特定の大人
2017年08月04日 金曜日
0歳児クラスの保育室に行くと、子どもたちは笑顔でお出迎えしてくれます。0歳児クラスには、担任ではない他の職員たちも、ちょくちょく顔を出します。子どもたちは、疲れた心を癒してくれるパワーを持っています。
勿論笑顔ばかりではなく、時には、不安や不快から泣いて訴えているときもあります。そんな時は、抱っこして、スキンシップをとりながら「どうしたの?おなかがすいたかな?」など声をかけると、担任ではない私にも心を許してくれているのを感じます。
保育所保育指針の乳児保育に関わるねらい及び内容の中に、『特定の大人との応答的な関わりを通じて、情緒的な絆が形成される』とあります。
この、『特定の大人』と言う文字だけを見ると『親や決まった担任』と言う風に捉えそうになります。しかし、子どもたちの姿を見ていると、決してそうではなく、安心して応答的な関わりができる大人がたくさんいるということは、情緒的な絆が形成されるために大切なことだと思います。子どもたちの姿がそう教えてくれます。
保育主任
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