お父さん同士のネットワーク
2017年08月15日 火曜日
先月、育子園でお父さんの集まり、“育メン会”が夕方から行なわれました。3年目の育メン会に約30名のお父さんが集まってくれました。
学校、幼稚園、保育園関係のPTA、保護者会などは、多くの場合お母さん方の努力によって成り立っているのではないでしょうか。
この育メン会でお父さん方が楽しく語り合いながら懇親を深めて頂けました。お父さん同士のつながりが太くなっていくのが感じられました。
このお父さん方は育子園の年行事に積極的に参加され、中心的な役割を果たして頂いています。
このようにお父さんを中心に運営されるのは、今まで私の経験の中では地域に根ざした行事の時がほとんどでした。保育園や学校関係にお父さん方が集まって、自主的に進めていくというのは初めてのことでした。
お父さん方が繋がりあうことで自然に保育に対する理解が深まり、子供たちにも安心感が広がっているようです。このような積極的な関わりによって保育の認識が深められていることを感じさせていただいています。
この育メン会に参加しているお父さんは、保育士とも交流がなされ信頼関係が深まっています。
『保育所保育指針』に“子育て支援”が取り上げられてており、保育所の役割であることがあらためて確認されています。この支援を進める時に大事なことは、‘相互に理解を図るように努めること’と記されています。一方的な支援は、ともすると相手に不信を与えかねません。
育メン会に携わったことで、日ごろからの関わりによって信頼関係を築いていくことが、いかに大事なことであるかをあらためて分からせていただきました。 副園長 田中
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