言ってカップに砂をつめてみたり、石や木の実をトッピングしてみたり、ログハウスの中でお店ごっこのようにして遊んでみたり、自分の作ったものに意味を持たせて遊ぶところに成長を感じました。
(s.m)


◆ありさんとあおむしさん (きく)

今日は、園庭で遊びました。木の実をたくさん拾った☆ちゃんが、「ありさんにあげたい」と言っていたので、〇ちゃんと一緒にありの巣を探しに行ったことからはじまりました。園庭のいろいろな場所に行って、ありの巣を探しましたが、なかなか見つかりません。
しばらく探していると、保育士が木の枝にあおむしを見つけ、きく組の子どもたちで葉っぱをあげて、食べている様子を見ました。その様子を見ていた☆ちゃんが「あおむしさん、これ(木の実)食べる」と保育士に聞き、「あおむしさんのお隣に置いてみる」と聞いてみると、「やっぱり、ありさんにあげる。葉っぱ食べてるから」と答えてくれました。
あおむしの様子を見た後に、あり探しが再びスタートしました。歩いていると、大きな木の丸太に穴が開いていたので、「この中にいるかな」と保育士が伝えると、☆ちゃんと〇ちゃんは「掘ってみる」と言って、シャベルで掘ろうとすると、「穴が小さいから掘れないね」と〇ちゃんが言いました。
その様子をたまたま見ていた◇くんが「これ(木の棒)使ったら」と教えてくれ、〇ちゃんと☆ちゃんは早速掘ってみました。すると、中から、石や砂がたくさん出てきましたが、ありは出てきませんでした。
掘っているうちに、「トトロのトンネルみたい」と☆ちゃんが言いました。すると、〇ちゃんが「となりのトットロ、トットーロ」と歌いはじめ、それを聞いた☆ちゃんも一緒に歌いはじめながら、穴を掘っていました。
その後、木の下に小さなありを見つけ、☆ちゃんが「ありさん、見つけたよ。ありさん、たーべーて」と言って、ありの前に木の実を置いてみました。しかし、ありは木の実の横を通過し、食べませんでした。それを見た☆ちゃんと〇ちゃんは「食べないね。きっと、おなかがすいてないんじゃない」とお話していました。持っていた木の実は、「持って帰る。宝物にする」と言って持って帰っていました。
子どもたちは、お友だちとの遊ぶ楽しさをたくさん味わう機会が増え、「一緒に」ということが増えました。その中で、遊びを通しお互いに学びあいながら、園生活を増やしています。そこに、保育士も見守ることで、子どもたちの行動や気持ちが大きくプラスの方向に行くように感じられました。
感じられた理由として、子どもたち同士で話し合い、どうするのか決め、子どもたちで考え動く、そこから生きる力や感性の成長が、子どもたちのあり探しの様子を見て感じられたからです。これからも、子どもたちと見守りながら、子どもたちと学びあいながら成長していきたいと思います。(K・K)


◆喜び (たんぽぽ)

今日から9月がスタートです。久しぶりに園庭で遊ぶことにしました。
最近子どもたちも何か気持ちの変化があるようで、朝お母さんから離れるのに時間がかかることがあります。ですが気持ちの切り替えもできるようになってきた一つで、「今日は園庭に行こう」と言葉を添えると引きづらず遊び始めます。
今日は涼しそうだったので子どもたちに園庭に行くことを提案すると「園庭で虫を探そう」という子もいました。園庭に行くとふじぐみの子が蝉を持っていて、たんぽぽの子たちもすぐに反応。片方の羽が切れていて跳べなくなっていた蝉ですが、地面に置いて動くのを観察したり、木の枝でチョンとしてみたり、羽をバタつかせる蝉に「うわわわわ~」と大喜びの子どもたち。以前触れるようになった〇くんが触るのを見て、△ちゃんも触っていました。初めてにしては怖がらずに触っていたのには驚きです。
一方、太鼓橋も久しぶり。登れるようになっていた子はスイスイ登っていきます。この夏に体力も付き、◇くんも挑戦すると少してこずりましたがコツをつかみあっという間に登れて、とっても嬉しそうに「やったーやったー」と喜んでいました。
ジャンプにも挑戦しましたが、なかなか飛べず、、、そう簡単にはいきません。
ですが、登れた喜びが「登れたよ、滑り台すべってくるね」と楽しい瞬間にもなっていて、そんな楽しい瞬間がたくさん増えていけるといいなと思いました。
(K.E)
◆うみグループ祭 (うみグループ)

今日は、お部屋でお祭り「うみグループ祭」が開催されました。
出店の種類は、射的、ホットドッグ、りんご飴などの食べ物屋さん、輪投げ、金魚すくいです。今日の為にと子どもたちが主体的に準備しました。
また、お祭りゾーンの一角には、うみグループのベランダで収穫したゴーヤの試食ゾーンを用意しました。
保育士がフライパンでゴーヤを調理していきますが、食欲をそそられる香りに子どもたちは「すごい!本当のお祭りだ!」「先生ありがとう!」などと、大興奮です。
出店の運営は、年長児が主体的に行いましたが「交代でやろう」と自分たちでルールを決め楽しむ姿には、本当たくましく成長を感じさせられました。
このような温かい環境なのでお客さんになった年少・年中児も安心してお祭りを楽しめたことと思います。
心行くまでお祭りを満喫した子どもたち。
「あー楽しかった。作ってきてよかった」「今度は、もっとお店増やそう」「他のグループの子も呼ぼうよ」
などと、嬉しそうにお話ししていました。達成感や皆で一つのことに取り組む楽しさなど様々なことを感じることができたのだと思います。
これからの遊びの発展が楽しみですが、このような子どもたちの主体的な経験、学びの場を大切にしていきたいです。
(T.N)


◆恐竜博物館8 (にじグループ)

恐竜作りに意欲的な子どもたち。
登園後、〇くんはすぐに「恐竜つくる」と笑顔を見せます。
朝の集まりで何を作りたいか共有していき、今日は恐竜を描いた『はじき絵』の続きをする事になりました。
思いおもいにクレパスや絵具で色付けしながらも、子どもたちはイメージを共有しています。
「草食恐竜がお腹すかないように、葉っぱや木をいっぱいにしよう」
「トリケラトプスが飛んでいるのはお空だから上は青く塗ろうよ」
「いいね。じゃあ下は緑ね」
「黒も塗りたい」「黒はダメ。絵が消えちゃうから」等、子ども同士で確認し合いながら作業は進みます。
その横では年少児3人が図鑑を開き、恐竜について調べたり自分の知っている知識を伝えあったりと、静かな盛り上がりを見せていました。
恐竜作りを通して子どもたちの繋がりが密になり、年齢を超えて認め合う事が多くなりました。
そして恐竜だけに留まらず、何かを調べる事に熱中したり、自信を持って発表する姿が増えています。
子どもたちが知的好奇心を満たし、自信に繋げて更なる意欲へと発展させていく過程を、今後も応援し見守っていきたいと思います。
O・Y


◆出る (そらグループ)

今日は、朝の集まりで歌を歌いたいという子供がおりギターとピアノの伴奏でいつも歌っている歌のリズムを変えたり、子供達がよく口ずさむ歌謡曲を演奏してみたりと朝から音楽であふれていたそらグループでした。
子供達が口ずさむ歌は歌詞は違えど音程やリズムはあっているので子供の持つ力(吸収力と発揮力)は素晴らしいと感心するばかりです。定期的にクラスに入っていただくリアンの保育者が子供の歌声を聴くと成長を感じると共感しておりました。歌を聞いて感動し泣いていた保育者もおりました。以前の姿と今の姿を客観的に見られる為、変化がわかりやすいようです。私たち自身も子供の成長を感じられますが、リアンの保育者の視点を教えていただける事で見えない感動を共有し子供達の成長を目の当たりにしています。
常時、一緒に過ごしていることの良さと、そうでない部分は必ず生じてくると思います。それは、ご家庭でも同じことなのかもしれません。子供達一人一人を保育者が一人で見るのではなく皆で見ていくことの重要性を改めて感じます。良い悪いも一人の目線(価値観等)だけでは、見える部分が限られてしまいます。
子供達一人ひとりを大切にするからこそ保育者も一人ひとりを大切にできるチーム保育の大切さを感じました。
歌を歌った後は、ダンスがしたいという子供がおりました。
楽しい気持ちになったらそれが連動していく事をよく感じます。天気のせいでしょうか、今日はとても元気の良い子供達でした。園庭に行ける事を伝えるとほとんどの子供が帽子をかぶり準備をしています。
園庭では虫取りや砂場遊び、スーパーボール遊び、追いかけっこ、玉入れ、自由遊びをしました。
最近のブームはスーパーボールを転がして遊ぶ事です。バウンドさせて的に当てて見たり、カゴに入れて見たり・・・。集中して何かを行う遊びが今人気のようです。集中力を高めながら何度も投げ入れる姿には感心します。100回やって1回入るか入らないかではないか?と感じるような事(内容)にも挑戦しようとします。ここでも子供達は自分ルールで順番を決めています。順番を決めるのは年長児です。それはもう理不尽な順番決めであったりもしますが、あえて大人が訂正させようとは思いません。子供達の様子を見てから大人側からの訂正が必要であれば行いますが、最初からこうしなさい、ああしなさいとはなるべく言わないように心がけています。私たち保育者がいない中での遊びの方が自律をしていくと感じます。ズルをして、卑怯をして、傷つけて、威張って、怒って、失敗して・・・・。
沢山失敗して何が成功なのかを見つけられる事を大切に出来たらと思います。
良い事、悪い事を全く伝えないわけではないのですが、君はどう思う?私はこう思う。僕はこう思う・・・というふうに色んな視点や考えをマルバツではなく子供達と共有できたらと感じます。
先日、飛行機に乗った子供が機内食について話してくれました。
「お子様弁当が出たんだよ」と嬉しそうでした。それを聞いた他の子供が「ジュースもでるんだよ!」と言いました。次に「お菓子も出るんだよ!」と。
それを聞いていた年長児「お熱も出るんだよ!飛行機乗ると」。
確かに以前、お熱で飛行機に乗った事を言っていました。
日本語って難しい。
k☆y
Posted in 園のこだわり