支え合う保育士たち
2017年08月21日 月曜日
土曜日は予定より子どもたちが少ないと、保育士が十分足りており、保育に入らなくてもいい時があります。そんな日は、それぞれ交代で保育室を抜け、普段できない仕事や溜まっている仕事をやったりしています。
ある土曜日のこと・・・。その日も登園している子が少なく、職員が抜けて仕事をしていました。しかし、ある事情により、急きょ、帰宅する保育士がいたため、交代で抜けるはずの保育士が、抜けられなくなってしまいました。
抜けるはずだったその保育士に、事情を話すと、即「大丈夫ですよ」と快く承諾してくれました。きっと、立てていた予定が大きく狂ってしまったと思いますが、不満そうな顔も見せず、笑顔で答えてくれたのです。
その時には、「ありがとうございます。助かります」とお礼を伝えただけでしたが、あとからじっくりと振り返ってみると、臨機応変に対応できる素晴らしさと共に、自分の事はさておいても、人のために動いてくれたのだと気づきました。
その保育士を通し、変化することへの適応力の大切さ、そして、同じ出来事でも自分が犠牲になったと捉えるか、人の役に立てたと捉えるか・・・など、今の自分に置き換え「普段の私の心はどうだろう」と深く内省することができました。
保育主任
Posted in 三感ブログ