◆9月30日(土)の子ども達
2017年09月30日 土曜日
◆一緒じゃないけど、一緒だよ。 (つぼみ・ふじ・きく・たんぽぽ)

土曜日に顔を合わせる友だちをしっかり覚えてきています。
きく・たんぽぽ組の子どもたちは、遊びの中で自然とつぼみ組やふじ組の子の名前を呼んでいます。
0歳から2歳までの自然な異年齢での過ごし方が見えてくる土曜保育です。
園庭で遊んでいると、幼児組がみんなで出てきました。でも、園庭で遊ぶのではないようです。お散歩に行くということでした。みんないい顔をしています。ちょっとした特別感を味わっているようです。
それならば私たちもちょっと特別感を・・・ということで、今日は三輪車を出してみました。
広い園庭を走りたい放題です。
きく・たんぽぽ組が楽しんでいる姿を見て、つぼみ組やふじ組も三輪車に近寄っていきます。
乗るところから大冒険のはじまりです。なんとかかんとかまたいで乗ってみたものの、そのままピタッと固まりました。まだ進むのは難しかったようです。
でも、特別感は味わえました。
きく・たんぽぽ組は園庭中を三輪車で探検です。
ちょっとした段差やでこぼこ道もなんとか工夫して乗り越える姿はとてもたくましいです。
時より転んでしまうこともありましたが、泣き声は聞こえてきません。
むしろ、倒れてしまった三輪車のタイヤを手で回してみて「壊れちゃってないかなー?」と三輪車の心配をするほどでした。
それぞれ思い思いに園庭で遊んでいますが、知っている顔同士、たまに顔を合わせてはにっこりほほ笑む時間もあります。
一緒に遊んでいなくても、一緒に過ごしていることを子どもたちが一番よくわかっているのかもしれません。
子どもたち同士の遊びの世界から、時々保育者のところにやってきてくれることがあります。
一緒に過ごす一員に私たち保育者も入っているのだなと、改めて感じさせてくれる場面です。
そんなありふれた関わりも、当たり前ではないのだなとかみしめながら、大切に関わっていきたいです。(I.E)


◆みんなで (幼児)

今日は、幼児14名で島忠ホームセンターへ行ってカブトムシの土を買いに行ってきました。
天気も良く、涼しく、ちょうど良い環境の中のんびりとお散歩ができました。目的地まで川沿いを通って行ったのですが、みかんの木を見つけたり、丸の内線の電車が見られたりしました。どんぐりを発見した児もいて、手を繋いでいるお友だちと『どんぐりころころ』の歌を歌いながら歩いている姿は微笑ましく感じました。
平日と比べ、お客さんが多かった為、ぶつからないように気を付けながら店内を歩きました。カブトムシの土はペットショップコーナーに売っていた為、犬や猫、モルモットや魚などをショーケース越しで見ることができました。
その場に立ち尽くしてじっと見ていました。ちょうどハリネズミの小屋を掃除しているところで、店員さんが小屋の中からハリネズミを取り出していました。
「わぁ可愛いね。」
「丸くなって顔が見えないね。」
「チクチクして痛くないのかな。」
など思ったことや疑問に感じたことを言葉にする子どもたち。店員さんもこのハリネズミは特に警戒心が強いから身体を丸めて身を守っているのだと教えてくれました。
沢山癒されて、土を購入し育子園へ帰りました。ゆり組の〇くんとひまわり組の△くんが購入した土の持って帰ってくれるとのことでお任せすることにしました。二人はビニール袋のとってを片方ずつ持って歩くペースを合わせながら仲良く持って帰っていました。半分くらい歩いたところで○くんは腕が限界のようでした。保育士が持とうかと声をかけると△くんが「大丈夫。」と一人で持ち、さらに車道側を歩くために手を繋ぎ帰る逞しい姿に感心しました。楽しい時間を過ごせました。(K.Y)


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